せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

『ペット霊苑 誕生!』

2006年06月22日 | 広島ペット霊苑 創業記

↑①日①クリックご協力していただけたらとても嬉しいです。

ペット霊苑代表の、下田です。

 4月5月と、霊苑創業のきっかけについてお話いたしました。
(『はじまりはそこから 前編・後編』参照)

そんなゴエモンとの最悪の別れを体験し、
高校を卒業した私は異業種での武者修行を終え、
23歳の時に父の不動産会社へペット霊園をつくる為に帰って来ました。
(父の同級生の息子という人物も同期で入社)

しかしペットの葬祭業を始めようとしても、
熱い想いの他には何も持ち合わせておらず
『わからないことは、わかる人に聞け』精神で
広島にある動物病院にアンケートをして歩きました。

『どんなサービスが望まれるのか?』
『金額は幾ら位なら良いのか?』

確か内容はそんなつたないものでしたが、
アポ無しでいきなり伺うものですから、はじめはかなり煙たがられました。

中には『お前らどうせ人に紹介させるだけさせて
儲けたら逃げる気じゃろうが!』

と水をかけられんばかりの勢いで怒鳴り散らす関係先の方もいらっしゃり、
若い私達は大いに肝を冷やしたものです。

ひと通りのアンケートが終わると、
他県の霊園研究やペットの種類の勉強です。

しかし、今のようにインターネットなどない時代ですから、
他業者を調べるだけでもひと苦労。
人づてに資料をとり寄せてもらったり、
何度か通って仲良くしていただいた関係先の方々の
修行時代に関わられた他県の葬祭業社の事情をお聞きしたりしながら
システムや金額、設備に至るまでのプランを約3ヶ月かけてつくりました。

これと平行して関係先周りは殆ど毎日行い(日参でした・・・汗)、
徐々にではありますが、我々の活動を理解してくださる
先生、オーナー方が出てきたのもこの時期です。

『はじめは罵声を浴び続けても誠意をもって通えば、信頼は勝ち取れる』

こんなことを体で学んだのが丁度この頃でした。

もちろん施設の設計や会社のロゴマークに至るまで、
自分達で考えるのですから生まれてこのかた
一番忙しく頭と体をを使ったのは後にも先にもこの時かもしれません。

そんなまるっきり手探りの状態でしたが、
数多くの皆様方のご協力もあり、
昭和62年7月に自社が保有していた安芸郡熊野町の土地に
広島市内で初めて、ペットの総合葬祭施設が産声を上げたのです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする