GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

HUGO BOSS STORE 表参道店

2014年09月30日 21時56分21秒 | 建築

モダンなガラスの建築がひしめく中、HUGO BOSS STORE 表参道店の外観はシック&ダンディ。

昨年末、表参道に姿を現したHUGO BOSSの路面店は、建築家の團紀彦(だんのりひこ)氏の手によるもの。

巨大なコンクリートの柱を丸く結いあげたようなトーチ型のフォルムは、マッシヴな重厚感を漂わせていますが、人工的なテクチャーで外観を構成しているにも関わらず、建築全体がまるでひとつの巨木のよう。

そのロゴのおかげで、どうしても缶コーヒーを連想してしまうのですが、もちろんこちらはファッションブランド。

メンズライクで重厚な雰囲気が、周りの空気を引き締めています。

九品寺のタカサゴユリ

2014年09月28日 08時45分40秒 | 

奈良 葛城の九品寺に立ち寄りました。

朝早かったせいか、境内にはどなたもおられず、まずは本堂前でお参り。

ちょっとトイレをお借りしようと周囲を見回したところ、本堂脇の石灯籠のたもとに白い花が一輪。

それはそれは見事に咲いていたタカサゴユリ。

花弁の一枚一枚にすっと真っ直ぐ入った、紫色のラインがなんとも上品ないでたち。

その清楚な姿はまるで、透き通るような白い肌が美しい秋田美人。

自然が生み出したこの無垢の美に気づき、心を動かすことができる喜びに感謝です。

SONY Walkman NW-A17

2014年09月26日 22時26分50秒 | デジタルガジェット

「聴けば戻れなくなる、濃密な音 」という、そそるキャッチコピーと共に、WalkmanのAシリーズがリニューアル。

孤高のZX1、ハイクラスのFシリーズに続いて、ハイレゾ音源に対応。

約50時間の音楽再生が可能なスタミナ性や、ノイズキャンセリングの搭載ももちろん素晴らしいのですが、なんといってもmicroSDメモリーカードスロットを搭載したことが、最も重要なアップデート。

現在僕は、5年前に購入したXシリーズ、NW-X1060を使っているのですが、そのコンパクトさ、音質、スタミナ性、どれをとってみても満足のいくものなので、今でもバリバリ現役で気に入っています。

たださすがに内蔵メモリーの32GBでは、そろそろデータ量も心許なく思えてくる昨今、今回発表のAシリーズは、microSDを本体にセットできるのです。

この素敵な機能は、Xシリーズにも欲しかった…。

それほど惜しげもなく音質性能と快適技術を盛り込んだ新Aシリーズに、隙はありません。

敢えて一つ言うのであれば、じっと本体のデザインを見ていると、マカロニほうれん荘の膝方歳三(トシちゃん)に見えてきて仕方ないといったところでしょうか。



本薬師寺跡のホテイアオイ Vol.2

2014年09月24日 21時51分24秒 | トラベルフォト

元薬師寺跡のホテイアオイ、水田の全景はこんな感じ。

この日は朝からスカッと気持ちのいい日差しが刺していたので、ホテイアオイも沢山顔を出してくれるかなと期待して来ました。

結果としてはまずまずといったところ。

最盛期の時には水田の上が薄紫色で埋まってしまう程ですから、そこまではいきませんでした。

朝日が登り始める頃は、半袖ではちょっとひんやりしているかな?といった感じでしたが、日差しが降り注ぎ始めるとすぐに気温は上昇。

秋分の日も過ぎ、これから徐々に秋モードへと変わりつつ空気を実感したのです。

本薬師寺跡のホテイアオイ

2014年09月22日 22時25分33秒 | トラベルフォト

うねび北小学校の二年生が株の植え付けをしたという、元薬師寺跡のホテイアオイ。

毎年この場所で、休耕水田利用の一環としてホテイアオイが植えられ、8月中旬頃になると徐々に花が開花を迎えます。

開花してからは息の長い花なので、今年はちょっと油断してしまい、見に行くのに出遅れてしまいました。

しかし、水田にはまだ多くのホテイアオイが花を咲かせています。

中でも一番生きの良さそうなこの花にクローズアップ。

地面ギリギリのアングルなので、モードをライブビューに切り替え、液晶モニターを確認しながら撮りました。

毎年思うのですが、黄色い一つ目小僧のようなこの愛らしい表情は、ホテイアオイならでは。

全くいつもながら愛嬌に溢れた元気な花です。

東急プラザ 表参道原宿

2014年09月20日 21時19分51秒 | 建築

第五使徒ラミエルか?とも見えるこのアングル。

東急プラザ 表参道原宿のファサードを内側から撮影した写真です。

ラフォーレ原宿の頭の一部が鏡像となって写っているところから分かる通り、ちょうどエレベーターの降り口あたりでシャッターを切りました。

NAP建築設計事務所による、アルミのポリゴン多面体のファサードは、目まぐるしく移り変わる原宿の街の姿そのもののようにも見える、都市的でとても印象的なデザイン。

どこから撮っても、いつ撮影しても、一時として同じものには写らない、現実社会の万華鏡。

それは、喧騒の風景をモチーフとした、キュビズムの作品のようです。

おふさ観音 風鈴まつり Vol.2

2014年09月18日 21時33分57秒 | トラベルフォト

先月末の、おふさ観音の風鈴まつり、境内の様子です。

本堂に向かう参道の上に、縦にも横にもズラッと並べられた風鈴の数々。

透明なガラスの鈴の外側には、様々な絵付けがされていて、ひとつひとつ見ているだけでも楽しいのです。

夏空の下で透き通る美しい姿。

それだけでなんだか涼しげな心地に感じさせてくれるのですが、これはみな風鈴。

本領を発揮してくれるのは、やはりその音色。

フワッと辺りに風が吹き抜ける時です。

風の行方に合わせて、頭上の風鈴が一斉に音を奏で始めます。

一輪だけで“チリン”と鳴る時とは違って、風情も余韻もありませんが、風鈴の音に全身が包まれる感覚は、なかなかどうして、心地いいものでした。

Canon PowerShot G7X

2014年09月16日 22時20分12秒 | デジタルガジェット

1インチセンサー搭載。遂にキャノンからも出ました。

「G」の称号を持ちながらも、PowerShot Sシリーズと同等の投影面積を持つコンパクトな躯体の中に、なんと1インチセンサーが入ってしまった。

Powershot S120を店頭で触っててみると、そのコンパクトさ、その操作性の良さ、その機敏さが、即座に手に伝わってきて、「いいコンパクトデジカメだなぁ…」とつくづく思っていました。

しかし、今や高級コンパクトの代名詞となったCyber-Shot DSC-RX100シリーズとの比較で、センサーサイズの大きさや、チルト液晶等の機能差で、どうしても見劣りしてしまう部分があったのですが、PowerShot G7Xは違う!

センサーもチルトもレンズの明るさも、しっかりガチンコ勝負。

加えてテレ側をライバルより+30mm加え、35mm判換算で100mm相当の望遠を手に入れています。

Sシリーズ伝統のUI、コントローラーリングも健在で、かつ、親指操作の2段ダイヤルを装備。
瞬時に露出補正が可能なダイヤルは、見るからに使い勝手が良さそうです。

2段ダイヤルやシャッター部分のレッドリングが、Lレンズのプレミアム感を彷彿させ、ハイエンドモデルとしてのくすぐりどころをうまく突いています。

これは本当に隙のない商品。

満を持しての登場です。

五劫思惟阿弥陀如来(ごごうしゆいあみだにょらい)

2014年09月15日 17時22分24秒 | トラベルフォト

京都 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の通称アフロ仏像、“五劫思惟阿弥陀如来(ごごうしゆいあみだにょらい)”に会いに行ってきました。

JR東海「そうだ 京都、行こう。」のスタンプコレクションの絵柄にもなっている、非常に個性的な姿をした阿弥陀仏の、その名前の由来が凄いのです。

なぜこれほどまでに大きく広がった髪型であるかと言えば、気の遠くなる程の長い年月、どのようにしたら民衆を救えるだろうかと考え続け(思惟:しゆい)た結果、己の髪(螺髪:らほつ)が伸び放題になった為なのだそうです。

その長い年月の単位が“劫(こう、ごう)”。

一劫とは、一辺160kmもの大岩の上に、三年に一度天女が舞い降りその衣で岩を一撫でし、遂にはその岩が摩滅して無くなるまでの時間。

では、その果てしない時間が一体どれほどかといえば、なんと、一劫=43億2000万年!

つまり、五劫思惟といえば、216億年間、民衆救済について考え続けているという、その姿なのです。
これはもう天文学的数字としか言えません。

しかし待てよ、宇宙の年齢は確か138億歳だったはず。ではビッグバンよりも前から…?

いや、仏の世界に物理の法則は関係ないのです。

おふさ観音 風鈴まつり

2014年09月13日 21時48分13秒 | トラベルフォト

先月末撮影した、おふさ観音の風鈴まつり。

毎年夏恒例の風鈴まつりですが、今年はすでに終了してしまいました。

山門をくぐり、ずらりと並んだ風鈴の列を通り過ぎ、まずは本堂でお参り。

その後、本堂の裏手に回り、亀の池の方へと足を向けて行くと、松の木にもガラスの風鈴が数本吊り下げられています。

そのうちの一つ、この絵付けも何もないシンプルな丸い風鈴が、ただ見ているだけでとても涼やか。

時折、風に揺られて音を響かせるのですが、“リン”と鳴るまでもなく、その佇まいだけでも十分に涼を感じさせるとは、うん、なかなかいい仕事をしているなと思いました。

Apple Watch Vol.2

2014年09月11日 22時10分57秒 | デジタルガジェット

全てのウェアラブル・デバイスが抱える問題。それはバッテリーのスタミナ性能。

スマートウォッチのような超小型端末であれば、自ずと容量が限られ、当然頻繁に充電しなくてはなりません。

スマホの毎日の充電すら煩わしいのに、更にもう一つ充電の儀式が増えるのかと思うと、正直うんざりしてしまいます。

ではApple Watchでは?

アップルの回答は、MagSafeテクノロジーを使った、電磁誘導式の無接点充電。

要は、この聴診器のようなアダプターを背面に近づけるだけ。あとはマグネットの力で裏面の中心にパチンと吸着。

これは確かに簡単で小気味いい。

Andoroidスマホでもおくだけ充電“Qi(チー)”があり、便利だなとは思うのですが、充電ベースがなんだかやたらと大きくて、無駄にスペースを取るのが納得いかないポイントです。

MagSafe方式によって、USBコネクタの抜き差しのイライラからはフリーになりましたが、でもやはり毎日充電しなくてはいけないとなると…、一歩引いて考えてしまうのです。

Apple Watch

2014年09月10日 22時01分04秒 | デジタルガジェット

何かに似ているようで、何にも似ていない。

敢えてどういうものかと言えば、実にアップルらしいデザイン、としか言いようのないプロダクト。

サムソンのGearも、LGのG Watch Rも、モトローラのMoto 360も、どこか、これじゃない…感があったのですが、Apple Watchの場合、まるでずっと前からそこにあったかのような、ごく自然な存在感。

円形有機ELディスプレイやフレキシブルディスプレイも使っていないApple Watchのデバイスですが、人との調和が最も意識されたデザインは、どのウェアラブルデバイスよりもエレガント。

3つのコレクション、2つのケースサイズ、コレクションごとに用意された複数のベルトのデザインにより、単なるカラバリに終わらない、多彩なデザインバリエーションが選べます。

最新のデジタルデバイスでありながら、最もファッションの要素が必要とされる、難しい立ち位置の端末ですが、ライフスタイルに合わせてこれほど多岐に選べる楽しさは、他にない重要なポイント。

デビュー予定の来年初頭にはすっかり飽きられてしまうという可能性もあるのは、ファッション時計の宿命ですが、とにかく新しいインターフェースに、早く触れてみたいのです。

スーパームーン

2014年09月09日 21時59分55秒 | トラベルフォト

地球の周りを楕円軌道を描く月。

ある時は近づき、ある時は遠ざかる公転軌道の中、満月の今日、今年三回目のスーパームーンがやってきました。

確かに大きくてまあるい美しい月でしたが、本当に遠地点の時よりも14%も大きいのかな?と思いました。

望遠レンズを通して見る大きな月の姿は、ゴツゴツとした岩の星。

レゴリスに覆われた実に無機質な天体ですが、その輝きは、人々の心に静かな安らぎを与えてくれます。

次にスーパームーンに会えるのは来年9月28日。

待ち遠しいですが、なんといっても雲に隠れてしまっては見ることはできません。

一年後、再び夜空がクリアに晴れ上がってくれることを期待します。

采女祭(うねめまつり)

2014年09月08日 22時58分06秒 | トラベルフォト

本日、9月8日は仲秋の名月。

毎年この日に行われている奈良の風物詩、采女祭(うねめまつり)に行ってきました。

奈良時代、帝に仕えていた采女(女官)が、帝の関心が薄れたことを嘆いて、猿沢の池に入水しました。
その霊を慰めるために行われているのが、この采女祭。

クライマックスは、管弦船の儀。

龍の首と鷁(げき)の首を持つそれぞれ二雙の管絃船が、猿沢の池を二周り周回し、最後に花扇を池の中央に投じます。

開始となる午後7時には、天空に丸いお月様が上がり、厳かな月明かりを水面に落としましていました。

写真は、花扇を投じたあと、岸辺に引き上げるところ。

天上の月は、その様子の一部始終をしっかりと眺めていました。

GUESTHOUSE MAKURA

2014年09月06日 10時09分29秒 | トラベルフォト

奈良公園 猿沢の池のほど近く、”GUESTHOUSE MAKURA”があります。

素泊まり専用のリーズナブルなお宿で、バックパッカーやプチ旅行にはもってこいの宿泊施設。

一泊2500円から、という驚きのお値段ですが、「MAKURA」の名の通り、基本は寝るだけのスペースです。

奈良の町家を改装した作りなので、暖簾の下がったエントランスはパッと見雑貨屋さんのようにも見えます。
そのユニークな入り口のすぐ横にある簾(すだれ)には一面びっしりゴーヤが蔓を巻いていました。

ぽちょんと咲いた黄色い小さな花は、もちろんゴーヤの花。

グリーンカーテンに最適なゴーヤですから、葉っぱの生育はとても早い。
ワサワサと育った葉っぱに、大切な看板が隠れてしまいそうですが…

きっと、おおらかな性格のオーナーなんでしょうね。