アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

自分のルーツを語る

2008-07-22 03:39:56 | インポート
7月19日(土)22:25~22:54NHK総合テレビ ドキュメント にっぽんの現場 
「ミックスルーツ 誇りを胸にHipHop」放送をDVDで観ました。

いい内容でしたね。東京では国際結婚が1割いるのですね。
先住民族サミットでボランティアに来られていた方も出ていましたね。
いいつながりが出来ればいいなと思います。
AINU REBELSも出演していました。今後の活躍を祈ります。

20日の合唱劇「カネト」はよかったですね~。
内容もよかったですし、役者がよかった! こどもからおとなからとっても上手でした。
お客さんも1000名以上は入っていて、立ち見もいたほどでした。
カネトさんの息子さんの川村シンリツ・エオリパック・アイヌさんも出演していましたよ~
すっごいわかりやすかった・・・
お連れ合いの久恵さんのムックリも光っていたし、レクポさんやアイヌ文化保存会の皆さん、
平取アイヌ文化保存会の貝澤耕一さんも応援に駆けつけておられました。
お連れ合いの美和子さんも若さあふれる踊りを披露してくださっていました。

日曜日はその後、道北地区の牧師の会合があり旭川で泊まりました。
翌朝、いつものように早く起きて祈り終えたところ、くりちゃんが起きてきて来たではありませんか。
最近、朝型になったとのこと。
くりちゃんは同じ道北地区で豊かな働きを展開している道北クリスチャンセンターの主事。
センター活動は「道北三愛塾」のURLへ http://www8.ocn.ne.jp/~sanai333/

くりちゃんは先住民族サミットにもボランティアに来てくれて、その中でこころに触れた話をたくさんしてくれました。
ある先住民族の方(すみません。名前は次回に確認します)は、
自分の名前はとても大切なもので、自己紹介の時なども最初から名前を語らないのだそうです。
(ゲド戦記みたいですね)
まず始めに父方の故郷の山の名前、川の名前、地域の紹介を行い、次に母方の故郷の山や川の名前を紹介してから自分の名前を言うのだそうです。自分のルーツ(歴史)を語るんですね。
マオリの方たちのお話も聞きました。マオリの皆さんはご自分のお話の後に必ず歌を歌います。
歌うことによって自分を生み育ててくれた先祖たちの力を感じるのだそうです。

くりちゃんは得意な語学力と親しみやすさでいろいろな出会いをされたようで、そのお話をきけてうれしかったです。こんな豊かな出会いがたくさんあったのでしょうね。
多くの方に聞かせていただければ幸いです。

これから東京に向かい、アイヌ奨学金キリスト教協力会の会議です。
その後、明治初期における開拓使のアイヌ強制連行の足跡を自分で調べようと思います。
レラ・チセにも行きたいです。
木曜日に帰りますので、その後に報告します。


美瑛のラベンダー



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