海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

“シクラメン”と“おむすび”

2006-12-17 | 花と樹と緑と


シクラメンの花を植えました。
とても良い香りです。

花屋さんに行くと、屋外にも屋内にもシクラメンが置いてあります。
基本的にお店の中に置かれてあるものは、家の中で育てるものですよね。
何故に両方に置いてあるんだろうと疑問に思い、お店の方に尋ねてみました。

シクラメンの原種は外で育てれば大丈夫なんだそうです。
考えてみればあたりまえのことなのかも知れませんが…。
最近はハウス栽培で育てたものが多く外の寒さに耐えられないようですね。

お花屋さんに行って、外に並べてあるものは屋外でも大丈夫のようです。
私は屋外用を選んでみました。
店員さんといろいろお話ししていると、
「隠していたんだけど寄せ植えにするなら良いのがあるよ~」
と、斑入りのヒイラギを出してきてくれました。
それも一緒に植え替え。
クリスマスムードに包まれた鉢に変身しました。

一ヶ月前から皮膚科に通い、手がボロボロで周りから土いじりを禁じられていた私。
少し良くなり、気になっていた植え替えが出来てホッとしました。
奇麗な色合いにも心が華やぎますね。


そして本屋さんにて嬉しいものを発見。
「クロワッサン 特別編集  昔ながらの暮らしの知恵。」(マガジンハウス)

表紙が佐藤初女さん!(「11月の読了本」で著書の紹介をしています)
おむすびを握っています。

中を見てみるとご飯を炊くところからおむすびの作り方を写真入りで紹介されています。
初女さんの記事を全部読みましたが、何て丁寧な生活ぶりなのでしょう。
お会いしてみたい方の一人です。

1年経って

2006-12-16 | 日記
今日は嬉しいことがありました。

年末の注文に来られていた女性のお客様のお話です。

事務所に入って来られ、私の顔を見るなり言われました。
「あっ、覚えていますか?一年前だし、お客様も大勢いらっしゃるからわからないかなぁ?」
私は申し訳ないことに思い出せず…。

「時間外に来たのにね、箱に詰めてくれたの」

あっ、思い出しました!!
一気に去年の年末の売り場の風景まで甦ってきました。

お住まいは車で30分はかかるところ。
「去年とても良くしてくださったから」とわざわざ我が社までお越し下さったそうなのです。
とてもありがたいことです。
そして覚えてくださっていたことに、とてもとても嬉しくなりました。

一年前の行動がこうして今、お客さまと再会をさせてくれました。
日々いろんな出合いがあります。
そのひとつひとつを大切に―。
今日は改めて感じた日となりました。




一足お先に

2006-12-13 | 季節を感じて・節句
一ヶ月半ぶりの「子育て広場」に行ってきました。
先月は水曜休みがなかったのです…。
(1日は会社の旅行だったし)
今日は特別な日で、そのための準備がとても大変だったはず。
それなのに事前に何にもお手伝いができませんでした。
というわけで、「当日は頑張るぞ!」と朝から張り切ってでかけました。

朝一番の準備を済ませ、受付で子ども達がやってくるのを待っていると―。
ニコニコ顔の女の子がやってきました。
いつも笑顔の女の子なのですが、今日の笑顔は特別のよう。

「今日はなにをするんだっけ?」
と問いかけると、
目をキラキラと輝かせながら
「クリスマス会~~~!」
と飛び跳ねていました。

そうなんです。
今日は子ども達、保護者の方達、そしてワーカー達が楽しみにしていたクリスマス会の日だったのです。

私が参加して三度目のクリスマス会ですが、毎回盛り沢山の内容です。
今日のプログラムは、「ハンドベル」「みんなで合奏」「手品」「手遊び」「劇」。
子ども達が参加できる演目もあり、みんな五感をフル活動。
前のめりで見ていましたね。(笑)

いつも感心するのはワーカー仲間の芸達者ぶり。
ピアノの上手な方(先生もいらっしゃいます)、絵の上手な方、手遊び、お話の上手な方。
そして一番すごいな~と思うのが、皆さん本番に強い!!
即興で何でもやります。(笑)
チームワークもバッチリです。

参加させて頂いている私自身がとても勉強になるし、この仲間に出会えた事にとても幸せを感じています。
感謝。

最後にはサンタクロースも登場し、とても盛り上がった一日でした。
帰り際に何人かの子ども達に感想を聞いてみたところ―。
やっぱりそれぞれ個性がありますね。
「何が一番楽しかった?」と尋ねると、返ってきた答えが皆違っていました。
その答えに「どれも誰かが楽しんでくれたんだな」と嬉しくなりました。

反省会でワーカーの一人が言った言葉に、皆、大きく頷いたものがあります。
「私達が楽しませてもらったよね。子ども達からパワーをもらって。
私達が楽しくやっていると、それも皆に伝わるよね」

笑顔の力は絶大です!!


<余談>
劇の中の歌「よ~いしょ、よいしょ、よ~いしょ~!」が一日中頭の中を巡っています(笑)



その劇に使った小道具です。本来の用途はアームバンド。
「髪留めにでも使って~」と下さいました。
思いがけず頂いたクリスマスプレゼント。感激です!

毎年恒例の食事会

2006-12-10 | 記念日
四時半、いつもより少し遅めに仕事を終えて―。
間に合うかなぁ、と一抹の不安を抱えながら大急ぎで家に帰りました。

家に着くと、東京に住む友人の美奈子さんからの贈り物が届いていました。
嬉しい!!
封を開けてゆっくりと楽しむ時間が残念ながらこの時にはなく、帰ってからのお楽しみにしました。

12月9日、午後6時より。
恒例になっている誕生日食事会に行ってきました。
今回の主役は私。

メンバーは夏の花火大会でご一緒したMちゃんとYちゃんと私の三人。
それぞれの誕生日に、好きなお店で食事会を開いている私たち。
今回選ばせて頂いたのは、メンバーの一人のお家が営んでいる旅館でした。
(ありがたいことにうちのお得意先でもあります)

ゆっくり、のんびり、ほっこりと寄せ鍋パーティ!



この量で三人前!!
「食べきれるのかしら~」と思っていましたが、そんな心配はどこへやら…。



写真を撮ることも忘れ、パクパクとお腹いっぱい食べました。
気が付くと、大皿の上は空っぽ。
この後、うどんを入れてそれも完食。
三人とも相変わらずの食欲です。

 

お鍋のお供に持参したワイン。
お誕生日プレゼントとして友人のNちゃんから頂いたもの。
私の星座“射手座”にちなんだものでした。

お酒をプレゼントされたのは、人生初の経験!
私も大人になったなぁ~、と感慨深いものがありました。
(年齢でいえば、随分前に大人の仲間入りをしています)

普段家では一滴もお酒を飲まないので、今回の食事会で楽しませてもらいました。
香りもよく、すっきりととても飲みやすい味。
ワインも三人で飲み干しました…。



この日の私の装いは着物。
ちょっと前から久々に着物でお出かけしようかなぁと思っていたのです。
が、生憎の小雨模様。
「う~ん、どうしよう」と考えた末に当初予定していたものから変更。
リサイクルの着物ショップで購入した水玉模様の銘仙を選びました。

帯は好きな模様の糸菊の半巾帯。
そして、足元には人生初の柄足袋を履きました!
落ち着いた赤のチェック柄。
足元に目をやる度にウキウキ気分です。(笑)

初めてっていいですよね。
Mちゃんは、この日人生で初めてフグを口にしたそう。
今まで食べなかったのはフグには“毒”があって不安だったから。
確かに「信頼」できる方が料理したものでない限り、私もフグを食べるのは不安です。
この日は本当に幸せそうに食べていました!

いい表情を間近に見られるのは嬉しいですね。
Yちゃんも可愛かったです。
カメラを手にいたずらっ子のような顔で目を輝かせているところなんてもう、思わず微笑んでしまいました。
自然体でいられる仲間がいるのって、本当に幸せですよね。
感謝です。

飲んで、食べて、ゆっくりたくさんお話ししたひと時。
お腹も心も満たされて、とても幸せな時間となりました。


家に帰ると、美奈子さんからのお楽しみプレゼントを開けてみました。
江戸小紋柄の文庫カバーに麻の葉模様のふきん。
和布を使ったほおずきお手玉。和小物の数々に数冊の文庫本。
どうもありがとう!



今年も皆さんのおかげで幸せいっぱいの誕生日(週間?)を過ごすことができました。
これからの一年が素敵な年になるよう過ごしたいと思います。




12月8日

2006-12-08 | 思い、想う
地球が、この世界が美しいと感じる人がいる限り、
美しさは守られていくはずです。

平和を願う人がいる限り、
真の平和へと近付いて行くでしょう。

12月8日
心からの祈りを込めて―。
LOVE and PEACE



京都散策

2006-12-05 | 
先日訪れた京都でのお話です。

当初の予定では10月に行くはずだった京都旅行。
10月は私の都合がつかず、11月に延期。
11月になってNさんの都合がつかず、12月に延期。
偶然にも私の誕生日に行くことになった今回の旅。
“素晴らしい紅葉を見せてくれるための、天からの粋な計らいだったのかしら?”
と思うほど、素晴らしい景色を堪能してきました。

コースは嵐山~大原野神社~清水寺
見事に色付いた木々に目を奪われながら、本当によく歩きました~。
中でも常寂光寺のかえでは格別でしたね。

先日アップした写真は落ち葉のものが多いですが、木にもまだたくさん葉が残っていました。
落ち葉や桜の花びらが散っている様子が好きで、今回の旅でも地面を写しているほうが多かったような気がします。
それに何しろすごい人出で、普通撮ろうとすると人が入ってしまうんですよね。
本当に、人、人、人・・・でした。

清水寺のライトアップはもう初詣かと錯覚するほどの人の波。
花見に京都を訪れたことがあるのですが、そのときも凄かった!
やはり季節がいいときには人も多いですね。

ゆっくりゆっくりと進む人の列の中で、前を歩いていたカップルの女性の言葉に大きく頷きました。
 「心のレンズで写しておこう」
たくさんの風景を心の中に焼き付けてきました。


今回の旅で初めて体験したことがありました。
それは「水琴窟」の音色を聴いたこと。
手水鉢の排水口の下にかめを伏せて埋め、水滴の音を反響させたものだそう。
名前の由来は琴のような音色を奏でるからだとか。
確かに琴のような音色が聞こえてきます。不思議な体験でした。


お土産に選んだのは産寧坂の「七味家」さんの七味と、「本家西尾八ッ橋」さんの「あんなま 白ごま黒ごま」。
七味は毎年京都で開催される高校駅伝の応援に行かれている方から、以前「美味しいよ」と教えていただいたもの。
本当にとっても美味しいです。
教えて頂いたその方にもお土産をお渡ししたらとても喜んで頂けて、こちらが幸せ気分になりました。

「本家西尾八ッ橋」さんは京都で一番古い八ッ橋や(八ッ橋発祥三百年)さん。
(八ッ橋の由来は伊勢物語や謡曲「かきつばた」の舞台となった「三河国八ッ橋」の故事にあるということを、菓子箱に入っていた小冊子で今回初めて知りました)
生八ッ橋の「白ごま黒ごま」は会社の皆へのお土産。
ニッキ味が苦手な同僚がいるので、初めて見つけた“ごま味”のものを求めてみました。
これが嬉しいことにとっても好評!ごまの風味がして美味でした。
お薦めです。



一日中、誕生日のお祝いメッセージが携帯メールに届いた今年の誕生日。

帰りの岡山駅の在来線待ちのプラットホームで人の列に並んでいるときにも届きました。
すぐに開いてみたところ―。
と、同時に鳴り響いた「ハッピーバースディ」のメロディ。
驚くやら、恥ずかしいやら、嬉しいやら・・・。
家にたどり着いてからゆっくりと全部聴きました。

京都行きを知っていた友人からは、帰る頃を見計らっていたかのようなタイミングで届きました。

いくつになっても大好きな自分の誕生日。
その一番の理由は、大好きな人達からの言葉が届くから。
いつも連絡を取り合っている方だけでなく、少しご無沙汰だった方からも近況報告とともに届くメッセージ。
いつも温かい気持ちをありがとうございます。
特別に幸せな一日に感謝。

京都

2006-12-03 | 記念日
誕生日の今日、京都に紅葉を見に行ってきました。
清水寺のライトアップも見れて感激。

感想はおいおい書くとして、写真だけアップします。
それにしてもたくさん歩いたなあ。
一緒に旅してくれたNさん、楽しい一日をどうもありがとうございました。

そして、お祝いメールを下さった皆さん!
どうもありがとうございます。

京都の町を歩きながら受け取った携帯メール。
そこにはどれも“おめでとう”のメッセージが書かれてありました。
皆さんからのメールは、京都の旅をより一層素敵な色に染めてくれました。
覚えていて下さってありがとう。
私は本当に幸せ者だな~、と思います。


落柿舎の鹿おどし


常寂光寺にて

  
常寂光寺の池


常寂光寺にて


清水寺のライトアップ

呼び声、再び

2006-12-02 | 日記
先日、Oさんに「mariちゃ~ん、カキ、カキ!!」という叫び声で呼ばれたばかりの私。

今度はYさんから呼ばれました。
この方の場合、いつもなら用事があるとご自分から近くに寄ってこられる方。
それなのに今日は違っていました。

屋外から事務所で仕事をしている私に向かい、
「mariちゃん、ちょっとけ~。はようけ~!」(訳:ちょっと来て。早く来て!)
と、両手招き付きで呼ぶYさんの姿が。

「んっ?事務所では話せない相談事か?それにしては大きな声で呼んでいるなぁ…」
と思いながら出て行くと。

東の空を指差しながら、
「奇麗じゃろ~。朝日が昇り始めたんじゃ!」
と得意そうに見せてくれました。

あ~、この見事な朝日を見せてくれたかったんだ。
対岸の山から顔を出した真っ赤な太陽の姿にしばしの間見惚れていました。
素晴らしい景色に感動しながら、Yさんのそのお気持ちにも感謝でした。

この前お客様方と行った高知旅行のとき、海が見える度に「海だ~!」と窓の外を眺めていた私。
そのとき後ろの席だったYさんは、私より先に見つけると「mariちゃん、海で!」と教えて下さっていました。
「海が珍しいんじゃなぁ。」とニコニコ顔付きで。
(毎日海をお互いに眺めているんですけどね…。)
帰りの夕日に感激していた姿(バスの窓に張り付いて写真を撮っていました)も見られていたので、今日呼んで下さったんだろうなぁ。

いつも日が昇る前には仕事を始めているのですが、めったに昇っている状態を見ることはありません。
久々にその様子が見られて朝一番から幸せな気持ちになりました。
Yさん、どうもありがとうございました。

ちなみにうちのお客様の殆どは、私の親の世代です。
私、ちょっぴり娘気分なのです。(笑)