ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

映画談義Ⅲ

2010年02月12日 | 映画



映画談義の続き

「何か他のは見ましたか?」(Y)
「レンタルで<ベンジャミン・バトン><愛
のむきだし><殺人の追憶>それからあと
数本」(私)
「結構見てるじゃないですか」(Y)
「そこそこはね」(私)
「で、どうですか?」(Y)
「<ベンジャミン・バトン>は<コッポラ
の胡蝶の夢>を分かり易くしたような映画
で、勿論コッポラの方が上、<愛のむきだ
し>はその他の日本映画よりはましだと思
うけどそれ程でもない、唯一良かったのは
<殺人追憶>かな」(私)
「誰の映画ですか?」(Y)
「グエムルのポン.ジュノだよ」(私)
「ああ、韓国映画ですか、韓国映画ほとん
ど知らないですから」(Y)

矢鱈と見てるくせに、何故かYは韓国映画は
見ない。所謂作家主義的監督としてキム・
ギドクがいるが、Yは買ってない。それは私
も同じ。

「ポン.ジュノはなかなか良いよ、ちょっと
タランティーノに似てるんじゃないかな、映
画に力強さがある。この<殺人の追憶>も犯
人が結局捕まらないと言う、サスペンスとし
ては全くスッキリしない終わり方なんだけど、
程よい思わせぶりで引っ張るその加減が心地
良い」(私)
「そうなんですか」(Y)
「別に、見ろとは言わないけどね、ところで
岡ちゃんはどうよ」(私)
「えっ、いきなりサッカーですか?」(Y)
「中国戦もしょぼかったよ」(私)
「もう、いいです、どうせ良くなる訳ないです
から、にしても大久保とか玉田とか何故に使い
続けるのか」(Y)

この点に関しては、以前から二人の間で問題と
なっている。

「好きなんだろうね、まあ岡ちゃんの考える
サッカーには必要なんでしょう」(私)
「あるレベル以上には絶対通用しないと言う
のは分かりきってるじゃないですか」(Y)
「そう思うけど、岡ちゃんはそう考えないと」(私)
「どうせ期待できないんだったら、一か八か
で誰か他の監督にした方が良いんじゃないで
すか」(Y)
「個人的には、ギャンブルして欲しいと思う
けど、まあないでしょう」(私)
「俊輔が救世主というのも考えられないし、
何だか興味が削がれ続ける日本代表ですよ」(Y)
「ここに来て、入場者も少なくなってきて
人気下降気味だけど、負けても可能性を感
じさせるサッカーだったらこうもならなかっ
たでしょう、皆んな同じような気分になって
るってことかな」(私)
「何だかねええええ...」(Y)
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