GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

ワット・プラ マハタート

2007年10月31日 23時36分10秒 | トラベルフォト
タイ、アユタヤの寺院跡、ワット・プラ マハタートにある有名な仏頭です。
木のたもとに気付かれないまま放置された仏頭が、まるで木の根の一部として取り込まれてしまったようなこの情景。
戦乱の後の長い年月を経て、おだやかに自然と一体化したこの佇まいを前にしていると、肌を刺すほどの日差しの暑さが、少しだけ和らぎました。
しかし、1767年のビルマ軍(当時)による寺院の破壊や、仏頭の持ち去りから偶然逃れた仏頭のこの姿。
おだやかに微笑む仏陀の表情は、人間の愚かな行為すべてを包み込むようなやさしさにあふれています。
ただ、悲しい歴史の背景を知ると、やはり手を合わさずにはおれません。

BMWザウバー F1 (F1/2006)

2007年10月31日 02時41分36秒 | スポーツ
2007年のF1、最終戦ブラジルのインテルラゴスで、史上類を見ない劇的なレースの展開の後、高まる気持ちと、シーズンが終わった寂しさを残しながら幕を閉じました。
フェラーリが断トツでコンストラクターズ・チャンピオンの座を射止め、続く2位に食い込んできたのは、ルノーでもホンダでもなく、意外な伏兵 BMWザウバーでした。
こちらの写真は昨年のマシン、F1/2006ですが、今年と同様白と濃紺のコンサバティブなコンビネーションカラーが、とても硬派な印象の実直なチームです。
昨年彗星のように現れた新世代F1パイロットたちの一人、ロバートクビサも乗っていたこのF1/2006。
意外なほど空力パーツが数少なく、どことなくあっさりした印象ですが、その実力は本年度2位という実績で証明しました。

開山堂と落ち葉

2007年10月29日 23時33分16秒 | トラベルフォト
毎年二月に行われる、お水とりで有名な東大寺二月堂。
その西側に位置する開山堂の外壁の瓦の上に舞い落ちていた、真っ赤な落ち葉です。
残暑が長かった今年の夏は、秋の訪れを随分後ろへと遅らせました。
周りにまだ緑の木々がたくさん残る中で、この紅葉。
黒瓦のキャンバスに見事に映えるこの紅色が、眩しいほどに目にとまり、紅葉狩りの季節を先取りをしたような、ちょっと得した気分になりました。
瓦の黒と漆喰の白。苔の薄緑に紅葉の赤。
紛れもなく、日本の美しい色彩です。

秋明菊(しゅうめいぎく)

2007年10月28日 18時16分03秒 | 
奈良県橿原市のおふさ観音を訪ねた時に咲いていた、白い小花がかわいらしい秋明菊(しゅうめいぎく)です。
おふさ観音本堂の脇をを通り奥に進むと、日本庭園「円空庭」へと続いています。
庭の突き当たり、「茶房 おふさ」の手前に小さな手水鉢があり、その足元からそっと咲いていた2本の秋明菊。
白い花びらがどこか頼りなさげで、なんとも初々しい花だと思っていましたが、実はこの花弁、花ではないのだそうです。(↓)
しかし、花びらであろうと萼片であろうと、気持ちが移れば、やっぱりきれいな花なのです。
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今月の特集-シュウメイギク-

Cyber-shot DSC-T2

2007年10月27日 17時25分39秒 | デジタルガジェット
先日発表されたサイバーショットの新作、DSC-T2。
まるでインテリア雑貨のようなチャーミングなカラーとデザイン。
閉じるとフルフラットになるレンズカバーの、ステップスライド機構の感触も気になるところですが、キュートなピルケースか名刺入れのような、シンプルプレーンなカタチがいい感じです。
そして、ホワイト、ブラックに続く、T2のイメージカラーのライムグリーン。
外周に巻かれたシルバーのフレームに、キレのある色がとても映えています。
そして、4GBという大容量メモリーを本体に内蔵している点もユニークです。
薄くてBOXYな外観なのは、大切な思い出をたくさん詰め込むSWEET BOXということなのかも。
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Cyber-shot<サイバーショット>|DSC-T2

日産 New GT-R Vol.3

2007年10月26日 22時13分05秒 | 
クリーンルームの中で、たった一人の匠の技によって組み立てられるGT-Rのエンジン。
そのエンジンの高鳴りを体感するこのコックピット。
340km/hまで刻み込まれたスピードメーターに、このマシンの自信と誇りが静かに満ち溢れています。
グリップ感と快適な操作性を兼ね備えたステアリングからは、男心をくすぐるイメージがたち込めています。
その中央には、真っ赤な「R」の文字が、伝説の走りを極めた称号のように、ぴたりと収まっています。

日産 New GT-R Vol.2

2007年10月25日 22時56分04秒 | 
スカイラインから受け継がれたGT-Rのアイデンティティである、リアの丸目四灯コンビランプ。
ウェッジの効いたボディラインの勢いを後方でスパッと切り落とし、作り上げた面の中にカチッと収めた、彫りの深い4つの赤い眼。
抜き去った車に対して、GT-Rの強い存在感を残すために、とても大きな効果を上げています。
全身を一刀彫で形作ったかのような、潔さを持った無駄の無い造形は、体脂肪率4%のアスリートの筋肉のようです。
鋼とアルミでできた冷徹なマシンに火が点る瞬間、“走る機械”が“未知の生命体”に変わる予感がひしひしと伝わってきます。


日産 New GT-R

2007年10月24日 23時27分26秒 | 
日産の生ける伝説、GT-Rのニューモデルが初公開されました。
日本が誇るプレミアムスポーツカーは、次の時代を呼び込む新たな伝説を作るのか、答えは27日からの東京モーターショーでまもなく判明します。
777(トリプルセブン)のラッキーナンバーからの価格設定も、なかなか心憎い試みですが、遂に「スカイライン」の名前から解き放たれ、全く独自に開発された走行性能が注目です。
自動車に限らず、あらゆる製品が環境技術への配慮を念頭に考えなくてはならない現在、こうしたスーパースポーツカーがどのようにして自らの立ち位置を築いていくのか、数多くの車好きが問いかける大きな問題です。

ホンダ New フィット

2007年10月23日 23時15分28秒 | 
ホンダのドル箱スター、フィットが遂に登場です。
6年振り、満を持してフルモデルチェンジを果たしたフィットですが、その印象は意外なほどにキープコンセプト。
BMWミニとNew BMWミニのように、変わったところは一体どこなのか、間違い探しのような変化の度合いです。
しかし、ホンダ伝統のMM(マンマキシマム・メカミニマム)思想を、最もストレートに受け継いだフィットの魂に変わりありません。
55mm伸びた全長の寸法分のほとんどを室内空間にあて、キャビンを大きく前方にストレッチさせました。
この広い空間が生み出す開放感は、おそらく初代のものとは別格なのでしょう。
新開発の1.3リットル i-VTECエンジンと合わせて、もっと運転が楽しくなる車に生まれ変わったに違いありません。


Duomo(ドゥオーモ) Vol.3

2007年10月22日 22時41分21秒 | トラベルフォト
外壁に使われている白い大理石、通常は内装に使用されることが多いのですが、意外なほどデリケート。
当然のことながら風雨には脆いのです。
外の環境に長期間晒され続けるため、常に修復し続けなければならないこのドゥオーモ。
この時は運悪く、真正面のファザード修復の時でした。
しかしさすがはデザイン王国イタリア。
修復用のやぐらを覆うカバーに描かれた、巨大なイラストがなんともスマート。
空へ飛び立つ三羽の鳩に託した、抜けるような心地よさが、巨大な工事用の覆いであることを忘れさせてくれました。
最初は、大聖堂で何か絵画展でも行われているかと信じてしまったほどでした。
やはり、イタリア人のアートのセンスは無敵です。

Duomo(ドゥオーモ) Vol.2

2007年10月21日 22時24分46秒 | トラベルフォト
天を突くほどに白く聳(そび)え立つドゥオーモ。
その頂上は108メートルを超えるほどの巨大な建造物です。
あれこれとカメラアングルを決めようと持ち上げていた首が、すぐに痛くなってしまいました。
しかし、うっすらとピンクがかかった白い大理石の外壁は殊の外美しく、快晴となったミラノの空のスカイブルーとのコントラストが、とても潔い対比を見せていました。
人々を圧倒するような装飾彫刻の技術ですが、目の前にすると何故かやさしい。
威厳をもった父のような、確かな存在感を湛えた大聖堂です。

Duomo(ドゥオーモ)

2007年10月20日 20時08分38秒 | トラベルフォト
イタリアはミラノのドゥオーモです。
500年もの歳月をかけて完成した、ミラノのシンボルとなっているこの大聖堂。ゴシック建築最高峰の美しさを誇っています。
信じがたいほど緻密に彫りこまれた装飾と、天を向く135本の尖塔が競うように屹立する様は圧巻です。
よく見るとこの尖塔の先に、それぞれ一人づつ聖人が立っているのです。
そしてこの中央に位置する、最も高く大きな尖塔の上には黄金のマリア様がミラノを見下ろしています。
ミラノが愛するこの大聖堂は、マリア様によって街が見守られているのです。

ホンダ PUYO(プヨ) Vol.3

2007年10月19日 23時03分18秒 | 
見た目から、心地よい触感を醸し出しているホンダ PUYO(プヨ)。
快適性能は機能にも現れています。
腰を屈めなくても乗り降り自由な、フルオープンのガルウィング・ドア。
これほど広い開口を持った大きなドアならば、前後に二人同時に乗り込めそうなほどです。
そして、キャビンを全周水平にぐるりと回る、360°パノラマウィンドウ。
透明カプセルを被せたような球形の窓は、見上げれば、雨の日でも真夜中でも、素敵な光景が目の前に大きく広がりそう。
速くて美しい車もいいけれど、こんなユニークなシティ・コミューターの提案も大賛成です。

ホンダ PUYO(プヨ) Vol.2

2007年10月18日 20時10分16秒 | 
エクステリアがプヨプヨならば、インテリアもプヨプヨです。
液体が体を包み込むような感触のリラックスジェルシート。
スタートと同時にせり上がってくるインパネやコンソール。
考えるだけで楽しくなる、有機生命体のようなこのクルマ。運転をコントロールするのはゲームのようなジョイスティックです。
様々な仕掛けがまるで子供の夢のようなノリなのですが、出会った人を笑顔にさせてくれるこの楽しさは、クリエイターが忘れてはならない大切な気持ちです。

ホンダ PUYO(プヨ)

2007年10月17日 23時02分12秒 | 
とてもユニークなコンセプトカー、ホンダ PUYO(プヨ)です。
かつてこれほど“ひとにやさしい車”を体現している自動車があったでしょうか。
その名の通り、外観素材がプヨプヨなのです。
シリコンで覆われたやわらかボディと、どこにも角の無いエクステリアデザインは、間違いなく衝撃を吸収する新しいカタチです。
とにかく理屈とは関係なく、手に触れてみたくなるような親しみ溢れるこのクルマ、東京モーターショー2007で出会えるまであとわずか。
10月27日の一般公開で話題を呼びそうな一台です。
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東京モーターショー2007 もぎたてパーフェクトガイド - L-Cruise - nikkei BPnet