日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

天皇賞春

2011-05-01 | 競馬
天皇賞春のCMでは往年の名馬メジロマックイーンが取り上げられていましたが、時を同じくしてメジロ牧場の解散のニュースも流れ、なんとも複雑な思いにさせられました。メジロ牧場は、長距離馬こそ真の競走馬づくりと、内国産中心の独自血統をその特徴として長年生産活動をしてきました。メジロボサツ、メジロアサマ、メジロマックイーンの親子3代天皇賞制覇という偉業は、前人未到の大記録でもありました。サンデー以降の一流外国産種牡馬全盛時代の到来は日本の競馬を中距離偏重へと移行させ、長距離血統重視のメジロ牧場には厳しい状況が続いていたようです。

今年の天皇賞春は、ドバイWCを制したヴィクトワールピサを除いてほぼ有力4歳馬が揃って出走しており、常識的にはこの最強世代の争いと見るのが正しいのではないでしょうか。4歳馬の「GⅠ理論」ポイントは、JC勝利、ダービー&菊花賞2着のローズキングダムが6ポイントでトップ。ダービー馬エイシンフラッシュが4.5。ヒルノダムール、ペルーサ、ビートブラックが1ポイント。1番人気のトゥザグローリーは、GⅠ実績は有馬記念3着のみで0.5ポイント。

「GⅠ理論」的には、良馬場なら4-15の馬連&ワイド1点勝負。
馬場が渋るなら、2から4、15への馬券をおさえます。
大穴は18コスモメドウ。エイシンフラッシュと同じキングズベスト産駒で、長距離ドンと来いの戦績に一発の魅力を感じます。ワイドで主力馬へ。