GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

APPLE iMac 27inch Vol.2

2010年12月30日 22時27分12秒 | デジタルガジェット

従来型プロダクトの常識を次々と覆したモノ作りに邁進し続けるアップル。

New iMacも、そのディティールを見れば見るほど、まるで不可解としか言いようのない製造方法で作られていました。

例えば前面下のアップルマーク。

まるでアルミ板に埋め込まれた象嵌(ぞうがん)を思わせるほど精緻な精度で嵌め込まれたこのマークには、ひとつの都市伝説のような話があるのです。

顔を近づけて目を皿のようにして見ても、0.1mmの隙間もなく一体化しているその製造の秘密とはこうです。

アルミ加工工程で完成した高精度な本体部分を厳密なレーザー測定機を使用すると、0.1mm刻みで誤差が発見されます。

同じく精密加工されたアップルマークにも同様の誤差が生まれるのですが、その両者のを並べて、誤差が相反する同志を組み合わせて、嵌合0(ゼロ)の匠の製品が誕生するというのです。

金色ガンダムに代表される、粗悪なコピー商品が今だ絶えない同じMade in CHINAとは思えないこのモノ作りへの執念。

ゆえに不可解なのです。

APPLE iMac 27inch

2010年12月29日 17時08分36秒 | デジタルガジェット

ずいぶん長い間iMac G5を使ってきましたが、遂にというかようやくintel iMacへと切り替えました。

かつて、白パソの時代を築いたMacのシリーズも、いつの間にかシルバーに変わり、真っ白だったポリカーボネートのiMacも、アルミニウムボディへと様変わり。

矩形の画面+くの字の脚、という基本デザインは踏襲しながらも、これまでのプラスティック・ボディとは比較にならないほど端正な作りに、少なからず衝撃を受けました。

「丁寧なモノ作り、確かな品質」で世界を席巻してきたこれまでのジャパン・ブランドの神話は、気が付けばいつの間にか、いともあっさりと追い越されていたのです。

世界最大のEMS(電子機器受託生産)Foxconn:フォックスコンでの高度な製造技術は、もう手の届かないほどの高みへと到達してしまいました。

その驚くべき完成度の製品を感心しながらこうして眺めるのは、ちょっと複雑な心境なのです。

東京ミッドタウン シャンゼリゼ・イルミネーション

2010年12月27日 21時30分34秒 | トラベルフォト

東京ミッドタウン スターライトガーデンの会場となる芝生広場へと向かうコースの途中、21_21 DESIGN SIGHTの前では“シャンゼリゼ・イルミネーション”が輝いていました。

パリ シャンゼリゼ通りで行われているものと同じ形、シャンパングラス型のホワイトイルミネーション。

グラスの中に、時おり雪が舞い落ちるようなスノーフォール・イルミの演出もきれいで、バックで輝くトゥリー・イルミネーションの金色との相性はばっちり。

黄金と白銀とが、きらきらと美しい共演を見せてくれました。

使用されたLEDの光源はパリと同型のものらしく、つまりは、本当にシャンゼリゼと同じものを見ているのかと思うと、ちょっとだけ贅沢な気分を味わいました。

東京ミッドタウン スターライトガーデン Vol.2

2010年12月25日 00時01分41秒 | トラベルフォト

東京ミッドタウン スターライトガーデンの素敵なライトアップを見に来ていたのは人間だけではありません。

フロリアン・クラール氏の“フラグメントNo.5”の空洞越しに光の宇宙空間を覗いていたら、その中をよく見てみると、穴の上に小さな猫ちゃんが!?

ピンクのリボンを首にかけた子猫も一緒に、ミッドタウンのライトアップを見ていたのです。

その小さな観客に気づいた人たちから、盛んにフラッシュを浴びて、少々戸惑っている様子でしたが、つるつる滑る穴の上から降りることが怖いらしく、しばらくして飼い主のおじさんの差し出すバスケットへ飛び込んでいきました。

このきらきら光る素敵な夜空の光景を、彼女はどんな風に見て取ったのか。

興味深い疑問です。

東京ミッドタウン スターライトガーデン

2010年12月24日 23時22分41秒 | トラベルフォト

Merry Christmas !

クリスマスには欠かせない素敵なイベント、夜のイルミネーション。

東京ミッドタウンの今年のイルミは、ガレリアの向かいにある芝生広場の広大なスペースを利用したスケールの大きなライトアップ・イベント。

夜空と宇宙空間をテーマにした光のキャンバスの上にたくさんの流星がきらめいて、すばらしいファンタジックなアートでした。

芝生の上にセットされたLEDはなんと約25万個。

時おりセットの中心からはスモークも沸き上がり七色に照らされた幻想的な照明のマジックに、気分はすっかり東京ディズニーランドのエレクトリカルパレード。

都会の夜を美しく彩る小さな星たちに、疲れた気持ちがなごみました。

大橋トリオ 「I Got Rhythm?」

2010年12月20日 22時30分13秒 | 音楽

新作「NEWOLD」が先月リリースされたばかりの大橋トリオ。

こちらは一年前に発売されたメジャーデビューアルバム「I Got Rhythm?」です。

プレイボタンを押した瞬間から染みわたる、優しくて懐かしいその世界観。

トム・ウェイツをギューッとまろやかにさせたような暖かなソウルが、静かに心へ染みわたります。

目を閉じて聴いていると、まだ見ぬどこか東欧のしがないバーで弾き語りをしている彼の、穏やかな笑みを浮かべた横顔が浮かんでくるのです。

爆撃や国境のいざかいや包丁や挙げ足とり。

いま、身の周りでは沢山のネガティブが幅を利かせつつありますが、そんな人たちに聴かせてあげたい。

素敵なアルバムです。

NIKE LUNAR ECLIPSE +

2010年12月19日 14時49分46秒 | スポーツ

2007年から開催された東京マラソン以降、日本全国ご当地マラソンが大人気。

そして、マラソン人気と相まってランニングブームはすっかり定着した感があります。

僕もジョギングを続けて十年以上経ちますが、毎回タイムを競うほどストイックなランナーではなく、あくまで体力維持と体型持続を目的としたコンフォートタイプのジョガーです。

そんなお気楽系にとってランニング・グッズは、性能はもちろんのこと、それ以上にファッション性を重視。

今注目したいのが、ナイキランニングシューズの2010冬新作、NIKE LUNAR ECLIPSE +(ルナ・エクリプス プラス)。

ナイキの様々な最先端テクノロジーを搭載し、しかもクールな外観。

ソールにはルナロン(LUNARLON)、アッパーにはフライワイヤー、そしてかつてのエアハラチを思い起こさせるヒールのサポートパーツがデザインアクセントとしても利いています。

都会派のランナー気分にさせる、渋ハデなカラーリングがイカしています。

郡山城跡の紅葉

2010年12月18日 23時24分46秒 | トラベルフォト

真っ赤な紅葉を見ました。

もうすっかり枯れ落ちたとばかり思っていましたが、先週、奈良 郡山城跡を散策していたら、まだ紅く染まった楓があったのです。

たった一本だけあかあかと色付いたその楓は、朝日を受けて眩しいほど鮮やかに輝いていました。

紅葉とは、季節の変化により葉の中にあるクロロフィル(葉緑素)が分解され、代わりに発生するアントシアンの影響で赤く変化するという行程であるということですが、それにしても緑から赤へ、見事なほどに変化するものです。

この数日後は枯れ落ちる運命だというのに、なんと生命感に満ち溢れているのでしょうか。

Canon PowerShot S95 : Photo 8

2010年12月17日 23時36分16秒 | デジタルガジェット

ならまち 格子の家へ。

中へおじゃまして、居間からその格子に視線を向けると、鮮やかな赤色の奈良風鈴が鴨居から下がっていました。

出屋敷町にある奈良ガラス工房で製作された奈良風鈴はこの美しい赤が特徴。

Canon PowerShot S95のレンズは、その色、質感、そして高い音色で響く美しいその音色さえ間近で感じとれそうなほど、リアルな空気感を写しとってくれました。

1/1.7型という小さなCCDの一体どこに、これほど高精細/高画質な絵を写し出す性能が隠されているのでしょうか。

歴史ある光学機器メーカー、キヤノンの本気を感じるコンパクトデジカメの雄です。

Canon PowerShot S95 : Photo 7

2010年12月15日 23時33分28秒 | デジタルガジェット

いまさら説明不要のジオラマモード。

最近発売されたコンパクトデジカメならばほとんど入っているという、今はやりのシーンモードのひとつです。

そのコミカルな楽しさは、なんとも説明しようのないものではありますが、とにかくジオラマモードに変更してシャッターを押せば、どんな風景もミニチュアの世界になってしまうのです。

写真は、PowerShot S95で、なんでもない駅前ロータリーの普段の風景を撮影したもの。

ただシャッターを押しただけなのに、人もタクシーも植木までもが手の平サイズに縮まったように見えるのです。

実にそれだけのことなのですが、なぜか眺めているだけで微笑ましい気持ちになってしまうのです。

Canon PowerShot S95 Vol.3

2010年12月13日 21時09分53秒 | デジタルガジェット

ハイエンドクラスとはいえ、PowerShot S95はコンパクトデジタルカメラ。

モノの存在感、所有する満足感を比べてしまうと、それはやはりデジタル一眼レフとは異なります。

しかし操作感でいえば、他のコンデジ群とは違う、オーナーをおっ!と思わせるちょっと利かせたくすぐりどころがあるのです。

レンズの鏡筒の付け根にある「コントローラーリング」がそれ。

フルオートで気持ちよく撮れるカメラであるのですが、プラス、撮影中の各モードに応じた様々なマニュアル操作が、いつでもこのリングで可能なのです。

撮影中にリングを回せば、小さく「チチチチ…」と小気味のいいラッチ音とメカニカルな感触が指に伝わり、普段は一眼のユーザーでさえそのマイクロピッチ感にムムッと思わされるのです。

よく使うのがやはり露出補正。

コンデジならではの、液晶画面で出力結果を確認しながらリアルタイムでの補正が可能なので、なかなかどうして、これは結構使えるのです。

前衛機種のS90から継承されたこのリング、伊達ではありません。

Canon PowerShot S95 : Photo 6

2010年12月12日 11時14分14秒 | トラベルフォト

Canon PowerShot S95で、ならまちの庚申(こうしん)さんを写してみました。

疫病や災難を運んでくる三尸(さんし)の虫を避けるため、天敵とされる猿を守り神として、屋根の上に三匹の猿を据えた庚申堂。

毛づくろいの仕草が、三尸(さんし)の虫を食べているように見えたからとか、厄を去る(猿)から来たとか、猿縁起については諸説あるようですが、いずれにしても庚申さんと猿は、切っても切れない仲なのです。

屋根に乗った「見ざる」「聞かざる」「言わざる」を見上げると、その後ろに抜けるような青い空が広がっていたのに気付き、シャッターを切ると、まさにそのままの青が写し撮られました。

見た目と同じように青空を撮るというのは、太陽光の位置や大気の状態などにより、実は意外に難しいのですが、PLフィルターも装着していないS95の小さなレンズは、実に気持ち良く、そして当前でしょと言わんばかりの描写を見せてくれました。

この小さな相棒は、本当にいい仕事をしてくれます。

Canon PowerShot S95 : Photo 5

2010年12月11日 14時21分02秒 | トラベルフォト

PowerShot S95自慢の高感度/高画質テクノロジー「HS SYSTEM」の実力はいかに。

S95は一体どれほど暗所の環境に強いのか、ならまち 格子の家を撮影してきました。

古くからある日本の伝統的な町家ですから、光が届きづらい居間の奥は基本的に影りが多いのです。

そんな暗がりの環境で、壁にかかった振り子時計をパチリ。

もちろん手持ち、ノーフラッシュで三脚無し。

マクロ撮影時にその威力を発揮するという“HYBRID IS(ハイブリッド・IS)”のおかげでしょうか、光の少ない状況でも特に注意することなくピタリと手振れを抑えてくれました。

しかも高ISO感度時特有のノイズも少なく、陰影の多い日本家屋の空気感を気持ちの良いほどクリアに描写してくれるのです。

なるほど、「ハイエンド・コンパクト」の名前は、伊達ではありません。

Canon PowerShot S95 Vol.2

2010年12月10日 21時53分09秒 | デジタルガジェット

王道。本質。実直。

Canon PowerShot S95はまさにそれ。

ピンクやパープル、ゴールドやグリーンなど、目に鮮やかなカラフルデジカメが売り場を華やかに見せている中、飾り気一切無しのブラック一色で寡黙に鎮座する本格派。

ハイエンドのコンパクトデジカメだからといって、いたずらに豪華に見せたりはせず、ひたすら写りの性能を高める努力を怠らずに、躯体をリフレッシュさせた生真面目なこのカメラは、発売から約3カ月経った今でもじわじわとその人気と評価を上げ続けています。

「このコンパクトさでこの描写力はスゴイ…」と、S95を手にした多くの人の喉を唸らせる高画質の秘密は、やはりF2.0のCanonレンズの性能でしょうか。

そして、集光面積を拡大させた高感度CCDセンサー+DIGIC4の組み合わせ「HS SYSTEM」が、暗所でのクリアな描写を強力にサポートしています。

質実剛健の着実な進化。

Canon PowerShot S95はこれからも見逃せないコンデジキングです。

春日大社の紅葉 2010

2010年12月09日 22時28分47秒 | トラベルフォト

今週はたびたび突風や雨が突然降り出す不安定な天気が続き、紅葉もすっかり散りゆきましたが、この写真は先週、奈良 春日大社で撮影したものです。

本殿脇で大きな枝を広げる春日大社の楓。

東から昇る朝日を受け、全身を鮮やかなオレンジに変えた楓の姿を、朱の回廊を背景にして見ると、その美しい色彩がより一層際立って見えました。

そんな色彩の共演に一味薬味を加えていたのがこの燈籠。

まるで、すっくと背筋を伸ばして起立した三兄弟のよう。

人の手による造作と自然の色彩とが、相対することなくあたりまえのように融合している風景は、とても目に優しいのです。