日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

日本ダービー(前日雑感)

2011-05-28 | 競馬
明日は、競馬の祭典日本ダービーです。

問題は空模様。三歳三冠の一冠目「皐月賞」を圧勝したオルフェーブルの強さは認めつつも、今後明日のレースまでの降水量次第では大荒れもありうる状況です。もうひとつの話題は、今回出走の18頭がすべてサンデーサイレンスの孫(父の父サンデーが16頭、母の父サンデーが2頭)たちという異例のメンバー構成である点。距離適正や道悪の巧拙に大きな差が出にくいメンバー構成であり、馬場状態に関係なく意外に実力通りの決着となるのかもしれません。

そうは言いつつも、先週のオークスが直前の大雨で先行有利に転じ結果大荒れになったように、実力以上に天候の影響が生む展開の利が雌雄を決することも想定に入れる価値はありそうです。「雨→道悪」と聞くと、「逃げ・先行の人気薄!」と無意識に連想するのは穴党の悲しい性かなと思いますが、そうやってメンバーを見渡すと確固たる逃げ馬不在のメンバー構成であり、明日の天候と騎手のクセも含めてじっくりと穴馬を吟味する必要がありそうです。なので結論は明日にします。

前日段階では、皐月賞馬オルフェーブルと全く同じメジロマックイーンの肌にステイゴールドという、距離、道悪ともドンと来い配合のフェイトフルウォーに関心があります。昨年のダービー馬エイシンフラッシュと同じ2000メートルの京成杯の勝ち馬でもあり、京成杯のような先行抜け出しができるなら面白いと思います。問題は鞍上の田中勝春騎手。毎年コンスタントに勝ち星をあげていながら、生涯G�勝ち鞍はわずかに2勝のみ。大レースでの勝負弱さが気になるところです。