紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

フィルムカメラ「リコーGR1」で撮る

2010-01-30 07:00:00 | カメラ
私の数少ない趣味の一つに、中古カメラの収集があります。収集のきっかけは、写真の技量が上がらないのであれば、一層のこと古いカメラを集めればいいのだ、と思った事です。

収集していることが知人友人にも知れ渡り、無償で譲り受けることが多くなりました。高価なものはありませんが、現在では100台を超えているかもしれません。中には、昭和9年六桜社(コニカの前身)製の6×9判の「リリー」もあります。

さて、そんな話が小中高同級生のN君に伝わり、何とあの高級コンパクトカメラリコーGR1 が、一年半ほど前に私の手元にやって来たのです。1996年の発売時の定価が10万円でした。中古品でもなかなか手に入りにくいGR1です。N君はフィルムカメラから、デジタルカメラに切り替えたというのです。


(4群7枚構成の高画質GRレンズはプロカメラマンの高い評価を受けている)

ただで譲り受ける条件が、リコーGR1でフォトコンに入選することでした。結構厳しい条件です。最近は滅多にフィルムカメラを使っていないからです。最近も彼から、催促が来ました。ブログに、リコーGR1を特集せよというものです。この1年半に、リコーGR1で10本ほど撮影しております。そこで画像をいくつかピックアップしてみました。


(H20.7.21撮影 RicohGR1+Kodak業務用400 下の画像も同じ)


(第5回That's撮れ録れフォトコンテスト ピクトリゴ 「コバルトブルーの池」)

上の二枚は、すでのご存知のとおりH20.7月に入山禁止が解けた美瑛町の美瑛川上流の青い池です。この日午前7時前にここに到着しましたが、あたり一面霧がかかって、殆ど周囲が見えない状況でした。日が昇ると同時に、霧が薄れ画像のような状態になりました。次の二枚は旧手宮線跡地で開かれる鉄路展(毎年9月上旬)を撮ったものです。


(H20.8.25撮影 RicohGR1+フジアクロス100 下の画像も同じ)


(鉄路展の数ある作品の中で、とても気に入った作品です 作者不詳)

モノクロ写真をもう一枚上げておきます。旧手宮線を散策していたら、偶然犬を連れた方が三人すれ違いました。とっさに撮った一枚です。こういう時は、ポケットに入るGR1は便利だと思いました。


(H20.10.2撮影 RicohGR1+プレスト400 第2回私の好きな小樽写真コンテスト 小樽駅長賞)

最後にあと二枚上げておきます。小樽市の中心商店街である「都通」アーケード内で撮影したものです。上段は、パチンコ店の広告の前を通り過ぎた人物を撮ったものです。アーケードの天窓から日が差し込み、「海物語」の広告を浮かび上がらせています。日の当たらない周辺が落ち込んでとても印象的な一枚になったと思います。下段の「晩夏」については、2009.11.11付けブログ「道写協小樽フォトコン…」に解説しております。


(H20.9.10撮影 RicohGR1+フジ業務用100 下の画像も同じ)


(道写協小樽2008フォトコンテスト 特選「晩夏」)

リコーGR1の機能等についても述べたいところですが、一般の読者には、興味のないところかとも思いますので割愛いたしました。この素晴らしいリコーGR1を、気前よく譲ってくれたN君に感謝です。
なお、登山家のN君のブログは下記の通りですので、機会があれば除いてみてください。
「楽山日記」 
コメント (6)
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