
テレビ番組の中では好きで、ついつい見てしまうの
が「クイズ番組」。
脳の活性化のためにも、という思いもあるが、実際は、
「タレントの出来の悪さに悪態をつく」という楽しみ
の方が強いかもしれない。
作る側もその点は意識して、必ずひどいレベルのタレ
ントを用意する。
つまり「タレントの無さを売りにしたタレント」とい
う存在自体矛盾した「タレント」が出現する。
元々タレントと言われる連中が、本当にタレントがあ
るかというのは疑問だが、こういう「タレント」もあり、
という現実は、日本だけの現象のような気がする。
にぎやかし芸の中の阿呆芸という位置付けか。
しかし、結局そんな番組を見て楽しんでいるのだから、
こちらも同じようなものということになってしまうの
だろうか。
ある種のカタルシスを味わっているのは事実だし。
しかし、決して番組によってある事柄についての興味
が増し、それについての知識が深まったことはない、
これもまた事実。
つまりその場限りの知識が通過しているだけだ。
しかも素通りで。
にも拘らず、何となく勉強になったような気がする、
と思えるようなのがクイズ番組で、これがまた支持さ
れている理由なのだろう。
それにしても、熊本の人間が「姫路城」と「熊本城」
を間違えるか。
「白鷺と烏では天と地である」。
これを読んで、違うだろうと思った人はどれほどいるだ
ろうか。
つまり、これは内容が間違っているのだ(と言ってる本
人が実際間違って書いて今気付いたのだが)。
実は、「白鷺城」が「姫路城」であるのはあまりに有
名だから問題ないが、「熊本城」の別名を「烏城」とば
かり今さっきまで思っていたのだ。
正解は「岡山城」が「烏城」であった。
こんなところで一つ勉強になってしまった。
「岡山城」が「烏城」と呼ばれていることを知っている
人は、岡山県以外ではどの程度であろうか。
それと、「熊本城」を「烏城」と思ってた人がどれほど
いるのかそちらも興味がある。
「熊本城」も黒っぽい印象があるので、ずっとそう思っ
ていた。
しかし、ここで勉強になったなどというと、今日の内
容と矛盾してしまうのだ。
つまり、クイズ番組で知識が深まることはないし、とい
う内容と。
ということで訂正。
たまにはそういうこともある、ということでした。
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