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Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

ツール・ド・八ヶ岳 表彰式

2011年04月19日 | レース
本編より続く


レース終了後、駐車場でお仲間たちと歓談。雪の回廊をあがってラストスパートしてくる選手に無責任なヤジをとばしたり、雪でボールを作って投げつけたりする(←オイ)

ここで繰り返す(大事なことなので)

ツール・ド・八ヶ岳のいいところ
①ロケーション
②長い
③長い分苦しめる時間が長い
④長い分(クライマー的には)差がつけやすい
⑤景品が豪華(入賞していなくても、ジャンケン大会で豪華な景品が確実にゲットできる。お土産屋に立ち寄る必要がない。)

ともあれ、メイン会場にて表彰を待つ(結構待った。レース終了して2時間以上・・・)
表彰式慣れしている面々は、車をスキー場に駐車場にとめたりしていて、防寒もしっかりとっている。


男子ヘビー級 この3人でTTTやったらヒャッホー!

連覇のM田さんは身長188cm 体重8参kgだって。さて、出力計算してみる。
85min 326Wで登っている・・・
巨神兵おそるべし 3.9w/kg
実際のパワーに誤差はあるとして、310Wは固い。
おそるべし、おそるべし。

来年巨神兵に勝つには、後10W-15Wの向上と、75kgぎりぎりの体重が必要だ。
しかし、2位のひつ爺さん(?)も狙ってくるだろうし、また暑苦しい戦いが繰り広げられるでしょう。


八ヶ岳で悪の化身と握手!


悪乗りするマスクマン


良く見たらM田さんまでファイティングポーズをwww


また来年!




ツール・ド・八ヶ岳 ヘビー級に挑戦

2011年04月18日 | レース

笛吹市 桃源郷 桃とタンポポが甲斐路の春を告げる

目標は、優勝。
自分に課した最低のノルマは、表彰台。(でマスクマン)


結論から申しますと、3位でした。表彰台で、マスクもお披露目できました。

最低の宿題は達成しましたよ、ママン。

後日表彰台での珍行為については写真をどなたからいただけると思います。
入手でき次第公開します。(この下のスペースに)

***

レースの記憶も鮮烈ですが、前日のセミ自走現地入りからツーリング感満載でしたので、そこから掘り起こしてみたいと思います。ツーリングに興味のない人は、ズバーンと読み飛ばしてください。

土曜日朝
今回は輪行公認の富士急バスを使い河口湖まで行くことにした。(理由:ヒルクライムレースの前にLSDでダイエットをしたかった)
実は土日を自転車にフルで使えたのは、11月の沖縄以来、半年ぶり。お嫁さま、ありがとう。


横浜駅22番窓口に、朝7時半出発。乗車率は50%くらいだったので、予約なしでも乗ることができた。


自らの体を輪行袋の中に入れ(私のお尻はどこかな~?)、カーゴルームに幽閉された。ここはシートベルトもないので乗り心地が悪い。乗り物酔いしました。

いいですよ、高速バス。少人数輪行で一気に富士五湖に行けますからね。これは利用価値大!

今日は御坂峠を越えて甲府に行くことにする。というわけで、河口湖から、御坂峠を目指し200mほど標高をルンルン稼ぐと・・・


..... (ノ`Д´)ノ彡┻━┻ オイー通行止めなら麓で看板出せぃ!

減灯したトンネルを突破するのがいやなので、登った道を引き返します。
河口湖畔を走っていると、「山ノ神川」なる地名がありました。


富士山もくっきり見えて、絶好のツーリング日和。自走でレース会場に前日入りすると、こんないい思いができるのですね♪

河口湖から西湖に抜ける路には、途中えぐい登りがあります。しっかり疲弊しました。
精進湖からは、烏帽子峠を越える初めてのルート。初めての道はいいですね。景色がきらきらとして新鮮です。
甲府盆地を見下ろす高台から車の車列の先頭でダウンヒルすると、笛吹市の果樹園に降りてきました。

ダウンヒル途中に、「山ノ神橋」という橋がありました。


ここで冒頭の桃源郷に出くわしたわけです。桜もイイですが、桃の濃い桃色もイイですね。

さて、なんで甲府に来たのかといいますと、去年からちょくちょくこのブログにコメントしていただいた、「しろさん」に会いにいくためでした。
実は、最近知ったのは、この人は
@YOUCANRiverCityの店長で、Cyclowiredの記事を見て気がついたら、もとプロ選手ではないですか。
レース前の自転車調整に遊びに行くにはうってつけ、お邪魔させて頂きマウス。


お店の番地は「中央市山ノ神」です。


YouCan Rivercityにとうちゃっく~


フロントハブ内の「キシキシ虫」を退治してもらいました。殺虫剤をかけたら「キシキシ虫」の鳴き声はしなくなりました。おしまい。

あと10km、韮崎まで走って前日LSDを終えることにします。


釜無川を越え北岳や甲斐駒ケ岳を見ながらのサイクリング。最高です。


富士山とは違い、人を寄せ付けない孤高の氷壁。まさに頭上の屏風という感あり。

韮崎からは電車の人。


憧れの小海線に乗ることができました。汽車は勾配をひーひー言いながらディーゼル音を響かせ野辺山高原へと登って行きます。コンタドールの方が機動車より速いと思いましたね。


野辺山は天文台のメッカなんですよね。夜の星空がきれいでした。外は氷点下でしたが。


明日はこの山を登ります。


野辺山駅に到着。今日は「りんどうの宿」という民宿に泊まりました。夕食を食べ、名古屋からツール・ド・八ヶ岳に出場するためにきたという「室T」さんというおじさまと風呂で裸の会話。その後も夕食で自転車談義。次の日には会場まで一緒に車で送ってもらうことになりました。よい旅先の出会いでした。
風呂場で膝から下の毛がない人を見たら、100%自信をもって「自転車のるんですよね?」と話しかけられますよね^^ そこから会話が弾みました。

さて、レース当日です。やっと本編です。

アップはレースで使われるコースの最初の3kmくらい。
動画で見た感じとは全く違う。最初から勾配がきつく、ペースが上がる序盤では集団が崩れそうだ。300Wをキープで10分登ったが、これを1時間以上続けるのか・・・と思うと凹む。

スタート30分前、他のクラスと比べると体重75kgクラスは、なんか緩いwww
他のクラスと比べると、殺気ゼロwww

同じクラスでマークしていたのは、ナルシマのM田さん。この人は昨年1時間15分でぶっちぎりで勝っている。体重77kgだとしても、出力は310Wを75分だしている。このスペックにはかなわないだろう。この人は除外として、2位なら現実的に狙えると思いそれでレースを組み立てる。
スタートラインで周りを見渡しても、そのM田さんらしい体格のナルシマジャージが見えない・・・
「ひょっとして、DNS?おれ、1位ねらえる鴨?」とスケベ心が頭をもたげる。

そして、9時14分スタート。男子MTBクラスと同じ組だ。
いきなりMTB軍団はえぇぇぇ。どうみてもあなたクライマーでしょ?という研ぎ澄まされた体格の小柄なライダー数人が集団を牽くと、大柄なローディが一人また一人と切れて行く。
開始1kmくらいでローディ5人、MTB5人くらいの高速集団になってしまった。
ここで白いジャージの大柄な人が後ろからするするっとあがってきた。ん?synergyジャージだ。
(これがナルシマからsynergyに移籍したM田さんでした。)
すぐにチェック。だが力強い。明らかに別格のパワーで急勾配をシッティングで切り裂いていく。私はダンシングで追跡するのにアップアップ。

しばらく2人で協力し、私が先頭で最初のポイントに到着。この時点でクラス1位。
「フ・・・フ・・・このままいけば優勝鴨!」
次の瞬間M田さんペースアップ。千切れました。
10cmが50cmになり、5m, 10m, 100mと遠ざかっていく。
やはりオーバーペース気味。最初の20分は310W以上だった。

この後はオーバーヒートした心臓をコントロールする苦しい時間帯。とはいえペースダウンはできないので、白樺の木立の中、前のクラスをどんどんシッティングで抜いていく。このまま二位で終わるといいな。その矢先、背後で「カチカチ」が聞こえた。

同じクラスの人に抜かれ、3位に後退。実はこの人は依然和田峠であっているTeam Vaporの人。うまくペースメーカーに使われてしまい、交代した瞬間に私の心がリミッターを働かせてしまった。結局この人とは頂上で2分差を空けられた。


この後、時折平坦区間があったり、眺望が開けて絶景のスキー場と白樺林を抜ける緩斜面で前の組をゴボウ抜きにする気持ちよい区間で脚をだましだまし回復させるも、パワーは順調に減衰し、300Wはもはやキープ不能になっていく。


後はいつ後ろから抜かれて3位圏外に落ちるか、ひやひやしながら順位キープの走り。最後の5kmを切ってからは永遠に感じた。ここまで来ると自分のペースも落ちているので、今まで順調に右側の追い越し車線で抜いていたのが、前走者と混走になったりする。厳しい時間帯だ。こういう苦しい時にコンパクトクランクで回してパワーを出せないのが辛い。ケイデンスが下がり、筋疲労が蓄積していく。秘儀「後ろ乗りハムストリング総動員パワーシッティング」を発令するが、あまり効果なし(泣)


出力がダウンヒルしているのがわかりますでしょうか。
Ride Time (Time Moving) 01:20:31
Distance, km 23.58
Average Power, Watts 271
Average Cadence 79
Average Speed, kph 17.52
Average Heart Rate 171
Work, KJ 1317
Intensity Factor 0.816
20 min 308
30 min 299
40 min 290
60 min 280
こりゃだめだwww自爆走

ペーシング、とはペースをセーブすることではなく、ペースを終盤にむけてあげて行くために、"Ramp Up"するのが真の意味だと思うのです。今日のレースは真逆。"Ramp Down"でした。ハー
このような走り方をしなければ、もう一個上を狙えたかも。って「たられば」ですね。






最後まで後ろの影におびえながらゴール。
ある意味自分の予想した平凡なタイム、そして順位も予想通り。うーみゅ。
来年は1時間15分を目指します。体重75kg級なら優勝争いラインですね。


Legon☆Bearbellみなさまと(本日2人入賞ですと)


Kohさん3位
Kohさんかっこいいね。


ケロロさん6位(赤ちゃんは2位)
ケロロさん周りと合わせないねwww


そしてそして、われらが竹芝サイクルレーシングの新たなる刺客、道産子パラッチが男子Aぶっちぐりの1位(一時間六分台)!!!これはチャンピオンクラスでも6位入賞できるすごいタイムです。ひれ伏します。

レース終了後は余韻に浸りつつもTAMA POTAチームのキンタさんに車にのっけてもらいました。野辺山まで乗っけて頂き、そこのコンビニから荷物を自宅へ郵送。

身軽になって韮崎まで40km自走して帰りました。標高1300mから800mまで降りるので、全行程高速ダウンヒルで、楽なもんです。逆に去年の夏直江津ルートにこれを選んだ湘南のMASAさんに最大限の賛辞を贈りたいと思いました。しかも雷雨の夜ww


南清里道の駅にて。
今シーズン開幕を告げるツール・ド・八ヶ岳。
わたくしめの今シーズンのヒルクライムレースは昨日が最初でラストでした。(コラ!)
また平地に戻ります

+++新たなる目標+++
体重を減らして登坂力を付けるのもよいが、体重をカバーするパワーをつけると選手として絶対的に強くなる。
打倒身長188cm 体重83kg FTP330Wの巨神兵!

呪われた白い装束 埼玉クリテ最終戦

2011年03月06日 | レース
週末の記録



金曜日の寒稽古から一夜あけ、土曜日はニャ嫁さんとミュージカルへ。

『ヨセフ...』日本公演 PV


詳しくは調べてね、なのですが・・・
題材は旧約聖書のヨゼフの話です。昔読書で仕入れた記憶がおぼろげに甦ってまいりました。イスラエル、一度は行ってみたいなぁ。

夜は親戚の通夜へ・・・
幼い頃親しくしていた、いとこのお兄さん(44)、働き盛りなのに肺炎によって神隠しにあってしまいました。
合掌(・人・)

日曜日は3カ月ぶりになる埼玉クリテ最終戦へ。金曜日の120kmでうまく調整をしたつもりではありましたが、やはり直前の高強度の刺激が足りませんでした。やはり水曜日あたりに港北夜練レベルの閾値上の練習をもっとやっておくべきだった。


直近の3週間。
三週間前の水曜日、木曜日にL5, L6練→週末のミポ練はなかなかいい感じだった。
先週→距離には乗れた。
今週→距離に乗れていない上に、L5, L6練を一切していない。
結果:レース中明らかに余裕がなかったのがよくわかりました。コンディショニング失敗です。2週間後の熊谷でこの間違いを繰り返さないようにしなくては。

レースよりきつい練習を直前にこなしていないと、だめみたい。


お杉さんのNew Bike。黒くて悪い。

ウォームアップはクリテ会場を大きく回る一周10kmを二周。

T芝チームメイトのInomata氏のレースを観戦。
前日ウイルスにやられていたらしく,最初の方は集団後方できつそうにしていたが,レースが進むにつれ回復してきたらしく,最後は笑顔でシッティングスプリントで6位でした。さすが実力者。
「地獄ローラー~」の声援が聞こえたそうです。よかったよかった。

未登録中級は10時40分スタート。だが,スタート10分前になってもシリーズチャンピオンの@Zaikouさんがスタートに現れない。DNSか?それともFIAT PANDA,とうとう高速でエンジンブローか??とおもったら7分前に登場。みんな拍手喝さい。重役出勤ですな。
なんでもレース会場まで60km自走で来たらしいですwww
後で述べますが,往路自走はやばいです。

今日のレースの目標は
「もがききる」
そのために第一戦でやってしまった顔見世興行的なアタックはしない。というか,初戦の頃のほうが体調よかったし,怪我で2ヶ月出ていない間に周りの実力も上がってきているだろうし,決して楽ではないだろう・・・

スタート

いきなりハイペースで集団を棒状に・・・
ハイ,そんな足ありませんでし。代わりにBounceなみなさんがペースを作ってくれました。ありがとうございました。しばらくすると最後列から@Zaikouさん,チームメイトのふさあんこうさん,今日は調子よさそうなりゃうさんが前にあがっていく。私は15番手くらいの定位置をキープ。ここあたりはコーナーごとのインターバルがきついのなんの。どんどん消耗していく。特にバックストレートが辛かった。
とにかく最終局面までがまん,がまん・・・
周回を重ねていくうちに乳酸の抜け具合が悪いことに気づく。初戦は4周目あたりでアタックかけようとウズウズしていたのに,なんなんだこの疲労感は。。。
かといって何かが好転するわけでもなく,最終周のジャンを聞く。バックストレートでポジションアップをはかろうにも,渋滞で前後左右固められて,結局@Zaikouさんの番手,10位あたりで残り200m。
もがきたいけど,もがくスペースがありませんわな。
うーんだめだ,空間なし!シッティングスプリントで集団に引っ張ってもらいましょ・・・
シッティングでも50kmとかでてる,すげー!とかなんとか考えていた次の刹那,
前方でガチャッ!といやな音が。
6位くらいを争っていてもがいていた前方左車線の2人が交錯して飛んだ!
ギャー!
イヤー!
実業団デビュー2週間前に落車イヤー!
@Zaikouさんは二人の間をギリギリで抜ける!
後ろの二人は貰い落車!
私はフルブレーキ!だが完全に停車できず時速10kmでこけました。
すぐにリマウントして再スタート。ですが53-11Tなのでペダルが岩のようです。SFRしながらゴール。
サドルが少し曲がったくらいで,自転車,体にダメージはなし。しかしこのISOYA白ジャージは呪われているな。落車率30%くらいあるぞ。沖縄市民でも前方で落車されたしな。

~今までのISOYA白ジャージの落車歴~

2010年 箱根駅伝 仲間と落車
2010年 埼玉クリテ 第二戦 ゴールスプリントで落車
2010年 もてぎエコクラシック 最終局面で落車
2010年 つーるど沖縄 140 目の前であわや落車
2011年 埼玉クリテ最終戦 時速10kmで落車
よーし。JCRC川越は白ジャージでいっちゃうぞー
・・・エントリーしていません。ご安心を

事故にあった二人はしばらく意識がないくらいの重大事故だったそうです。その後の初級クラスのレースは中止。同じ自転車仲間の早い回復を祈念いたします・・・
ミラノの人だったら去年も一緒だったかも・・・

いずれにせよ,練習不足と調整失敗が教訓として残った最終戦でありました。修正できる範囲,ととらえることに致します。

反省点
消極性温存策ということで,集団中頃,10番手以降に位置していたが,この位置のインターバルは酷かった。コーナーごとにアコーディオン効果でインターバルがかかることかかること。800Wオーバーを何回記録したのだろうか。
【きつかったら前にでろ】【後方へ退却するな,前方へ退却しろ】

コーナリングが下手くそペダルスクラッチによる落車の話しを直前に聞いてしまい,それによって他選手とくらべて立ち上がりの漕ぎ出しが遅かったと思う。そのためコーナー立ち上がりで消耗を強いられた。
【コーナーリング中にどこまでペダルを回せるか研究せよ】

本番に弱い練習よりきついレースができなかった。このチキンめ。

コンディショニングの失敗直前の一週間のL5, L6練習が足りなさ過ぎる。からだが負荷にびっくりして,それに適応している間にあれよあれよとレースが終わってしまった感じ。直前の週にローラ1時間と通勤ロング一本だけでは,足りなかったと思う。現にソリア 2 daysで臨んだ2週間前の神奈川練はボチボチだったし。
【直前の一週間に,刺激を短めに与えること】

♪自走帰宅編♪

この後は,春の陽気に誘われて,ツーリング気分で距離稼ぎのダイエット自走復路を考えておりました。同じことを考えていたT芝のりおんさんと一緒に16号線で帰ることにしました。T芝ではレースは基本遅刻覚悟で自走するチームルールがありますからwww
果てしない高強度チーム練が始まりましたwww
永遠に続くメディオ強度,ずっと280W位で涎をたらしながら国道16号を南下。結局140kmをAve 29 kmで帰ってまいりました。アップダウンと信号の多い16号で,しかもレース後ですからかなりヘロヘロになりました。特に八王子近辺のアップダウンはきついですね。特に東京工科大学の御殿峠はきつかった。
「レースで燃え尽きろ」
という突っ込みはここでは受け付けておりませんwww

町田あたりで足が棒切れになったので,そこからはぺそぺ走で帰還。帰りに前から行きたかった小机城址公園に行って参りました。


いいところだ。今年の花見はここにするか。

******

さあ,開幕戦まで後2週間だ。周りに迷惑をかけない程度にがんばるじょー。

埼玉クリテデータ Average Power, Watts 279 Maximum Power, Watts 1,088 Normalized Power 307 
うーん。去年と進歩ないのがショック!



シーズン開幕? 埼玉クリテ (兼大黒クリテ募集)

2010年12月19日 | レース
この記事の下書きを日曜日の夜に書いてから、一週間ほど放置してしまいました。
ブログをこれほど放置するのも久しぶり。これも毎年オフシーズンによくあることです。

それにしてもふがいないレースでした。来年に向けてこんなことでいいのでしょうか。来年は練習量も練習時間もそんなにとれないのに、大丈夫かな~。

+++以下、本編+++

突然ですが、2011年はレース活動を一身上の都合のため縮小します。
レースを重ねることによってレーサーは強くなるのですが、家族あっての趣味ですから。
でもレースはでなくとも、練習はしますよ^^

2011年の予定は:
春先~5月の利根川TTまで(シーズン)
3レースくらい。JCRCは考えず。出たいけど。

5月~8月 オフ。レース活動停止。

9月ゆっくりと始動。富士チャレ、アート杯は出たいがこれも微妙。
11月おきなわ 一本絞り

+++というわけで、2011年レースカレンダーにはカウントされない、貴重な埼玉クリテ4連戦が始まりました+++

*1月の第2戦は家族の集まりによりDNS決定(号泣)
*というわけで草クリテやりませんか?詳細はこの記事の一番下に記載します。

草レースで練習レースだが、自分なりにテーマはあった。
①前目でレースを作る。
②掛け合いになるような消耗戦になるといいなぁ。(港北練でアタックしあう感じがいいなぁ)
③残り1/3で勝負する。勝負にでたら使い切る。

朝7時の気温は5度以下。だが日もでているしホットバルム3を塗れば気にならない。風のなく、コンディションとしてはよすぎる。埼玉名物の風は残念ながら吹いていない。
ローラーは使わず周回でアップ。

レースでは車載カメラ+PTホイールでネタを狙おう、と考えていたが、スタートライン整列中にコミッセールに注意されるのもいやだし、シャマルにもっともあったコースと思われたので、スタート直前にカメラマウントを外してシャマルに換装。色気をだしてしまった。
最前列に並んで、スタート。

今日同じクラスには@Zaikouさん、来シーズンチームメイト(あっ。言っちゃった)のミューラーさん、そしてDreamerりゃうさんが一緒。みんな実力者なので実力者でレースを作っていきたいなぁ。
スタート!
一周目~二周目
特に問題なく10番手以内でレースをこなす。


Photo by @yama_kei
ストレート、立ち上がり、特に問題なし。去年と比べても必死についていく感じではない。とは言え、先頭ガンガン曳き続ける地脚実力はない。


最近インターバルがけっこう好きになってきた。

まだ体力の消耗はしたくないのだが、後ろから追いついてきたミューラーさんが2周目~3周目非常に積極的。チラッ、チラッと後ろを向いて「ニャロメさん、一緒にかけましょうよ」と言わんばかりの視線を送ってくる。
・・・すいません。4周目まで我慢したいんですけど・・・


りゃうさんとミューラーさんが働きまくる。Dreamer トレイン。

3周目のバックストレートで先頭交代、コーナ出口は当然インターバルをかけて後続にダメージを与えるため思いっきり踏むが、踏み過ぎて2人逃げになりそうになった。ここは自重して下がる。
4周目に入る最後の直線の前で、前の周から先頭で鬼引きを開始したりゃうさんミューラーさんペアをパスする。いかん、計算外!りゃうさんを追い抜かす時
りゃう:「お~ISOYAトレインだぁ~~~!」
と叫ばれる。これで良い気になった単細胞、さらにペースアップ(←ムダ脚)、結果的にもう一人と抜け出す形になる。ここは自重して下がる。

思うにクリテでは、平地を鬼引きしてもあまり意味がない?集団は易々とついてくる。当たり前か。
だからストレートで先頭にたったら逆にゆっくり引くぐらいがちょうどいいのかもしれない。逆にコーナ出口ではあらん限り踏み込めばよい。

なんか変なところでペースアップしてしまったので、アタック予定の4周目裏では何もできず。ションボリ。

そして最終回。
しょうがないのでスプリント狙いに切り替え、集団で様子見をするポジションに戻る。そして最終回、残り半周、集団が最後のコーナーにむけて「まどろみ」始めた。ちょっとペースが落ち、みんながスプリントにそなえ準備を始めた、その瞬間!


@Zaikouアタックが!
Photo by @yama_kei

そういえば、この人、一周目以降一度も見ていない!
ギャアァァァァ
お尻をふりふりダンシングで加速していく!
(この時1200Wでアタッコしたらしい)
「誰か追って~!」と集団の誰かが叫ぶ。
実は誰かが叫んだのではなく、私自身が叫んだらしい。

何このアタック、切れ味鋭すぎ!誰も追わないので必死に追走する。
というか準チームメイトなんですがwww
そして来季チームメイトのミューラーさんと一緒に追走する。うーん、おかしい。

ふっふっふ、このままいけば3人逃げて知り合いで1-2-3だぜ!とかいう幻想は次の瞬間あったいうまに打ち砕かれる。
りゃう「はい!右側車線を列車が通過します!白線の外側に、どいてくださ~い!」

あ、あ。あ・・・

遠い声「ニャロメさんは、よく千切れるよね・・・」
「よ く ちぎ 。。。」
「ち、ぎ、あ~」


@Zaikouさん見事な逃げ切り勝利。

リベンジは、2月ですね・・・(来月は、DNSになりそうです)


ミューラーさん、杉ちゃん、俺、りゃうさん

杉ちゃんさんは初級の部でJCRC初入賞!!!
「早く帰ってママと娘に自慢しなくちゃ~」と小躍りして帰って行きました。


杉ちゃんさん、着りました!

りゃうさんは
「早く志木に行ってニューフレームをやっほ~しなくちゃ」と小躍りして帰って行きました。
(*後日ボーナスの使いこみがばれて奥さんが大爆発したそうです。とほほ。)
わたしは大宮のおばあちゃん家にお見舞いに行ってまいりましたwww

***草クリテのお誘い***

12月26日(日)
11時海釣り公園集合。カカカ。

第一回が好評ならば、第二回は三浦半島の先っちょ、松輪周回コースで山岳クリテが第二戦として企画されております。第三回は??そして最終戦はやっぱりしいたけ村?夢は膨らみますな。

~クリテリウム案~

大黒埠頭海攣り公園周回コース(一周1.7km)
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e9e5d01efb5f9fdd2d9c042c2074ba1a
ポイントレース12周

スプリントポイントは偶数周。
Start/GoalポイントはTBD
スタートと交差点、駐車場出口にマーシャルが3人必要。

Intermediateポイント×5
1位7P
2位5P
3位4P
4位3P
5位2P
6位1P

Goalポイント
1位20P
2位15P
3位12P
4位10P
以降1位下がる毎に-1P
13位からは全員1P

・・・こんな感じで。10人も集まればかなりいい草レースになるかと思います。興味のあるかた、参加をお待ちしております。ちなみにチームジャージはやめておいたほうがwww

表彰式はこちらで(座敷もあるので大人数OK)
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1402/A140210/14002098/

1位沖縄料理食べ放題
2位ソーキ
3位サータアンダギー


ツール ド おきなわ 2010 市民140 レース編

2010年11月19日 | レース

2010年の集大成として臨んだツール・ド・沖縄 市民140。
登り,下り,平地,集団,スタミナ,メンタル,機材,調整すべてがオールラウンドに試されるホビーレースの最高峰。

結果は惨敗。131位。よい宿題をもらって帰ってきました。
悔しいけれど,実力以上のものはでません。実力以下の走りも実力のうち。
来年も戻ってこられるだろうか。そのためにはかなりの家庭内マイレージポイントを貯めないといけないな・・・

先頭集団についていったら、一回目の普久川で爆発しました。
予想通り、先頭のペースについていくには、私の体重ですと350-400Wが必要。しばらくその域、心拍190で走っていましたが、データどおり10分過ぎに千切れました。orz
前半抑えて後半盛り返す方が順位はよくなるでしょうが、これはこれでレベルの高い走りを経験できたのでよしとします。
それにしても、二回目の普久川以降のタレぶりは酷かった!!!

千切れたら千切れたでよい宿題をもらいました。PTのデータは採取できたので、次回このレベルで走るには、どの数字が必要になるのかよい指針が得られたでしょう。

Prologue一緒に行くはずだったYOMEが急遽本土待機になったので,ひとりで土曜日入縄に変更。那覇空港に着くと・・・豪雨。
自転車をばらしてレンタカーに入れ,一路名護を目指して高速道路を走るも,受付時間に遅れてしまった。しかたがないので6時の再受付を待つことに。これで名護でレンタカーを返して国頭までバスで行くプランがお釈迦に。次回は国頭に営業所があるレンタカー会社を選ぼう。


飛行機の中で熟読していた本が,これ
2010年は自分にとってパワートレーニング元年だったけど,2011年はひょっとしたらレーシングウェイト元年かもしれない,と思わせしめる本。
結果的にPower Weight Ratioの低さが白日の下にさらされた今年の沖縄にこの本を持って行ったのは,神託ではないでろうか。
これからボチボチ記事をアップしていきますよ。4.5w/kgを目指しますよ。

オクマリゾートに到着し,@jmzさん,@masahifさん,@akirasekさん,@u2hさん,@goro_bicirosaさんらと挨拶。自転車の整備をして,相部屋の人たちとしばし歓談して10時就寝。朝,いつものように3時半と無茶な時間に起床。このままだべているのも仕方がない,ということで前日いけなかった普久川ダムの登りを下見に行く。宿から5km


普久川ダム(余那の登り)
ここを右折すると祭りが始まります

勾配としては蓑毛~ヤビツ峠頂上に似ています。勾配がゆるくてヘビー級の俺に向いている!とかこの頃は夢を見ていました。


まさか本番FTP更新ペースで登るとは。アップなしで。


市民140スタートは国頭道の駅
スタートは宿から1kmのところにあります。リゾートの周りを適当に流してアップ。この適当なアップのおかげで後で泣きを見ます。
しかし,レーサーサインインからスタートまで2時間。かなりの暇を持て余しました。


パンクをするとモトからホイールの支給を受けられますが、シマノだけです。
このような分厚いサポートが受けられるのがいいですね。


各チェックポイントの足きりタイム。結構厳しいですよ。
tictacさんのトップチューブです。


先頭から5列目に陣取りました。おかげで序盤のポジション争いに足は使わず。ベテランがいると違いますね。
結果的には登りと同時に後方へムーンウォークを始めたので,別に後ろでもよかったかも凹


スタート前の歓談

この後国際プロ210が通過。市民140はこの後スタートです。


クリートをはめ,緊張感が高まってきました。


緊張感のない私www

スタート!普久川の上り口まではスタートから5km。ここまでアップを終わらせないと!というわけでシャカシャカ漕ぎます。大体先頭から20番手くらい。まわりに@jmzさん,@akirasekさんがいるので心強い。「前の人から離れないで!プラグインして!」@jmzさんからアドバイス。車間をあけてしまうのは車の運転でも一緒だな~
そして大きく右に曲がって,登りの始まり!漫画「シャカリキ!」を彷彿とさせる沿道の観客から声援が飛ぶ!


大集団で登りはじめます。ありえなーい。なんじゃこのハイペース。
心拍190でも写真はとれますけど・・・

パワーは400W前後,特に辛くはないんですが,下を見ると心拍190。いやなものを見てしまったよ。
400Wで心拍190,5-10分で千切れるパターンですね。案の上厳しくなってきました。


そろそろ臨界点に到達し、溶解が始まります。
@jmzさん,@akirasekさんが離れていく~
この頃@goro_bicirosaさんは山岳賞獲得のためペースアップしていたそうな。


ひとり

最初のピークを登りきる頃,先頭集団はちょうど視界から消えようとしていました。ああ。俺のおきなわが終わるぅぅぅ。
頂上の平坦部分でガクっとペースダウン。山岳賞ポイントで
「先頭2分!」の声が。本来であればここから猛追走で連結を計るべきですが,この時点でも心拍が180からなかなか下がらず,追走するまで回復していません。
やはり,登りを99%で登ってはイカン。95%で登って残りの5%を下りの加速にとっておかないと。ここからはゾンビのようにダウンヒル。あまりの衝撃にシェルショック状態です。


第二集団に吸収されました。
特に前に追いつこうという意思があるわけでなく,登りで遅れて足がそろった集団らしく,ペースは遠足ペース。おかげで少し回復しました。


奥への登りも厳しいと聞いているので、緊張感をもって集団内ヌクヌク
というか写真を見る限り上り始めていますね。


奥への登りは集団先頭でいい感じで上ることができました。上半身をがっしり固めて300-320Wで登るのが現在の理想の上り方。ここで唯一できました。

この後何の変哲もないのぼりで隣の人が接触落車。目の前にコロリン転がってきました。のわっ!とパニックブレーキ。大丈夫そうだったのでクリートをもう一回はめて再スタート。そして一回目の足攣り。
集団から遅れました。足をつかって追走開始。


2年前大落車大会があったという悪夢のトンネル。おそろしいので単独走。
このトンネルで集団が警戒してスピードを落とすだろうと予想していましたが案の定でした。ここで連結。

辺戸岬の手前で大会関係者がけたたましく右車線を追い抜いていきます・・・もう来たのか!市民210!
先頭逃げ集団にぶち抜かれます。なんと,先頭を回しているのはマチャーキー!すげー!20人の逃げに残っている!!もちろん後ろにくっつきますwww
でもミポさんがいない!なんでだ!(一回目の登りでチェーン落ちだったそうです)

しばらく市民210の後ろで高速走行をすると,あっというまに二回目の登りへ。登り開始と同時に自分のペースで上り始めます。


すでに爆発しているので、テンポで登っていく。ほどなく市民210の追走メイン集団が。この時点で8分くらい先頭と開いていたかと思います。
「ノリックさ~ん」
「オマさ~ん」
「ぎゃー!ミポさ~ん」
応援しましたが,みんなイッパイイッパイなのでスルーwww
エースを二人ががっちり守っています。美しいチーム愛を感じました。いいな。

声をかけようと思ってダンシングで追いつこうと試みますが,二回目の足攣り。

一回目より更に遅いペースで普久川をのぼったのでありました。この時点で,気持ちも折れ,足も残っていない状態。
たとえて言うのであれば,ミポ練で和田大爆発をした後に,雛鶴に向かう途中で足に力が入らなくなる,あれ。この後,悲しい現実が明らかになります。

高江の登り

(´;ω;`)ブワッ

沖縄を終えて,みなさんのレポートを読んでいると,速い人が異口同音に唱えていることがある。

「単独走は,やってはいけない」
が,しかし,頭ではわかっていても,足が楽になりたい,と訴えることがある。
速度的にも,出力的にも集団の方が楽なのに,「もう終わった。早く息の根を止めてくれ。」モードに一度入ると,どうしても単独で走りたくなってしまう。下りも足を止めず回していればよいのだが,どうしてもところどころ惰性で下ってしまう(一人の場合)

普久川を下りきると,寸暇を入れず高江の登りが始まる。


ひとり

完全に終わっているので,マイペースで登る。マイペースで登ると,当然140の足のそろった集団から離れてしまう。登り切ると,アップダウンを繰り返しながら下り基調で源河の交差点まで行くのだが,ここが一番つらかった。前にも後ろにも誰もいなくなってしまい,完全に単騎。ちょっとした平地でも30kmを切るありさま。下り基調とは聞いているが,こうまでアップダウンがあると平地だと思っていても登っていることがあるし。この一番辛いところを単騎で走っていると,210の集団が次々に追い越していく。

ここでタグちゃん,Yu-ki君,佐藤(黒)さんに抜かれる。レベルの高い練習を欲していたタグが練習しなくてもレベルの高いところで走っている。よかったなぁ。タグ。しばし並走するが,先を考えてバイナラ。この集団のお尻には鶴見しんごさんがいた。一念発起してこの集団についていくべきだったが,一度完走ねらいサイクリングモードになってしまった脚が反応しない!

この後,同じく単騎になってしまったぬまプロにパスされる。肋骨にひび入っているのにようやるよな~。ミポさんが一回目の普久川でチェーン落としたとき,降りて戻ってきたらしい。男だな~。いつものように前ジップ全開でヒラヒラしながら前方に消えていきました。

そしていよいよ源河への交差点を過ぎ,みんながきついきつい,と恐れていた新コースへ。しかしもうサイクリングモードなので,どんな厳しい坂もサイクリングであればたいしたことない。慶佐次の補給所で水を2本受け取ったとき,空が割れてザーァっっとスコール。

土砂降り。

すわ携帯とデジカメがお釈迦になる!と心配してコースサイドでいったん停車,ジップロックに放り込む。そんな悪いタイミングで後ろから@u2h (tictacさん)に声をかけられる。
同志よ!!!
脚のそろった顔なじみの登場に元気がでてきた。豪雨だけど。テンションあがってきた。脚のそろった顔なじみ,ということは裏返せば生生しいライバル心。ここで協力すればいいのに,チクさんからプチ逃げをかましますwww


豪雨の下りはスリッピー。ここでやっと鉄下駄クリンチャーの恩恵を感じました。コースのそこかしこで落車して動けなくなっている人が。ある人は落車して側溝にズボリ,文字通りズボリと嵌合していました。登りでは両足を攣って動けなくなっている人もたくさん見かけました。まさに,累々と横たわる屍を乗り越えて進んでいく感じ。←おおげさか。

先ほどまで210の集団で先頭をグルグル回していた人が坂で突然両足をつって自転車を降りていたり・・・壮絶でした。


羽地ダムへといたる大浦の海岸沿いには沖縄らしい風景が続く。ガジュマルの原生林を一心に走っていると,どこからともなく,電子音が聞こえてくる。

「ガラガラ ピ~っぴッピッピッピーピ」

何だ何だ!?
この先の関門のタイマーか?
ヲレ,タイムアウト?

・・・電子音ではなく熱帯の鳥のさえずりでした

途中,村役場やら,パイナップル畑やら,サトウキビの刈り入れ場やらを通過すると,沿道の子供たち,おばあちゃんたちがフライパンをカンカンカン!とぶったたいて声の限り応援してくれる。声援には応えられないけど,しっかり受け止めました。なんて暖かいレースなんだろう。

・・・・・・・・・

羽地ダムへの登りもペース走でクリア。目標を失ってしまったので,ペースアップもダウンもせず。ただ,登り始めで両腿同時痙攣アタック!ないことにして漕ぎ続けますw。 3段坂をクリアして橋にさしかかると、コースサイドにYuuki君が。パンクらしく、モトを待っているらしい。
この後、210の集団が、いいペースでやってきたので、これに乗っかる。この集団に乗っかって、最後の関門を通過。市民210の人達はみんな小さなガッツポーズをしていた。いいな。
名護に向けて幹線道路に入ると、沿道の声援が倍増する。ここで気持ち良くなってアドレナリン爆発したのはみなさん一緒でしょう。ジャスコの坂の大応援団に乗せられて、緩い坂をドッカーンと登ったら、後続がいなくなっていましたwww。なんだ、脚残っているやん。半分以上サイクリングだったから当たり前ですけど・・・


最後は市街地に入って傷心のスプリントごっこ。

*********
最初の普久川はIF 0.994と、ほぼ限界で登りましたが、それから流さざるをえなかった、という点で全体の強度は非常に残念なIF 0.7 市民140で30位だった@jmzさんがIF 0.9だった、といっていますから、自分がいかにタレテいたかがよくわかります。本当に情けなや。情けなや。
あと一年。あと一年も準備期間がある。
絶対にリベンジしてやるぞー!!!

・・・許可が降りれば。


ツール ド おきなわ 2010 市民140 パワーデータ編

2010年11月15日 | レース


非常に恥ずかしいですが、この素晴らしいレースに参加を考えるかたのために、参考になればと思いデータを晒します。後は自分の目標設定のためにもね。

PowerTapをつけた鉄下駄ホイールでの出場を検討した理由の一つは、レースの前、Twitterで
「普久川ダム、市民140の先頭集団はどのくらいのペース(出力体重比換算)でフンガーフンガー登るのか?」
という質問をしたからでした。
諸氏の意見は大体
「4.2 w/kgでは千切れる。4.5 w/kgでないの?」
「ちなみに市民210は5.0 w/kgくらいね」
というものでした。
今まで自己ベストですらそんな素晴らしい数字をだしたことがないヲレ。半ば疑心暗鬼でスタート直後に登り始めたわけです。そして、いきなりの心拍190祭り。メータは常に400Wオーバー。かくしてメーターを見るのをやめ、一意専心に踏むこと10分、あえなく先頭集団がじりじりと離れて行きます。そして視界から消えました。

頂上の山岳ポイントで
「先頭2分!」との声をかけられ、その後は後方から追いついてきた第二集団での走行になりました。
しかし、一回目のダムでの限界走行のダメージはこの後やってきます。結局100km過ぎまでこの初動のダメージから回復することはありませんでした。

市民140普久川一回目:
00:17:39(最初のピークまで)
Av H Rate 185
Av Power 317
N Power 335
W/kg 4.1
Intensity Factor 0.994千切れたが、当社比ではかなり頑張ったwww

頂上での先頭との差:
2分
山岳賞の仮想データ
4.8-5.0 W/kg

4.5W/kgで登れば下りで追いつける・・・かも。
ヤビツ換算
70kg=35:00=4.5w/kg=313W
これを来シーズンの目標に。ちょっと厳しい目標だが。
ワットは足りているので、体脂肪を削るだけ。

奥の登り
Av Power 303
Av H Rate 185
この登りはがっちり登れた。

~ここから激ダレ。一度限界域で走って、回復のチャンスがないまま山岳を走ってさらに消耗する最悪のパターン~

ここからツールドおきなわ 市民サイクリングw 140

市民140普久川二回目:
00:19:19
Av H Rate 181
Av Power 259
N Power 265
W/kg 3.3
Intensity Factor 0.787
ヤビツ換算→44分ペース もはやツーリングということかwww

安波の登り
Av HRate 173
Av Power 198
ポタリングwww

天仁屋
Average Heart Rate 162
Average Power, Watts 246
やや復活。ポタリングからサイクリングへ

安部
Average Heart Rate 160
Average Power, Watts 230
豪雨によりシクロクロス。やる気をなくす

羽地ダム
Average Heart Rate 159
Average Power, Watts 237
もはやファンライド。両太もも同時に痙攣したのでちょろまかして走行。

TOTAL
市民140 131位/372人
Total Elapsed Time 04:52:15
Distance, km 144.47
Work, kJ 3290
Average Speed, kph 29.51
Average Heart Rate 165
Max Heart Rate 192
Average Power, Watts 188
Maximum Power, Watts 849
Normalized Power 235
Training Stress Score 236.9
Intensity Factor 0.697

・・・こうやって見てみると、房総しいたけ練(100km, 休憩あり, AP=230W, NP=280W)の方がよっぽどいい数字を出している。あの時は後半に向けてしりあがり寿だったからな~。

しかし言い訳はいくらでも並べられる。よい宿題をもらった。

不定期連載ロードレース講座②「個人TTとパワー」

2010年10月30日 | レース
雨ですね・・・
個人TTの虎の巻、今まで書きためていましたがここで公表します。
ここで書いていたことを実践しても、巻末で書いたように自己ベストに簡単につながる保証がありませぬ。たくさん個人TTをして、あらゆるコース、コンディションを経験してくださいね。経験しなくては(←おれ)

Disclaimer: この記事のオリジナルは、こちらのサイトから翻訳、意訳、抜粋になります。問題であれば即刻削除しますのでご連絡ください。トレーニング目的以外の転載はやめてーな。

タイムトライアルの戦略

オフシーズンにしっかり練習し、食事にも気をつけて、イベント前に十分休養しウォームアップもしっかりできていることがこれから述べるにあたっての前提となります。

やってしまいがちなTT
典型的なサイクリストがどのようにTTをこなすか、それを知りたければ往復コースのスタートから3 km地点にいって観戦するのがよい。スタート1.5 km だと少し様子がかわってくるのだが、これについては後で。
3,2,1, スタート!53 x 14のビッグギアでトップスピードにのせるべく一気にスプリント。サドルに腰を下ろす頃には脚に乳酸がじわーっとたまってきて、いきなり現実と酸素の借金にさいなまれて危機管理体制が問われる。1 kmを半ば過ぎるころにはもう、「ギア落とそうか?」と悩み始める。


上の図はまさにその典型的なTTのデータである。被験者は16kmTTをマックスで走った。典型的サイクリストの典型的走り方。最初の1マイルであっというまにトップスピードに達し、あっというまにそのツケを払い始める。自己過信か、コースを甘く見ていたのか、いずれにせよ結果は同じ。
テスターの平均ワットは230 W。これが10マイルTTのLTである。しかし、最初のつっこみの1.6 kmで平均より40 Wオーバーで走ってしまっている。これにより、続いての4 kmを平均より50 Wアンダーで走ってしまっているのだ!
6.4 km地点では、速度もワットも平均より下回ってしまっている!青線のグラフをみてもわかるように、この悪しきパターンはこの後も繰り返されている。距離が長いTTでも変わることはないだろう。
というわけで命題はこうなる。『最初の入りでLTを超えないように走れば、平均速度平均ワットは最終的にどうなるか。』あなたの最近のTTはどうしたか?似たようなものでしたか?

戦略的TT
一週間後、ペーシングのコーチを受けたテスターが再テストに臨んだ。まず、最初の10分間は一回目の平均ワット(230 W)になるべく近いところで走ることを命じられ、10分を過ぎてからはできる範囲(つらいが、なんとか耐えられるレベル)で徐々にペースアップを許された。結果は全くちがうものになった。


パワーメータがなくても、一回目のテストよりストレスが少ないのがわかるだろう。心拍は開始400 mではなく開始2.4 kmでピークを始めている。これにより、乳酸によるストレスも少なく、酸素の欠乏もすくなく、スムーズにかつパワフルにリズムを刻むことができた。最後まで。
そして2回目のテストでは平均ワットが10 W向上している。テスターが一週間で急激に強くなったわけではなく、これは限られた体力リソースを効率的に管理した結果である。
計測し、常に制限値を超えない。いや、制限値は最後の1.6 kmになったら忘れてもよい。最後は全力を出しつくす。心拍も乳酸もすべて忘れ、脚がちぎれてもいいからゴールラインで体の中に何も残っていないところまで絞り出す。

ペーシングの効果

黒線が一回目のテストの基準線である。赤線は黒線に対する二回目の相対値だ。
最初の1.6 kmでは4秒遅れ。2.4 km では6秒遅れ。4.8 kmで追いつき、ここからペーシングの効果が表れ始める。

残りの11.2 kmで85秒の差がついている!1 km 7秒の差である。どのくらいいいかって?かなりいいですよ、これは。しかもタダ。自己体力というリソースを賢く使うだけで、ただで85秒も獲得したわけだ。まったく同じ値があなたでも出せるという保証はないですが、30秒は短縮できるでしょう。必要なのは感情と本能をコントロールして、ちょっとだけ科学的に走ってみることなのです。

伝えたいこと
というわけで、今まで述べてきたことは明白になったと思う。だがもう一度くりかえす。「LTを越えてから一度休んで、もう一度追い込む」、これは理想的なTTの走り方ではない。これは厳然とした事実であり個人的な意見ではない。
号砲とともに飛び出した本能を、戦略でセーブ(ペーシング)すれば、必ず見返りがあるはずだ。
戦術を知らないがために、あなたの今までの懸命な練習の成果、なによりも本当のポテンシャルの全てを、目的とするイベント当日に発揮できないのは本当に惜しい。是非この戦術を参考に全力を発揮してくれ。鍵になるのは「始めチョロチョロ、中ゴリゴリ、最後にドカーン!」だ。


ゴリゴリ



ボカーン!


なぜスタートから3km地点で観戦するのか?

スタートから1.6km地点で観戦しても、間違った印象を受けるだけである。この地点では、ほとんどの選手が最初の加速の慣性に乗っかっていて、実際「はえぇ~」という印象をあたえる。真のパフォーマンスの評価としては歪んだ印象を与える可能性がある。 真のスカウティングをするなら、開始3km地点だ。ここには真の実力がある。
応援するのもここだ。

訳者注:この記事に足りないもの
私はこの記事を熟読して、2010年のターゲットイベント、利根川TTに参加したが、結果は惨敗。
その時の記事。はぁ~
平地FTPで理論的に勝てるはずの仲間にも、後塵を拝した。その日、コースはかなりの風が吹いていた。往路は55kmで走れるくらいの追い風。復路は30kmキープもままならない向かい風。私は目標とする300Wを忠実に守ったが、この記事通りに過去最高のパフォーマンスは得られなかった。どうやらIN追い風、OUT向かい風の時には、違った走り方をする必要があるらしい。これに関しては、@Zaikouさんが詳しいらしい。この問題の解析をするまで、この記事は未完です。どなたかえらい人おしえてー!

失意の群馬CSC

2010年10月23日 | レース
記事のアップが遅れました。将来への戒めとして記録。


@0rkenさん写真拝借しました~

レース編
富士チャレの落車の影響で、一週間前は全く走れず。体重は増え、怪我が治らず、焦燥がつのる。不安をかかえたままスタート。初めてのコース。個人的には気に入った。難関とされている心臓破りは心拍170くらい。レース中大尉が「Dクラスってこんなにペース緩いんですかね~」といって坂をするするっとポジションを前にあげて行く。その時既に私はアップップであった。
170台で登っていた心臓破りも、5周目あたりの頂上付近で180台に。ここで踏みなおせばついていけるのだが、今日はなぜか淡泊に千切れてしまった。弱気の虫かな~。シゲキチさんをはじめとする仲間たちは全員集団に残っている。
「なんだよ・・・全然だめじゃん」
かなり傷心、落ち込みながら周回を重ねると100kmに出場のtictacさんとしばらくして合流。その後は一緒に周回を重ねる。その後、キハラさんに抜かれる。一分後のEクラスに抜かれる。しばらくすると前方に赤いmaru_ccさんの姿が。
「こんな所にいちゃだめでしょ~!」
と自らにも聞かせたいセリフをかける。


いつもよりフォームが力んでいて、前のりになっている。
しばらくは二人で回していく。どうやら完走はできそうだ、と思った最終周、前方に救急車が

レース中止

どうやら自分のクラスDのゴールスプリントで、かなり酷い落車があった様子。


落車したかたはかなりの重症で、ドクターヘリで運ばれて行きました。

というわけで、登れない残れない見せ場ない、ないないずくしのレースとなりました。しばらくこのショックを払拭できそうにありません。

応援編
陣取ったのは心臓破りの坂。


前半はマスクマンで。


「カツヲ~宿題やったか~!」
プロトンから失笑がもれ、みんなにこやかに登っていきます。ちょっとは気を紛らわすことができたでしょうか。


富士チャレの盟友、@yuuki247さんもCクラスでした。サーベロかっちょえーな。あと背中の曲がり具合も。


中盤からは弥勒菩薩に変化。千切れ出す哀れな信徒に慈愛ある微笑みを投げかけます。
金城元編集長が「のわっ!」
とインベタで接近して走ってきましたwww

Cクラスのレースでは、カツヲ君とZaikouさんが積極的に動きまくり、見せ場を作っていました。特にカツヲの馬車馬振りはすごい、登りのアタックを全て自力で潰す動き。見事なエネルギーの無駄使いwww


見せ場を作らずにはいられないZaikouさん


最終周回一周前、スプリントの先頭をとるZaikouさん


一周間違えたwww

Aクラスではオクモさんとタマキさん、体重60kg前半なのにFTP300の二人が協力して勇気ある逃げ。


沿道で
「15秒!」
「20秒!」
「28秒!!!!」
と後続との差を伝え、一緒に逃げている気分になります。ただ単に応援するだけでなく、レースにのめり込みました。


後続が迫ってくると、適当な秒差を伝えます。
実は、せっかく引き離したAクラスの集団が、Sクラスにラップされ、そのままの勢いでSとAが混走して結果的にものすごい勢いで追いかけられていたのです。この勇気ある逃げは残り2周でジ・エンド。

この3人、あと@akirasekさんの走りには本当に刺激を受けました。自分がふがいない!

さて、この午後の部の応援、自分的にはとてもよかったのですが、「レースは11時終了、帰宅は夕飯時まで」とお嫁さんに約束していたのを結果的に反故にしてしまい、渋滞を耐え忍んで帰宅したのは深夜11時。

その日からニャロメリア共和国は戒厳令がひかれたのでありました。


富士タレ200 本編

2010年10月10日 | レース
一年前の富士チャレ。ゴール後の興奮も冷めやらぬまま、ニョホホ大先生と約束した。
「来年は、スタートから先頭集団にくらいつく!」
・・・思えば、「富士チャレ先頭集団」これが、過去1年の練習のモチベーションだった。そして昨日、一年がたった。


スタートは二列目。
コンディションはご存じのとおりの雨。実は雨中でカーボンリムの使用は初めて。
豪雨の中のパレード走行で早くも落車発生。アスファルトとチューをしていた。
「パレード走行だよ!」
「ありえね~」
しかし、ブレーキが全く効かない。最早これはブレーキといえる代物ではない。PL法に抵触していると思う。
下ハンでガツンと引くと、かすかに制動する程度。というわけでこんなにブレーキを引いたレース*は初めてであった。

*レースレコードは軒並み例年より2、 30分タイムが落ちていたらしい。去年の優勝タイムが4:34だが今年は5:00で上位の名前はほとんど同じ。ですので今年のタイムマイナス25分がドライコンディション時の仮想タイムと考えていいのではないでしょうか。


序盤
写真提供はヌマターニさん

5周目くらい。ブレーキが効かないし、サングラスは曇り始めるし。
Legonのtakaさんと「ブレーキきかないね~」と会話。
ここでリスクは負えないなぁ~とかしているうちにズブズブ。段々30位前後に下がっていく。そして・・・何かの落車をキッカケに中切れ発生。5m10mのギャップが次第に広がっていく。ああ・・・届きそうで届かない。
距離がじりじりとあいていく。詰める走りをすれば脚を使ってしまうし、追走を組織するような人が周りにいない。うーん。消化不良で後退。限界までくらいつきたかったな~(遠い目)←実際にそれをやっていたら、後半大タレをしていたかも、だが・・・

先頭集団に付いていった最初の一時間はアベ42キロくらい??さようならをしてからはしばらく単独走。ストレートも40km/hで走る人がいないので、単独走。下りはデブでスピードが乗るので、単独走。そんなこんなで走っていると、80km辺りでやっと足の揃った小集団ができた。七時間エンデューロ、マイクロソフトのゴツい人。ミルラム、カステリ、リキガスジャージの3人。


中盤。まだ膝が傷ものになっていないwww

三十位集団なのかな?この人達と一緒にゴールに行こう!と決意する。自分はストレート~登りが始まる区間が担当。これを一周おきに繰り返す。平地はマイクロソフトの人と私、登りはミルラムとリキガスジャージの人。いい感じで回していった。途中Matrixの阿川選手にも3周ほど引いてもらった。

機材の話だが、アイオロス6.5はまさに富士チャにうってつけ。ストレートで37km位に一度乗っけてしまえば、あとはペダルに脚を乗せておけばホイールが勝手にスピードをあげてくれる。40kmを切ることはゴールまで殆どなかった。おかげでストレートはほとんど先頭を牽かされたが、わざわざ遅い列車に乗ることもないし、下りでスピードを乗せて攻められないし、攻めたら集団が崩壊する。というわけで集団のペース維持のためストレートは仕事せざるをえなかった。これはストレートを担当された人はみんな考えていたはず。レースが終わったあと、リムカウルの中に大量の水がチャッポンチャッポン入っていたのには驚愕したが・・・

110キロ地点、ダンロップで痛恨のチェーン落ち。(登りは後一枚ギアが足りなかった。50-23Tだとちょっと登り極めのところがきつい。)チェーンがチェーンステーの内側でジャムり、1分のロス。自転車を降りて、かなりパニック!絡まったチェーンを丁寧に解きほぐして、再スタート。再スタートしたら、先ほどの集団は・・・最終コーナーの遥か上の方を登っていた・・・

終わった…ここから1人追走は出来ない。しかし、神は見捨てていなかった。

捨てる神あれば拾う神あり


この時、先導バイクがプップッー!とやって来た。第一集団だ!おひょー!ささっと乗車。よっしーさんやらまこっちさんやらの数人後ろで無賃乗車開始。目の前はリマサンズジャージ。元気そうなエンデューロの選手も数人混ざっている。ペースは登りだけ心拍数170で耐えればついて行ける。登りを終わればホームストレートではペダルを止めても45km/hオーバー、登り初めまでは高速巡航で極楽。だが、実は先頭集団の一番の快感はバイクの「プップー」で先行ライダーをかき分け進んでいく登りだ。先頭集団はダンシングに移るタイミングが早い。目の前で風にそよぐ林のように、み~んながユッサユッサとダンシングしながら登ってゆく。テンションを上げて昇ると、今までゆっくり抜かしていた走行車線のチームメイトが、今度は後ろにすっ飛んでいく車窓の風景のように抜いていける。こ、これは快感だ。イッヒッヒ。
ただ、決して楽ではない。先ほどまでのMy集団では、「自転車が勝手に進んでいくポイント」でダンシングできたが、先頭集団のペースではそのポイントが見つからない。どうしても左右にふって踏み込んでしまう。これがじわじわ効いてくる。ちょっとでも上げられるとたまらない。

ここで、混走について一言。
今年の富士チャレは速い人が左側、遅い人が右側にルール変更されていた。時折遅い人が左によることはあるものの、そういう人は後ろから声をかけられるであろうから、周回を重ねて行くごとに左側通行は周知されていったように思う。なぜ、コカコーラ・コーナーで落車が多発したのか。このコーナーは高速で侵入するがゆえに、豪雨でスリッピーなコンディションではラインを確保したい、しかし速度域がまちまちなままでコーナーに入っていくとそれは恐怖以外の何物でもない。このコーナーまでの下りは、先頭集団は60kmで下るが、そこを40kmで下っている人がいて、その人が左側に残っていたりすると、それはもう・・・(罵声
あと、下りで脚を止める人が多いのもここ。基本的にレースでは、前の人にドラフティングでスピードを殺すとき以外は下りで脚は止めない。それなのに脚をとめて惰性で走っている人が左側にたくさん残っていて、この人たちを抜くときには本当に気をつかった。これが混走の難しいところ。晴れていたらうまくかわせても、雨だと恐怖。

衝撃のよっかかり落車
そんな中、先頭集団の先に、ふらふらと左側に斜行するおじさまが。
危ない!ラインが重なる!と思ったその直前、ライン上にいた集団のライダーが左肩から逆によりかかりにいった。実はこれ、ロードレースでの常識。
集団内で隣のライダーがバランスを崩してよっかかってきたら、押し返す。
二人とも押し返すと→2名生存
一人が押しかえすと→1名生存
なにもしないと→二人とも落車

斜行してきた当事者の自転車は、突然よっかかられてびっくりしたのか、宙を舞って落車していました。
「うわ~ひでえ」
「でもあれは仕方がねぇ」

どうするべきなんでしょうかね。私には回答だせないです

***話を戻す***

視界から消えていた仲間の集団には三周で追い付き、そのままパス。抜き際に赤いジャケットのリキガスジャージのTIME ULTEAMさんに声をかける、2人で無賃乗車続行。
先頭集団にはあと2周ほどついていき、赤ジャージのTIMEさんと同時に撤退する。
「ちょっときつくなりましたね。」
「でも110km地点から、あっ!というまに150kmになりましたよ。」

そして問題の150km地点のコカコーラ―コーナー。ここでは落車が相次いでいて、金城元編集長や、Isoyaの杉ちゃんもここでコースアウトしていた。

落車ー!
なんでもない緩い左カーブ。普通に走っていて、突然リアがグリップを失って路面に叩きつけられた。ズササーッ
すぐ後ろを走っていた盟友のTIMEさんも巻き込んでしまった。すぐ二人はコースサイドによってダメージチェック。
TIMEさんは、
「行けそうです!」と言い残して再スタートしていった。
私はというと・・・
●STIひん曲がり
●前輪が振れてる(ブレーキアーチがよっただけみたいだった)
●左腰を強打(CD大の擦り傷。)
●右ひざと左ひざをざっくり
コースサイドのマーシャルさんが傷の応急処置をしてくれた。その間、最後の3本目のドリンクを飲みながら、ISOYAのチームメイトが目を大きく見開きながらコースサイドを駆け抜けて行く。
「150kmでリタイヤか・・・もう記録は狙えないし。」
「いや、あと50kmある。残りサイクリングでも完走すべきか?」
「でも両ひざメタメタだ、やっぱりやめちゃおうかな~」
そんな時、再スタートを切ったTIMEさんが一周を走り終えて、また戻ってきたのが見えた。よし!行きましょう。

まずは一度ピットインして、水分を補給。「落車落車~!」と大げさに大騒ぎしていると、タグちゃんがボトルをくれた。再スタート。残りは45kmだから、ペース走で行きましょう。落車前のペースに戻せるかしら・・・
ピットを出ると、オカチャンを発見!序盤は寒さで調子悪かったオカチャンも、調子を取り戻したような時間帯。二人で80%くらいの力で進んでいく。下りは本当に慎重に、登りは攻めず、タレズのペースで。ストレートはがんばって40km/h。チームメイトは本当に心強い。時々会話しながら走っていると、カウントダウンが始まった。後20km, 10km, 5km・・・

ゴール後、あまりの豪雨にマスクタイムは省略いたしました。すいませんでした m(。 。)m

結果(時系列):

2008富士チャレンジ200
6:19:05
種目別順位 307/949

2009富士チャレンジ200
5:30:17
種目別順位 108/1067

2010富士チャレンジ200
5:36:34.45
種目別順位 47位*
* 落車によって1周以上失ったので、少なくとも10分は失った。5:26:00と皮算用すると31位相当。
不捕狸計算機によると、ドライ時ならば5:00:00前後。

楽しみは来年にとっておこう!

雨の富士タレ練 アスファルト親睦会

2010年10月10日 | レース
<富士チャレ後のヤビツ反省会編>

(本編より続く)

大雨の富士サーキットより、逃げるように帰ってきた。
横浜でラーメンの予定であったが、空腹に耐えきれず渋沢のみやこ食堂へ。
ご飯の大盛の巨大さに恐れをなす。
あれ、ここ、ヤビツ近いんでね!?よし、一本行ってみよ~!!!

デイリーヤマザキ 02:50
  途中信号につかまるも、過去最速ペース。途中で45kmでた!
蓑毛バス停07:30
  土木事務所を過ぎても1速にはいらない。絶好調。蓑毛のストレート40kmとかありえねー!!!道がまっすぐで広いから高速を維持できる。
菜の花台17:50
  林道に入ると、道がクネクネまがり始め、思ったようにスピードが乗せられない。自己ベスト時には23-25kmでる大久保橋付近も、30-35km程度。まずい、切れないかも。今日のコンディションは、豪雨。この雨で自転車に乗っている人はいないよな、と考えていたら、雨合羽を着たローディが表丹沢林道入口付近にいた。「あなたは変態です!」と声をかけてパス。
頂上23:36

下りだが、いつもは20分で下れる所、25分以上かかりました。巨体がわざわざして、ワインディング区間でタイムを削れません。下りの走り方が課題です。


今日のマスィ~ン。


不定期連載ロードレース講座①「ブロッキング:非協力的に走る」

2010年07月24日 | レース
注:またもこの本からのダイジェストです。本当にためになる本です。願わくば、私にも実践できるエンジンがあればいいのですが。レースにでる皆様参考にしてください。



*レースをコントロールしたいとき、もしくは他チームのコントロールを乱したいとき、ここに書いてあることが参考になるかも?

チームメイトが逃げている場合、勝ちをアシストするためのブロック術について述べる。
「ブロック」という言葉は誤解されやすい。正確にいうならば、「邪魔しながらレース」をする、が近いであろう。集団の前方に陣取って完全に蓋をするようなわかりやすいブロック術は、原始的、初歩的過ぎてうまく機能しないことが多い。まず大前提として、逃げが集団と同じペースをキープして走れること。これができないとチームメイトのためにブロックする意味があまりない。

「目立たないブロックが実は一番効果的である」
ブロックは身体的にも、戦術的にも難しい。往々にして、逃げている仲間よりも、後方でブロックするアシストの方が多く仕事をすることになることになる。ジャンプし、ギャップを埋め、チェックし、集団前方に位置取る ―― ブロックは楽な仕事ではないのだ。これだけ多くの仕事をするわけであるから、前を逃げているチームメイトは最低でも集団と同じペースをキープして走ってもらわなければならない。たとえ最後につかまったとしても、集団が追走に足を使った場合、チームメイトがカウンターをかけることができる。ここでやっと数キロの逃げが戦術的に意味を持ってくるのだ。
もっともシンプルなブロックは、二番手に位置取ることだ。先頭が交代したら、交代に加わらず、一緒に脇に下がる。これをすると列車のリズムを崩し、列車からかなり反感を買う。(図1)


図1  集団前方でペースラインを乱す

ここまであからさまにやりたくなければ、先頭にたったらソフトに踏んでペースを明らかに落とす。これも列車のリズムを崩すし、ソフトペダリングをするあなたは列車にとっての妨害物となる。他の選手はあなたを避けて前に上がっていかなければならないからだ。そして、ブロックは一回では終わらない。小さな貢献(妨害)をしたら、また集団の後ろに戻り、次の貢献に備える。集団はあなたを歓迎しないだろう。ここからがブロッカーの真の仕事場だ。滑り込み、ねじり込み、お尻さわり、脅し、なんでもいいから集団に戻れ。そして、それを何度も繰り返す。

「ステルス妨害」
集団がブロックを警戒しているときに、気付かれずにブロックができると実に効果的である。
筆者がこれを目撃した時、何が起きているのか理解できなかった。チームメイトを逃げに送り込んだチームのブロッカーが、先頭にたって長い登り区間をグイグイ牽き始めたのだ。あたかもチームメイトの逃げを潰すかのように。
実は、ブロッカーは逃げている仲間の同区間のペースを知っていて、そのペースよりやや遅いペースで登っていたのだ。集団はブロッカーのペースに満足し、そのブロックは数秒を稼ぐことに成功した。
「アタックを潰す」
追走集団に、一人で逃げを潰しかねないほど脚をもった実力者がいた場合、徹底マークする。彼が集団の先頭にでたら、躊躇なく後ろに着く。このとき、単にドラフティングに入るのではなく、気付かれないように中切れを起こすとよい。彼が独走しているのに気付いたとき、集団との間にはギャップができている。このギャップは追走集団が涎をたらして埋めることになるだろう。
前述の動きは、追走集団を形成してしまうリスクもある。アタックが成功したように見えると、アタックを誘発する可能性もある。追走アタックが成功するか、危険な動きか、無視してよいか、ブロッカーは瞬時に判断して次の行動を決めなくてはならない。マークするかしないかを判断するために、次のことを瞬時にスキャンする。ロードレースは瞬時の決断のスポーツでもある。
アタッカーは独りで追いつける脚をもっているか?
アタッカーは脅威か?
追いついた場合、逃げにとって有利な展開になるか?
アタッカーのチームメイトがブロックに加わってくれそうか?
二人でブロックするときは、お互い距離をもって妨害する。一人(図2のA)は前方でソフトに踏んだり、ローテに加わらず列車を妨害する。もう一人(図2のB)は5,6番目に位置して後方からのアタックを見はる。アタックはこのくらいの番手から出やすい。ここでスイーパーとしてアタックを警戒する。(図2)


図2  ブロッカーとスイーパー

アタックが潰されると、他のチームは次のアタックがしにくくなる。これを自分に優位に使うことができる。たとえば実力者が追走をかけたとする。チームメイトがすぐさま反応し、二番手で張り付いたまま先頭まで連れて行ってもらう。先頭集団に努力せずにチームメイトを送り込むことができ、数的優位を確保できる。(ここで前述の瞬時の判断が生きてくる)

後方でのブロックは、美しい犠牲である。願わくば、あなたにも先頭で逃げきる日が来ることを・・・

JCRCひたちなか おなかいっぱい【TTTのみ写真追加】

2010年06月27日 | レース
Team Isoyaの成績
チャンプ若旦那60.1・・・Fクラス優勝
カツヲ君・・・X3クラス優勝+グラビアアイドルと握手
たぐちょん・・・Cクラス優勝
Isoya友の会 feat. Zaikou (ニャロメ・waki・カツヲ・Zaikou)・・・TTT 4位入賞


◆レースレポ
朝の8時50分出走で、まずはチームタイムトライアル。
ニャロメ班は、
ニャロメ@31*W
waki@28*W
Zaikou@29*W
カツヲ@28*W
です。ヤビツタイムから算出した平均出力順で組み分けをしました。出力の差が20Wもないので、先頭の人が必死にもがいても、後ろの人がデータ的には千切れないチーム分けなのです。

去年のTTT成績
精一杯踏み倒したが、14位・・・平均速度42.39で14位とは・・・??

1 Team ARI トップ差 00:00.644 47.90
2 パインヒルズ90 COSP トップ差 00:21.327 46.61
3 オペラシオン・イエロー トップ差 00:36.437 45.72
4 HONDA R&D栃木 トップ差 00:40.364 45.49
5 BOUNCEチームY彩湖 トップ差 00:56.490 44.58
6 funride トップ差 00:56.978 44.56
7 Team ARI (B) トップ差 01:03.778 44.19
8 SQUADRA CORSA cicli HIDE トップ差 01:10.609 43.82
9 チームポテト トップ差 01:17.646 43.45
10 RSCC トップ差 01:19.186 43.37
11 パインヒルズ90・オーベスト トップ差 01:21.772 43.23
12 TEAMスタープレックスサイクルB トップ差 01:32.444 42.68
13 セマスR新松戸A トップ差 01:34.796 42.57
14 いそや友の会 大トロ トップ差 01:38.285 42.39

今年のエントリ表
去年からだと、成績がわれらより上のチームが6チームは最低いる。
というわけで、目標は入賞(=6位以内)ノーマークの強いチームがたくさんいたら、入賞は難しくなるな・・・
目標の平均は43kmかな。


我々の入賞を阻む強豪チームの壁

◆スタート

15秒刻みでチームがスタートしていく。6チーム(1分半前くらいのチームまでは、追いつきたいですね)
クリートが一発ではまったので、先頭で列車を組んでいく
ニャロメ(最終コーナー~第一コーナー)→waki(第一コーナー~バックストレート途中)→カツヲ(バックストレート)→Zaikou(最終コーナー)の順で

コンディションは雨ザバザバ。スタートから43km-48kmくらいで引いていく。体感パワーメータでは先頭時330W、トレイン内260Wくらい。


面白いくらいに前のチームを抜いていける。数チームは食いました。

ただ、出走チームが多く、ところどころ渋滞が起きる。「行くよ―抜くよ~」と声かけするも、一度抜いたチームが抜き返してきたりして、トムとジェリー状態がしばらく続く。でもたくさん抜けるのは心理的に気持ちいい。


コース中の渋滞

列車は見事に機能している。遠くに抜けてしまったり、落ちて行くのが遅すぎたりするのも、コーチングでカバー。このチーム!いい!阿吽の呼吸に近付いている。
ラスト一周で、サイコンの平均速度を確認する。
Ave 45km/h!?!? まじ?

マックスで引く。坂を登り終わる。後ろを見る。
4人そろっている。
いい!!!

バックストレート。カツヲ君、つらそうではないが、速度が41km台に下がる。早めの交代を声かけする。
最終コーナー、ちょっと長めにひいて、後ろを見る。大丈夫!4人揃っている。
先頭を交代して後ろにさがっていくと同時に、3人が横一列スプリントで抜いていった!

ちっちゃくガッツポーズでゴール。平均45.6km/hがでていた。

完全に脚を使い切りました・・・

というわけで結果。
1位 Team Ari
2位 HONDA R&D
3位 Team BOUNCE and SAIKO
4位 Team ISOYA feat. Zaiko!!

メータ読みではニャロメのサイコンも、Zaikouのサイコンも45km/hオーバーでしたが、速報では43km/h台でした。そんなことはないと思うが、なぜだ?

とにかく、入賞は嬉しかったです・・・TTTはクラス別ではなく、無差別。それを強豪チームに混ざって表彰台一歩手前まで迫ったのですから・・・。去年他チームとの実力差に唖然としただけに、この成長は嬉しいな~~~。



脚はパキパキ、血液はギトギト。さて、一時間半後のロードレース、私の老足は奇跡の復活を果たすのであろうか・・・

~つづく~

本文中の記事と写真に関係はありません。

~TTT写真追加~
林道太郎先生、写真ありがとうございます。今度は被写体になってくらはい♪


Team Zのスタート


毎周回このポイントでは60kmを超える勢いだった。


Team りゃう。このイベントのために、Eastonのディープホイールを買い、奥さんが口をきいてくれなくなったりゃう氏が先頭を鬼引き。


フレームの翼断面が細すぎて、ボトルケージをつけられないお杉さま。前走者の水しぶきから水分補給をするの図。


みんなで涎をたらして、たのしいな~


いえす!4人揃ってる!


これぞチームワーク。4人羽織だ!


ご~~~る!


南無阿弥陀仏 (・人・)~~


ToJ 市民 雨降菩薩霊験記

2010年05月23日 | レース
本日ToJ参加のみなさん。ごめんなさい。
雨を降らしたのは私です。

<林道太郎さまごちそうさまです>

話は某掲示板に遡ります。以下抜粋:

Tよばぁー
『傘マークがっ。。。』
セントスター
『仏陀!てるてる坊主だ~~!』
セントスター
『皆で祈りましょう!合掌!』
ニャロメ
『雨乞い仏陀スタート!』

「てるてる坊主」に願をかけるつもりが、手元が狂って「雨乞い」を起動してしまいました。www 霊験あらたかな仏陀様、今年も雨をありがとうございます。

アップ編:
「短距離レースの1/3は、アップで決まる。」
というわけで念入りアップっぷ。
◎10分アップ(時々高回転で回してペースアップを仮想)
◎5分メディオ(260Wくらい)
汗ががんがんでてきて、体が暖まると、今日の好調を感じる。270Wで心拍150台にとどまっている。ムホッホ
◎1分間み~ちゃんさんにタイムを計ってもらってソリア
420W 一分 心拍をこれで170に乗せる。
◎5分メディオ(230Wくらい)
◎10分ダウン(しゃべりながら、時々高回転)

さて、レース本番
今日のテーマ:
①働かない。
②ポジションが前になったら働く。
③集団左側(今年2回、スプリント前のポジション争いで落車したのが、いずれも右側前方だったため)
・・・追い越しは右側から、というサイクリストの習性を逆手にとる。
④このコースで前方に位置しないならドン尻でもよし。(これは新城選手をヒントに)
⑤去年残り400mからスプリントをかけて垂れたので、今年は残り200mまで我慢汁w。残り200mまでダンシング禁止。

一周目:
最前列からスタート。でも仕事しない。
前走者の雨しぶきがドバドバかかってくるが、これは3年連続のこと。
集団からアタックもかからず、いたって平穏。アップもうまくいっているので、これはサイクリング。サイクリング。サイクリング。やっほー
一周目は心拍159





二周目:
終始集団中盤左側に位置していたが、ここでハプニング。
陸橋下右コーナーで、イン側のライダー一人落車。アウトにむかって鏡面のように滑る路面をすっ飛んできた!
うぉぉお!急ブレーキ!って止まんねwww
ここでバイクを倒すと自分もこけるので、バイクを傾けずまっすぐパニックブレーキ。大集団が横をどんどん抜けて行く。結局クリートを外し、一度下車。自転車を持ち上げてから、再スタート。ってギア重い orz

集団は遥かかなたへ。パニックボタン作動!ここから追走だ!
今までのペースから言って、集団のペースアップは考えられない。どこかで必ず落ち着くはずだから、落ち着けば追いつくはず。落ちつけ!落ちつけ!

追走区間
Distance, km 2.63
Average Power, Watts 276
Average Speed, kph 40.95
Average Heart Rate 168
Maximum Power, Watts 929

0.3周で追いつく。脚使った~。

三周目:
Average Speed, kph 43.43←やはりペースアップしているね。
追いついてからは、ポジションアップしないと。70人くらいの大集団、ポジションアップは大変だ~。遥か前方に神のケツ、S川総長のケツが見えたので、それを目標にホームストレートで前方へ!「神のケツにくらいつけ!」このクラスは集団がストレートでまったりするので助かった。
集団内でしばしまったり。まだ不完全燃焼感があったので、「どこかで攻撃したいな~」とか妄想してみる。しかし、位置があまりにも後方なので妄想に過ぎない。脚をため、最後のスプリントにそなえ集中する。周りを見る。集中する。ポジション意識する。

プール脇コーナーをこなし、最後の1キロへ。
ここで、昨年の反省。

ToJの最後のスプリントは、先に仕掛けた小集団は必ず垂れてくる法則がある。人間は、400mもスプリントできない。
200mまで、我慢だよ~
残り200mまで、シッティングで連れて行ってもらうよ~
左車線、時々垂れる選手がいるものの、概ねよい一列が出来ている。

残り400m
案の定スプリントが始まる。
まだだよ~

残り300m
やはり垂れてくるのか?

残り200m
ロケット発射!

ま、前の人垂れたwww
両隣スプリント中。囲まれた。
最悪~と一瞬考えたが、クランク状に迂回して、なんとかスペース確保、ここで再発射

残り100m
案の定先頭垂れてきた。数人抜いて、ゴールラインが視界に飛び込んでくる。行くか?追いつくか?
追―い―つ―か―ね―

というか私もプチ垂れた模様。横をみると、生協さんらも同着でハンドルをなげてゴール。4~8位くらいか・・・

ゴール後、naotomanが駆けつけてくれて、
「場内アナウンスで、最後にニャロの名前をいっていたから、入賞だね」と教えてくれた。
以外といけたけど、時間がたつと段々悔しくなってきた。脚がつるまでスプリントしていないしな~。次のチャンスがあるのなら、もう5番手くらい前目で勝負しよう。そうしよう。




Total Elapsed Time 00:29:07
Average Power, Watts 239
Maximum Power, Watts 985
Normalized Power 273
Average Heart Rate 163
Max Speed, 57 km/h

機材について:

Ritchey WCS Classic ハンドル
深曲がりの丸ハンドル。ブラケットより下ハンドルが楽。Rがきついのでスプリント時の指のかかりが最高。ぐいっ!と腕力でハンドルを引きつけてスプリントする人には最高です。しばらくこれで行きます。こりゃええわ。