アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

年度はじめの活動

2011-04-23 11:51:19 | インポート
岩手県釜石市の教会へ3月28日から4月15日まで行って来ました。1週間留萌に戻ってクールダウンし、明日からまた三週間釜石入りします。今回も長男と一緒ですので力強いです。

新生釜石教会は会堂も牧師館も一階天井上まで水没。二階は階段一段下まで浸水したものの、ぎりぎりセーフ。牧師は避難所生活をされながら被災者の皆さんの声を傾聴し、「瓦礫」や泥掃除のボランティアを派遣しています。そのコーディネーター役を任されました。
こころのケアーや淀川キリスト教病院、海外キリスト教医療協力会(JOCS)の医療チームも加わって豊かな働きが展開されています。
次回はゴールデン・ウイークに押し寄せるだろう人と物資の波を上手に乗り切ることと、教会の中長期の展望および教会が地域にどのように奉仕していくかを考えるための協力をしたいと思っています。

活動日誌が滞っていますので、少し、活動報告をUPします。
4月17日には当センターの2010年度会計報告と新年度予算を完成させました。
18日はアイヌ奨学金キリスト教協力会の年度初めの事務作業。
19日には札幌市内のキリスト教連合総会にてアイヌ民族の歴史と現在について40分ほどお話させていただきました。特に、「アイヌ政策推進会議」が2010年2月に発足したこと、その趣旨に「総合的かつ効果的なアイヌ政策を推進するため」とあるが「民族共生の象徴となる空間」作業部会と「北海道外アイヌの生活実態調査」作業部会に議論が絞られていることの問題。そして、北大のアイヌ遺骨発掘にまつわる問題など話しました。

22日には、旭川の川村カ子トアイヌ記念館館長がわざわざ留萌まで支援金と被災地への救援物資を託しに来て下さいました。感謝。

アイヌ民族・先住民族関連の関連ニュースblogもかろうじて更新できています。
http://blog.goo.ne.jp/ivelove/
被災地では電気も電話もガスも切れたままですのでネットはもちろん不可能でした。
明日から仲間が貸してくれたポータブルルーターなるものを持ち込んでみようと思います。

少し前ですが、以下のニュースがありました。

アボリジニの遺骨138柱、オーストラリアに返還 英博物館
(AFP.BBNews 2011年03月11日 12:29) 発信地:ロンドン/英国
英国のロンドン自然史博物館(London Natural History Museum)は10日、所蔵するオーストラリアの先住民アボリジニの遺骨138柱を、オーストラリア・クイーンズランド州(Queensland)沖のトレス海峡諸島(Torres Strait Islands)に返還することで合意したと発表した。
 博物館によると、遺体の大半は1800年代半ばに英海軍の軍医や宣教師らにより収集されたものだという。
 遺骨の持ち去りはアボリジニ文化への侮辱であると見なす同諸島の長老らは、長年、遺骨の返還を求めて闘ってきた。ある長老は、博物館の決断に「深く感動している」と話している。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2789953/6942065?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics


アイヌ民族も同じ屈辱を感じています。



新生釜石教会前。通りの両側によけられていた泥にまみれた「瓦礫」も撤去されました。外見はきれいになってきますが被災者のこころは重いままです。