旭川市博物館が11月1日にリニューアル・オープンします!
リニューアル展示の概要やオープンセレモニーに関しては以下のURLへ。
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/hakubutsukagaku/museum/Renewal-1.htm
北海道新聞(10/29 17:42)記事によると、すでに昨日、報道関係者らに公開されたようですね。以下、記事より。
2フロアの上層階を全面改装し、アイヌなど北方民族関係の資料約200点を新たに展示。来月1日から一般公開される。
新展示は、アイヌ民族が擦文時代(奈良・平安時代に相当)、狩猟や採取だけではなく、農耕や交易も行っていた歴史を漫画も交え、分かりやすく解説。伝統的な衣装や道具も紹介している。
旭川周辺在住のアイヌが作った工芸品などの作品約70点も「現代に生きるアイヌ文化」として新たに展示している。
同館はもともと「河野コレクション」など北方民族関係の資料を所蔵。来館者へのアンケートで「もっとアイヌに関する展示が見たい」などの意見が多数寄せられたため、改装した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/126166.php
そうそう、いつだったか川村カ子トアイヌ記念館にお寄りしたら、その日が工芸品の締切日だと慌しそうでした。
楽しみですね~。わたしも初日に行こうと思います。
ただ、旭川市博物館のHPを見ながら、「アイヌの人々」という文言が目に付くのはわたしだけでしょうか。あえて「アイヌ民族」表記を避けているように感じますが・・・。
実際に足を運んで展示説明も確認してみましょう。今日は札幌に行くついでに北海道開拓記念館で開催中の第64回特別展「古代北方世界に生きた人びと-交流と交易-」をみて来ようと思うので、こちらの展示説明も確認してみます。
復習しますが、国連は1948年12月10日の第3回国際連合総会で世界人権宣言を採択します(すべての人民とすべての国民が達成すべき基本的人権についての宣言)。
これは、法律ではなく「宣言」ですから、その後に1966年12月16日の第21回国際連合総会で、世界人権宣言の内容を基礎として条約化した「国際人権規約」が採択されます。(人権諸条約の中で最も基本的かつ包括的なもの1976年発効)。この人権規約は、“国際人権A規約”とも呼ばれる「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(社会権規約)」と、“国際人権B規約”とも呼ばれる「市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約)」、それに「B規約の選択議定書」である「市民的政治的諸権利に関する選択議定書」から構成されます。日本は1979年に批准します。
さて、ここで疑問が生じました。
今回の先住民族権利宣言も宣言です。今後の動きとして「先住民族権利規約」なるものができるのでしょうか。その方向性で先住民族の皆さんは運動を進められているのでしょうか。
加えて、各国で「権利宣言」が機能を果たしているかどうかのチェックをする機関は設けられないのでしょうか。「規約」が出来てからチェック機関ができるのでしょうか。
旧い写真を再UPします。規格の都合で旧い写真から削除しています。残念!
なんだか変なコメントが何度かつきましたので削除しました。一時、コメントを閉じさせて戴きます。すみません。(文字化けではないと思います)
『先住民族の権利に関する国際連合宣言』(以下、「権利宣言」)を読むコーナー
今回から少しずつ、「権利宣言」を取り上げて確認していきたいと思います。
今日は前文(preamble)です。
随分長い文章が切れずに続いていますので、どうも読みにくいとわたしなどは思ってしまいますが、
これは国際的な法的文書の書き方だそうです(いつからか、何故なのかは不勉強でわかりません)。
段落ごとに現在進行形で書かれ、なぜ権利宣言をつくるのか、どのような意味があるかの趣旨説明が
述べられている重要な部分だそうです。全部で24段落ありますね。
そう言いつつ、この部分は、条文を扱いながら必要なときに引用するようにしますので省略します。
(今日はこれで終わり~。これからグアテマラ・マヤ先住民族の女性、ロサ・ペレス=トフさんを迎えて
講演「勇気を受け継ぐ」を聞きに行きま~す。)
リニューアル展示の概要やオープンセレモニーに関しては以下のURLへ。
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/hakubutsukagaku/museum/Renewal-1.htm
北海道新聞(10/29 17:42)記事によると、すでに昨日、報道関係者らに公開されたようですね。以下、記事より。
2フロアの上層階を全面改装し、アイヌなど北方民族関係の資料約200点を新たに展示。来月1日から一般公開される。
新展示は、アイヌ民族が擦文時代(奈良・平安時代に相当)、狩猟や採取だけではなく、農耕や交易も行っていた歴史を漫画も交え、分かりやすく解説。伝統的な衣装や道具も紹介している。
旭川周辺在住のアイヌが作った工芸品などの作品約70点も「現代に生きるアイヌ文化」として新たに展示している。
同館はもともと「河野コレクション」など北方民族関係の資料を所蔵。来館者へのアンケートで「もっとアイヌに関する展示が見たい」などの意見が多数寄せられたため、改装した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/126166.php
そうそう、いつだったか川村カ子トアイヌ記念館にお寄りしたら、その日が工芸品の締切日だと慌しそうでした。
楽しみですね~。わたしも初日に行こうと思います。
ただ、旭川市博物館のHPを見ながら、「アイヌの人々」という文言が目に付くのはわたしだけでしょうか。あえて「アイヌ民族」表記を避けているように感じますが・・・。
実際に足を運んで展示説明も確認してみましょう。今日は札幌に行くついでに北海道開拓記念館で開催中の第64回特別展「古代北方世界に生きた人びと-交流と交易-」をみて来ようと思うので、こちらの展示説明も確認してみます。
復習しますが、国連は1948年12月10日の第3回国際連合総会で世界人権宣言を採択します(すべての人民とすべての国民が達成すべき基本的人権についての宣言)。
これは、法律ではなく「宣言」ですから、その後に1966年12月16日の第21回国際連合総会で、世界人権宣言の内容を基礎として条約化した「国際人権規約」が採択されます。(人権諸条約の中で最も基本的かつ包括的なもの1976年発効)。この人権規約は、“国際人権A規約”とも呼ばれる「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(社会権規約)」と、“国際人権B規約”とも呼ばれる「市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約)」、それに「B規約の選択議定書」である「市民的政治的諸権利に関する選択議定書」から構成されます。日本は1979年に批准します。
さて、ここで疑問が生じました。
今回の先住民族権利宣言も宣言です。今後の動きとして「先住民族権利規約」なるものができるのでしょうか。その方向性で先住民族の皆さんは運動を進められているのでしょうか。
加えて、各国で「権利宣言」が機能を果たしているかどうかのチェックをする機関は設けられないのでしょうか。「規約」が出来てからチェック機関ができるのでしょうか。
旧い写真を再UPします。規格の都合で旧い写真から削除しています。残念!
なんだか変なコメントが何度かつきましたので削除しました。一時、コメントを閉じさせて戴きます。すみません。(文字化けではないと思います)
『先住民族の権利に関する国際連合宣言』(以下、「権利宣言」)を読むコーナー
今回から少しずつ、「権利宣言」を取り上げて確認していきたいと思います。
今日は前文(preamble)です。
随分長い文章が切れずに続いていますので、どうも読みにくいとわたしなどは思ってしまいますが、
これは国際的な法的文書の書き方だそうです(いつからか、何故なのかは不勉強でわかりません)。
段落ごとに現在進行形で書かれ、なぜ権利宣言をつくるのか、どのような意味があるかの趣旨説明が
述べられている重要な部分だそうです。全部で24段落ありますね。
そう言いつつ、この部分は、条文を扱いながら必要なときに引用するようにしますので省略します。
(今日はこれで終わり~。これからグアテマラ・マヤ先住民族の女性、ロサ・ペレス=トフさんを迎えて
講演「勇気を受け継ぐ」を聞きに行きま~す。)