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No975-2『かぞくのくに』~それでも人は生き抜いてゆく~

おおさかシネマフェスティバルで、上映があった。久しぶりに観て、あらためて力のある、いい作品だと思った。北朝鮮という国家においては、国の力の前に、個人がどんなに無力であるか。 それでも、母は息子を愛し、かぞくはかぞくを守り抜こうとする。兄は、自分にできなかった分、妹に希望を託す。「かぞくのくに」というタイトルに込められた思い。国の力の前に、たとえ個人は無力でも、「かぞく」という力が、生きる力を与え . . . 本文を読む
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血の通った、人間味あふれるライブ映画『オース!バタヤン』~戦前戦後篇~

日曜日、大阪シネマフェスティバルに行ってきた。表彰式の後、『オース!バタヤン』という6月1日から公開予定のドキュメンタリー作品のプレミア上映があった。この日は、午前中に井浦新さんのトークもあり、会場の大阪歴史博物館4階講堂は、若い女性たちの姿も目立ったが、表彰式が終わると、彼女たちは、驚くほど見事に、皆さん姿を消しておしまいになり、中高年ばかりになってしまった。 それでも、私のすぐ前、最後列にひ . . . 本文を読む
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血の通った、人間味あふれるライブ ~現代篇~

歌もいろいろそれぞれで、恋のようなものだ、と言ったのは、94歳、バタヤンと呼ばれた昭和のブルースマン田端義男さんのセリフ。今日ライブに行ってきた。わずか30分とはいえ、いつもCDで聴いている曲などを目の前で歌って演奏してくれる。派手な曲ではないバラードだけれど、ボーカルの女性もリズムに乗って、リラックスして体中つかって動きながら、歌っている。歌と一心になっているような、伸びやかな姿は、とてもすてき . . . 本文を読む
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