GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

総角結び(あげまきむすび)

2014年05月31日 22時11分08秒 | トラベルフォト

久米寺に行った時のこと。

境内を散策し、本堂でお参りした後、護国道場の方へと足を向けると、道場の入り口に花結びが下げられていました。

後日、この結び目について調べてみると、その結びの名は“総角結び(あげまきむすび)”。

平安時代から続く古い結び目の形で、神事の結界や、武具の房結びなどに用いられているようです。

大相撲の時、両国国技館の吊り屋根の垂れ幕にも見られるので、そういえばどこかで見たことあるなぁ…、と、記憶の片隅に誰もが置いている有名な結びです。

しかし、改めてよく見れば、静かだけど凛として、その結びの中心に何か目に見えない力が備わっているように見えてきます。

そしてなにより美しい。

その色。その形。

日本人の心が愛してきたその姿は、今も変わることはありません。

松尾寺の薔薇 サプライズとクマバチ

2014年05月30日 22時22分42秒 | トラベルフォト

松尾寺のバラ園で、黄色いバラ“サプライズ”を撮影していたら、やおらブーンという強烈な羽音が。

クマバチ(クマンバチ)です。

目の前の花の中に体を突っ込んでいき、しばらくもぞもぞとやっている様子。

すぐさまマクロレンズのフォーカスを一点に定め、ドライブモードは連射に切り替え、置きピンの姿勢を保ったまま姿を現すのを待っていました。

サプライズの花びらが微かに揺れたかと思うと、飛び出てきました!

シャッター連射のまま押し続けましたが、その姿はあっという間に消え去って行きました。

液晶画面で見直すと、なんとかこの一枚だけ、しっかりその姿を捉えていました。

まさにサプライス!

奥野ビル Vol.3

2014年05月28日 22時54分50秒 | トラベルフォト

先日、木曜ドラマ劇場『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』を見ていたら、あの奥野ビルがロケ地に!

ドラマの中では、新谷が謎の女を追ってビルへと潜入するシーンでしたが、女を探してさまようビル内は、どこもかしこも死に絶えたような描写。

確かに、築八十年のビルですから、設備のあちことは老朽化していて、独特の空気がビル内を支配していますが、実際はどの部屋も運営稼働中、ばりばりの現役です。

写真に撮ったこの手摺だって、毎日人の手が触れているからこそのこの味。

廊下に刻まれた、人の導線の剥げ具合がたまりません。

でもやはり、中を散策していると、現代のビルにはない、どこか廃墟の美の香りを感じてしまうのは確かなのです。

松尾寺の薔薇 ~プリンセス・ドゥ・モナコ~

2014年05月25日 15時33分46秒 | 

ROSELANDに続いて、こちらは花のローズ。

奈良 松尾寺では今、薔薇の開花真っ盛り。

境内奥のバラ園へと向かうと、風に乗ってふわりと気品ある香りが漂ってきます。

植えられたバラの列を見てくと、そんな格調高い香りに似合う、高貴な雰囲気の薔薇に出会いました。

プリンセス・ドゥ・モナコ。

かつてのモナコ公国王妃、故グレース ケリーに捧げられたという薔薇。

白い花弁にピンクの覆輪がとても女性らしい素敵な雰囲気です。

モナコといえば、今晩決勝を迎える F1 モナコグランプリ。

伝統の一戦、今年も見なくては!

New York Roseland Ballroom

2014年05月24日 11時29分54秒 | トラベルフォト

先月、ニューヨークの伝説的なライブハウス、“Roseland Ballroom”が、レディー・ガガの公演を最後に閉鎖となりました。

写真はそのRoseland Ballroom。
1989年の冬、ニューヨークへ訪れた時に、53rd Street側から撮影したものです。

現在この壁面は、ライブのイラストを全面に描いた、オレンジ色のウォールペインティングになっていますが、25年前の装飾は、ご覧の通り、どこかクラシカル。

ライブハウスというより、古くからあるシアターという雰囲気のロゴタイプです。

この頃はもちろんデジタルカメラ等存在しませんから、撮影は銀塩フィルム。

オリンパス New OM-2 + 50mm f1.4で撮った写真は、デジタルとは異なる独特の空気感が漂います。

たまにフィルム時代の写真を見返すと、マニュアルフォーカス・単焦点のレンズで、フィルムを一枚一枚巻き上げながら撮影するのもまた面白そうだなぁ…と思うのです。



久米寺の猫

2014年05月22日 22時55分15秒 | Street Cat

今月初め、もうつつじが咲いている頃かなぁ…、と思い立ち、奈良 久米寺に行きました。

久米寺、毎年恒例の久米寺練供養、いわゆる久米レンゾを明日に控えた境内には、二十五の菩薩が練り歩く木製の掛け橋が設置されていました。

その架け橋の下をくぐって、本堂の方へと歩みかけた時、目線の端に動く黒いものが。

山門の近くの葉蔭に滑り込んできたのが、このグレーの猫。

春の日差しが眩しいのか、薄暗い中から動こうとしません。

そんな彼にレンズを向けても素知らぬ振り。

無視を決め込むニヒルな表情でしたが、それはそれで、のら猫らしいそっけない振る舞いが面白いのでした。

おふさ観音 春のバラまつり

2014年05月19日 21時07分17秒 | トラベルフォト

おふさ観音 春のバラまつりの境内はこんな感じ。

それはもう沢山の種類の薔薇で、参道も境内も花に埋め尽くされています。

本堂の前には、何列もの薔薇の植木鉢が水平に並べられていて、それを右から左へと眺めていくだけでも小一時間。

朝から燦々と降り注ぐ太陽の光に、最も映えていたこのオレンジ色の薔薇を手前に、境内を写してみました。

抜けるような青い空のもと、皆お日様に向かって、満面の笑顔を見せています。

しかし、薔薇とお寺。

よく考えると、どこか不思議な取り合わせです。

おふさ観音の薔薇

2014年05月17日 17時17分49秒 | 

5月15日から、おふさ観音では毎年恒例の春のバラまつりが開催されています。

今日は朝から快晴。早速訪れてみました。

久しぶりにバラまつりに来てみると、境内には驚く程沢山の種類の薔薇が所狭しと咲いています。

愛機のEOS 6Dの交換レンズに、今日はマクロを持ってきました。

標準ズームからTAMRONのSP AF90mmF2.8 Diに切り替えて、早速クローズアップで薔薇の花びらを撮影。

現行型の90mmマクロはVC(手ブレ補正)が入っていますが、今使っている旧型は非搭載。

ISO感度を500まで上げてシャッタースピードを稼ぎ、ピントの山が来るまで呼吸を止め、ビシッと脇を締めて撮りました。

マクロのクローズアップ撮影はいつでも心拍数が上がるのです。

長岳寺 放生池の平戸躑躅(ひらどつつじ)と杜若(かきつばた)

2014年05月16日 22時16分00秒 | トラベルフォト

先週末訪れた、奈良 長岳寺。

参道沿いに咲き乱れる平戸躑躅(ひらどつつじ)を眺めながら楼門をくぐります。

本堂の前から放生池を見ると、躑躅はもちろんのこと、杜若(かきつばた)までもが咲き始めたところ。

長岳寺を訪れるたび、躑躅のシーズンの頃には杜若がこれからで、また杜若が満開の頃には躑躅は散り過ぎていることがたびたびあったのですが、今年はドンピシャ。

躑躅の最盛期に杜若の開花が重なりました。

すると、こんなにも美しい色彩の対比が水面に写っていたのです。

この色は、実に和の色だなぁ…。

日本の風土が育んだ、日本ならではの、しっとりと味わい深い色の風景が目の前にありました。

Cyber-shot DSC-RX100M3

2014年05月15日 22時23分54秒 | デジタルガジェット

あの噂は本当のようです。

正式発表前にフライング掲載された、Cyber-shot DSC-RX100M3の画像を見ると、あのマイクロボディの中に、確かにEVFが格納されています!

前衛機種のDSC-RX100M2で搭載されたホットシューは無くなりましたが、このEVFのバーターは大いに歓迎する交換条件です。

ポップアップストロボも収納式のEVFも、本体に収めれば天面は見事にフラット。

1インチセンサーに、F1.8スタートの明るいレンズも健在。しかもテレ側ですらF2.8の明るさをキープするなど、カメラ本体だけでなくレンズ性能も大幅にアップ。

”小型ボディ”を理由に妥協したところを探そうにも、見つけられない。これは驚きの一言。

これこそまさに、使える本格サブカメラの決定盤。

2014年3月期連結決算で一人負けとなってしまった、同社の沈んだ機運を跳ね飛ばすような、会心の製品になるに違いありません。

當麻寺 西南院の牡丹(ぼたん)

2014年05月13日 22時18分42秒 | トラベルフォト

今月初めに撮影した牡丹(ぼたん)の写真です。

快晴だったこの日、奈良 葛城の當麻寺では牡丹の花が真っ盛り。

當麻寺の塔頭(たっちゅう)の一つ、西南院へと向かうと、境内に植えられた様々な種類の牡丹が、皆満開を迎えていました。

“百花の王”と呼ばれるに相応しく、大ぶりで豊か、そして豪華な咲きっぷりにやや圧倒されてしまいます。

それぞれの花の上には、白い唐傘がさしてあり、デリケートな花をやさしくガードしてくれています。

境内を歩きながら、この傘、あの傘、と楽しく見て回っていると、時の経つのをすっかり忘れてしまうのでした。

LOUIS VUITTON 松屋銀座店

2014年05月11日 17時05分20秒 | 建築

昨年9月にリニューアルオープンしたLOUIS VUITTON 松屋銀座店。

建築は、表参道店や福岡店等を手がけた青木淳氏が担当。

ヴィトン定番の柄であるダミエ・パターンを大小組み合わせ、しかも曲線と曲面とで有機的につなぎ合わせる、新たな解釈で外観を覆っています。

そのつなぎ目から漏れ出てるライトアップが美しい夜の表情も素敵なのですが、朝の表情もまた格別。

中央通りをはさんで建つCHANEL GINZAに朝日が反射して、その煌きが、柔らかなダミエ・パターンにキラキラと波紋のように映り込むのです。

シャネルによってヴィトンがより美しく変貌するというのも、何か不思議な現象ですが、初夏の快晴、AM 9:30、このような光景が見られたのです。

長岳寺の平戸躑躅(ひらどつつじ)

2014年05月10日 21時28分47秒 | トラベルフォト

ゴールデンウィークも終わり、時は五月。

季節は春から初夏へ。躑躅(つつじ)が満開を迎えています。

奈良、長岳寺もまたつつじの名所。

駐車場から境内へと向かう参道の両脇に咲く、長いつつじの列が一斉に花開き、その先への期待を否応なく膨らませてくれます。

そして、境内へと足を踏み入れると、つつじは驚きの“超”満開。

毎年のようにこの時期は訪れているのですが、これほどまでの満開を見たことがありませんでした。

刈り込みの葉の緑が見えなくなるほど、花の色に一面埋め尽くされたつつじの大玉を目の前に、自然と幸せな気持ちに包まれるのを感じるのでした。

丸の内OAZOのイルミネーション

2014年05月08日 22時19分46秒 | トラベルフォト

JR東京駅、丸の内北口すぐ目の前にある丸の内OAZO。

写真は、昨年末に撮ったイルミネーション。

丸の内仲通りを彩る1.2kmの街路樹イルミを始めとして、年末は丸の内全域が、美しい輝きで満たされます。

OAZOの前の木々にもシャンパンカラーのイルミネーションが灯り、LEDで装飾された様々なパターンやロゴと共に輝く街の灯りは、人工のエレクトリカルアート。

一日の仕事を終え、早足に家路を急ぐビジネスマンの心を、ほっと一息和ませるのです。

當麻寺 護念院の牡丹とツツジ

2014年05月06日 21時56分58秒 | トラベルフォト

牡丹が開花を迎えているということで、先週末、奈良 葛城の當麻寺へ行きました。

広い境内にある塔頭の一つ、護念院の山門で、奥のボタン園の様子を聞いてみると、次々と開花を迎えているとのことでしたので、お邪魔してみました。

本堂の脇を抜けて、客殿前にしつらえてある花の庭、双塔園へと向かうと確かに言葉通り、石段に植えられた数多くの牡丹が満開。

おまけに回廊前列のツツジまでもが一斉に開花を迎えています。

春の日差しを浴びて、美しく咲き誇る色鮮やかな花々。

當麻寺の西の三重塔に見守られ、のびのびと咲いていました。