GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

SHARP COCOROBO(ココロボ) RX-V100

2012年05月08日 17時36分45秒 | 家電

遂に、ロボット掃除機の真打登場。

これまでロボット掃除機の代名詞と言えば、iRobotの“ルンバ”。
そして、昨年発売されたジャパンオリジナルの東芝“スマーボ”。
どちらも“掃除機”とは言いながら、最も必要な機能が搭載されていないことに、どこか歯がゆさを感じていました。

つまりそれは「吸い込み」です。

これまでのロボット掃除機は、搭載された各種回転ブラシによって、本体内部にかき集めるだけでした。自動でクリーニングは便利だけど、ただゴミを集めるだけで8万もするの?吸ってくれないの?という疑問が頭から離れず(パワーとバッテリーとコストの相関関係なのでしょうが…)、高額商品なのに…、という思いが拭え切れませんでした。

そんなモヤモヤ感を吹き飛ばす新型ロボット掃除機がこのCOCOROBO(ココロボ)。

ターボファン搭載でしっかり吸塵。しかも排気はクリーンなプラズマクラスター。
本格掃除機能を備えながら、無線LANと内蔵カメラを使って、スマホで本体遠隔コントロール。

新たなテクノロジーで、なんだか家電が楽しくなってきました。

dyson ball DC36(ダイソン ボール DC36)

2011年09月06日 23時04分04秒 | 家電

dyson(ダイソン)から、また新たなBall テクノロジーのラインアップが生まれました。

今回は掃除機の主流でもあるキャニスター型のボディに搭載。

初代のBall テクノロジー搭載機種であるアップライト型のDC24を使ってみたことがあるのですが、これがまた軽い!

製品重量は5.4 kgと、ヘビーな部類に入るのですが、その重心に近い部分ボール型の大型車輪を持ってきているので、その動作は思いがけないほどマジ軽!

その発想をそのままキャニスターに詰め込んでいるのだから、スイスイと取り回しがいいに決まっています。

あまりに軽すぎて、本体を引っ張るたびに自分の足に追突してこないか心配なくらいです。

まるで魔法のような羽のない扇風機といい、ボール型の掃除機といい、量販店で見かけたら、即お試ししたくなる気になる家電。

それはやはりダイソンならではの特徴です。

Brionvega Alpha TV(ブリオンベガ アルファ TV)

2011年07月22日 21時47分00秒 | 家電

さすがイタリア。さすがブリオンベガ。

今日、たまたまネットで見つけたポップなDVD内臓薄型TV、Brionvega Alpha TV(ブリオンベガ アルファ TV)。

2007年リリースの製品なので、現在も製造しているのか、日本でも入手できるのか、全く不明ですが、この明るく抜けた存在感は間違いなくオンリーワンです。

本体両サイドを締めるスティールパイプのあしらいが、かつてのバウハウス、マルセル・ブロイヤーのテーブルを彷彿させる、粋なデザイン。

これはもう家電ではなく、家具。

この発想、このデザイン、どう考えても日本人のセンスからは生み出すことのできないおちゃめなプロダクト。

やっぱりDNAが違うのだということを、痛いほど感じさせられました。

SHARP フリースタイルAQUOS Vol.2

2011年04月22日 23時22分01秒 | 家電

フリースタイルAQUOSは、ホワイト、ブラック、ピンクの三色展開。

パーソナル・テレビならではの、まるでケータイのようなカラー提案。

TVの色にホワイトというのは、昔から提案されては市場から消える色。

フリースタイルAQUOSのように、これまでとは違うイノベーティブな製品ならば、あるいは定番色として受け入れられるのかもしれません。

アドレスが自由ということは、もちろんその背中のデザインも手を抜けません。

サークル状のキャリングハンドルと背面スタンドを一体化させた印象的な後姿は、なかなかポップで個性的。

そのコンセプトも、そのデザインも、楽しい提案力に溢れています。

SHARP フリースタイルAQUOS

2011年04月21日 21時54分38秒 | 家電

なるほど、TVにWi-Fiを搭載するとこんなにも自由になるんだ。と、目からウロコの新提案。

でもいくらワイヤレスといっても、やっぱりコンセントだけはいるからなぁ…、と思っていたら、この薄い本体にバッテリーまで内臓されていました。

ということは、アンテナ線からも電源ケーブルからも解放されて、TVの置き場所が本当に自由になったんだ!(もちろん充電された間だけですが)

このアドレスフリーの気持ち良さは、確かに新鮮、新感覚。

このフリースタイルAQUOS、FE1シリーズは、20インチのみのラインナップですが、もっと小型のTVのほうが、アドレスフリーのコンセプトに合いそうです。

やっぱり、目のつけどころがシャープです。

Sony Internet TV

2010年10月13日 22時59分00秒 | 家電

いわゆる“Google TV”。

SonyのInternet TVの登場です。

日本国内での発売は未定ですが、北米市場では満を持しての発表。

ネットとテレビの融合というコンセプトは、過去、様々な形で提案されてきましたが、どうしてもメインストリームにはなれませんでした。

ケーブルや設定の煩わしさ。コントローラーの使い勝手。キーボードの有無。コンテンツを制御するOSの問題。

しかし、Androidの登場によって、ソフトとコンテンツに関する多くの障害がクリアになった今、Google TVとして、にわかに現実味のある提案が可能になりました。

かつて、Wiiのインターネットチャンネルでネットのブラウジングをしてみたことがありましたが、あれほどユーザーフレンドリーなインターフェースであったとしても、パソコンライクにネットを見ようとするのは、かなり無理がありました。

このような問題を、Androidと両手持ちの独自リモコンで解決できたのか、かなり興味の沸く存在のテレビです。

B&O BeoVision 10(ベオビジョン 10) Vol.2

2010年09月20日 21時32分50秒 | 家電

壁に掛ける一枚の絵画。

しかもその絵は自由に掛け換えられます。
そしてもちろん映像も。

映し出される絵と映像の美しさを引き立てるため、とことん“フレーム”に徹した究極のデザイン。

脇役としての「枠」であるばずなのに、この凛とした存在感。

BeoVision 10がただそこにあるだけで、インテリア空間がビシッと引き締まります。

こんな美しい空間に訳もなく憧れてしまうのですが、寸分のズレさえ許されないような緊張感漂う場所で、身も心も寛げるのかとなると、それはちょっと分かりませんが…。

B&O BeoVision 10(ベオビジョン 10)

2010年09月18日 21時46分28秒 | 家電

構成要素を極限まで絞り込むと、ここまで美しく洗練されるのだという、典型見本のようなデジタルテレビ。

基幹部品を自社生産しているわけではないので、映像の心臓部である液晶パネルは当然のことながら他社供給品。

シャープ、ソニー、サムソン、LGといった液晶パネル供給メーカーによる、最新技術を盛り込んだ映像美を映し出すことはできませんが、いや、この存在そのものが“美”であると、明快に主張しています。

テレビのベースプレートは円。テレビのフレームは方(四角)。

小さな子供からお年寄りまで、誰もが見慣れた、見慣れきったカタチなのに、なぜ美しいのか。

B&Oのインダストリアル・デザイナーが表現した、匠の技としか言いようがありません。

Dyson Air Multiplier Tower Fan

2010年06月23日 22時14分39秒 | 家電

そうきたか!と、思わず唸ってしまった新作家電。

昨年、扇風機から羽を無くして世間をあっと驚かせたダイソンが、今度は、扇風機の記号でもある“丸い顔”を取り払いました。

夏を間近に控えたこの季節、スタイリッシュな扇風機から、メチャ安の扇風機まで様々な機種が店頭に並びます。

しかし、扇風機がこの世に生れてからこのかた、プロペラファン式の扇風機は、その構造と形の基本の記号が変わることはありませんでした。

そんな成熟しきったコモディティ商品を、基本構造から作り変え、羽を取り去り、丸い形からも解放したダイソンの驚くべき着眼点には、ただただ感服するばかりです。

54,000円を払ってまで手に入れたいとは考えられませんが、モノ作りを革新するための熱意と実行力を鑑みれば、十分にその価値があるのだと言えます。

BANG & OLUFSEN BeoLab 11 Vol.2

2010年04月23日 23時24分24秒 | 家電

高品質なアルミの外装は、BANG & OLUFSENに共通したスタイリッシュな仕上げ。

ストイックなほどに製品精度が高いからこそ、こんなビビッドなカラーでもインテリアに映えるのです。

金属の地色を生かしたアルミの染色は、その艶やかな光沢とといい深みのある色彩といい、ステンレスやマグネシウムなどのメタル素材では出せない、鮮やかな魅力。

こんなにユニークな形なのに、違和感なく素直にいいなと思わせるB & Oのデザイン・アプローチにはいつも敬服させられます。

ひとつの完成形を、いつも、さらりと世に出 しているように思われがちですが、この形に行きつくまでには、相当絞りあげられただろう数々のアイデアの、山の果てに生み出されたのがこのフォルムなのだろうと、深く想像してしまいます。

BANG & OLUFSEN BeoLab 11

2010年04月21日 23時00分06秒 | 家電
イメージソースは“チューリップ”。

そう来たんだっ!と思わず唸る美しいプロダクト、BANG & OLUFSENのBeoLab11。

革新的な発想に基づく本体構造の為、これが一体何なのか、一瞥しただけでは分かりませんが、実はこれ、高性能なサブウーファーなのです。

花弁の内側に供えた2つのバッフルを、互いに向かい合わせることで、再生音を損なわずに、振動を極力抑えることに成功した、驚異の音響技術。

そんな先進的な構造をもつ工業製品を、花に見立てるとは

技術の発想も、デザインの原点も、ありきたりから超越した至高の存在。

BeoLab 11。価格を調べるとういような、野暮なことはしませんでした。
はるか手の届かないプライスであることは、いつものお約束ですから。

SONY BRAVIA EX700

2010年01月20日 21時20分42秒 | 家電
一体いつから薄型テレビの値段がこんなに低価格になっていたのでしょうか。
今回発表されたBRAVIAの新モデル EX700シリーズ。
売れ筋の主力となる46型で23万円。40型ならばなんと17万円です。
「1インチ5000円の壁さえ破ることができれば爆発的に売れる」と言われていたのも束の間、発売のしょっぱなから5000円超え。
しかも省エネ時代の高画質技術のキモである、白色LEDバックライトを搭載して、です。
デザインに目を向けると、LEDによる薄型化で最薄部22㎜のパネルを実現すると同時に、フロント部分にスピーカーネットを見せない処理で、ソリッドでスタイリッシュなフラットフェイスが特徴です。
直線だけで構成されたノイズレスで高品位なデザイン。
とても素直に「いいね」と思わせてくれる良品です。

dyson air multipier

2009年10月14日 21時41分37秒 | 家電
これは本当に驚きました。
新発売というよりは、新発明。
サイクロンクリーナーでおなじみのイギリス、dyson社から、羽の無い扇風機が発表されました。
羽が無いファン?!って、一体……。と、目が点状態になってしまうのですが、そのしくみがまた独創的。
円筒型の下部ボディに組み込まれたファンから吸いこまれた空気が、中抜けのリング前周から吹き出す際に、エアフローの流量が15倍に増幅されて前方に流れるというもの。
と、言われても構造も理屈もよく分かりません。
とにかく実機を店頭で早く見てみないことには、このもやもやが消えません。
この年末にかけて、様々な話題を呼びそうな家電が登場しました。

Sony BRAVIA ZX5

2009年09月08日 22時22分56秒 | 家電
昨年末発売の極薄9.9mm液晶TV、ZX1の後を受け、更に進化を遂げたZX5シリーズ。
40型だったZX1から、46/52型シリーズへと大型化したため、さすがに厚み1cmは切れませんでしたが、チューナー分離/ワイヤレス伝送によるレイアウトフリーの思想は踏襲されました。
ワイヤレスの素晴らしいところは、なんといってもケーブルレスの気持ちよさ。
一枚のガラス板を意識したという、美しいスリムディスプレイからは、AVケーブルやゲーム機用のケーブルなど、何本もの線がだらりと垂れ下がる醜い姿を見ることはありません。
透明なポリカーボネートに映像素子が封入されたかのような、クリアでピュアなデザインへのこだわりを見ると、確かにワイヤーの存在を封じ込めたくなってきます。
空間にふわりと浮かせたくなるソニー独自のフローティング・デザインも、遂にここまで進化しました。

Panasonic ナノケア EH-NA90 Vol.3

2009年07月20日 12時01分36秒 | 家電
従来のヘア・ドライヤーにはない、この特徴的なデザイン。
このパナソニックEH-NA90の原型となる、ナショナル時代のEH5441(下記↓)は、デザイナー深沢直人氏によるものです。
±0や無印のイメージとは随分と異なるコッテリ感のあるデザインテイストですが、「イノベーションは細部に宿る」というデザイン・フィロソフィーを掲げる同氏の手によるEH5441は、前方に空気を集約させる構造を、そのまま形にしたような独特のデザイン。
一切の継ぎ目が無く、全体を包む滑らかな一体感からは、たしかに作り込みへの拘(こだわ)りが感じられます。
製造上の効率化や強度設計の問題なのでしょうか、前後左右にキャビティーの合わせ目が走るこのEH-NA90では、その思想は横に置かれ、やや似て非なるものになってしまいました。
しかし、もし、この設計によって、製品の長寿命化が図られ、機能が向上する上に低価格を提供できるのだとしたら…。
果たしてどちらが“善”といえるのでしょうか。
    ↓
ナノケア EH5441