アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

勘違い・・・トライバル ピープル

2007-05-25 10:19:20 | インポート
少し、ぼぉ~っとしていた間に今月もあと数日となってしまい申した(汗;)。
先月よりもすこし多くUPするべくラスト・スパートします。

一昨日は逃しましたが、その前の週の5月9日に、さっぽろ自由学校「遊」で
「先住民族の権利回復って、どういうことだろう」連続講座が第1回目が行なわれました。
(今後も継続 http://sapporoyu.org/modules/sy_course/index.php?id_course=92)

第1回目の講師は相内俊一さん(小樽商科大学教員・市民外交センター)。
お会いするのは初めてでしたが、二風谷ダム違憲訴訟裁判の参考人としての陳述や、
諸書で読んでいたので、楽しみにしていきました。
「先住民族の求めている権利とは何か~先住民族の権利に関する国連宣言から~」を
テーマに、有意義な学びが出来ました。

「先住民族」という概念は50年前にはなかったのですね。
当時はもっぱら部族民、tribal peoples , tribal populationと呼ばれていたそうです。
tribalをてっきりTrivial(トライバル)だと思い、びっくりしました。
あのテレビ番組「トリビアの泉」のトリビアだと・・・(訳すると、つまらない、取るに足りないとの意味)
なんと、傲慢なことかと。
もちろん、傲慢な態度は今も続いていますが・・・。



隣町にそびえる暑寒別岳 もう少ししたらお花畑が絶景とのこと


台湾 原住民族の歴史

2007-05-24 12:00:52 | インポート

昨日は結局、札幌まで行くことが出来ず、自由学校「遊」の講座はあきらめました。
ディヴァンさんが参加されたようですので後日に話を聞こうと思います。

数年前ですが、わたし達も台湾原住民族の歴史とキリスト教の視点から学習会を持ちました。
講師には台湾基督長老教会元総会議長であり玉山神学院の元院長の
楊 啓壽(ヤン チシュウ)氏をお招きして、「台湾基督長老教会の過去・現在・未来」のテーマでお話を伺いました。
  ☆玉山神学院(原住民族出身の学生が自分の民族の文化を尊重しつつ神学を学ぶ牧師養成校)

その講演をもとに同名でブックレットを作成しましたので希望者はセンターまでどうぞ。
先住民族の権利回復の闘いや、先住民族に対する台湾政府のあり方に教わることが多くあります。キリスト教会のあり方も参考になります。

台湾では、現在、13の民族が公認され、独自の文化を大切にしつつ伝承を続けています。
日本も、一日も早く国の領土内におられる先住民族を認め、権利回復の作業が出来ることを願います。
わたしたち自身も教え込まれた「単一民族」幻想を修正する学習が大切ですね。




アイヌ生活実態調査が示すもの

2007-05-22 19:10:20 | インポート
明日は水曜日隔週で行なわれている札幌自由学校「遊」の先住民族の権利の学習会が午後6時半から行われます。
「台湾原住民の権利回復をめぐる諸相」のテーマで北海道大学教育額研究助教授の北村嘉恵さんが話されます(1講義に付き1500円 お近くの方どうぞ)。
わたしも参加したいと思いますが、調子がいまいちなのでやめようと思います。
でも、確か、ディヴァン宣教師が行ってテープをとってもらえると思うので安心。
彼女は台湾原住民族のブヌン民族出身で、北海教区の宣教師です。彼女からも日常で多くを学ばせていただいています。


5月18日に北海道ウタリ協会総会があり、傍聴しました。総会議案書の中に2006年版の北海道アイヌ生活実態調査報告書が載せてあり、実際に中身を見ることが出来ました。
道がアイヌ民族の人々の生活の実態を把握するため、1972年から’79年、’86年、’93年、'99年と7年毎に調査を行って来ました。昨年に6回目の調査をして先日、報告書が出たのです。
4月12日の北海道新聞記事に記事がでていましたが、今回の結果は、差別を受けたことがあると答えた人が前回の12・4%から2・1%に減少、生活がとても苦しいと感じる人が31・0%から0・3%に激減するなどの改善があったとのことです。

さて、ほんとうにこの数字が示すように、差別が少なくなり、アイヌ民族の生活水準が高まったのでしょうか。
「差別はなくなってきていると新聞にも書かれていましたが、日本がアイヌを先住民族と認めていないこと自体が大きな差別ではないでしょうか」とウタリ協会総会のはじめの挨拶で加藤理事長が言われたことはもっともだと思いました。
わたしの身近でも感じることですが、アイヌ民族の権利回復の道のりは遠いです。
しかし、地道にそして明らかにすすんでいくための協力をしていきたいと願っています。



人家まで降りてきたキツネ。朝の散歩の時に遭遇!


道新「ピヤラ」

2007-05-17 21:06:14 | インポート

最近、UPできず残念です。

14日には70キロ北上した初山別に教会員訪問で出かけました。
幸いにSさんがキトピロ(行者ニンニク)のあるところを教えて下さったので行って来ました。
数年前に熊が出て、それ以来、そこには行かないようにとの事だったようで、
つい、数週間前にも熊が出たとのことで、かなりビビりながら行きました。
すると、な、なんと、30センチもありながらとてもやわらかいキトピロが一面にあるではありませんか。
感動しつつもおびえつつ採って来ました~
それでも三分の一は残しておきました(残りは来年のために)。
でも・・・怖かった~。


今日の北海道新聞に「釧根版のアイヌ民族ページ「ピヤラ」本紙HPに登場」がありました。
北海道新聞(05/16 08:20)

道新の釧路・根室版の夕刊で去年の夏からアイヌ民族のページ「ピヤラ」を連載されています。その記事が15日から道新HPでも読むことができるようになったと、昨日のニュースにありました。

いい連載ですね。読みながら皆さんにお会いしたくなりました。

アドレスは
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/piyar/


今後のイヴェントのご案内

2007-05-06 05:19:47 | インポート
先週は教会員で大工さんのTさんに教会堂の屋根ペンキ塗りや、
ベランダ修理をやって頂き、わたしも微力ながらお手伝いをしたり
(それだけで筋肉痛になったほど、最近、肉体労働をしていないわたし)、
昨日は滝川二の坂教会の信徒の方によるマリンバコンサートがあり
(わがセンタースタッフ中田美歌さんも伴奏協力頂き感激!)、
書き込みがなかなか出来ずにいました。
以下のご案内をいたします。

5月9日(水)午後6時半~(第1回)
さっぽろ自由学校 遊 「先住民族の権利回復って、どういうことだろう」 連続講座
講師:相内俊一さん(小樽商科大学教員・市民外交センター)
テーマ 先住民族の求めている権利とは何か~先住民族の権利に関する国連宣言から~
ところ:さっぽろ自由学校 遊(南1西5 愛生舘ビル207) 
参加費:1500円。 詳しくは下記へ
http://sapporoyu.org/modules/sy_course/index.php?id_course=92

5/9の他,5/23,6/6,6,/20,7/4に開催されます。これはおもしろそうでず。
ご一緒しませんか。


5月20日(日)
旭川嵐山チノミシリ・カムイノミ(旭川嵐山)
時間後日に(日曜日だけにこれはわたしも参加できません)


6月8日(金) 時間詳細後日(午前9時だったか)
知里幸恵生誕記念事業
旭川北門中学校にて
中学校にて講演もあります(どなたでしょうか。後日に)。校舎内の記念碑にてチノミシリ。


6月16日(土)午後1時30分~6時30分
反植民地主義フォーラム in 北海道 
第3回『響きあう パレスチナとアイヌ―故郷を奪うもの―』
講演:川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん他
ところ:札幌市教育文化会館4階講堂(札幌市中央区北1西13)
参加費:1500円(前売り1000円)
主催:響きあうパレスチナとアイヌ実行委員会


他に、夏までに今一度、旭川のフィールドワークを開催したいと考えています。


北大内 博物館

2007-05-01 06:09:19 | インポート
急いで支度をして、今日も総会に出かけないといけないのですが、
もう一つ。

北大の中に博物館があり、北大の歴史などが展示されているのですが、
東京にあった北大の前身、開拓使仮学校のことも当然、書かれていました。

今まででしたら見ても気に留めることはなかったな、と思いつつ、関心を持ってみてきました。

ちょっと調べてみたくなったのは、榎本武揚の紹介で「蝦夷共和国総長」だったかの肩書きがあったことです。
「総長」と書いてあったか自信がないのですが、驚いたのは「蝦夷共和国」は歴史的にあったことになるのですね。

また、開拓使仮学校の初代校長は荒井郁之助ですが、「蝦夷共和国 海軍奉公」と紹介しています。
よくみると「蝦夷共和国」のメンバーが結構、使われているのですね(無知ですみません。調べなおします)。

ついでに昨日は先日開設した北大「アイヌ・先住民研究センター」の看板を見てきました。
このことに関しては、以前にUPしましたのでご覧下さい。
法的にアイヌ民族の民族としての権利について研究をすすめるとのことです。
おおいに期待します。




「遺跡址」

2007-05-01 05:52:54 | インポート

二つ下の「保存庭園」キバナノアマナの写真中央より少し右上に
低くて小さな標示がイナウと一緒に立ててあるのが見えるでしょうか。
4月13日にUPした写真の「住居址」の標示です。



以前、いたずらされて引き抜かれていた標示を小川さんが保存しておいたものだそうです。
「このまえ、みんなの前でオンカムイして10年ぶりに元の場所に返すことが出来た」と
小川さんは涙ながらに電話でおっしゃっていました。

北大近辺にお住まいの皆さん。
見ごろは、あと数日です。


キバナノアマナ

2007-05-01 05:47:30 | インポート

キバナノアマナのアップ写真です。
キバナ=黄色い花で葉が甘い(アマナ=甘菜)なんだと、アイヌ民族の集いの際にどなたかが言っていました。
HPで検索してみると、ゆり科で、根も漢方で用いられ滋養強壮にいいとの事。

かわいらしい小さな花です。

4月30日撮影


「保存庭園」内に絶滅危惧種 『キバナノアマナ』の群生

2007-05-01 05:38:19 | インポート
4月は事務作業が多く、あまり記事をUP出来なかったことを残念に思いつつ、
今月は動く事も多くなるので案内や報告をたくさんUPします。

さて、昨日、今日と北海教区総会が札幌で開催されており、
ちょっと抜け出して北海道大学の「保存庭園」に写真を撮りに行って来ました。
(「保存庭園」については4月13,14日の記事参照)

数日前にアイヌ民族の小川隆吉さんから依頼のFAXがとどきました。
「保存庭園」内に絶滅危惧種のキバノアマナが群生しており、
この数日で枯れるので、このチャンスを逃さないで写真を撮ってほしい、と。
わたしが昨年、小川さんの案内で作った「札幌フィールドワークガイドブック」に載せたらいいとのことでした。

早速、行って撮ってきました。
とてもみごとに咲いていました。
竪穴式住居を覆って、花がそえられているようでした。



そうそう、入口の案内図も、昨年の台風の際に壊れていましたが、
ちゃんと直されていました。よかった。