海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

呼び声、再び

2006-12-02 | 日記
先日、Oさんに「mariちゃ~ん、カキ、カキ!!」という叫び声で呼ばれたばかりの私。

今度はYさんから呼ばれました。
この方の場合、いつもなら用事があるとご自分から近くに寄ってこられる方。
それなのに今日は違っていました。

屋外から事務所で仕事をしている私に向かい、
「mariちゃん、ちょっとけ~。はようけ~!」(訳:ちょっと来て。早く来て!)
と、両手招き付きで呼ぶYさんの姿が。

「んっ?事務所では話せない相談事か?それにしては大きな声で呼んでいるなぁ…」
と思いながら出て行くと。

東の空を指差しながら、
「奇麗じゃろ~。朝日が昇り始めたんじゃ!」
と得意そうに見せてくれました。

あ~、この見事な朝日を見せてくれたかったんだ。
対岸の山から顔を出した真っ赤な太陽の姿にしばしの間見惚れていました。
素晴らしい景色に感動しながら、Yさんのそのお気持ちにも感謝でした。

この前お客様方と行った高知旅行のとき、海が見える度に「海だ~!」と窓の外を眺めていた私。
そのとき後ろの席だったYさんは、私より先に見つけると「mariちゃん、海で!」と教えて下さっていました。
「海が珍しいんじゃなぁ。」とニコニコ顔付きで。
(毎日海をお互いに眺めているんですけどね…。)
帰りの夕日に感激していた姿(バスの窓に張り付いて写真を撮っていました)も見られていたので、今日呼んで下さったんだろうなぁ。

いつも日が昇る前には仕事を始めているのですが、めったに昇っている状態を見ることはありません。
久々にその様子が見られて朝一番から幸せな気持ちになりました。
Yさん、どうもありがとうございました。

ちなみにうちのお客様の殆どは、私の親の世代です。
私、ちょっぴり娘気分なのです。(笑)