goo

「行き詰まったら風呂!!」ヤマザキマリさん~山積みの新聞から6~

「テルマエ・ロマエ」で知られている漫画家のヤマザキマリさんが、
今日の夕刊の「編集委員鵜飼哲夫のああ言えばこう聞く」で、
鵜飼さんから、
「平成は平らに成るどころか、問題山積み、先送り。
次世代に送る言葉を。」と求められて、答えた言葉が、
「行き詰まったら風呂。」

「そのこころは?」と問われて、
「素っ裸でお湯に包まれると
思わず「あーっ」と声が出る。
そして体から毒素が出て身体がリセットされ、
視野が広がる。
漫画に行き詰まると
1日3、4回入ります。
先進国首脳会談も温泉でやるべきです。」

「元老院議員も奴隷も裸になればただの人。
それが古代ローマの対話精神の原点です。
古代ギリシャ人も裸の美しさを知っていた」

「裸になれば変に威張りようがない。これぞ真の国際対話でしょう。」

「紆余曲折を経て出汁が出てきた人が面白い。
苦労が皺に刻み込まれた人は描くのが大変だけどやりがいがあります。」

「人間って絶対避けちゃいけない負の要素があって、
それを自分の中に取り込まないとプラスにならない。
孤独感とか苦労、失敗、屈辱‥‥これを避けると人はもろくなると思う。
それに私の場合、体張って壁にガンガンぶつからないと学べないタイプなんです(笑)」

私は、勉強とか原稿とか進まないと、
公園に走りにいったり、六甲に登りに行ったり、
体を動かして、脳をリフレッシュさせようとして、
でも、結局、疲れて何もできなくなったりもするのだけれど、
お風呂というのは、簡単でいいかもしれない。

ヤマザキマリさん、もう51歳ということですが、
本当に波乱万丈の人生を歩んでこられたようで、
ちょっと「テルマエ・ロマエ」を読みたくなりました。
漫画に熱中するのも、別世界にいけそう。。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ハルカス展望... 日野原重明先... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。