ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

2007年05月15日 | Weblog
24万円で買った愛車オペル「ヴィータ」に対して、リコ
ールのお知らせが来た。
愛車と言ったが、その言葉ほど愛しているわけではな
く、単にその安さに釣られて買った車なのだが、走行
距離はいまだ3万キロと、値段ほど行ってるわけでも
なく、まだまだ当分は走ってくれるだろうと、そこだ
けは強く希望はしている。
つまり、基本的には「車好き」ではないのだ。
「動いてくれれば良い」派なのである。

そんなオーナーにもリコールの通知はくるわけで、こ
んな時、車会社のコストは相当なものになるんだろう
な、と赤字に苦しんでいる財政状況に対して同情する
ということも大してなく、それより修理に持っていか
なくてはならない面倒くささの方が先にたつ。
しかも、持って行く前に連絡しなくてはならないらし
い。
購入したディーラーにとあったが、個人から直接買っ
てるのだからそれはないだろう。

それにしても、何故判ったのだろうか、と不思議に思っ
たが、この書いてる途中で、登録の陸運局で対象の全
車種の所有者を割り出すのか、と思い至った。
多分、そういうことなんだろう。
担当者のぶつぶつ言ってる声が聞こえてきそうだ。
できれば知らん顔していたいところだろうが、そうな
ると三菱自動車の二の舞で、一気に倒産という危険性
が増すし、今は、そういった情報公開性も会社の信用、
格にも直結する世の中なので、如何にテキパキやるか
というのは会社の本質に関わってくる。
それに、「車好き」は五月蠅いし。

さてこの「ヴィータ」だが、中古車市場ではその不人
気を反映してか、かなり安めだ。
実際、今ひとつ個性はないし、外車としてのステイタ
スは端からないし、なんとも中途半端な感じの車であ
る。
もし余裕があって外車を買うという設定で考えた時、
これを買うかと問われれば、まず買わない。
買うとしたら、形が好きなフランス車だろう、飽くま
でも仮定の話だが。
しかし、決して今の車に不満があるわけではない。
動いてくれれば良いのだから。
強いて言えば、燃費か。
それと本音を言えば、「ヴィータ」よりは「ヴィッツ」
の方が、部品代もかからないし、信頼性がありそう
で良さそうだ、ということだ。
結局、振り出しに戻って、愛はないということのよう
だ。
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