田んぼの片隅の水たまりにいたドジョウ。昔はどこの田んぼ用水路にいたドジョウも、今では滅多に見られない。実際今回田んぼで見たのは、多分三十年ぶりくらいだ。原因として考えられるのは、除草剤などの影響と、水路と田んぼを行き来できなくなってしまったこと。田んぼはドジョウの孵卵器となっている。
さて、この取り残されたドジョウはこの先どうなるか。水はいずれなくなる。するとドジョウは、泥の中に潜り込み翌年の水はりまで土中で暮らすのだ。えら呼吸から特殊な呼吸に変わるらしい、ということをこの前見たBSNHKで知った。