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草津の湯畑~久々の温泉旅その1~

9月の3連休。
友達のライブに行けず、
ならば、旅に出るしかない、と思いついたのが、草津温泉。

知人のフェイスブックで見た写真が
とても美しく、いつか行ってみたいなぁと思った場所。


素泊まりできる安いお宿が、
ネットで「空き室残り1部屋」につられて、
思わずポチを押した。
押してから、大阪からは、存外に遠くて不便なことがわかった。

ともかく、早起きして、新幹線で名古屋へ。
乗り換えて軽井沢まで行き、急行バスで1時間強。
朝8時過ぎに出て、着いたのが3時過ぎ。

バスを降りるなり、硫黄の匂いがして、
温泉好きにはたまらない。
無料の共同浴場もたくさんある。

宿は、湯畑の近くのホテル234山之上ホテル。
フロントのおじさんが親切で、
名前の由来は、住所の番地だとか。
こぎれいで、ビジネスホテル仕様が珍しい。

早速、タオルをもって温泉三昧。
温泉のことは、次の稿に譲るとして、
有名な湯畑へ。


大量のお湯が流れていて、圧巻。
夜になったら、ライトアップされ、
幻想的で、湯煙がとても美しい。


湯畑を見下ろす場所にある光泉寺は、
遅咲きの寺とのこと。
何歳からでも、思い立ったその日が出発点だと思う。
何年かぶりに、思い切っておみくじをひいたら、
中吉だった。
「言」という言葉をもらった。


朝、散歩で訪れた高村光太郎の碑には、
草津の街が脱衣する、とあった。

湯畑を訪れていた観光客は、中年以上が多かったが、
存外、若者も大勢来ていた。

押し車の老夫婦と中年の息子がいて、
息子が、どこまで歩いて行けるか気遣っていた。
親孝行してるなあと思ったら、
共同浴場では、祖母孝行している女の子達もいた。

町中にたちこめた硫黄の匂い。
古い旅館が多く、街並みも味わいがある。
浴衣で行き来する人も多く、
坂道が多くて、上がったり、下がったり、
有馬温泉を思い出した。


高村光太郎の歌碑の詩を紹介します。
「時間湯のラッパが午前六時を吹くよ。
朝霧ははれても湯けむりははれない。
湯ばたけの硫気がさっとなびけば、
草津の町はただ一心に脱衣する。」

台風で、長野県に大きな被害が出ていて、
心配なところですが、
草津温泉自体は、大きな被害はなかったそうですが、
交通機関があちこち止まってるそうです。

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