GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

CHRIS HEART 「Heart Song」

2013年06月24日 22時16分50秒 | 音楽

なぜこんなにも真っ直ぐに心を貫くのだろう。

J Popを心から愛するCHRIS HEART。彼が歌う日本の名曲たちは、国の枠を飛び越えてひたすらに真っ直ぐ僕らの耳に届くのです。

日本を、そして日本語の美しさを愛する彼の心は、その澄んだボーカルに息づき、空気を震わせます。

日本の歌って、こんなに素敵なものばかりだったんだ…。と、改めて気づかせてくれる素晴らしいアルバム。
ただのカバー集ではありません。

「Heart Song」の名に違(たが)わない、心の歌がいっぱい詰まった美しい歌集です。

大橋トリオ 「R」

2012年01月24日 22時36分18秒 | 音楽

続いての紹介は、もちろん「R」

ちなみに今回の二枚のアルバム名「L」と「R」は左と右の意味ではなく、愛(LOVE)と誠(REAL)の頭文字。

日本語のタイトルをそのままつけたら、どこか気恥ずかしい感じになってしまいますが、アルファベット一文字になると、どこか暗号めいていて意味深。

彼の奏でるやさしいピアノの調べから始まる本アルバム“R”では、シンガーソングライター 秦 基博(はたもとひろ)フィーチャーの「モンスター」が、話題の一曲として収められています。

「L」におけるゲストだったボニー・ピンクといい、コラボするアーティストの組み合わせも大橋トリオらしいセレクション。

朝の空気のような、夕日の陰影のような、あの独特の世界観に新鮮なスパイスを加えています。

視線をまっすぐに、しっかりと足を前へと踏み出せる気持ちにさせる素敵なアルバムです。

大橋トリオ 「L」

2012年01月23日 22時02分52秒 | 音楽

大橋トリオが昨年末リリースした新作は、二枚の同時発売。

そのうちの一つがこの「L」。

世界最大のUFOキャッチャーで、巨大なクマのぬいぐるみ「ラクマ」をみごとゲットする、なんともハッピーなトヨタ ラクティスのCMのBGMに起用された“Bing Bang”を含む、全10曲で構成された大橋ワールド。

日常のありふれた小さな幸せを、清々(すがすが)しくキラキラと音楽で表現することができる大橋好規(おおはし よしのり)は、希望の少なくなった現代におけるひとつの希望。

その音楽が、ただそこにあるだけで心がニュートラルに変わっていく。

そんな大橋トリオの肩書について考えてみると、ミュージシャンという職業というよりは、音楽家という表現がぴったりの稀有な存在なのです。

大橋トリオ 「NEWOLD」

2011年01月26日 22時07分25秒 | 音楽

再び、大橋トリオです。

昨年11月に発売された、メジャー2ndアルバム「NEWOLD」。

“今”を表すキャッチーなメロディーも、胸を突き刺すような新鮮な言葉も、変幻自在の驚くような歌声も、そこにはありません。

ただ、大橋好規の世界が静かにあるだけ。

彼がつま弾く、ピアノやバンジョーの切ない音色が、まるで幸せへの祈りのように、心にじわっと染みてくるのです。

やさしさとか、人を好きになる気持ちとか、思いやるこころとか、そんな素直な感情が、全く垣根なくストレートに伝わってくる不思議なマジック。

だから今夜も、「あぁ少しつかれたな…。大橋トリオ聴こう。」
となるのです。

大橋トリオ 「I Got Rhythm?」

2010年12月20日 22時30分13秒 | 音楽

新作「NEWOLD」が先月リリースされたばかりの大橋トリオ。

こちらは一年前に発売されたメジャーデビューアルバム「I Got Rhythm?」です。

プレイボタンを押した瞬間から染みわたる、優しくて懐かしいその世界観。

トム・ウェイツをギューッとまろやかにさせたような暖かなソウルが、静かに心へ染みわたります。

目を閉じて聴いていると、まだ見ぬどこか東欧のしがないバーで弾き語りをしている彼の、穏やかな笑みを浮かべた横顔が浮かんでくるのです。

爆撃や国境のいざかいや包丁や挙げ足とり。

いま、身の周りでは沢山のネガティブが幅を利かせつつありますが、そんな人たちに聴かせてあげたい。

素敵なアルバムです。

JUJU 「Request」

2010年11月26日 21時49分45秒 | 音楽

アルバムのナンバーを眺めているだけで、自然とメロディーが浮かんでくる、そんな素敵なJ-POPの名曲をずらりと12曲。

ヒューマニティーに溢れた切ないJUJUの歌声で、この曲たちが聴けるのだから、やっぱり手に取るべきでしょう。

カバー曲集の楽しみは、オリジナルからどれだけ世界観が変わるのだろうというところ。

椎名林檎やBONNIE PINK、そして懐かしいブリグリ(the brilliant green)のあの歌など、次々と名曲が耳に流れてくるのは、とても心地いいのです。

JUJU色に生まれ変わった珠玉のミュージック数珠つなぎ、これはさっそく即聴きです。

Animentine(アニメンティーヌ) Clementine(クレモンティーヌ)

2010年11月11日 17時01分17秒 | 音楽

サントリー オールフリーの次には、このCDを紹介しない訳にはいきません。

CMのBGMで流れる「Bone Bone BakaBone BakaBoneBone(ボンボンバカボン バカボンボン)」の歌声に、思わずほんわりしてしまった人も多いはず。

クレモンティーヌが唄う、天才バカボンのボサノバ

もちろんその曲も入っている、その名もAnimentine(アニメンティーヌ)。

ベタでいいです。

ラムちゃんや、ちびまる子や、ポニョまでもが、クレモンティーヌの歌声にかかればたちまちアンニュイなボッサに様変わり。

それが、意外にしっかりボサノバなのです。

6曲目の「はじめてのチュウ」なんてちょっぴり切ない。

よくありそうな企画モノだけどきっちり聴かせる、ある意味期待を裏切るGooなアルバムです。

Superfly 「Box Emotions」

2009年11月13日 22時17分59秒 | 音楽
疾走するサウンド、突き刺さるメッセージ、メロディアスな楽曲。
そんな目の覚めるような、パワフルな音楽性を示してくれるのが、Superfly。
ヴォーカル 越智志帆(おち しほ)の歌声は、一点の曇りもなく、聴衆の心に真っ直ぐに飛び込んできます。
それは正に天性のもの。
「歌」という力(パワー)を、全ての人たちに与えるために生まれてきた人間に思えてきます。
アルバム二作目にして、この実力。
本物のアーティストであることは間違いありません。
この先、一体どれほど名曲を残してくれるのか、それが今から楽しみでなりません。

May J. 「FAMILY」

2009年10月17日 22時00分38秒 | 音楽
日本語、英語だけでなく、ペルシャ語までも使いこなすという、マルチリンガルアーティスト、May J. 。
力強く透明感のある歌唱力は、一瞬にして心に響きます。
5月にリリースしたセカンドアルバム「FAMILY」は、なんといってもスタートの曲。
ちょっと懐かしいSugar Soulの名曲「Garden」をカバー。
May J.らしい、ダンサブルな曲に生まれ変わりました。
晴れ渡る青空の下、日の光を浴びながら聴きたくなるような、素敵なカバーリングです。
様々なアーティストとのコラボレーションもさらりとこなし、アップテンポからバラードまで、自在に唄いこなす彼女の歌唱力は間違いなく本物。
新しい時代の歌姫の到来を感じさせます。

BONNIE PINK 「ONE」

2009年09月23日 16時29分44秒 | 音楽
ボニー・ピンクの10枚目のアルバム「ONE」。
5月にリリースされてから4か月も経っていましたが、改めて聴いてみました。
シングルカットされた「Joy」に代表されるように、日常の何気ない、小さな気付きを原点に構成された、実にボニーらしいアルバムに仕上がっています。
やさしさと強さが同居する彼女の心の内がそのまま音となって届けられた、オリジナリティ溢れる独自の世界観は、より鮮明に表現されています。
声の線が細いのに、芯が太いという、不思議なボーカルからは、小さな気持ちの迷いや感情の機微が、歌詞とは別の音色として耳に届き、心にスッと染みてきます。
ジャケットのバックにあるような、ちょうどこんな夕暮れの中、ひとり静かに聴くのがピッタリなアルバムです。

COVER OF FUN 3

2009年01月30日 23時12分06秒 | 音楽
前回ご紹介の“COVER OF FUN 2”に続いて第三弾、「COVER OF FUN 3」です。
一作目、二作目は、邦楽のカバー&コンピレーションアルバムでしたが、今回は遂に来ました。
三作目にして、みんなが知っているおなじみの洋楽ヒットソングのカバー&コンピ。
一曲目からスウィート・ラブソングで定番の「Lovin' You」。
朝日の中で聴こえてくるような、ミニー・リパートンのオリジナルもいいのですが、ラバーズ・ヒップホップにアレンジされたこちらの曲も、別の角度の癒し系。
ラジオで、CMで、ドラマの中で、いつかどこかで聞いたあの曲ばかり。
思いきり浸ってみましょう。

COVER OF FUN 2

2009年01月10日 17時03分11秒 | 音楽
カバー&コンピレーションアルバムがひとつのジャンルとして定着しつつある中、ライフスタイル系コンピがこのところ気になります。
その中でもおススメがこの「COVER OF FUN」シリーズ。
この“2”をプッシュするのは、9曲目に収録されたオザケンのヒット曲「ラブリー」が入っているから。
minkの歌うドリカムの「すき」や、フィル・コリンズの歌うダイアナ・ロス&シュープリームスの「You Can't Hurry Love(恋はあせらず)」など、カバーされて更にその曲の魅力を高めるといった例が多々ありますが、この「ラブリー」もそのひとつ。
ライト&ポップなアレンジもぴったりで、こんなにゴキゲンな曲だったんだ!と改めて思わせる素敵なカバー。
寒い冬に聞く、春らしいグッドミュージックというのもいいもんです。

MONKEY MAJIK 「TIME」

2008年09月21日 18時01分24秒 | 音楽
アルバム3曲目、「Together」の心地よいメロディーラインに身を任せながらブログを書いています。
目を閉じてMONKEY MAJIKが奏でるサウンドを聞いていると、だだっ広い野っ原に飛び出し、真っ青な空の下で体を大の字に、思いきり広げたくなるのです。
このナチュラルで独特なエアリー感は、プラント兄弟のルーツであるカナダの自然にあるのでしょうか。それとも地元仙台のきれいな空気の中か。
隣にいる人の笑顔であったり、庭でさえずる小鳥の美しい声であったり、“いま本当に大切にすべきものは何か”ということを改めて思い返してみるような音が、そこにあるのです。
ローカルを大切に思うこころは、グローバルな舞台へまっすぐに響くのです。

ケツノポリス6

2008年08月04日 22時30分32秒 | 音楽
30年目の区切りに活動休止となるサザンオールスターズ。
そのサザンに代わってこれからの日本の夏を仕切るのは、やはりケツメイシ。
傑作「ケツノポリス5」から、なんと10ヶ月というスピードで今作「6」をリリースしたので、ちょっと早すぎないかと心配していました。
前作が傑出していたので、「6」の出来はさすがに霞みがちに思えたのですが、聴いてるうちに、やはりケツメサウンドは枯れていないなと。
音の裏からにじみ出る4人の仲の良さが、ケツメイシの最大の魅力。
ある意味サザンと共通する所でもあります。
サザンもケツメも、いつまでもそのままでいてほしい。
だって、We love music!

しかし、このドクター中松、どうにかならないんかな。
   ↓
www.ketsume.com | ケツメドットコム

Perfume 「GAME」

2008年07月28日 22時51分57秒 | 音楽
双曲線を描くように、その知名度と人気がうなぎ登りのPerfume(パフューム)。
NHKのリサイクル啓蒙CMに続き、先週末からついにシャープのケータイのCMのBGMに登場。
近未来的なエレクトリック・ポップサウンドが、ぴったりとはまっています。
三人のヴォーカルを、楽器の要素の一つとして扱い、自分の手の内で自由自在に扱うプロデュサー・中田ヤスタカの、センスとクオリティがギュッと詰まった、目の覚めるようなこのアルバム。
一度聴いてしまうとなかなか耳から離れない、キャッチーなメロディと言葉の波は、「ソウル(魂)」とは全く対極の軸からアプローチする、明るく健全な電子な音楽です。