郵便箱に見慣れない国際小包が。心当たりがない、と思ったがはたと思いだした。一か月ほど前に頼んだ暖簾だ。中国発送でそのくらいかかるという注があった。すっかりその事実を忘れていたのだ。早速中身を見てみると、思ったよりしっかりしたもので、ペラペラを予想していたところ生地がキャンバス地の厚手だった。中国発送物は手にするまで品質が分からないが、これはまあ当たりではないか。そしてその柄が写真のもの。
このインカ帝国を思わせる太陽は、キングクリムゾンの「太陽と戦慄」のアルバムデザインなのだ。こんなもの売ってるのは中国業者くらいなものだろうが、果たして許可を得てるのかどうか。そしてこんなものを買う人が世界でどのくらいいるのだろうか。キングクリムゾンを知らなくてもデザインだけで欲しい人はいそうだ。
家の中にはいくつか暖簾をかけていて(4枚)、それは何せ古い家(築130年以上)なので戸を閉めてると暗っぽくなり基本オープンにするために必要なのだ。他は、家に合わせ落ち着いた柄の綿素材のものだが、最後の一枚はちょっと思い入れのあるものにしたというわけだ。洗面所に行くときに潜るが、結構インパクトはある。