紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

明けましておめでとうございます

2010-01-01 07:00:06 | 日記
ブログをご愛読いただいている皆様方に、改めて新年のご挨拶を申し上げます。2010年が、皆様方にとって、益々良い年でありますように祈念申し上げます。

昨年を振り返ってみると、小樽に住んでいながら、小樽観光の目玉である小樽運河、ガラス、オルゴール等について取り上げる機会が少なかったな事を反省しております。そこで、第一弾として小樽運河を取り上げて見ました。

う~ん、過去の画像をひっくり返してみても、これぞ小樽運河といえる画像が見当たらない。そう言えば、運河を撮ってフォトコンに入選したという記憶が…反省、反省。先ずは過去の運河から見て見ましょう。下の二枚はいずれも昭和55年1月に撮影したものです。


(昭和55年当時の運河 中央橋から札幌方面を見る)


(同上 中央橋から北運河・手宮方面を見る)

大正12年に建設された運河も、港湾設備の近代化と共に、昭和30年代後半から40年代にかけて運河埋め立て、港湾道路建設の話が持ち上がりました。一方これに反対し、運河を保存する機運が市民の間に持ち上がり、その後実に10年間渡る運河論争が繰り広げられました。詳しくは2009.4.10付け当ブログ「もっとレトロな話~小樽運河」を参照してくださ。

現在の運河に比べると周辺の倉庫の数が倍以上あります。また近年は周辺に高層マンションが立ち並ぶようになりました。下の画像は昨年1月に撮影したのものです。少し画像がトイカメラ風ではないかって?そうなんです。


(中央橋から浅草橋・札幌方面を見る)


(浅草橋から中央橋・手宮方面を見る)

画像がどぎつく、トイカメラ風になったのは、ポジフィルムで撮影した画像を、クロス(ネガ)現像したためなんです。簡単に言えば、ポジフィルムをネガの現像液で現像したもの、反対に、ネガフィルムをポジ現像液で現像したものを言います。現像液(方法)をクロスすると、このような面白い現象が起こるのです。詳しくは2009.3.25付けブログ「クロス現像とは?」を参照してくださ。

さて少し真面目な画像も上げておきます。下の画像もう10年ほど前ですが、小雨の降る日でした。撮影中に、レンズに水滴が付いてしまったのです。それを知らずに撮った結果がこの画像なんです。とても面白い画像になったと思います。


(オリンパスOM-4 ポジフィルム)

最後に、次の二枚の画像をあげておきます。上段の画像は、ネガフィルムで撮影しましたが、レトロ調にするために、セピアフィルターを使ってみました。下の画像は晩秋の小雨の降る夕方撮影したものです。石畳の水溜りに映りこむガス灯が、イメージどおり収まりました。小樽運河は、自宅から歩いて10分ほどのところにあります。今年はもっと運河に通い、いい写真を撮るつもりでおります。


(レトロな小樽運河)


(雨の日の運河)

コメント (6)
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