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Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

Tour of Japan 4th Stage Mt. Fuji 自走観戦

2014年05月24日 | レース


2010年に有給をとって平日観戦して以来、あの23%コーナーの独り占め感が忘れられず、また性懲りもなく応援に行って参りました。
本当は輪行して、帰りは電車でビールでも飲みながら帰るつもりでしたが、結局往復自走に。

須走に7時半には到着していたいので、自宅出発は朝の3時半になりました。微追い風で快調に246を西へ西へ。


タイヤをビクトリアOpen Corsaに久しぶりに替えました。しなやかさMAX!皮剥きも必要ありません。シルキーな乗り心地にニヤニヤ( ^ω^ )
一部下りでよれるんでね?という意見がありましたが、そんなことは決してなく、下りでもロックソリッドなコントロール性でした。先日25mmの乗り心地を絶賛しましたが、それに匹敵する乗り心地を23mmで実現できていますね。

頂上までの観戦ツアーバス(無料)に荷物を預けて、いざ出発!しようとしていたら友人の奥方を発見。また、弱ぺ女子二人組が、頂上に観戦にいく様子だったので、頂上ではなく狩休下の43%コーナーで観戦することを推しました。


では、出発!ここまで95km、バイクも体重もなにもかも重いので、タイムは250Wで登って1:10:00でした。遅すぎる~~~
ギアを32Tにして、2kg痩せて280Wで登れば1時間は切れそうだな。あ、あとカーボンバイクねw

後ろから知り合いを乗せたバスが来るのがわかっていたので、登坂中はいつ抜かされるのかとヒヤヒヤしていました。そしてバスの音が後方から来たのは、よりによって一番きつい23%の後の壁区間!一番蛇行したい所で直登を強いられ、死にました。

ま、練習をかねての観戦ですが、あくまでメインは観戦ですので、頂上はささっと冷やかして、荷物を受け取り(バスがゴールから更に100mくらい上に駐車しているという罰ゲームつき)、下山します。

そして弱ぺ女子と狩休下で合流し、23%区間に陣取ります。

待つことしばし、レースラジオが展開を絶叫する中、山の下のほうから車の音が聞こえてきました!
先頭が迫っています!。


MAVICがきた!










先頭はなんと!俺様!


ではなく、この日コースレコードは出した、ミルサマ・ポルセイェディゴラコール 0:38:51
ヒルクライムはP/Wでも、脚力でもなく、体幹と腕力なのがよくわかる。

イノシシ、カモシカの類。獣のように登って視界から消えていった。詳しくは、YouTubeに動画をあげたのでご覧あれ。


イランのチームが、集団を粉砕。強すぎ?胸毛のあるほうが、逃げていた2人の1人
KOLAHDOZHAGH Amir 0:40:28
もう一人の胸毛のあるほうが逃げていた2人の1人
MIZBANI IRANAGH Ghader 0:40:44


使用バイクですが、オーストリアのKTMバイクみたいです。ホイールはLightweight


総合一位につけるBOLE Grega (NIPPO) 0:41:04


この、インべたの傾斜が・・・それを上位集団はみんなインべたを攻めていった。


MONIER Damien 0:40:17とCARTHY Hugh (Rapha Condor) 0:40:10


PRADES REVERTE Benjamin 0:41:35
Ultegraですか。


なぜみんなインをつくのだ!おかしい!


健闘の清水みやたか0:42:37と増P-!0:42:39


This is road racing.


初来日の海外チームは、あざみのギア選択をよく間違えます。ランプレもその例にもれず、多くの選手が蛇行していました。




CONTI Valerio 蛇行しても42分かいな。


蛇行を許さぬ非情なチームカーの隊列w


POZZATO Filippo 0:48:08


一人だけごつい!さすがクラシックハンター


終始アシストを従えていた。彼の名はPALINI Andrea Francesco


子供とおとな


アシストとエース


Each is on their own.


MIYAZAWA Takashi


Duraもいれば…


Ultegraもおる。


スプリンターにとっては、災難な日でしたね。

レースレポートはこちら。アウターって…
今日の教訓は体幹と上半身。このレベルになり、この斜度になるとヒルクライムは心拍でも高回転でもなく、以下に体幹を保持し、ダンシングをし続ける上半身を維持できるか。上位の選手はみなパワーダンシングで登っていた。それを続けられる頑丈なエンジンマウントが必要だ。


Today's winning bike

+++

復路は残り110㎞を道志道経由で。
途中籠坂峠で六本木店のJimさん、道志道で小野てんちょ一行とすれ違うという、平日なのに知り合いとよく合う道中でした。







新緑の回廊に心を洗われ、脚は完全に焦げ付きました。


219.0km
9:02:23
3,482m up
202W NP
5,683kJ
Avg Speed 24.2km/h
Calories 6,337

復帰第一戦、埼玉TT 2014

2014年05月12日 | レース


2年ぶりのレース。最後に出たれゑすは・・・2012年の同じれゑす。TT好きなんですね。
まずは復帰への足がかりとして、出るだけ出ようと未登録10kmの部へのエントリーを決意したのが一ヶ月前。
その後、T芝アキオキャプテンから
「ニャロメさ~ん。TTTもやりましょうよ。」
と誘われ、自信がないままにOK。このためだけに選手登録、個人TTのクラスも未登録から登録に変更。
直前の大黒埠頭の練習で
個人⇒10km Av 41km
TTT⇒20km Av 42km
に到達したことで、「できるんちゃう?」と変な自信を持って当日を迎えました。

個人的な感覚として、「大黒埠頭+1の法則」があり、これは大黒埠頭のタイムに+1をすると大体利根川の平均時速になる、というものです。これが私の変な自信の根拠でした。

今回はニャ嫁さんもチビ太をつれてのレース感染(半日コース)に同意してくれたので、朝6時45分に家を出ました。
会場には8時45分に到着。
(注:実はコミニュケ良く読んでいませんでした。エントリーは8時半まで。ですのでエントリー間に合わず、ペナルティです。というわけでこのスケジュールは子供連れにはモトモト無理なことが判明。)

さてさて、会場について、自転車にホイールをはめると何か様子がおかしいです。
チェーンが「だらーん」としています。このままでは走れません。
どうやらRDの下のプーリーガイドのところが、ばねが利かず前方に曲がったまま。チェーンのテンションが張れていません。(決してチェーンをねじってしまったわけでも、チェーンラインがあべこべなわけでもなく。)

アキオさんの車の横で困った顔をしていじっていると、横からトコトコ親切そうな顔をした方が歩いてきて、いろいろアドバイスをしてくれました。
「チェーンラインかな」
「位置決めボルトを飛び越えちゃったのかな」
あらあら、この人はRDの分解も始めてしまいました。
「全部違うな。ひょっとしてスプリングがおかしいのかな。」
あらあらあら、内部の分解が始まりました。この御仁、ただものではありません。私としてはすがり付く思いで作業を見守ります。


「ありゃ~。これはスプリングがだめになっていますね。このスプリングだとプーリーガイドが戻りません。」
「スプリングをペンチでむりやり曲げるか、ディレーラー交換ですね。」
・・・
個人TTのスタートはもう30分後。ここで泣く泣くDNS決定です。
スペアのRDを持っている人は・・・いるわけないです。
誰かのRDを強奪するか、固定ギアで走るしか方法はない。ここで女神が登場します。
まゆこ「女子のTTが終わったら、まゆおのRD貸すよ。」

これで方向性が決定しました。10時半にまゆこさんが戻ってきたら、達人に依頼して、RDを強奪して移植することにしました。


ところで、このRD分解の達人、何者でしょうか。ただものではありません。後で調べてみると、地元企業、日本ロボティックスの方でした。この日会場で、前輪のホイールバランスを無料で診断調整するテントがあったと思います。そこの主でした。
本当にありがとうございました。貴殿のおかげで、チームメイトが3人のところを2人で走らずに済みました。


この後、トミザーさんご子息とリアルで初対面したりして少しの間チビ太と遊びました。レース会場に子供をつれてくると、レースを忘れて一日中のっぱらで遊びたくなってしまいます。いかんいかん、今日はチームメイトとレースなのだ。許しておくれ。

チビ太は鯉のぼりを見たり、グライダーを見れたりして結構楽しんでいたようです。この後、栗橋駅に母子ペアだけ先に帰宅しました。





河川敷を20分ほど風向きを確認しながら走って、アップを終了。脱脂綿にハッカ油をさして鼻にぶっこんでプロ気取りです。いよいよスタートの1時が迫って参りました。



<作戦会議>
アキオ「目標はアベ44kmね・・・」
一同「オエー」
アキオ「追い風区間は50km、向かい風区間も42km位ね。」
一同「なんか人外の会話をしておる・・・」
アキオ「スタートして6km追い風、10km向かい風、4km追い風ね」「向かい風10kmここがきついから3人でまとまって声をかけながらいきましょう」

スタートラインに並ぶと、あっというまに出番が回ってきました。
2年ぶりにこの場に戻ってこれました。感無量。笑顔が隠せません。

スタート、クリートは問題なくキャッチ、アキオ ー ニャロメ ー ノリックの番手で進みます。序盤はアキオさんペースメイク、ニャロメペースキープ、ノリックペースセーブで行く作戦です。


スタートしてから2kmの長い区間をアキオさん1人で引きます。この日は逃げ水が見えるほど気温が上がりました。


追い風ですので一度スピードに乗ると選手交代は不要なのカモ。スピードを見ると・・・
50km
あれ?意外と楽。交代して先頭にでて1km引きます。巡航は48-52km位。
心拍は・・・
170~180台
最初の追い風区間はAve 48.4kmでした。追い風TTTって凄いですね。追い風、とはいえ微風で、おそらく風速は3mくらいかと。
しかし、前半で既に心拍180に入ってしまいました。本当に持つのでしょうか。
6km地点で折り返し、10kmの長さがある向かい風区間に入ります。地獄の始まりです。

向かい風区間、ここから地脚の差が出始めます。アキオさんが先頭を引く場合は、アキオさんが「おしまい。お願い。」とハンドサインを出して交代するのですが、不肖ニャロメが先頭を引く場合、サインを出さなくても本人が勝手にへばるので自然に抜かれてしまいます(号泣)


ノリックさんもしっかり先頭交代でチームに貢献。そして半分以上はアキオさんが先頭を切り裂いて進みます。

心拍は既に180台にはいって10分以上が経過。すでに脚を見せる、使う、どころかどのようにしてこの煉獄の巷から生存して帰るかが焦点となってきました。

基本的にこの区間はアキオバイクのシートステーを見つめていた記憶しかございません。

10km経過して、S/G地点に戻ると、観客が応援してくれ、カメラを構えた友人知人もたくさんおります。ここで先頭にでると格好いい写真を撮って もらえることはわかっていたのですが、ブロガー魂を発揮しようにも、先頭を奪う脚はございません。




こうやって写真を後ろから見ると、おいらの後部座席は無風に見えますね♪

ひたすら歯を食いしばって遅れないようについていく、先頭交代の順番が回ってきたら、ペースを落とさないように、短い間でも引く。隊列に戻る際に脚を使わないよう、集中する。
結局、向かい風区間10kmのアベレージは
41.1km
心拍の平均は186!でした。

折り返すと、残りは追い風区間残り4km。ここからはペースを50kmに跳ね上げて、上げ上げで終わらせるのが当初の作戦でしたが、もう生き残るので精一杯。「しがみついてでも千切れない」「千切れない」もう記憶が飛び飛びです。だって心拍190ですから(爆)

20秒くらい前を走っていたPiacere Yamaチームを、14kmあたりでパスしていたのですが、どうやらペースメーカーに使われていたらしく、このあたりから抜きつ抜かれつのデッドヒートになります。これがよい気分転換になりました。
残り2km、ノリックさんが「もうこれで千切れます!!!」宣言きました。うお~とうとう二人になっちゃった!と思っていたら・・・
その1分後、なぜかノリックさん再ドッキング。「ゴールが見えたからがんばっちゃいました。」


最後の1kmは驚異的な地脚を見せたノリックさんが先頭を牽引。おいらは息も絶え絶えでゴール!!もうダンシングする力も残っていません。心拍193ですからw



追い風ラスト4km
Av 48.4km
Av HR 189
Max HR 193!
Av Power 295

気持ち的にはもうちょっと頑張りたかったが、このデータを見る限り、全力出してますね・・・
最後の500mで出し切っているので、やはりキャプテンのレースコントロールはさすがであったとしかいいようがありません。

ゴール後、プチゲロ。幽体離脱してスタート地点に戻ります。


「し、死ぬ~っ」
追い込みすぎて口の周りに白い塩が付いているところをダダに指摘される私。

記録は20km Av 43.9km 惜しい!だがアキオさんによるといいタイム。
確かに昨年5位入賞のタイム(Av 43.8)よりは速いので、どのくらいの順位か気になりますが・・・


今年は全体のレベルが高く、昨年度5位のタイムでも10位でした。レベル高すぎー

そして個人TT 20kmで我々チームより速いタイムで走った化物がX人います。おそろし。


自分で言うのもなんですが、みんな出し切った清々しい顔で必要以上に爽やか♪
スキンスーツは旧型が好きです、腹筋が見えるからw


来年は化物退治を致しましょう。

やはり、半年程度の付け焼刃的練習ではチームのお役に立てません。もう少し実力の底上げし、後半のペースアップにもモリモリ貢献できるように
なりたいもんです。アキオさんが二人いれば、Av 44半ばは可能ではないかと・・・
そのためには、ソロ20kmでAv 42か。これまた大変だ。

今シーズンはFunrideタイムトライアルシリーズが後3戦残っているので、TTマシンもまだ出番がたくさん残っていそうです。


帰路はBEX成城によって、田所てんちょに2年ぶりにやっほーできました。


母の日でしたね。

利根川TT 練習再開

2012年05月13日 | レース


利根川TTT その1


利根川TTT その2


お久しぶりでございます。
ブログ休載の間も訪問者がけっこういて、恐ろしくちぢこまっております。
I am awfully shrunk! lol

まずは、簡単な近況報告から(自転車中心に)
ツールド八ヶ岳 4/15
ゴール前300mで表彰台を逃し、傷心の5位入賞


この後、仕事がお祭り状態に入り自転車にまったく乗れなくなる。
GWにはこれに加え醜い喉風邪をひき、結局3週間自転車に乗られず、体重も3㎏増加。
自転車復帰は5/5、あまりの心肺機能の低下に今シーズン引退を決意したくなりました。

一週間自転車に乗らないのと心肺機能が4%低下するという俗説があります。3週間のブランクは推して知るべし。
パフォーマンス低下のバロメータはやはりローラー

ブランク前のL4は310Wくらい。

ブランク後一発目は10min 310Wで撃沈。

二回目も20min 290W

木曜日に20min 305W

一週間前の突貫工事で足ができあがるわけもなく、ピーク時のFTP体感マイナス10位で本番になってしまいました。
データ的には、1月くらいのフィジカルコンディションに戻った感じ

んで、去年の利根川TTの記録は、ぎりぎり平均40ならず。平均39.9kmでした。
今年はピーク時大黒埠頭で20km、平均41.1㎞でていたので、コースの難易度と、この一か月のブランクを考え目標を平均41に設定。

はたしてどうなりますか?本番スタート
まずは微向かい風の4㎞
ペースを上げすぎないよう、41-42km/hぐらいで推移。
折り返し地点で後続のたからさんを確認。差は一定。


↑たからさん

去年もほとんど同タイムだったので、足があっているのかもしれない。
というか、今年の出走順が去年の成績順だったので、みんな脚がそろっていて全然追いつかない。


このあとは10kmの直線。微追い風。
この6~10㎞の時間帯が一番つらい。毎年この区間で苦しすぎてレースを途中で投げ出したくなる。
大応援団が待つ駐車場前を通過。しかし、声援は一切聞こえず・・・
というのは今日は耳栓をしていたのでした。
一説によると、耳栓をすると、外界からの風切り音がシャットアウトされ、苦しみと対峙する競技では集中力がアップして好成績につながるらしいです。今日は20㎞ずっとヘルメットの中で鼻水をすする音が鼻腔で反響していました。

12㎞折り返し、ここまではメータ見ていない。
後続との差を確認すると、たからさんが迫ってきた!?!?
やばいやばい、このままいくと抜かれる。平地でたからで抜かれたら勝てる地形がなくなる・・・

数分後、パスされました・・・

この後は向かい風との戦い。以外といいペースで踏めて、40は出ないと思っていた向かい風区間も、40を切らずに走れるようでした。ただし自分と宝さんの去年のペースを比較すると、これはひどいタイムか?と思ってサイコンの平均速度表示をここで初めてポチ。

平均41.1 km/h

なんだ、悪くない・・・

この後はたからさんを射程にとらえつつゴール。
もうちょっと追い込めたような?いやそんなことないか。

どうなんだか、とらえ方によってどうにでもなる微妙な記録。
一つだけ言えるのは、自分の目標としているタイムを出している人たちは、練習のたまものでその記録を出している。
「練習していなかったわりには、いいタイムじゃない?」というのは自分勝手な言い訳に過ぎないな。

+++竹芝チームタイムトライアル+++

急遽編成されたチームのメンツは、
チームキャプテン、アキオ
レーシングディレクター、石井君
ニャロメ

黒糖ヤスさんがあばらを痛めてしまったため、急きょ石井君に出場を依頼しました。ありがとうございました。
急造チームなので、どうしてもローテーションが乱れ、空中分解しそうになること3度。あかん、もうちょっと練習しないとアベレージ45は達成できないなー

序盤の向かい風区間は抑え目に、20秒交代で。速度は41-43くらいかな。1チームだけパス。
折り返すと午前中よりも追い風が増していた。ここからアキオキャプテンの独演会。じわじわじわっと巡航速度を上げていき、50㎞巡航モードに。


50kmでると周囲を流れる風景が一変しますなー☆

うっへー!もたねー!
といいつつも、なんとか足を合わせて50km巡航継続
このスピードで走ると前を走っているチームを抜きたい放題やりたい放題、この区間だけで4チームくらいを一気にゴボウ抜き、最高に気持ちいい!しかし50㎞巡航は足にくる。
しかし、前方に大応援団が待つ駐車場が見えてきた!ここはブロガーとして先頭を引かねばなるまい!


うっしっしー☆
一面ゲットー!
というわけで最高においしい番手で写真いただきました、ごっちゃんでした。

ここあたりからローテが乱れ始め、ローテ飛ばしが増えてくる。
48㎞巡航に落としても効果なし、回復せず。ここらへんからキャプテン一本引きの時間が長くなる。すいませんすいません。

再度折り返して残りは向かい風の修羅場6㎞。
ここで3人トレインが2人に。ここからは8:2でキャプテンに引きずり回されました。
付き位置でもFTP, 先頭に立つと10秒で乳酸まみれ。
ローテをきれいに序盤から回していればもっと楽できた筈ですが、先頭にでるのを委縮してしまうほど引きずられましたw


ゴォォォォール!
Ave 44.1 km、順位は12位くらいではないかと。
向かい風区間をアキオさんがほぼ一人で引いていてこのタイムですので、ニャロメさえましであればアベ45, 10位以内はいけたのではないかと。実業団JPTチームですからこのくらいのタイムを出さないと恥ずかしいよな~
すいません、チームの面汚し・・・

年々レベルのあがっている利根川TTイベント、毎年去年の自分をうわまっているのに、相対的順位がじりじり下がってしまうのが悲しい所。来年は40歳になりますが、来年の自分に頑張ってもらいましょう。きっと今の俺に対して圧勝してくれるはず。


++++++++++++

おまけ

レースの合間にTTバイク取材ということで、サイクルスポーツさんの取材をうけましたん。
雑誌に掲載されるかな??

++++++++++++

気に行った写真を、これから一行解説つきで♪


ニャロメさんところのまこと君


レース後、監督に激をとばされるTeam UNOの面々


来年は運が向くといいですね♪


ブハーっ


優勝したポールさん


二位の田中道場のヌシ
速すぎて追いきれないw


六本木急行どの


ザイコーさん


ニャロメさん
足首が上死点で上がりすぎ、足首が90になっていない点指摘されましたが、写真をみるとすぐわかりますね。
アキオキャップ指摘ありがとうございました。


オクノさん


タマキプロ


おーけんさん


まっこちさん


ますら王


アキオキャップには三味線の弾き方の見本を教えられました


側溝大尉
細っっい


ポールさん一本牽き
うらやましくないw



不定期連載ロードレース講座 "フランドルの石畳"

2012年02月25日 | レース
今日、春のクラシックシーズンが始まります。
CNに面白い記事があったので紹介します。

注:この記事は下の記事の翻訳ではなく、要点の抜粋です。

『スチーブン・ギャラハーによるレースデータ分析』

本稿では春のクラシックシーズンの開幕を告げる、オムループ・ヘット・ニュースブラッドのレースデータを解析する。このレースはシーズン前半の石畳スペシャリストの調子を見る上でも注目のレースである。コースはヘントの町をスタートし、フランドル地方をうねり、69km地点から全身をゆさぶる石畳のベルグ(丘)が始まる。ここからは石畳のベルグの連続だ。

過去数年の同レースのデータを解析すると、共通のパターンが見えてくる。テレビ中継の始まらないレースの最初の30-40分は、虎視眈々と逃げを狙うアシスト陣による攻撃的な逃げの打ち合いとなる。30人前後の選手が同じように逃げに乗ろうと企んでいるので、逃げを決めるのは困難を極める。

逃げを決めるためには、出力体重比5-6W/kg以上のアタックを20-30分持続させる。もちろんこの逃げを作る/逃げにブリッジするために、30秒から1分の最大パワーを混ぜなくてはいけないのは当たり前だ。
(作者注:体重75kgの私ですと375W-400Wですか・・・無理を越えている。だがカンチェならL4か)

この数字を見るだけでも、アシストの仕事のつらさがわかる。勝負を決めるフランドルの丘が始まることには、逃げにのったアシストも、集団内でエースを前に引き上げる仕事をしたアシストも、VO2Maxゾーンに入りきっている。


シクロワイアードより

この瞬間、がレースでもっともストレスのかかる瞬間である。つまり、丘への平坦区間で長い間閾値の上で耐え(=VO2MAX, L5)、丘では2分間最大パワーで踏み(=Neuromascular, L6)、そして丘をこえてからは閾値ぴったりで耐え続ける(=Thresold, L4)、この連続である。これに耐える脂質、じゃない資質がエースにもアシストにも求められる。クラシックを走ったことのある選手は、丘の前後は耐えがたい苦痛をもって走ることになるのを知っている。


L5


L6


L4

これらの1-3分の急峻な坂を登る能力が勝者に求められているのは言うまでもないが、常にこの努力を継続しなくてはいけない、ということでもない。しかし、石畳をきりぬけるテクニックや、通常の舗装路とはちがうペダリングスキルも必要とされている。長時間のVO2Max域への耐性と、トップ集団に居残るケイデンステクニック、トラブル回避、的確なラインの選択、そして運。これらがあいまって勝者を決める。私(筆者)のデータには600-750 (9-11W/kg)のスパイクが多く記録されていた。これらのほとんどは集団の中での位置取りもしくはブリッジ、そしてポジションアップにつかったものであった。

今年のスタートリストを見る限り絶対の本命はいないが、ボーネン、チオレック、フレチャ、ハウスッラー、ジルベールあたりだろうか。

Welcome to the Classics.

新春恒例 箱根駅伝先導祭り 2012

2012年01月03日 | レース
今年のイベントを総括する前に、歴史をひも解いてみます。
2006年の1月、「あぁ湘南のマサさん」が駅伝から逃げようとして失敗しております。
自転車に乗り始めたころ、これを読み、「これだ!」とひらめいて2007年の一月にソロで初挑戦したのがきっかけです。

山の神も今井君から柏原君に代わり、一年生だった柏原君も4年生。
自転車逃げ切りイベントも年をおって成長し、もはや幹事のマサさんと私ではコントロール不可能なスケールになってしまいました。参加者の人数大杉でまったく把握できておりません。万事ざっくり進行で失礼いたしました。来年は旧道で下山しましょう。
そして、2007年から5年間、往路の箱根駅伝の展開を知りません。だれかダイジェストDVDを下さい。

また参加者を全て追い切れておりません。実際に一緒に走った方もまだ顔と名前とバイクが一致していないので、おいおいしっかり覚えて行きたいと思います。

1月2日黎明・・・

地元親父ーズ、@MASA4064と@ryau_dadaと待ち合わせして0515分に大口出発。


途中川崎でJOYさんと合流し、一行は六郷神社へ初詣。
ここには願をたてると一年落車しない、という馬の守り神がまします。
一年間の安全と、道中の安全を願って初詣。御蔭さまで今年の逃げ切り会はノートラブルで完了しました。
この後MASAじいが神社の警報ベルを鳴らしよるw (フラッシュに反応したらしいです)

一行は0645分の集合時間に間に合わせるべく急ぎますが、迷路にはまったり、途中予期せぬUnQo休憩などがあり、遅れてしまいました。
0630分になると、反対車線を走るローディが増えます。

今年の箱根駅伝はいろいろなグループが結成されました。
亀の子隊:0630大手町出発
本隊:0715大手町出発
騎馬隊:0725大手町出発
荷駄隊:1030風祭出発
など。0635分には田町でISOYA亀の子隊とすれ違いました。この後まさか往路のあそこで追いつくとは・・・

集合の時間に幹事が遅れ、いろいろ準備に手間取ってスタートが予定よりおくれ0725出発になります。
はっきりいってこの時間設定は足切りギリギリです。

しかし・・・
今年は一味違います。「TTバイクやディスクをもっている奴は正装してくるように」というお達しを出していたので、
TTバイク4台(うちディスク2台)
JPT一名
熊一匹
という強力の機関車重連で序盤から物凄い勢いで巡航開始。


しかし、巡航45kmで牽いても実力者揃いのため足もフレッシュな序盤の平坦では集団はびくともしません。

それにしてもディスクホイールは楽。45km/h越えてもペダルに足を乗せるだけで速度をキープできます。
誇張しすぎかw
いずれにせよ牽き疲れても後ろに降りて物陰に隠れれば足もちょっとは回復します。巡航40kmは基本で鶴見へ。

多摩川を越えるころには、牽きまくるもの、余裕でついていくもの、必死でしがみつくものが入り乱れ集団がワサワサしだしちょっと危険な雰囲気。レースじゃないので左から抜かないでくださいw
ちょっと声をかけます。
でもペースはおちませんw


鶴見中継所で2両連結

本日の戦犯ナンバー①、ミューラー氏が連結しました。つづいて@Dtaguも。


この親父め・・・(笑)
ミューラー氏の仮面舞踏会は、戸塚以降に開始されます。最初から風祭まで特等席で観劇しました。

不動坂の交差点で集団からちょっと離れたので、ミューラーさんと二人で追走開始。大阪の坂でミューラー氏着火。物凄い勢いで一気にレース強度へ。自分の得意な地形では必ずアタックする所がいやらしい。せっかく追いついたりゃう氏とマルオさんを振り落して再集合場所のコンビニへ。


新春仮装大会の控室

コンビニで予想以上に時間を食ってしまい(今回の反省。トイレ渋滞するので、再集合場所を決めてコンビニ休憩はばらばらにした方がよい)、戸塚のコンビニを出発するときにはタグを含む本隊は先に行ってしまった。10名の集団を追走か・・・

しかし、心強いお味方が後方には残っていた。


ちょw。


遊行寺から、熊が鬼のような勢いで先頭を牽きます。着ぐるみで40km巡航エ・・・


余裕をもって先頭を牽いているし


お尻のシッポがカワユス♪


ギャー!@Zaikouさんとミューラー氏が前方でクルクル回しはじめた!

134号線に入りました。ここからは本気だしますよ。前に追いつくべく強力な3人TTTを始めます。
序盤から47km/h目標で強烈なハイペース!足裏体感パワーメータでは推定380Wくらい(先頭時推定)後ろに下がっても280Wくらい。
あくまで体感ですが

この強度だと普通先頭交代できないんですが、@Zaikouさん、ミューラーさん隊列を上げて行きます。
うぉーきつい。吐きそう。

そしてここであのミューラー氏が番手を飛ばした!おそるべき強度(ノーマルロードバイクだからしょうがないか)
この区間は
ザイコー 5
ニャロメ 3.5
ミューラー 1.5
くらいで回したでしょうか。夢のような時間でした。
それにしても@Zaikouさん強い。FTPで5W-10Wは違う、平坦の実力の違いを見せつけられました。同じ時間をローテすると間違いなくこっちが先にやられます。

というわけであっという間に先行する本隊に連結成功。このあと西湘バイパス近辺では
「ん!ミューラーさん疲れはじめてる!」とうかがわせる程一旦ペースが落ちました。(といっても38kmくらいですが)

しかし、これは死んだふりでした。
先頭集団のメンバーは、それをここから始まるミューラー仮面舞踏会で思い知らされることことになります。

大磯から国道1号に入ると、先頭からミューラー→たぐちょん→ニャロメの順になります。ここでミューラーさんが信号の度に猛ダッシュするインターバル練を開始。私は前方なのでまだましですが、後方では信号の度に800Wで踏みまくっていたらしいです。
決して巡航速度で痛めつけるのではなく、信号の度に猛ダッシュし、後続が息も絶え絶えで追いついたのをオーバーアクションで後方を確認すると・・・


キラーン☆
と目を輝かせて再度前を向き、再加速を始めます。
本当に後ろは阿鼻叫喚の巷でした。ちなみに本日のバイクは娘のGIANTの借り物でサイズは一つ小さく、クランクもコンパクトで167.5というミニミニバイクだったそうです。

ミューラーの仮面舞踏会は多くの犠牲者をだしつつ小田原まで続きました。たぐちゃんもよく付いて行きました。

てなわけで風祭に到着。「小田原までに足を使いきる」という当初の目的を無事達成いたしました。

後日譚:この仮面舞踏会が始まった大磯で、55分先に大手町をスタートした亀の子隊に追いつきました。
というわけで来年は0730の超ギリギリスタートで進行しましょうw

これから箱根五区の山登り区間ですが、はっきりいってどうでもよいです。
駅伝の方は、例年にないハイペースで進行している様子。例年ですと1015位にやっと先頭が4区にはいるペースですが、今年はローソンについた時刻に先頭は4区をとうに走り始めていた様子。これは危険。今年は沢山リタイヤが出そうだw
休憩もそこそこに一同10時30分になったので続々と登坂開始。
私は家族に電話したりして出発に手間取り、出発した時にはローソンには一台も自転車がいませんでした。というわけで、最高尾から登坂開始。


リアに28Tを用意したとはいえ、MTB並みに重いアルミTTバイクにリア1200gのディスク。引きずられるように登ります。
ですが、過去6年間で一番登りが楽なのも確か。
交通渋滞で路肩が混んでいるので、ペースがあがらない。前走者を抜く時は、わざと自転車をふってディスク音を響かせてゴウンゴウンと抜いていく。


やさしくアレゾちゃんをエスコートするコニタンを捕獲♪完走はすごいです。


だだ親父を捕獲、前方にTeam UNOのエース、高木さんがちらっと見えたので、よーし、がんばっちゃうぞ・・・

ん?

負けず嫌い親父がパンクしている。

声をかけて無視

10mほど進み、罪悪感を感じてUターン

一声かけたところ、りゃうさんがサポートに入ったので冷たく見放し再スタート

500m先の宮の下でマスクマンに変身し、後続の2人を待つも、待てど暮らせど上がってこない。
10分ほど待ち、しびれを切らして再スタート!!(意味不明)

ここから区間区間をエンジョイしながら登って行きました。


宮の下

ユネッサンまでは過去で一番軽い感じで登っていたのですが、恵明学園を越える辺りで限界がやってまいりました。
そして今年は往路新もでた、というらしく例年よりもヘリコプターの羽根の音がはやく聞こえてくる。
残り1kmくらいで大会関係車に抜かれたので、あまりマージンがないことに気がつく。
最後の2kmはもう歩くようなペースでありました。

芦の湯のガソリンスタンドで最後の休憩、野点コーヒー用の水を買いこみ、最後のストレートへ。


例年のように満場のブーイングを浴びながらのゴールとなりました。

で、ついたら側溝大尉さんらはランナーの到着を待たずに向こう側に降りているし。駅伝見ないのかw

ゴールした後、一旦向こう側に降りてからモガキ×1
またも満場のブーイングを浴びました。これは病みつきになります。
来年は完走してゴールしたら観客の前でモガキ×4のメニューにしましょう。

頂上には、いろいろな人がいました。
野点コーヒー店を開業する荷駄隊のみなさまや、


ぼろ布をまとったザイコーサイクルの店長やw


凶器をふりまわす熊と闘う正義の味方や


史上最速の山ノ神をポンプで脅迫するペンギンなど


2012年のチバポンプスは要警戒のチームだということが分かりました。
マスクマン、ペンギン、熊、ぼろ雑巾

この後は万葉の湯に有志で移動し、温泉→即宴会でダメ人間速醸


この人は大ジョッキを5分で2本あけていましたw

推薦図書
側溝大尉のブログ
かずいさんのブログ

追記
箱根駅伝から逃げろ!イベントはレースの前を走り、交通法規遵守なので問題ないと思いますが、なにかと目立つイベントなので気をつけてはいます。自転車乗りにとっては面白いイベント会なのですが、自転車に乗らない人から見るとどうなんでしょうね。ね。
今年は戸塚の近郊で、自チームでもSSRでもない、他チームの2人組+その他が進入禁止の不動坂を直進しようとして、警官に制止されたあげく文句言いながら次の信号を無視して消えて行きました。こういう行為一つが評判をガタ落ちさせるので残念です。
タイムリミットが決まっているので、先を急いで無茶をするんでしょうが、全く言い訳になりませんな。


都ロード Class J (Jiso) に参戦

2011年12月04日 | レース

完璧な天気でしたね。今日伊豆に行った人は正解です。


シーズンオフでLSDということですので、久しぶりに秘密の林道などでまったりとツーリングなどをば
これは山伏峠と亀石峠をつなぐ秘密の林道です。中野林道といい、山伏峠を登り始めて、鹿谷公園(伊豆の国)を目指していくと見つかります。


2011年最後のツーリングのチャンス、錦秋ならぬ錦冬に間に合いました。


カメラをパシャパシャしながら山を登ったのはいったいいつ振りだろう・・・

時間に余裕をもって朝5時に横浜をでましたが、AV29のゆっくりめで熱海までいったので、修善寺到着はスタート15分前。


さっそく工作員にヘンシン!

レースですが・・・
しまった、応援に熱中しすぎて写真が残っていないw

都ロード

ここで見てくださいな。ピンボケすいません。


クラスA、1周目は集団。オーベストのボスは激坂でも常にアウターリングw
集団の中のオクモさんを見つけることができず、「すわ落車か?」と石井君といっしょに一瞬パニックに。実は集団の中に隠れていました。


2周目のスプリントポイントで雀さんと明星(おきなわ210 7位?と後で聞きました)が二人で談笑しながら抜けだすw
そこからはこの二人が逃げ続ける。

しばらく離れて西谷ボスがアウターリングで追走。

その後駒沢大学含む3人の追走。

その後にオクモさんをふくむ7,8位のペアの追走。

オクモさん、最初は上体に力がはいって苦しそうだが、中盤以降安定、速いモリアンが復活!すごい。フォームもがっちりしてきた。


レースは最終スプリントをマチャ雀がホイール一つ分で制して勝利。東京都最速の称号を手にする。
にしても、登りスプリントとは思えないスピードだった。


この坂を登りきった後とは思えない。


そして、最終周回で買収が成立したのか、オクモリアンが沿道の声援にこたえながら7位フィニッシュ。帰路の高速道路終始ご機嫌でした♪

そのほかクラスBの重鎮の皆様ともたくさん雑談いたしましたが、詳細は本人レポートを待て。

ふじのくにCYCLE FES. エリート95km 【復帰戦】

2011年11月26日 | レース


ツール・ド・熊野以来なんと半年ぶりにロードレースに復帰しました。
2週間前は本気でDNSを検討しましたが(練習不足+メタボ化で完走する自信がまったくなかった)、10日間の突貫工事(おもにローラー)で急場しのぎの緊急調整、なんとか完走することができました。
正直ほっとしています^^


エースのミポさんを始め竹芝勢が大挙エントリーですので、勢いで一番上のエリートにエントリー。身分見当違いも甚だしい、すいません思い出作りです、すいませんすいません。(実際はプロがいるかいないか、でエリートもエキスパートもそんなに変わらないと思います)
厚かましくも最前列でニャッハハハ

数日前に男子エキスパートのエントリーリストを見てびっくり。実業団トップクラスというか、国内プロチームが・・・
ベルマーレ 10名
ブリジストンアンカー 6名
愛三 5名
マトリックス 7名
シマノ 2名



眩暈がしてきます。ただしこれだけプロが多いと、集団コントロール的には整然と進むのではないか、と。はたしてその通りになりました。
100kmの長丁場なので、アップは短めにたらたらと。あまり調子は良くありません。というか明け方は寒いです。
全く緊張感のない中スタート!


蛍光黄色のソックスが自分です^^

最前列からのスタートですが、自信ないのでズブズブと後方に後退してまいります。
そんななか竹芝勢とマチャーキ、愛三、ベルマーレ、シマノが集団から矢のように放たれては吸収されていきます。どうやら前方に小さな逃げが出来ている模様。前に上がってみると、逃げからケンさんが落ちてきました。
私は石井君、ノリック、ミポ(敬称略)の3人と固まっていることが多かったです。とくに同じ巨神兵である石井君の後ろは完全無風なので、ここを特等席に指定し常に貼りつきました。
2回くらい大集団の先頭を牽くこともあったかな。


11/26の朝日新聞より。
著作権問題あるかな・・・問題あったらご指摘ください。削除します。

富士川を越えトンネルのダラダラ登り区間に差しかかると、工事中の高速道路の段差が頻発します。
別にぴょん!とバニーホップすれば問題ないのですが、二回目のギャップに思いっきり突っ込んでボトルを落としました。
その近辺でフロントの変速でチェーンを外すミポさんを見て顔を青くしました(集団最高尾から追い上げたそうです)。

ペースは、意外と楽→かなり楽。俺調子いい?→180W 違う→おい!ゆるすぎるぞw→登りで30km切ってるぞ!なにやってんだ!

長いトンネルで先頭を牽いているのは・・・
んん?何やら上ハンで・・・
ひろちんでしたw (後述しますが集団の蓋をしていたそうです)


登りが終わると集団のペースが下りで一気にあがります。50km/h後半。この速度域でも集団は密集していますからちょっと怖い。ちょっと興奮。新東名は由比、蒲原の裏の山岳地帯を進み、興津の裏あたりで折り返し。折り返した後もハイペース。
逃げとの差は2:30。残り45km

ハイスピードな区間はデブに有利。惰性で前につまってしまうので前へ前へどんどんポジションアップ。
ここらへんから少しずつ積極的に前目で展開します。
今日は鉄下駄パワータップで出ました(集団なのでディープはいらん、という理由。あとデータもとりたかった)
集団内は脚をとめることが多い。足を回す時は、常に300Wオーバーという目測が多かった。実際脚をとめることがおおいながらも全行程のNormalized Powerは240Wであったし。

逃げとの差は1:40

長ーいトンネルを越え、富士宮の平野が目の前に広がり、霊峰富士が目の前に屏風絵のようにそびえたちます。
しかし、選手の眼の前に映るのはながーいながーい登り坂!
・・・と思ったら目の錯覚で、平地でしたw

しかし、この区間はやはりダラダラ登りが多い。高出力の時間が長くなり、だんだんきつくなってきた。後ろ乗りを意識し、時々ダンシングで攣りそうになる筋肉をほぐす。ローラーでL5をやっている時を思い出しながら。だがヤパーリきつい。どうしよう。もうやめたい。いつもの弱気虫がでてきたよ。

だが、逃げようにも、ペースを落とそうにも、ここは集団の前から6番目くらいw
こんな前で突然爆発する人いません。というわけで前に行けば楽になる、もうちょっと我慢すれば楽になる時間帯が来る、と呪文を唱えて我慢することしばし・・・やっと登りが終わったようです。前目にいてエガッダー

逃げとの差は1:50
あれ?開いている。これを見て追走集団は諦めモード。
ところで誰が逃げている?そういえば、レースをスタートしてから姿を見ていないのは・・・?

アキオキャプテン、まちゃーき、
・・・武器商人Yu-ki君!?

そうです、逃げ集団13人のなかに仲間が3人送り込まれていたことにこの時気付きましたw すごいな、おい。特にYu-ki君の100km逃げすごいことですぜ!今日は山の竹芝ではなく平地の竹芝を見せられたのですなー

ここまで来るとゴール前4kmまで登りはありません。集団前に残ったノリックさん、ケンさん、ミポさんと固まりながらゴールを目指します。ミポさんはいつもの通り。ケンさんは調子よさげ。

「うん。このレベルでレースのできる幸せ。かみしめる。」

残り4kmの所に偽GOALがあり、ここで予習不足のひとがゴール地点を見誤り加速を始め、混乱が生じます。「あ、やっちゃったよ」とペースアップを傍観していましたが、一番ペースをあげていたのはケンさんでしたw


残り2kmの折り返しまでのダラダラ登り、ここが一番きつかった。先頭にも出されるし。
ただ集団もまったり進んでいた。ここでどこかのチームがまとまってペースをあげたら危険だったかも。折り返し後下るのがわかっていたので、残りの体力と相談しながら。

折り返し地点で逃げ集団がパラパラと見えます。チームメイトに声援を送り、こちらも折り返し。下り基調でペースが上がる。
スプリントを試してみたいが、シーズン最後で落車をするわけにはいかんので、安全第一で、無理な車線変更はしない。
残り1km。前にはいるが、囲まれた。
残り700m。ひろちんが飛び出した?
残り500m。ミポさんが飛び出した?
まだ我慢。じっとスペースが空くのを待つ。
残り300m。まだスペースがない。まだ待つ。
残り200m
スペースが開けた!スプリント開始!チンチンチン!とギアを重くす・・・

53-11Tに入らねー!!!

第2集団の頭をとるべくスプリントしましたが、ギアが足りなくなりゴール前で脚を回し切ってしまうという残念な結果に。
時速58km、ケイデンス131 www
980W
くーっ。情けなし。

単純計算でいくと逃げが13人と聞いていますので、17-20位くらいだといいな。


まちゃーき5位
アキオさん、Yu-ki逃げ切り

いやー楽しかった。また来年!(違)

+++データ+++


11/27 New Tomei RR
Distance 95km
Ride Time (Time Moving) 02:20:52
Work, kJ 1714
Average Power, Watts 203
Average Cadence 75
Average Speed, kph 40.35
Average Heart Rate 157
Maximum Power, Watts 980
Normalized Power 240
Training Stress Score 117.4
Intensity Factor 0.707

Zero Watts 00:21:27
Recovery 00:33:44
Endurance 00:41:39
Threshold 00:10:26
Race Pace 00:10:01
Max 00:06:57
Supra Max 00:16:36

4.0 - 6.0 81
6.0 - 8.0 18
8.0 - 10.0 7
10.0+ 3

ツールドおきなわ 2011 ニャロメの大暴走編

2011年11月16日 | レース
全ての写真はここに置いておきます。勝手に使ってね♪
TdO 2011

ただ、あなたがこの写真をつかって書いた記事が猛烈に読みたいので連絡は歓迎です♪

朝4時半に起床!5時にホテルを出ます。

レンタカーで走り出すや否や,異音が社外からします。車もなんとなく進まない。
交差点まで下りてきたら,パ,パンクしておりました。
長い人生の中で初の車のパンク!しかも朝5時。

「せっかくのいたずら計画も,これがために空砲に終わってしまうのか・・・」と天を仰いだ。

しかし,何かしら手を打たなければならない。グローブボックスから整備マニュアルを出し,工具を取り出して,見ようみまねでやり始めてみる。


そうしたらホテルの従業員が手伝ってくれた。自転車のパンクなら10分で直せますが,自動車は37分かかりました。いや,でもいい経験になった。これで次パンクしても怖くないぞ。

これからは海岸沿いの道をかっとばして普久川のダムに向かいます。
で,応援プランなのですが,以下の制約があります。来年以降ツールドおきなわを現地で応援したい人,参考にしてください。

交通規制:与那の登りは08:00-12:00の4時間。
交通規制の解除を待ってから下山すると,どんなにぶっとばしても名護のゴールには間に合わない。
しかし,山頂で2回見送ってから車で移動し,羽地ダムの勝負のかかる登りもしくはゴール地点で観戦することは可能です。秘密の林道がありました。


Googleマップでこのあたりの空撮写真を見ると,なにやら一本獣道のようなものが走っています。これは与那の登りと並行して走り,ちょうどピークの手前で国道にでるようになっているではありませんか!


大国林道といいます。
まさに林道の中の林道,やんばるの熱帯雨林の中,急こう配の悪路を登っていくと本当に国道に出ました!
というわけで合流地点に車をとめて応援します。結局このポイントでは6人くらいが車をとめて観戦していました。詳しい人はいるんですね。

それでは,朝の5時台にチョークを10本持ってニャロメコーナーにいたずらを開始します。

開始して数秒,チョークが足りないことに気が付きました。新しく舗装されたアスファルトの黒い所にかけたのはいいのですが,チョーク一本=名前二人分くらいで使い切ってしまいます。こんなに減るものだとは予想しておりませんでした。チョークをセーブしながらニャロメコーナーのロードペイント完了♪

ミポのポは蜘蛛の巣ではありません。クロス組です>kenさん






なぜw












中継を聞くと(AUがかろうじて通じた),国際レースで@kajikuniさんがシマノの村上選手と逃げているらしい!というわけで加地さんもロードペイント追加っ!


そして待つことしばし,二番手で上がってきました。笑顔で「あざーすっ!」と返事して通り過ぎていきました。


8分後,国際レースのぺロトンがものすごいスピード(山頂付近で一気にペースが上がって一列になっていた)で登ってきた。一人フロントのチェーンを外しそうなガチャガチャ音を出していた。やはり一気にペースがあがっていたのだろう。


おそらく、この山岳賞ジャージをみて、ピークと勘違いしたのであろうw
実は登りはまだ続く。

国際レースが通り過ぎると,やんばるの森にまた静寂が訪れる。30分ほど暇していた。


昼寝なぞしたり。


mkr

次にくるのは市民100かな?と思っていたら,なんと市民140だった!不意をつかれて応援するタイミングを逃し,「ウキョー!!」とさえない猿の叫びだけが与那岳にこだました。マスクマンの姿に不意を打たれた数名が,前走者にハスって落車しそうになる。やめてくれw 出禁になる。

どうやら市民140の一本目は昨年と違いやや緩かったらしい。

そして,数名の逃げを追走する形で市民210がやってきた。


「RYO-さん!」という声援にたまげる本人。



RYOさんを追いかけるミポさん。調子よさそう。軽そうだ。


そして市民210の大集団が通過していく。


オープン参加のひとがいますね。


ノリックさん,エイトマンも健在。


ぬまっちも楽しそうに登ってきた!

それにして,市民210の列は延々と途切れずに続く。


MASAさんは平地でかなり削られたらしい。
30秒ほど尻を押したので料金は2万円です。今月中にニャロメの口座に入金してください。


石井君さんは両足を攣りながらも、ここまで独走してきたとのこと。

ますらおさんは落車をさけて砂利道に突っ込んでパンク,


がっちゅさんもメカトラでホイール交換。そんな感じで集団後方は声をかけるのがつらい。


国際女子。ハァハァが美しい!


そうしたら次は市民100!Bex ISOYAの登れるスプリンター,やすろうが余裕の体で集団を引き連れてやってきた。


何この余裕!


このあと海岸沿いで20kmほど逃げてつかまったものの,集団にふみとどまって11位だったそうです。あっぱれ!市民100の敢闘賞はキミだ。

そして男子国際の二回目を見届けた後,今度は市民140の二回目が上がってきた。


集団の先頭を引っ張るのはゴローさん,kohさんなど。すこしはなれてヤマケイさん,ザイコ―さん。
一緒にレースした仲間がそこらじゅうを走っている!超楽しい!そして逆に声もかけられる。超走りたい!
へなちょこレーサーですが,こういう立場で応援するのもいいですわ,ほんと。

ガナジュンさん,ちょっと遅れたジャムさんなども応援する。去年の私はもっと後方をのたうちまわっていた。

さて,次に控えるは主役の市民210二回目の登り。少し山の上に移動してカメラを構えます。
ちくたくさんが過ぎていったその後にやってきました。


まず最初に見えたのはTeam ARIのRyoさん。


そして後ろからヒタヒタと六本木さんがやってきます。思わず叫んでしまいました。
「Ryoさん!後ろから高岡さん来てるよ!気をつけ・・・」


警告もむなしく,六本木さんがズドーンと加速して消えていきました。


ここからゴールまで70km,伝説の一人逃げのきっかけとなった決定的な瞬間が目の前で繰り広げられました。持っているな,オレ。←違う。



追走集団の前方にはわがエース,ミポさん。まだまだ調子よさそう。


そしてその後にはオープン参加*のアッキ―オキャプテン。いや,エアー参加なのか?
* フォークに計測チップがありません。


この後は第3集団の先頭をニコニコしながら登るパラっちを応援し,その後から来たノリックさん,エイトマン,ぬまさんにゼリーやコーラを手渡しして,フィードゾーンのマッサー気分を味わいます。というか,選手としてすごく助かると思います,二回目のダムでの補給食は。我ながら良い働きと精一杯の自己満足。

さて,この後は踵を返して名護市内へ戻ります。スペアタイアをゴーゴーうならせながら急こう配の林道を駆け下ります。しかし,家族と応援すると決めていたので,一度マリオットへ戻らなくてはいけません。しかし,伊差川の交差点で交通規制が始まり,その時羽地ダムからの道をナルシマのオバターさんが降りてくるのがちらっと見えました。はぇーな。というわけで,一度マリオットへ戻り,返す刀で羽地ダムの応援ポイントまで急ぎましたが,ちょっと観戦には遅れ気味。ちょうど市民210 のエイトマンさんに声をかけることができました。

羽地ダムを行くレーサーは,もう完走狙いに切り替えて,すっからかんの灰になって登ってくるので,応援する方もちょっと沈み勝ち。そんな沈滞した雰囲気を明るくするために,ニャロメ+チビタ+ニャヨメ+ニャ婆の4人で応援させていただきました。

レース結果が気になりますが,私にとってのレース観戦はこれでおしまい。3回も見れて,大満足でしたよ!選手でなければ来年も応援したいくらいです。

わたしが沖縄210 DNSを決めたわけ

2011年11月11日 | レース
今週末の沖縄は,家族旅行になりました。レースには出ません。理由を以下に記します。

普久川ダムの頂上で,みなさんを待ち構えています!アスファルトに自分の名前を書いて応援してもらいたい人!是非リクエストしてくださいな。


+++

完走できるかどうか最初からギリギリではないか!!というツッコミはここでは受け付けておりません。

事ここに至る経緯は・・・

チビ太誕生により,自転車レース出場のハードルがあがった。

生後4か月の赤ん坊を連れて沖縄のレースにでるのであれば,ニャロメ+ニャ嫁+チビ太+ニャロメ母+ニャ嫁母を引率して家族サービス兼レース出場!ということになった。

この時点で財政逼迫,そしてめんどくさくなった(笑)

とはいえモチベーションは落とさず,トレーニングは続けていた。

そして,沖縄不出場を決定づける過ちを,私は犯してしまった。それは,10月の初めのことであったかと思う。
実は,今まで勇気をもって公にできなかった過ちなのだ。
例の「午前中大観山往復」をやった日のこと,場所は藤沢市遊行寺の坂手前の交差点であった。

坂の下で,一気に加速をして長い坂に入る麓,信号が青→黄色→赤と変わろうとしていた。私の記憶によれば,黄色から赤にかわる変わりっぱなだったと思う。
信号の先に横断歩道があり,電柱柱のわきに大きな配電箱がある。私は20km/hくらいで路肩を走っていた。
視界には何もなかったので,そのまま前進していると,電柱の陰からママチャリが飛び出てきた。
注:この交差点は信号から横断歩道まで結構距離がある。車道用信号の5mくらい先に横断歩道がある

フルブレーキも間に合わず,横から衝突。
ぶつかられたママチャリは,横断歩道が青になって走り始めただけのこと。向こうは左右確認をしないで走り始めたようだが,横断歩道の信号は青,ママチャリにとっては突然横からぶつけられた格好になる。非は私にあった。ママチャリは転倒,後ろに乗っていた小さな女の子も転倒してしまった。
ぶつけられたおかあさんは肘膝をすりむいてしまい,女の子も頭にタンコブを作ってしまった。

警察を呼んで事故検分をし,けっきょく人身物損にもならず,後日お詫びをいれて処理自体は完了。ぶつかった相手がたまたまとても良い人だったから,という見方もできる。(後日お菓子などを送ってお詫びを重ねたり)
いずれにせよ,信号のかわりっぱなとはいえ無理に信号を押し切ってしまった私に非があった。しかも子供に怪我をさせてしまった。新米パパとして,社会人レーサーとして最低最悪である。

事故の後,妻に連絡するタイミングを逃してしまい(打ち明けたら沖縄が流れてしまう,という恐れもあったのであろう),数日伏せていたらバレてしまい,数日間妻は黙りこくってしまった。そりゃー人間不信になるわな,人にぶつけて加害者になっておいて,それを黙っているんですから。最低です。

というわけで,満場一致で2011年のツール・ド・沖縄は反省・自粛・自戒・自責のためDNS!!!となったわけです。

ふう,ここに書いてやっとすっきりしました。自転車に乗り始めて5年,今回(もう二か月たってしまいましたけど)は落ち込みました。でも永遠に闇に葬られることがなくなってよかったと思う。これを将来への戒めとして今後気を付けていきたいと思います。

まずは保険だな・・・

みなさん,車道通行の際,車にぶつけられないよう注意することも必要ですが,無理な走行をして,歩道からの歩行者,自転車に自分が突っ込んでしまう可能性も重々気を付けてください。被害者になるのも悲しいですが,加害者になるのはもっとつらいです!

来年の話

2011年11月08日 | レース
心は既に来年・・・

JBCFの2012案が発表されましたね。
あのレースはどこに行った・・・というのもありますが、今年来年は災厄なくシーズンが始まってほしいものです。

 出る出る!
○ 出たい・興味あり
△ 行ったとしても応援だな・・・

○3/11 クリテリウム in 下総(FP下総)
4/8 トラック記録会
4/15 白浜クリテリウム
○4/21 群馬CSCロードレース Day-1
○4/22 群馬CSCロードレース Day-2
5/20 しらびそ高原ヒルクライム
5/27 比叡山ヒルクライム
6/1~6/3 ツール・ド・熊野
6/10 栂池高原ヒルクライム
○6/17 富士山ヒルクライム
○6/24 東日本ロードクラシック群馬大会
○7/1 西日本ロードクラッシク広島大会
7/8 乗鞍スカイラインヒルクライム
○7/15 JBCF石川ロードレース
7/22 東日本トラック(伊豆ベロドローム)
○7/29 韓日実業団サイクルロードレース交流競技大会(韓国)
△8/5 松川ロードレース
△8/19 みやだロードレース
8/26 西日本トラック
9/2 タイムトライアルチャンピオンシップ(渡良瀬遊水池)
○9/9 美浜クリテリウム
9/16 舞洲クリテリウム
○9/22 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ(広島)
9/23ジュニアユースロードチャンピオンシップ(広島)
9/30 全日本トラックチャンピオンシップ(伊豆ベロドローム)
○10/7 いわきクリテリウム
10/14 輪島ロードレース
○10/21 六甲アイランドロードレース
10/28 博多クリテリウム

下記は2011カレンダーから消えたもの

×熊谷クリテリウム
×館山ロードレース
×伊吹山クリテリウム
×もてぎロードレース
×富士SWロードレース
×修善寺
×加東ロードレース
×箱根ヒルクライム

熊野 3 days

2011年05月30日 | レース


熊野は遠い。

車では10時間。
新幹線を乗り継いでも会社を4時にでて,新宮駅に11時についた。

だが,そこまでしても行く価値がある。シーズン前半のターゲットイベントを熊野 3 daysにして正解だった。世界遺産の熊野の自然に抱かれた山間,漁港の町並みを駆け抜けた3日間。じっくりとふりかえってみたい。

レースの特徴:

●登りあり
●激坂あり
●自転車押し競争あり
●テクニカルな下りあり
●隘路あり
●民家の軒先あり
●山岳あり
●平地あり
●隘路前のペースアップあり
●だらだら坂のふるい落としあり
●スプリントあり
●熊野のうまい酒,海の幸あり

ロードレースの醍醐味を三日間存分に味わえる。
そして今回は天候にも恵まれ,三日連続の豪雨!二度とない経験ができた。

この熊野,コース設定がなんかイタリア人というか関西人ぽい!
「こんな区間,いれたらおもろいちゃうか~」
「ほな,入れてみよ~」
といったノリでコースに入ったとしか考えられない区間がコースにアクセントを添える。

Day 1 普段は農家の軽トラしか走らないと思われる農道の激坂(熊野のコッペンベルグ)+ 折り返し地点,自転車2台が並んで通ったら落車しかねない民家の軒先極細道路をうねうね
Day 3 激坂くだったあとにコークスクリュー直角コーナー逆バンク

頭のかたい主催者にはできないコース設定。好きですこういうの。

週末を一回計画的にこれに振り分ければ,実業団レースを一度で3回楽しめます。このレースは,超超お奨めです。金曜日をキャンセルして土曜日曜のみのエントリーも可能ですし,来年どうですか?三日間豪雨でこんなに充実したのだから,晴れたらどうなることか,想像するだけで失禁しそうです。


熊野 Day 1 赤木川清流ステージ コッペンベルグの洗礼


熊野 Day 2 熊野山岳ステージ パレードランの恐怖

熊野 Day 3 太地町ステージ 自演KOMボーイが切った戦いの火蓋

熊野 Day 1 赤木川清流ステージ コッペンベルグの洗礼

2011年05月30日 | レース
Day 0 5/26 木曜日


会社を4時に早退して,新幹線を乗り継いで新宮へ向かう。
名古屋駅に7時過ぎに到着。紀勢本線のホームに階段を登って出ると,ホームはディーゼル臭で満ちていた。旅情は深まる。7時45分初の特急「南紀」7号で終点の新宮まで。「南紀」は中学3年の時,どうしてもキハ82に乗りたくて母親と親子二人の旅行で,母親の祖父母の故郷である新宮に行って以来,23年ぶりのことになる。光陰矢のごとし。
レース前なのでカツ弁当で気合をいれるも,1250kcalで胃が重くなっただけだった。
明るければ車窓の外には絶景が広がるであろうが,外は闇,雨。3時間半かけて汽車は新宮に到着した。新幹線の整備された現代の日本で,これだけJRの移動に時間がかかるとは。遠い・・・
この遠さが世界遺産熊野を開発から守っているのかもしれない。

一泊目は新宮駅近くのビジネスホテル。部屋に着くと,新宮市長からの歓迎メッセージが届いていたwww。雨は止むどころか,どんどん勢いを増しているようだ。雨音がトタンをたたく音を聞きながら就寝。

Day 1 5/27 金曜日
・・・起床。雨は止んでいない。

ミューラー氏とMOCOちゃんとおはようをして,レース会場に行く前に今日のコースを下見する。
熊野にでるために実業団に入ったというミューラー氏の熊野研究はぬかりがない(宿の手配もコース研究も)。本当に助かりました。正にプレイングマネージャー。
試走中に,今回のレースはE2 E3混走ということを初めて知るwww
自分,ぼけ過ぎだ。一気に自信をなくす。E2E3の猛者どもが入り混じって100人近い大集団か。びびる。

<コース紹介>
コースは一周16kmを4周。
スタートすると,赤木川沿いを登り基調でだらだらと上流へ。途中橋をこえてからポジション争いが苛烈になり,二個あるトンネルの前には長めの登りが二本。 最後のトンネルを越えると突然隘路になって軽トラック一台分の幅の道を住宅地の軒先を掠めるようにウネウネ走り,Uターンして折り返し。(このUターンで超インターバルがかかる!)
途中トンネルをくぐらず旧道のような登りをこなす区間もあり,高速ダウンヒルを経て,ゴール前のKOMへ。



KOM入り口はゴール前2km位で突然左手に現れる(しかもコースアウト防止用の畳付きで)。
ここは狭く,激坂なので,アプローチのポジション争い(特に1 lapめ)は壮絶だろう。KOMは距離にしたら200mもないと思う。ただし狭く,20%くらいのいわゆる茶畑,みかん畑系の激坂。こんなところでレースをするなんて信じられない! これはツーリングのスパイスで使う激坂だ!
・・・人はここを「熊野のコッペンベルグ」と呼ぶ。


マスクベルグw
KOMの標識もお金がかかっている。さすがUCIレース


KOMをズタズタになって登るとキュインキュインと下って,曲がってスタート/フィニッシュ地点。ここの下りは急で,濡れていて,逆バンクで恐怖であった。しかしここでハードにブレーキすると前と間が開いてこの後追走に脚を使うことになるので注意が必要。なお,最終周回はKOMは登らず逆周りの登り基調スプリント。といっても最終コーナー立ち上がりから100mでゴールなので位置取り命である。

<アップ>
廃屋の中でたらたらと。

<レース>
コンディションは豪雨。パレードラップでレースはスタートした。
初めての実業団。レベルはE2E3混在で非常に高い。しかも雨。
あれよあれよというまに後方にさがってしまい,集団の中位へ。位置取りの大切さがわかっているミューラー氏はどんどん前にいくが,どうしても先を考えて消耗したくないので,前にどおおおおりゃぁぁぁあああと出て行けない。
そんなこんなでパレードランはものすごいハイペースで進んで行く。(後で聞くと先導バイクが50kmで牽いたらしい)

あまりのハイペースにパレードラップで中切れが起きはじめる。これは酷いww (パレードランの途中でDNFが頭をよぎったのは秘密である)橋をこえて登り始めると,ペースはさらにあがる!うーきつい。(後で聞くと1分先にスタートしたE1をE2E3が追いかけて捕まえにいったらしい。このパターンは結局3日間ずっと続く。そりゃーきついわけだ。)


写真は@masa5900さんに借りました。凄い写真だ(E1だけど)
でも実際はこうだったとしか言えない。

豪雨の中集団は一列棒状に伸びる。そしてトンネルへ。トンネルの中は闇。一瞬視界を失った先頭が減速すると,後ろからどんどん追いついてきてパックはさらに大きくなる。真っ暗なトンネルの中で大渋滞。黒い影がもやもや動いている。落車の恐怖に,トンネル内でライダーの言葉にもならない掛け声が反響する。
トンネルを抜ける。豪雨!再び集団は隘路区間にむけペースアップして一列棒状に。なかなかポジションアップできない。こりゃーまずいぞ。

隘路の集落クネクネはみんなスローペース。そのかわり広い道路にでると思いっきり踏まないと前に追いつけないインターバル。ドひゃー!
そんなこんなで大集団中位のまま一周目のコッペンベルグKOMの入り口が見えてきた。集団が活気づく。ここで前もってインナーに落とす。
KOM区間の農道の登りに入ると同時に,恕号が飛び交う。前を見る。


イメージ図。

だ,大渋滞ぃぃぃぃ!まさにツールドフランドルでみる集団後ろの悲劇が目の前に繰り広げられていた。
渋滞につっかかって激坂の途中で脚をついてしまったもの,激坂の途中でインナーに落としてチェーンを外してしまった大ばか者(!)がそこかしこにいる。そしてさらに渋滞を引き起こす。先頭はぐいぐい先に登っていく。

[その頃先頭では]前前で動いたミューラー氏,53*27Tのギアで20%の激坂をひょいひょいと登り,KOMをトップで通過!その勢いで下りもキュインキュインと下って見事一周目のラップをとった!
「現在の一位通過は竹芝,竹芝レーシングのミューラー!」とMCハルヨさんにアナウンスされる。本人恍惚(本人談)

[その頃後方では]道の真ん中でとまるなぁぁぁ!!!」
「真ん中あけろぉぉぉぉ!!!」
の恕号が飛び交うなか,いつ脚をついてもおかしくない速度でとまっているライダーをすり抜けながら激坂を上っていく。そして路面はすべりまくる。一瞬,オレンジ色のジャージ(宮城のエルドラドの選手)が超高ケイデンスで自転車を押して走っていて,並走する。
は,はぇぇぇ!走った方がはぇぇぇぇ!
しかし,エルドラド走りすぎて垂れるwww
「おい!そこの押してるの脇にドケ!」とすかさず優しい声がかかる。

「走るの早いですねぇ~」と声をかけてパス。このエルドラドさんは後ほど自分の集団に追いついてきた。おそらくクリートは禿げたであろう。
しかし,この一連の大渋滞により第一集団と第二集団が完全に割れてしまった!ここで上位入賞の夢絶たれる(涙)しかし,第二集団も追走がかかっているのでペースはかなり速かった。いずれにせよ第一集団についていくのは難しかったかもしれない。それにしても,へ,平地がつらい。ギャップをうめるのが辛い。 なみだ目でついていく。第二集団の中から数人追走集団が形成され,自分の集団は第三集団に。平地がつらいのは相変わらずだが,そのかわり,集団においついて息を整えてから登り区間に入ると,意外と登れる。この集団なら先頭付近で登ってもまだおつりがくるくらい。なんか楽しくなってきた。登り区間は周回を重ねる毎に登れるように(なった気に?)なってくる。隘路区間や,インターバルがかかる区間も先頭付近だと自分のペースで走れるので後ろより楽。「意外と登れる?」と自分に催眠術をかけながら,周回を先頭付近でこなしていって,最終周回。だんだん第三集団が練習会ペースまで落ちてきた。このままでは熊野まできて練習して終わりになってしまう。とは言え一人でどうこうできる実力はない。
レース前のアキオキャプテンの一言が頭をよぎる
「何もしないで終わった完走より,何かやってのリタイヤの方が後に残る」折り返し前のトンネルの前の登りでいつものように前に出て,隘路区間に突入。その後のトンネル脇旧道の登りでペースアップして集団から抜け出してみる。
一人ついてきた。どうやら脚はある,最後何かして終わろう!一度下りで後ろが追いついてきたので,一度後ろに下がって脚をため,
残り3km (まだ距離がある)
残り2km ・・・
残り1.5kmで下ハンアタック!でも一瞬ギアがジャムしてドタバタしましたw

必死に踏むこと数秒,後ろを振り向くと集団は50mくらい後ろ。よし!ここから 1.5km TTを・・・

ものすごい向かい風でした。
巡航が40km切っては逃げ切れません。ギアもガチャガチャ変な音を立てているし,なんか泳がされている感じ。1kmほど逃げて残り400mで大集団に飲み込まれました。この集団のビリから二番目でゴール。



一日目
完走
E2E3クラス
49位112中
完走率:65%

なんとか実業団デビュー戦を完走することができました。
ですが,第一集団についていく実力はやはりありませんでした。第二か第三のグルペットであれば脚を残して集団勝負できるのが今の立ち位置かな。予想通り?期待以上?いずれにせよこれをベンチマークにして練習を組めるようになれますね。

[まとめ]
平地:きつい。得意の平地が嫌いになりました。
下り:直線の下り基調は楽勝。下りコーナーはへたっぴ。
登り:グルペットであれば前ですいすい登れる。第一集団のペースアップには悲鳴をあげて千切れる。緩斜面好き。

ミューラー先生は第一集団の狂喜のゴールスプリントにマッドマンのように挑みかかり,落車のガシャガシャ!を後方に聞きながら見事クラス7位をゲット!素晴らしい!クリテ2連戦の借りを見事に熊野で返しました。やはり悔しい思いをした人は強い!

MOCOちゃんはE1クラスの先頭から7分というなんとも非現実的な脚きりタイムにより,DNF。というか女子にその脚きりタイムは酷いでしょ!初日の女子は全員DNF。そして一般参加の黒潮ロードレースも完走者は数名というサバイバルでした。

私の出場したE2E3でもかなりの人数が途中で降ろされた模様。

<レース後>


お互いの無事と健闘を称え合った後は泥んこになった自転車を洗うべく,すぐさま新宮から熊野までを移動。2日目の宿はビジネス旅館潮音,エキップ浅田EQADSが同じ宿でした。洗車洗濯を終えた後はすぐさま二日目のコース下見に出かけます。けっこう忙しく,レース後ゆっくりしている時間はあまりありません。

<夜のTTT>
宿の食堂に許可をもらって,スーパーでどっさり買い入れたお刺身やらを持ち込んで宴会。男性陣は新宮のお酒「太平洋」。これが一般酒グレードでもさっぱりして飲みやすい!お寿司と秋刀魚寿司をパクパク,日本酒をグビグビ,あっという間に気持ちよくなって8時台にZzzz。おかげさまで翌日に疲労を残すことはありませんでした。それにしても,道中ずーっと続いた鬼コーチミューラー氏の栄養学講座(これが本当にためになります。絶対に吸収したほうがよいです。個人の判断で)は非常にためになったのですが,当の本人はこの夜に限っては一升瓶を空にし,夜10時に私が寝ている傍でおにぎりモシャモシャ,カップラーメンズルズル,えんどう豆バリバリしておりました。(本人によると計画的犯行だったそうですが)
この夜豪雨をついてRIONボーイが駅から歩いて来たそうですが,ピクリとも反応できませんでした。

熊野 Day 2 熊野山岳ステージ パレードランの恐怖

2011年05月30日 | レース
Day 2 5/28 土曜日
むくり。よ,よっぱらっている。
ミューラー先生呼気が酒臭いw
そして・・・滝のような雨!

二日目は山岳コース。デブの私にとっては脚きりDNFの危険性が非常に高いコースです。果たして,生き残れるのか?昨日感じた登れる感じは本物か?

<コース紹介>

Cyclowired様より写真無断拝借(汗)

丸山千枚田(標高400m?)を含む熊野 3 daysのQueen Stage。スタートしてから30km登り基調を山に向けて進んで行き,折り返し地点にはおなじみ隘路区間。そこから丸山千枚田をガーンと登る。


折り返しの苔むした隘路
Cyclowired様より写真無断拝借(汗)


本番はもっと酷かった!

丸山千枚田は熊野の白眉ともいえる天空の棚田。もう一度ツーリングでたずねたいと思わしめる絶景。3km程度の登りだが,差をつけるには十分な勾配がある。千葉の大山千枚田を千枚重ねたようなスケール。絶景にエクストラパワーを貰って登坂できるか?
KOMを過ぎると,今度はトュルットュルの林道をレース速度で下っていくテクニカルコース。ここでは下りのスキルが問われる。ただし国際レースで使う札立峠ほどの難易度ではない(らしい)。なにしろ,札立峠の下り難易度は国内トップクラスらしいので・・・
下り切って街道に合流すると,後は下るだけー!高速ダウンヒルを10 kmこなすと,ゴール3km前から登りが始まる。金山交差点の前の長い登りで一回ふるい落としがかかり,そのあともう一度くだってゴール前も10%を越える急勾配の登りフィニッシュ。
丸山千枚田に目がむいてしまうが往路のだらだら登り,特に風伝トンネル手前の勾配もきつく,ちょっとペースをあげられると集団後方はきびしいかもしれない。

<アップ>
昨日SwissStopの黄色シューが効かなかったので,シマノのブレーキシューに変更。(これは大正解だった)
ハイエースのハッチをあけてアップをしていたら,昨日からおかしい変速があきらかに悪化している。RDを調整してみてもらったりしたが(りおんさんありがとう),一向に改善せず。チェーンを一回転させると一箇所チェーンが盛り上がり,そこで周期的にガチャン!と大きな音を立てる。結局このガチャンガチャンをがなりたてながらレースを走りきることになる(出力的にロスしていたのだろうか?)。一回転ごとにスプロケが外れる感じがするので,かなりストレスフル。集団の中でかなりうるさかったと思われる。

<スタート直前>

驟雨の中,いざ出陣!

ここで大事件発生!!!
E2E3全員で整列し,いざパレードへ出発!とここで
バキッ

思わず前につんのめる。

ん?
んん?
んんん?

Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

ボルトが緩んでサドルがヤグラからお辞儀しています

きょえぇぇぇーーーー!
パニックボタン押下!

「どなたか!三角レンチ持っていませんか?」
三角レンチ!!!」
三角レンチ!!!!!!」

通りすがりの人
「あのぉ・・・六角レンチならもっていますけどぉ」

「ぐぁさぁ(レンチを奪い取る音)」

涙目になってボルトを緩め,曲がったサドルを修正。焦りに焦って手につかない。もう誰もいなくなってしまった。パレードランがどのルートに行ったのかもわからない。そしてRitcheyのシートポストは2本締め。天を仰ぎ,天を呪う。誰もいなくなった駐車場で格闘すること3分,やっとサドルが元に戻った!工具貸してくれた人にありがとうを行ってパレードラン追跡開始!
係員にパレードランがどの方角へ向かったか,大声で聞く。
「あっちいってこっちいってあっち曲がって・・・」
言われたとおりに走り,登り坂をひぃひぃ登ると同じ箇所に戻ってきた(汗)
ジジイコロスゾ・・・」(←確かに正しいパレードランのコースだった)
それからグワーンと下り,だらだら坂を心拍数200で追い上げる。
「DNS」
「DQN」

「リタイヤ」

頭をよぎる。
前回で追い上げても,人影ひとり見えない。本当にレースはスタートしてしまったのだろうか?脚も大分使ってしまった・・・こんな形で今までの努力が水泡に帰すとは!
次の瞬間,信号の前でスタートを待つ大集団が視界に飛び込んで来たときは,涙が流れそうになりました(←ちゃんと整備しろボケ)
胸をなでおろしてスタートの車列に割り込みます。おめでとうございます。もうここまでで脚を使い果たしましたw

<スタート>
25kmほど先の折り返し地点まで登り基調を延々と。道幅も広いのでかなりハイペース。あまりのハイペースに風伝トンネル前で集団のお尻から一人,また一人と落伍していきます。これらの人々をかわしつつ集団のお尻に必死でしがみつきますが,勾配がきつくなった所で10cm ....50cm ... 1 m ....5m と千切れました。後ろを待って追走します。追走集団はほとんど昨日一緒の集団にいた人でしたwww やっぱり脚があうのね。
追走集団では相対的に登れる君なので,ペースを作りながら前目で走ります。テンションが上がってきて,折り返しの隘路から千枚田の下,5kmくらいはほとんど一人で先頭を引きました。集団が小さくなったわけではないのでただのペースメイクです。でも気もちよかったっす。チェーンは相変わらずガッチャンガッチャンうるさかったですがwww
千枚田に入る前の,林道入り口からうっそうとした森の中勾配がきつくなります。ここで集団が崩壊。前から3番目くらいでえっちら登りはじめます。今日は53/39-11/23Tの男ギアだったのですが,特に問題なく登れました。レースでインナー+25T使ったら勝負にならない,と勝手に思い込んでいます。千枚田は心拍170台で淡々と。後ろにりおんさんがいるはずですが見えません(実は先行されていました。大変失礼しました。)千枚田のパノラマは豪雨とあいまって絶景!しかしさすが背中のポッケからカメラをだして記念撮影は不謹慎なのでやめておきました。
KOMを越えたら後は下り。リスクを負わずに前のラインをトレースしながらダウンヒル。数人がコーナー脇でうずくまっておりました。ガクブル。
下り終えて街道にもどり,後は長い長い下り基調。最初3人だった小集団も残り5kmでは10人を越える集団に。金山交差点の長い坂でペースアップして集団を小さくしてその後は・・・とここまではグルペットながら最後の展開を考えておりました。しかし,一瞬勾配がきつくなったのでインナーに(今思い返しても
なぜインナー落としたのか,そんな坂があったのか自分に問いたい)落としたところ,痛恨のチェーン落ち。せっかくの努力もここで水の泡。あとは集団後方においついてヒラヒラとゴール。

ミューラーさんは第二集団,りおんさんは私の前の小集団でゴール。MOCOちゃんは7位で初ポイントゲット!でした。

二日目
完走
E2E3クラス
84位117中 遅い!

<レース後>
3日目の太地町に移動。本日の宿はおしゃれなカフェ付きのペンション風。二日間にわたってガチャガチャ爆音を立てていた原因は,固着したチェーンのこまだということが判明しました。りおんさんがコマのスペアを持っていたので頼んでコマを替えてもらいました。ありがとうございます。m(_ _)m

<夜のTTT>
夕飯は何しましょう?
「和歌山だからカレーですかね(以下自粛)」
「太地は捕鯨の町。シーシェパードが抗議にわざわざ乗り込んだこともあるそうですが,今夜は鯨祭りで!」
スーパーに行くとあるはあるは,鯨コーナーがあります。
鯨のゴマ和え,ホルモンの付け合せ,オバキ(ゴンドウ鯨の皮の酢味噌あえ),など,たくさん!


こ,こわいです・・・


新宮の銘酒「太平洋」と鯨,そして窓の外を時折通過する紀勢本線を肴に夜は更けていきます。今回は宴会の後にミューラー先生によるマッサージサービスもありました。先生によると私は体格の割にはお尻と太腿裏の筋肉が全然薄いそうです。あとは関節が柔らかいくせに筋肉は硬いらしいです。
マッサージも受けて疲れもポイ!いよいよ最終日に挑みます。

熊野 Day 3 太地町ステージ 自演KOMボーイが切った戦いの火蓋

2011年05月30日 | レース
Day 3 5/28 日曜日
むくり。よぱらている。
そして3日間で一番の豪雨!滝のような雨。
まったくテンションのあがらないまま会場へ。
自転車をセッティングしている間も雨足はどんどんはげしくなっていく。

<コース紹介>
今日は平地ステージとか言ったのはどこの誰でしょうか?三日間で一番ふるいにかけられそうなパンチの効いたコースです。

スタートは鯨の博物館前。一周約10km。大雨の影響により6周→5周へ。あまり変化なし。
スタートしてしばらくは平地だが,太地の漁港の町並みを縫うように走っていく。イメージでいうと浦賀辺りの海沿いを走る感じ。その後はKOMへ


KOMポイント
Cyclowired様より勝手に転載 m(_ _)m

500mしかないが,頂上に近づくにつれ勾配がきつくなっていく。11-23Tのアウターだとしんどかった。


だらだら坂へのアプローチ
Cyclowired様より勝手に転載 m(_ _)m

登りきると一度下ってからもう一度だらだら公園の中を登っていく。キャプテンによるとここでアタックがかかるらしい。
ここ登りは半分下りの勢いで登り,その後前走者をうまいことみつけてスリップに入ると楽に登れる。その人が垂れたら用は無し,ということで前に出ればよいww
登りきると今度は激坂を下る。ここがトリッキー。そしてこの後はローラーコースター。コークスクリューしながら直角に曲がり,この後は3回くらいの市街地直角コーナーが続き,追走に足を使いかねない平地区間。トンネル(やや登り)を越え,右折するとスタート地点に戻る。ゴール前は広い二車線になっているので思う存分スプリントができる。

<アップ>
10分くらいテキトーに。暖まった体も豪雨に当てられてみんなすっかり冷えてしまったようだ。

<スタート>
三日目にして,初めて竹芝三人衆がスタートラインに並んだ。しかし,スタート同時に崩壊するw
チームプレーが永遠の課題だ。
スタートと同時にミューラー氏遅れる→ものすごい勢いで先頭へ上がっていく。
スタートと同時にニャロメ氏中位以降にズブズブ落ちていく←この消極性改善が課題
スタートと同時にりおん氏先頭へ,この後KOM周回でもないのに渾身のKOMアタック!←この超積極性は面白すぎるww

漁港を過ぎKOMの登りに入る。先頭はどうやら集団を小さくしたいのか,ペースがあがる。ここで前目で活動していたりおん氏,KOM周回でもないのにアタック!
目撃したミューラー氏によるとありえないスピードでKOMを駆け上がっていったそうだ。かっちょえー。
集団は放置

このハチャメチャKOMアタックにより集団の後ろが崩壊。ニャロメはここでまたしても千切れました。
きつい勾配の坂をE2のトップクライマーと一緒のスピードで登る脚力はまだありません。またも第2集団で進行します。この日は下りでバラけて,バラけた後ろから長い棒状の集団を追走する形になった2周目の平地が本当に辛かった!平地が得意のはずなのに,熊野の三日間は本当に平地が嫌いになりました。平地を50kmで踏み倒して前に追いつく,という爆発を何度も繰り返すとさすがに爆発しますね。というわけで3周目以降は前で登って,前で降りて,平地で追走モードにならないように気をつけました。2周目の博物館の先でりおんボーイを補足。もう一仕事終えた感じでした
「りおんさん乗って~!」
ですがキャッチ・アンド・リリースだったようです。いなくなりました。またしてもチームプレイできず。

周回を重ねると,力の入れ所がわかってきました。
平地はなるべくおとなしく後ろでヌクヌク。順番がきたら前はちゃんと牽く。
KOMは9割の力で。体の後ろの筋肉を意識して。
だらだら坂は前走者のスリップを使い,前が垂れたら使い捨てるww。ここでも本当に必要な時以外はシッティングで。
こんな感じで登りセクションでは前の3人以内で登れるようになりました。そうすると下りも前目で下れるのでその後の平地で追走しないので休める。うーん!楽しい!
ただしコーナーで外に大きくふくらんだり,下りがへたくそなので壮絶な中切れを起こしたり,いろいろご迷惑もかけました。

そんなこんなで最終周回。思わず今まで頑張ってきた練習や嫁さんが脳裏に浮かんできてしまいます。そうだ!最終戦だ!燃え尽きないと!動かねば!
KOMは我慢して3位くらいで通過。そしてだらだら坂へ2位で突入。小判サメ登坂で中ごろから一気にペースアップして抜け出す,抜け出す,すたこらさっさ。これで15人くらいの集団が半分になったようだ。ハイペースをキープして逃げ続けると,下りはじめたらMatsumotoジャージに抜かれました。彼を追いかけて最後の平地でも後ろの集団を気にしながら逃げ続ける。ただやはり一人で逃げるのは厳しい。トンネル前で5人くらいのパックに吸収されました。ここで一度息を整えて回復して,最後のなぐさめスプリントに挑みます。150m手前からかけて第二グルペットの2位でした。路面がツルツルだったのでグリップを確認しながらのスプリント。

三日目
完走
E2E3クラス
47位113中
完走率70%

しばらくするとりおんさんがニコニコ出し切った笑顔でバスに乗って戻ってきました。ミューラーさんは追走集団の尻,MOCOちゃんはギリギリのところでKOM DNF残念。

というわけで何とか3ステージすべて完走,15 pointを獲得しました!

反省材料としては,E2トップ集団の登りのペースアップに耐えられなかったこと。そして,前々で勝負する積極性と自信に著しく欠けていたこと。特に後者は気持ちの問題なので情けないです。しかも三日連続。
良い材料は第二集団であればけっこう登れたこと,レース中のペース配分をその場で考えて実行できたこと,第二集団の中で最終局面のシュミレーションができたこと。


ご同行のミューラーさん,MOCOちゃん,りおんさんいろいろありがとうございました。初実業団レースをみなさまと一緒に戦えたこと,人生の栄えある1ページに刻まれました。

ひとまず2011年前半のレース活動はこれで終了。しばらくレースからは引退します。復帰は11月のおきなわ・・・の予定です。(実現すれば。)後は基本練習はしますがレースは出ずに,家庭優先人になります。


熊野は来年もでたいぞー!おきなわ並にいいレースです。さすがUCIカテゴリー。

自転車力検定@利根川河川敷

2011年05月09日 | レース
毎年恒例,自転車力検定試験受験のため,利根川TTへ行ってまいりました。



ちなみにここで履いているムエタイパンツは,元K-1 MAX王者プアカーオが所属するイングラムジムのもの。2005年の新婚旅行でタイに行った際に,現地でYOMEと別行動をしwww,こっそりとバンコク郊外のムエタイジムに一日体験入門をしたときのお土産です。
このとき,練習生と同じメニュをやらされ,最後はスパーリングで〆るというなんともはちゃめちゃな内容。試合は現地在住のオランダ人銀行員相手に左上段蹴りで僅差で判定勝ち。いい思い出です。変速蹴りをくらって鼻血ぶーになった相手に思いっきり顔面パンチをくらってフラフラになりますた。その後マッサージにいったけど,タイのマッサージは安いよなー。

それはさておき!自転車の話ですがな。
いろいろなところでたくさんの方が写真をとっておられるので,帰宅してビール片手に眺めてみようと思います。

利根川TTT顛末
朝4時起床。5時出発。会場着7時。
去年と会場が変わっていたので,若干戸惑う。

宝さんの隣に駐車。アップは1時間前からみっちりと。
ローラーでアップするよりは,実走で風の具合を体感しながら心拍に山をつくる感じで。
PMつけて走るのであれば,ローラーでアップでもよかったかもしれない。
ことしからは
4 km下流へ
折り返し
10 km上流へ
折り返し
6 km下流へ
でゴール。のレイアウトに変更。折り返し地点でブレーキがロックしまくった。

風は向かい風→追い風→向かい風
特に最後の6 kmの向かい風が本当に厳しそうだ。

今年は随分と背伸びをして,登録者20 kmの部で参加。もうこれ以上のレベルはありません。
ちなみに,去年までの成績は:

2009年
未登録B, 10 km, Ave 39.48 km/h
29位

2010年
未登録B, 10 km, Ave 37.63 km/h
38位。

直前までの練習で,10 km程度の距離であればアベレージ40 kmはコンスタントに出していたので,20 kmのITTはそれの×2本分だろうと,完全に間違ったアプローチをしていました。本番前の最長は18 km (TTT)と14 km (ITT)。「15 minから30 minのピークパワーの減衰」といった要因をまったく考慮せずに,楽観的に考えておりました。反省!

目標はもちろんアベレージ40 kmの達成です。入りの4 kmの向かい風は抑え目に,追い風の10 kmはかっ飛ばして,その貯金をつかって最後の6 kmを忍従する作戦です。
機材はいつもの完成車75000円GIANT FCRベースのTT車。ホイールだけAeolous 65 mm,空気圧は10気圧いれてカンカンにしてあります。

スタート
いきなりクリートが入りません(汗)
そういえば,クリートが禿げていました
スピードをあげて巡航に入ると、速度は47 km/hとか。
絶対持たないので,42-40 km/hに抑え込んで折り返しポイントまで。前を行くベルマーレの選手はプロレベルなので,にんじん作戦が通用しません。30秒前の選手を目標にします。
調子はまあまあ。後は20 kmという距離に体がどう反応するか。
折り返し手前で早くも乳酸がたまってきました。はやく追い風に乗りたいです。20 kmの長丁場,とにかく気分転換が欲しい。ちょっとした登りでもあればダンシングしてごまかせるのですが・・・

折り返し
ここから10 km以上,微風ながらも追い風になります。巡航を45 km/h近辺にあげて貯金に入ります。


写真提供:@yama-keiさん
心拍数が180に入ってしまった。これで持つのか?死ぬこたーないだろう,続けよう。結局ほとんど心拍180を超えていたような気がする。
しかし,スピードはあがるものの体が悲鳴を上げ始めます。こんなに苦しいのにまだ三分の一も終わっていない・・・絶望の淵でペダルを回していると,地平線の彼方にスタート/ゴール地点が見えてきました。


ここには大応援団が!少しだけ元気を頂いて残りの12 km。平均はグングン上がって,8 km地点で42.5 kmくらい。
それにしても・・・
長い!追い風でスピードを上げ,スタート/ゴール地点から離れれば離れるほど,それは折り返しの向かい風区間が長くなることを意味する。





10 km地点で1分後にスタートしたシナジーのポールさんに抜かれた。
結局3人ぬいて,2人に抜かれたような。(記憶があいまいです)

やっと折り返し地点が見えてきた。タイヤをロックさせて反転。ここまでのアベレージ42-43 km台。
向かい風。
巡航が38 kmに落ちる。
平均速度が刻々と落ちていく。
残りの距離は減らない。
ここで鼻歌BGMでアイアンメイデンをかける。
効果なし。

後は残りの距離と,落ちていくばかりの平均速度とのにらめっこ。後半にむけてペースアップしていく走り方ができない。
残り1 km!とうとうアベレージが40.0になってしまった!


そして屍になってゴ~~~ル

20 km
30分4秒。
Ave 39.93 km/h
アベレージ40 km/hに4秒届かず。無念。
登録者上級の部で,37位でした。

今日ほどディスクホイールの購入が合理化された日はありませんでした。
後4秒,来年へ持ち越しです。

来年はディスクで武装してAve 41 km/hを目指します。目標は15位くらい!

++++++
個人TTでは完全に出しつくた感じがあったので,ゴール直後は
「TTTなんて絶対無理。キャンセルしたい!」と思っていました。
ですが1時間,2時間と経つと不思議とまた走りたくなってしまうのですから変なものです。
といってもアキオキャプテンにおんぶに抱っこ状態なのですが。

つかの間の平和が訪れたので,沿線で10 kmに出場したお仲間を精一杯応援します。今回はニューキャラクター,ムエタイ戦士マスクマンをデビューさせました。奇声を浴びせてすいませんでしたwww

++++++
さて,約3時間後。TTTの時間がやってまいりました。
出走順は,
坦々麺三人前
<15秒>
餃子二人前
<15秒>
オッティモ
<15秒>
薄皮アンパン3個入り

何を言っているかわからないとクレームが入りました。すべてチーム名です。
変なチームにはさまれたオッティモのチームのみなさん,本当にゴメンナサイ。

わが餃子チームは石井様が鎖骨ポッキーのため,2人前で出走。
既に午前中のITTで一度廃人になっている上に,サラ脚のアキオキャプテンによる牽きづり回し決定です。7:3で牽いてもらうことにしました。スタート前に気持ちがどんどん落ち込んでいくのがよくわかります。
「どよ~ん」

ここで考え方を変えることにしました。
「キャプテンにひきづられる」→「頼れるキャプテンについていく」
果たして,後者の通りになったのであります。(ニャロメ本人が戦力にならなかったという課題が大きく残りますが)

基本,キャプテンが7,ニャロメが3で牽きます。ですが序盤はやっぱり結構なハイペース。特に追い風になってからの45-47 km/h走で一度心拍が上がりきってしまいます。またも180に突入。
「うわー!きついー!」と声を上げてしまいます。
思えば3人体制の15秒前のチーム坦坦麺より速いペースで最初の4 km入っているわけで,無理もありません。

スタート/ゴール地点に戻ってまいりました。ここには応援団やカメラマンがたくさん。いいところを見せるために前に出・・・られる訳ありません。グワングワン回転するバトンホイールのハブを睨みながら,ひたすらキャプテンの後ろに張り付きます。
「ニャロメさん一杯一杯だから,折り返しまで俺が引くよ!」
この後4 km近く(!)アキオさんの一本牽きでした。ほかのチームで先頭2人から切り離された千切れた3人目ライダーがコース上をふらふら遊弋しています。う,うらやましす。しかし,2人前チームでそれはできないのだ!
しかし,いくらなんでもずっと先頭を一本牽きしていたらだんだん垂れてくるだろう,と後ろでスピードメータを見ていますが
43 km-45 kmをずーっとキープ。まったくスピードが落ちず,先頭交代する機会さえありません。
ちょうどこの頃,六本木さんと加地さんの超特急にパスされます。アキオさん,すいません。アキオさんにはあの速度域があっているはずなのに!
まったくスピードが衰えないアキオ機関車,折りかえし1 km手前でやっと交代サインがでました。本当にありがとうございました。経験豊富なアキオキャプテンの予言が当たったのはここからです。8 km地点で180まで上がっていた心拍も,折り返しでは170まで落ちてきました。
「無理に交代して疲労を急激にためるくらいなら,しばらく休みをいれて,回復してからもう一度貢献するとよい。」
「これはロードレースでも一緒。すべてのアタックに反応していたら脚がもたない。どこかで休みをいれてごまかして脚を復活させて,ゴールラインで最後に一勝負できる末脚を蓄える」

折り返し地点が迫ってきました。チーム坦坦麺が六本木急行に食われようとしています。やはり差がちょっと開いたか。
折り返します。ア!チーム薄皮あんぱん。結構速い!え!まだ3個入りのままだ!MASAさん生き残っている!!!スゲー!

・・・折り返し後,果たして予言どおり7:3が6:4で貢献できるまで脚が戻ってきました。
一度15 km地点で15秒後ろのオッティモ(ここにもE1レーサがゴロゴロいます)に抜かれましたが,向かい風区間でまたジリジリと差を詰め始めました。
「キャプテンすげ~!」

最後の1 kmでドヤドヤ!とオッティモを追い抜く(既に抜かれているので,負けは負けですが)。そしてゴール!
惜しむらくは最後の1 kmでキャプテンを牽引しようと前にでようと思ったのですが,オーラに負けて後ろにとどまってしまったことです。遠慮なく玉砕すべきだった!

平均は42.3 km/hだったかと思います。(コンディションの違いはありますが,去年のミポ+アキオのタイムよりは+ 1 km/hでした)

しかしさらなる驚きの下克上がゴール後判明しました。

T芝内チーム対抗戦の結果

1位:チーム薄皮あんぱん三個入り
2位:チーム坦坦麺三人前
3位:チーム餃子二人前

何と!努力の人MASAさんを擁するあんぱんチームが下克上。サラ脚のJPTライダー2人を擁する坦坦麺を食ってしまいました!この後横浜に戻ってからのMASAさんを囲む2部練で,MASAさんが上機嫌でビールを片手に餃子と坦坦麺をつまんでおりました。クヤチー!!!

というわけで,限界に挑むツーリングも楽しいですが,心拍180の薄れる意識の中で一糸乱れずクランク回転を同調させるレースも楽しい!と再認識したGWでありました。また来年のGWもTTTやりましょう。

~おわり~










@makkawaさん、すばらしい写真の数々ありがとうございます。