ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

もしかして、パスタ欠乏症!

2009-03-12 | 日記・エッセイ・コラム
「パスタ欠乏症」
◆特徴:発症はある日突然、そしてその後は慢性的になります。定期的な治療が必要。ただし、過剰摂取はエンゲル係数の偏りを引き起こす場合があります。

◆症状:外見からはわかりません。ひたすら、自覚症状あるのみです。人によっては夢に見る、長いものに巻かれたくなる(?)、美味しいパスタを求めてネットサーフィンを繰り返します。なお、“同病相哀れむ”という言葉もあるように、同じ病の人からは、多大な共感を得られるでしょう。

◆治療法:旅支度をして飛行機に乗りましょう!10時間ちょっとで劇的に快復するでしょう!ただし、一般庶民はそんな高額な治療薬がやすやすと手に入るわけがありません。でも、ご安心を。日本には、そこそこの金額で欠乏症を直してくれる腕のいい職人さんがいます。いつ欠乏症の症状が現れてもいいように、日頃から行きつけの職人さんと仲良くしておきましょう。
 
※症例:症状をやわらげようとして、下調べもせずに適当な店選びをし、その結果、「こんなのパスタじゃない!」「店頭の国旗を外しなさーい!」などの暴言につながることもあります。そんな人を見かけたら、あくまで病のせいです。大目に見てあげましょう!

〔みなさまの症例をお待ちしております〕 Lo scherzo!!!