学んだこと

先日、日頃から大変お世話になっている海苔メーカーの専務様の所へ伺いました。



こちらの専務は、いち早く世の中の新しいキーワードを取り入れられた商品開発を得意とされ、食育、地産地消の商品を市場に提供されています。



そんな専務から、こんなお話をお聞きしましたので紹介します。



専務の大阪にいらっしゃる親しい友人から、「これぐらいの予算で商品を送ってくれないか？任せるから…」と連絡を貰ったそうです。



そこで、今売り出し中の地産地消をコンセプトにした全て広島で作られた原料で味付けされた、かき海苔の小さなパックの詰め合わせをセレクトしたんだそうです。




ここまでなら普通の話ですがこの専務、同じく今、考案したばかりの組み立てれば宮島の鳥居が現れる小箱を数枚、先様がどなたかにプレゼントされるかも？と一緒に入れて送ったそうです。



すると数日後、依頼主の友達から「一体何を送ってくれたの？送った先から気の利いた贈り物だったと感激して連絡入ったよ」と興奮気味の電話が入ったそうです。



金額どうのこうのだけではない、予想外な気遣い。



ここに、この厳しい市況の中のヒントが隠されていることを学びました。