GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

2009年 暮れる空

2009年12月31日 11時05分17秒 | トラベルフォト
2009年、今年の漢字は「新」が選ばれました。
“新政権”“新型インフルエンザ”の新ということですが、“新”という言葉から受ける新鮮なイメージや、新しいことが始まるわくわく感がしない、不思議な「新」の年。
確かに、事業仕分けは斬新な試みでしたが、新政権の本当の成果が実感できるようになるのは来年以降、そのときこそ本当の新ということでしょうか。

さて先日、夕方外に出たとき、偶然見た夕焼けがあまりにもきれいだったので、慌てて家に戻り写真を撮りました。
今年最後の写真は、その夕焼け空。
きれいな夕暮れのあとは、きれいな朝日が見れるでしょうか。
素敵な年を期待したい2009年の暮れでした。

㈱杉村商店 PROGRESSIVE RACING FRD-340

2009年12月30日 10時39分57秒 | デジタルガジェット
日本で乗るんだからやっぱり日本車でしょ、となればここ、㈱杉村商店。
ブリジストンのANCHOR(アンカー)やパナソニックのSREE(エスリー)もいいけど、そうしたグローバルメーカーではなく、人工衛星までも作ってしまうモノ作りの町 東大阪で、ひたすら良い自転車造りに邁進する専業メーカー。
同社のスポーツバイクシリーズであるPROGRESSIVE RACING のFRD-340は、スピード系クロスとしては珍しく、街乗りに実用的なフロントのオートライトを標準装備。
フレームのカラーに採用した、ソリッド・オレンジのビビッドな色と相まって、
キュートなアクセントになっています。
そしてなによりも、ブランドにつけた“PROGRESSIVE(革新主義/進歩的な)”という名前が、㈱杉村商店の自転車にかける思いと、前に進み続ける“自転車”そのものの在り方を、よく表している素晴らしいネーミングです。

FUJI ABSOLUTE S(フジ アブソルート S)

2009年12月29日 23時39分17秒 | 自転車
サドル、ハンドルグリップはもちろんのこと、タイヤチューブまで真っ白!
そこまでやるか、と唸ってしまうほど、徹底して白に拘(こだわ)ったクロスバイク、FUJI ABSOLUTE S(フジ アブソルート S)のオーロラ ホワイト。
このシリーズ、カラーリングへの入れ込みようは、半端ではありません。
写真のホワイトや定番のブラックに加えて、Glitter(→きらきら) Pink、Lemon Yellow、Sky Blueなど、従来の自転車の概念を破るような、目に眩しいほど鮮やかなキャンディー・カラーをラインナップ。
いい年したオジサンには絶対無理めなファンシーポップなカラーも、元気印の女の子ならばピッタリフィット。
人々の思いの更に先を行くような、気持を楽しく弾ませる色を次々提案しているところに、アメリカで100年以上もの歴史を持つ“FUJI”ブランドの、バイク造りへの自信と感性が現れています。
    ↓
「ABSOLUTE S」製品詳細|Street Bike製品一覧|FUJI BIKE [フジ自転車]|株式会社アキボウ

KLEIN AURA X(クライン オーラ X)

2009年12月28日 21時30分54秒 | 自転車
アルミニウムという素材に徹底的にこだわったメーカーKLEIN(クライン)。
ZR9000と呼ばれる、軽量かつ高剛性の新素材アルミを使用して構成されたフレームは、芸術的とも言える匠の技で溶接され、まるで一体成型のようにも見える接合面の精度は、ため息が出るほど滑らかであると言われています。
そしてその美しいフレームの表面をさらに美しく飾るのが、他に類を見ない独自の塗装処理。
肌理(きめ)の細かいメタリックパウダーの中に偏光パールを混ぜ込んだような、深みのあるカラー。
光の当たり具合によって、マジョーラのように色相が鮮やかに変化するのです。
この塗装に出会って、一目でヤラれてしまう人が多いというのも頷けます。
米 自転車メーカー、トレックに買収されてからは、かつての独自色もなくなり、KLEINのブランド自体も消滅の運命の瀬戸際にあるようですが、この美しい製品のオーラは、未だ輝きを放ち続けています。

TOKYOBIKE(トーキョーバイク) SPORT 9s

2009年12月27日 15時35分34秒 | 自転車
癒し系の街乗りクロス、TOKYOBIKE(トーキョーバイク)。
クロモリのシンプルなチューブで構成されたフレームは、“自転車の原型”ともいうべきプレーンなカタチ。
加えて、SPORT 9sのシリーズ6色全色、光が反射してもギラつかないマットフィニッシュ。
色味を抑える効果の艶消し表面処理は、街中の空気にしっとり収まります。
ブラウン、ブラック、チャコールなど、大人っぽい渋めの色が多くを占める中、表面がマットならば、あえてこんな鮮やかなターコイズ・ブルーもいいかもしれません。
信号待ちによるストップ&ゴーが多い都会の街では、ロードやクロスバイクで一般的な700Cサイズではなく、やや小さめの650Cというタイヤサイズを採用しているTOKYOBIKE。
確かに、漕ぎだしや上り坂には有利である半面、需要も種類も少ないタイヤのため、いざという時の修理面でリスクはあるようです。
しかし、このMUJI的なシンプルシルエットと、ロハス・バイクともいうべき、実に自然体なTOKYOBIKEの世界観に共感したならば、このチョイスに後悔はないはずです。

Cannondale HOOLIGAN 9 (キャノンデール フーリガン9)

2009年12月25日 22時50分00秒 | 自転車
クロスバイクと共に、街乗りバイクとして人気を二分するミニベロ(小径車)。
そんなミニベロの中で最も眼を引いたのが、Cannondale HOOLIGAN 9 (キャノンデール フーリガン9)。
デルタVと呼ばれるキャノンデール伝統のフレームは、見るほどにカッコいい。
幾何形体を組み合わせたスタイリッシュなボディに加え、更に魅せてくれるのが“LEFTY(レフティ)”。
つまりは、フロントタイヤが左側だけで支えられた片持ち構造なのです。(車輪右側はフルオープン!)
自転車を正面から見ると、チェーン、変速機、ギヤ等、ほとんどのパーツは、通常右側に装備されています。
この偏ってしまった左右のバランスを均衡させるという目的で、フロントフォークの右側をカットしたという、大胆極まりない独自の構造。
こんなアグレッシヴかつ、大胆な設計思想から生まれた形は、ただそれだけでクールな存在。
“イカしている”と“イカれている”の間を、ギリギリのラインで製品に落とし込んだ、キャノンデールのエンジニアに深い敬意を示したいのです。

GIANT CITYSPEED(ジャイアント シティスピード)

2009年12月24日 19時11分18秒 | 自転車
続いての注目バイクは、GIANT CITYSPEED(ジャイアント シティスピード)です。
従来からの製品ラインから飛び出して、新たな自転車を創造する試みとして立ち上げられた“Giant Design Project”。
マイケル・ヤングをクリエイティブ・ディレクターに迎えて発表された数々のバイクの中で、昨年発表されたのがこのCITYSPEED(シティスピード)。
フロントのステムにはLEDフラッシャーを内蔵、また、シートクランプには赤色テールライトも専用設計で装備。
スポーツバイクにはあまり見られない、ハーフマットなシルバーフィニッシュのカラーリングも都会的で新鮮。
気をてらうことなく、細部に至るまでトータルでデザインされたこの新しいクロスバイクは、大人が選ぶのに相応しい洗練された佇まいを見せています。
さて、このレアでプレミアムなバイクは、一体どこへ行けば見ることができるのか…。
    ↓
Giant Design Project

COLNAGO IMPACT(コルナゴ インパクト)

2009年12月23日 16時23分29秒 | 自転車
ここ6年ほど、街乗りの足として愛用してきたクロスバイク、JAMIS ARAGON(ジェイミス アラゴン)。
気が付けばパーツのあちこちが痛んできて、タイヤ、ハンドル、サドル等のパーツを総変えを考えて試算をしたところ、意外に値が張るのに驚いてしまいました。
これを機に、新車へ乗り換えることを考え、いまどきのクロスバイクを調べ始めました。
難波にあるサイクルショップの方に色々話を聞いてみると、今、ピストが熱いのだそうです。
ピストバイクとは、シングルスピード(変速機がない)でノーブレーキ(!?)、フレームは極限まで細く、ロードのタイヤを備えた、つまりは競輪用の競技自転車のこと。
もちろん、誰もが気軽に公道で乗りまわせるような代物ではありませんが、このブームの影響で、直線的なシンプルフレームのバイクが人気上昇中だとか。
そうした背景はさておき、気になるブランドがCOLNAGO(コルナゴ)。
写真はCOLNAGOのクロスバイク、IMPACT(インパクト)。
この深紅のカラーリングを見れば分かる通り、イタリアの自転車メーカーです。
ただフレームをミラノ・レッドに塗りあげただけでなく、フロントのカーボンフォークで、ブラックカーボン柄からレッドにグラデーション処理しているところが、イタリアンの上級センス。
大人のクロスバイクとしてとてもグッドな自転車なのですが、15万を超える価格ではちょっと手が出ません。
残念。でも、かっこいい。

DELL Inspiron Mini 10

2009年12月22日 21時59分30秒 | デジタルガジェット
DELLから新世代Atom“N450”を搭載した、新型Inspiron Mini 10が発表されました。
もちろん、Windows 7 Starterにも対応し、OSの選択はWindows XPの他にもUbuntuが選べるという凝りよう。
おっ!と思ったのが、DELLらしからぬ洗練された天板のカラーリング。
ホワイトボディにブラックキーボード。そしてこの、小粋でキレのいい都会的なカラーの組み合わせが利いているMini 10。
299ドルからということは、3万円ちょっとでこんな洒落たサブノートが手に入れられるのです。
10.1インチディスプレイの解像度も、1366×768ドットの高精細タイプを選択可能。
バッテリーもロングタイプならば、約9.5時間の使用が可能ということなので、構成次第ではなかなか使えそうなマシンに仕上がりそうです。
来年早々のお目見えなので、このきれいなカラーに早く触れてみたい!

飛火野(とびひの)の朝日

2009年12月21日 22時16分39秒 | トラベルフォト
昨日は月。今日は日。
奈良公園 飛火野(とびひの)を金色に染める朝日の景色です。
朝靄に霞む朝、飛火野の東、春日山に上る日の光は、広大な野の上をやさしい色合いに染め上げてくれます。
日を追うごとに寒さが増していくこの季節、奈良の鹿たちはすっかり冬毛に変わり、年越しに向けて冬支度はばっちりです。
遠くに見える一頭の鹿は、朝の食事前の毛づくろいに余念がありません。
古代より奈良の地では神鹿(しんろく)と呼ばれ、大切にされてきた奈良の鹿たちも、このところ少しづつ数を減らしているようです。
原因の一つに、人間の捨てた菓子袋などのビニールを食べ、喉に詰まらせて死んでしまうケースも少なくないとか。
動物が無益に命を落とすことは悲しいことですが、こうした事実を知ることもなく、無遠慮にポイ捨てしてしまう人間の行動も悲しいものです。

地球照(ちきゅうしょう)

2009年12月20日 16時14分54秒 | トラベルフォト
地球照(ちきゅうしょう)という言葉を知ってから、いつか見てみたいなと思っていた矢先、先週の火曜日、月齢27.3の三日月で、初めてきちんと確認することができました。
地球照とは、地球の反射光を月が受け、月の影の部分がうっすらと見える現象の事。
そういえば、三日月の影の部分がほんわり明るくなり、全体の丸い形がなんとなく見える時があったなぁ…というを覚えてはいましたが、こういう名前だったと知ったのはつい最近のこと。
眼を凝らして見れば、あの月ウサギの模様まで見えることも知りませんでした。
海外ではウサギではなく、老婆の横顔や、シオマネキの姿などにも例えられる月の模様。
自ら光ることのない地球からの反射光が、意外なほどしっかりと浮かび上がらせてくれます。

CONTAX(コンタックス) T2 Vol.4

2009年12月19日 21時27分58秒 | CONTAX T2
T2の良さは、携帯性と機動性。
その二つのポイントを同時に解決しているのが、本体内部に格納される沈胴式のレンズと、それをピタリと覆う円形のレンズバリア。
ブルゾンのポケットにT2を納めて街を歩き、気になるシーンに出会うと、さっと取り出し電源ダイヤルを回せば、すぐに撮影態勢に入るクイックなレスポンス。
カメラバッグからごそごそと大柄なボディを取り出し、レンズキャップを外して電源を入れる、そんなフルボディの一眼レフの一連動作とは桁違いの俊敏性。
レンズにかかる埃やレンズキャップの所在を全く気にすることなく使え、極力凹凸を取り払った収納性に長けるフラッシュサーフェースな形は、まさにスナップに理想的な設計とデザイン。
電源オンと同時に奏でられる“キュッ、シュィーン”という、バリア開閉とレンズ繰り出し時の小気味良い音も、メカ好き人間のハートを捉える、いかした感性音です。
外観、音、設計思想、その全てがスマートなのが、CONTAX T2なのです。

CONTAX(コンタックス) T2 : Photo 3

2009年12月18日 21時48分40秒 | CONTAX T2
T2にフィルムを入れて、最初にシャッターを押したスナップがこの写真。
近所の中学校の前にある花壇に植えられた、どこにでもあるようなコスモスの花。
そんな普段の景色が、カール・ツァイスのレンズを通すと、こんなにも奥深い世界に写ります。
どこか異国の空気のような、いつかどこかで見た心象風景のような、まるでデジャヴが沸き起こりそうな幻想の色。
ところで、T2を片手に写真を撮っていて思うのは、やはり近接撮影での問題。
19年前の当時の設計では、T2の接写最短距離がなんと75cm!
1cmマクロは常識の、最近のコンパクトデジカメからすれば、考えられないほど遠い距離。
その距離が、少なくともあと半分まで寄れたら…と、もどかしく思うこともしばしば。
でも、この魅惑の色には変えられません。

CONTAX(コンタックス) T2 Vol.3

2009年12月16日 21時55分09秒 | CONTAX T2
「T*(ティースター)」の魔法。
コクがある。ヌケがいい。逆光に強い。色再現性に長ける。
カール・ツァイスのT*コーティングの良さについては、様々な人たちによって語り継がれています。
同等レンズのT*ありなしで比べたことが無いので、その効果については分かりませんが、T2から出てくる画については、かなり満足のいく確立が高い描写力です。
フィルム・コンパクトカメラですから、一眼レフのように、露出やホワイトバランスなど、様々な設定に気を配ることはありません。
フォーカスポイントに一癖あるピント合わせとフレーミングだけに集中して、あとはオートマティックにシャッターを押すだけ。
一本のフィルムの中に、数フレーム、びっくりするような当たりに出会います。
フィルムを撮り終えて現像に出し、フィルムスキャンしてから画像が現れるまでの、ちょっと長いお待たせ感。
即見のデジタルでは味わえない、プロセス全体を楽しむことができる、ちょっとスローな写真の味わい方もいいものです。
    ↓
T*って何?

CONTAX(コンタックス) T2 : Photo 2

2009年12月15日 22時33分32秒 | CONTAX T2
まるで春日大社の参道を牛耳る古株のような風貌。
目の前でT2を構える僕の存在など、意にも介さないように素知らぬふりのこの鹿。
F2.8 プログラムモードで写せば、視線が被写体に引き込まれるかのように、主役を浮き立たたす自然なボケ味を、ごく手軽に表現することができます。
しかし、T2が醸し出すこの色には、なんとも不思議な現実感があります。
記憶の中のリアルというか、虚構のような現実というか、どこか生々しい説得力が感じられるのです。
何かの本に、デジタルは記録、フィルムは定着、と書いてありました。
光がフィルムに及ぼす色彩の化学変化は、CCDやCMOSが読み取る色の情報とは、その性質が根本から違うのです。
有機化合物が結実した人間が感じ取る、無機と有機の絵の違いなのかも知れません。