古都 金沢を代表する三茶屋町のうちのひとつ、主計町(かずえまち)。
浅野川に沿って立ち並ぶ、紅殻格子の風情ある町並みは情緒たっぷり。
ただ歩いているだけで、花街独特の華のある気分に酔いしれていまいます。
その素敵な雰囲気に浸りたくて、西に東に南に北に。うろうろと散策していると、ふと目の前に現れたのが、こちらの石段。
石碑には「あかり坂」。
命名はかの五木寛之。
名付けの年度を見ると、平成二十年秋。
なにか古いいわれでもありそうな坂の名前でしたが、命名はけっこう最近のことなんですね。
でも、どこか空気が違いました。