GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

東京ミッドタウン Vol.3

2008年02月29日 22時13分01秒 | インテリア雑貨
GALLERIA(ガレリア)3F、和雑貨の「箸長(はしちょう)」です。
店内の壁一面にズラリと並べられた、さまざまなお箸のディスプレイは、とても見ごたえがあります。
しかしその前に、入り口を陣取るこのおおきなねずみ。
そういえば今年は子年。
家の守り神として十分通用するほどの巨大さに、目が点になるほどでした。
更に、その周りを囲む福助や赤べこ、ひょっとこや達磨など、日本古来の伝統小物って、こんなにもキュートだったのかと、ちょっと驚きです。
こうした和雑貨の心弾むような楽しい色彩に囲まれていると、季節に関係なく、とてもおめでたい気持ちになってきます。

東京ミッドタウン Vol.2

2008年02月29日 00時30分34秒 | 建築
東京ミッドタウンのメインロビーとも言うべき、4階吹き抜けのショッピング・ゾーン、“GALLERIA(ガレリア)”です。
和紙を使ったインテリアデザイナー、堀木エリ子による「社」:1階、「木」:2階、「太陽」:3階の巨大なタペストリーが印象的な、落ち着きある大人のモール。
上質、自然、洗練といったキーワードを並べれば、やはりモダンな和空間ができあがります。
和紙と竹と自然光が織り成す吹き抜けの大空間は、都会の一等地に相応しい大人の色合いに溢れています。
中でも3階のインテリア&デザインフロアーには、陶磁器ショップの「NAGAE」や和雑貨の「箸長(はしちょう)」をはじめとした、魅力的なショップが軒を並べ、目の肥えた大人も満足させる心地よい空間になっています。

麒麟 ZERO

2008年02月27日 23時04分32秒 | お酒
麒麟 ZERO。
清涼感に包まれた、スキッとしたパッケージデザインに惹かれて、早速飲んでみました。
「糖質ゼロ」系の発泡酒は初めて飲んだので、一口飲んだ印象は「味薄っ!」。
カロリーオフは承知の上でしたが、それでも想像以上にビールの味わいはありませんでした。
しかし、きりりとした強めの炭酸のキレ味に加え、飲んだ後に全く後味が残らない、潔いほどのすっきり感。
ビア・フレーバーの新しいカロリーオフ飲料として飲めば、合わせる料理を全く選ばないこの存在は、今まで無かったのかもしれません。
“スポーティー”とも言える感覚を持った、新世代の発泡酒の楽しみ方を感じさせるZERO。
「糖質ゼロ」は、今後も各社から次々リリースされる予定の新ジャンル。
注目の存在です。
   ↓
「糖質ゼロ」戦争勃発! さて、どの“ゼロ発泡酒”がうまいか? - 日経トレンディネット

東京ミッドタウン

2008年02月27日 00時43分17秒 | 建築
東京都内で最も高い超高層ビル、東京ミッドタウンです。
近頃何かと騒がしい旧防衛庁本庁舎の跡地を利用し、都内ではまたとない超好立地に建てられた、プレミアム・タワーです。
このミッドタウン・タワーの高さは248m。遠くは富士山までも見渡せる大きさです。
ただ展望台は無いので、眺めるためにはミッドタウンの上層階、東京初進出の五つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」に泊まらなければいけないようです。
東京タワーと富士山を一望にし、更に六本木ヒルズや国立新美術館を眼下にした東京の夜景は、正にプレミアムな眺めであることに間違いありません。
その景色にはおそらく一生縁はなさそうですが、なんともうらやましい限りです。

白梅

2008年02月25日 23時58分46秒 | 
紅とくれば白。
同じ園内にある神社の前で九分咲きとなっていた白梅です。
つぼみももう残り少なく、ほぼ満開の白梅。
こうして紅白並べば、やっぱり縁起をかつぎたくなるもの。
神社の前で、ウールのコートを着た学生らしき男性が、「パンッ、パンッ!」と小気味の良い拍手を鳴らして、一心にお祈りをしていました。
季節柄、やはり合格祈願でしょうか。
思わず、昔の自分の合格発表の頃を思い出してしまいました。
彼にもぜひ、その願いが届いて欲しいものです。

紅梅

2008年02月24日 16時11分47秒 | 
近所の城跡公園に出掛けると、梅の花が。
今週後半、ようやく暖かさが近づいたと思ったら、急にこの寒の戻り。
園内にも人はちらほらとしか見かけませんでした。
2月も終わろうとしているこの時期、和歌山や京都の有名な梅林に梅見に出掛けるのもいいものですが、近所でこうしてゆっくりと眺めてみるのも楽しいものです。
思い出したようにパラッと雪が降りる曇りがちな天気の中、思いのほか鮮やかさを見せる紅梅の色彩が、目に眩しいくらいでした。

BRAVIA KDL-20M1 Vol.2

2008年02月23日 16時05分49秒 | デジタルガジェット
M1の本体全周を囲うように巻かれている、「ループ」と名付けられた四角いフレーム。
これが、単なるデザイン上の飾りだけではないところに、ソニーらしさがあります。
本体画面の底部の横スリットにスピーカーを設け、下方向に向かう音を、斜めに切られたループのフレームが前方に広がるように、反響させる役割があると言うことなのです。
スピーカーを見えない位置に移動させて、デザインをすっきりさせながら、反響板と足とを一体化。更にこの足を全周回したカラーフレームとしてインテリアのアクセントに。
機能と形を、単なる合理性だけでまとめずに、時流にはまったイマドキのデザインに仕立て上げるのはソニーならでは。
出来上がったデザインを見て「なるほど。」と思うのは簡単なことですが、その「なるほど」の種を探し出し、製品として作り上げていくことは、実は大変なことであるに違いありません。

BRAVIA KDL-20M1

2008年02月22日 22時28分34秒 | デジタルガジェット
液晶テレビも第二ステージへ。
リビング空間からパーソナル空間へと、そのアドレスが広がりつつあります。
パーソナル機器ならではのカラフルな6色展開で登場したBRAVIAのM1シリーズ。
本気で財布を開こうとするならば、やっぱりホワイト&シルバーを選んでしまうのですが、あえてこの元気なオレンジをチョイスするのもアリなのかもしれません。
なぜなら、色は人の心を動かす力があるからです。
ちなみに、色彩研究の商学博士、野村順一氏著「色の秘密」によると、オレンジ色を好む人の性格には次のようなものがあります。
・貧富、高低を問わず、どんな人にも寄り添っていく人懐っこさ。
・理解が早くおしゃべりで、常に微笑みを湛えている。
・乱雑な状態はきらいで家もオフィスもきちんと整理されている。
奢侈と歓喜の色、オレンジ。
僕は大好きな色です。

ウォークマン NW-A829

2008年02月22日 00時24分59秒 | デジタルガジェット
Bluetooth WALKMAN、遂に登場しました。
ブルートゥースがポータブル・オーディオに搭載されるのは、iPodが先かと思われていましたが、ソニーが一歩リードです。
ワイヤレスで音声を飛ばす音楽プレーヤーといえば、かつて僕も使っていたウォークマン WM-805を思い出します。
無線で音声がイヤホンから流れるなんて、とても未来的で目新しく、発売と同時に飛びついて購入したことを思い出します。
本体のバッテリーに加え、イヤホン側のガム電池も、毎回ダブルで充電しなくてはならない手間もなんのその、本体がやたら分厚くて重くても、随分気に入って使っていました。
あれから20年近く経ち、これだけの進化。
付属のイヤホンはワイヤレス対応ではありませんが、無線の魂を持ったウォークマン。
今後の展開が楽しみです。
    ↓
ウォークマン 1989-1991

桂離宮 笑意軒

2008年02月21日 01時38分29秒 | 和のディテール
「和のディテール」
今回は桂離宮第2の茶室、笑意軒の襖です。
和建築の中には様々な凝った意匠が、そこかしこに施されていますが、中でも襖の引き手には色々とバリエーションがあります。
この笑意軒の襖の引き手は「櫂」。
つまり船のオールです。
かつての貴族が、船を用いて離宮内を回遊していたことに掛け、この引き手の形を採用したそうです。
こうした凝った引き手は、たったひとつで数万~数十万円もするものも。
部屋中の引き手で、一体いくらになるのやら。
風情があるこうた小物のセレクトと審美眼。
大人の優雅な遊びを感じさせるデザインです。

黄梅院(おうばいいん)

2008年02月20日 00時54分27秒 | 和のディテール
「和のディテール」、第三夜。
京都大徳寺の塔頭(たっちゅう)、黄梅院(おうばいいん)です。
緑色鮮やかな苔が大変美しく、驚くほど変化に富んだ、深い庭を持った寺院です。
この円窓のシルエットが映し出す陰影の世界。
正に日本の奥ゆかしい美。
本堂の裏手から垣間見る、破頭庭からの光を受け、斜めに編んだ竹格子の影が、障子越しに映ります。
ここでポイントなのが、障子の正方形と窓の円が、正確に点接していることなのです。
ここに四角と円と菱形が、光と影とともにレイヤーで構成されている。
見せるために、考えを尽くして作り上げたこのあしらいには、日本人の美学が凝縮しています。

柊屋(ひいらぎや) Vol.4

2008年02月18日 23時52分17秒 | 和のディテール
「和のディテール」、今日のモティーフは“柊(ひいらぎ)”です。
京都の老舗旅館、柊屋(ひいらぎや)の待合室に飾られた数々の逸品の中に、この小物入れがありました。
美しい氷の欠片のような入れ物の上蓋、取っ手の代わりに造り付けられたのが、金色の柊。
まるで氷の大地から芽を出したかのような、かわいらしく儚げな和の意匠。
日本の匠は時に、このようなユニークなアイデアで、見る人の心をくすぐります。
茶目っ気がありながら、その造作には一切手を抜いていない。
本気モードの遊び心が、ディテールから溢れ出ています。


詩仙堂(しせんどう) Vol.3

2008年02月17日 16時45分55秒 | 和のディテール
銀座ソニービルを手がけた建築家、芦原義信氏の著「東京の美学」の中で、日本の都市景観は部分発想で形作られているとしています。
ニューヨークのような計画性や、パリのような整然とした秩序は日本の都市に感じられないが、日本建築や都市の風景には、様々なディテールの昇華によって全体が統合されたかのような、有機的で奥深い美しさが存在するとあります。
「美は細部に宿る。」
正に、日本の美しさとはディテールにあると言えます。
その細やかで厳しい目が、世界をリードし続ける、情報エレクトロニクス産業を生み出したのでしょう。
そこで今回より、カテゴリーに「和のディテール」を加えました。
写真は詩仙堂の老梅関(ろうばいかん)。
茅葺の門扉に設えられた古木の×印。
深く味わいのある表情に、目が釘付けになりました。
凝った和の意匠としかけは、スッと心に響いてきます。

ハッピーな落書き Vol.2

2008年02月16日 16時07分55秒 | トラベルフォト
3つのスマイルマークに惹かれて門の奥を覗くと、こちらにもありました。大きなスマイルマーク。
ここは公園?それとも幼稚園?
門扉に何も掛けられていなかったので、この施設が一体何なのかは分かりませんでした。
ただ言えるのは、このスマイルマークを見ているだけで気持ちが上向いてくる、そんなオーラを放つサインに出会えたということです。
街中の交通標識を見ても何も感じることはありませんが、ペイントの仕方やレイアウトが異なるだけで、何か大事なものを伝えられる。
グラフィック・デザインの根本を見たような気がしました。

ハッピーな落書き

2008年02月15日 23時19分49秒 | トラベルフォト
ミラノには本当に乱雑な落書きが溢れています。
イタリアの美しい街並みを、ところかまわず描きなぐった醜い光景を見るたび、実に残念な思いがこみ上げてくるのですが、この気の利いたペイントには思わず微笑んでしまいました。
目の覚めるようなコバルトブルーの下地に、とってもシンプルなハッピースマイル。
門の両脇にも2つの小さなスマイルマークが描かれていて、この3つの幸せ顔をただ見ているだけで、自分の顔が自然とこの形に変わっていくのを感じてしまいました。
丸と三日月を組み合わせただけの、実に単純なグラフィックなのですが、老若男女、国籍問わず、幸せな思いをみんなに届ける、ユニバーサル・サインとして成立しています。