今年で45回を迎える上高地の山開き初日は、時ならぬ大雪。
昨晩から降り続いていた雪は一向に止む気配はなく、神事を執り行う場所が変更になり、バスターミナル前の屋根の下へと移動。
そしてシーズン幕開けを祝う、アルプホルンの演奏隊が登場。
雪が舞い込むインフォメーションセンター前にて、民族衣装に身を包んだメンバーがずらりと並び、4mはあろうかと思われる長い木管に息を吹き込みます。
初めて聞くその音色は太く静かで、雪の上高地の山々へ向かって鳴り響く開山のファンファーレは、祝いの場に相応しい澄んだ音でした。