ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

金賞の胡散臭さ

2009年10月19日 | Weblog


このお菓子は「モンドセレクション」金賞受
賞とか聞く、あの「モンドセレクション」っ
て一体何なのだ、と思っている人は多いので
はないだろうか。ついでに何か胡散臭いもの
も感じて。それは何故かと言えば、受賞した
ものがやたらと多く感じるからだ。一見尤も
らしい名前の賞であるが、こういう現象をちゃ
んと見てれば怪しいと思うのは自然なことで
はないだろうか。

一般的に賞を乱発するところは、本当の権威
はなく、しかも提供する側は殆どが賞を売る
ことで成立っている、正に胡散臭い団体であ
ることが多い。最近では、資格がそれだ。こ
れも、無理やり作った資格を、まるで公的な
資格の如く尤もらしい名前をつけて高く売る。
つまり、ポイントは尤もらしい名前なのだが、
不思議に思うのは、こんなどう考えたって怪
しいと思うようなものでも信じてしまう人が
常にいるという事実だ。そうでなけれ、未だ
に「モンドセレクション」受賞などと宣伝す
ることは無い筈だ。経験的に、こんな味で金
賞が取れる賞って一体何なのだ、と思うのが
普通だと思ったのだが、実際はそうではない
ということなのだろう。

「モンドセレクション」は、日本のお金で成
立していると言われるくらい、日本のメーカ
ーはほしがっているらしいが、何だか名前権
威に弱い日本人そのものを表わしているよう
で弱っちゃいます。
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