アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

被災地お見舞い

2011-03-27 09:04:44 | インポート
この度の東日本大震災で、被災された方々、被災地にて不安の中におられる方々のことを覚え、神様からの慰めと平安、一日も早い救助を祈ります。
そのためにもわたしたちの出来ることは些細なことかもしれませんが、協力していきたいと思います。
16年前の阪神淡路大震災の時、わたしは近隣の姫路で牧師をしていましたので、地震当日から現地入りし、被災地を走り回りました。その時の事を思い出しながら胸が苦しくなります。迅速に、的確な救援が出来るように現在、情報収集に協力をし、体制つくりのお手伝いをしていきたいと思います。
神戸の震災時にわたしたちの兵庫教区は「地域の復興なくして教会の再生はありえない」と、教会が地域に出て行きました。街全体が崩壊した中、教会だけがそそくさと会堂を新しく立派に立て直すのではなく、地域と共に、まず地域の人たちが回復していく中で、教会の再建を地域のニーズに合わせて立て直そうと考えたからです。建物の無事だった教会も避難所や、遺体安置所になるなど用いられました。
カトリック教会も同じ考えの下で活動されました。K神父は教会前のイエス像の頭にヘルメットをかぶせ、左肩に太いロープ、右手にはスコップを持たせました。イエスが今、この世におられたら、間違いなく被災地で懸命になってこんな姿で救出の働きをするであろう、と。
この度の被災地でも、イエスに倣って働きが行われることを祈りたいと思います。
  
わたしの出来ることを地道にやろうとアイヌ民族関連ニュースは通常通り、報道ブログにストックしています。活動ブログも更新しようと思います。


少し前ですが北大で企画展示「先住民と国境」 後期「アイヌと境界」を以前に観てきました。
よかったです。
アイヌ民族の四名の老若男女がそれぞれの生活の場から、白老のポロトコタンで行われる川の儀式に参列し、また自分の日常に帰っていく一日を追ったものです。ブースの正面に大画面が四等分されて、ぞれぞれの一日がリズミカルなBGMにあわせて映し出されていました。
☆展示ブースには解説書がなく、メモもし忘れたので「川の儀式」は不正確かもしれません。あしからず。

違う受け取り方をしたかも知れませんが、わたしには四名それぞれの普段のありきたりな生活を送っている日常の立ち位置とアイヌ民族としての儀式を行っている立ち位置との「境界」を考えさせられました。
四名の中のお一人は、遠方から汽車を乗り継いで白老に向って儀式に参加されている姿であったり、おひとりは儀式以外にはコンビニで働いておられたり、野本三治さんが自転車通勤していたりと、ハッとさせられることが多かったです。
総合博物館にて5月8日まで開催とのこと。詳細は北大博物館URLへ

が、しかし、北大よ、もっと重要で早急にやらねばならぬことがあるんでないかい?
アイヌ民族の遺骨や副葬品の問題で内規をこしらえて自らを守るのではなく、問題を明らかにして、アイヌ民族の権利回復のためにうごくべきではないのか?


バンクーバ空港内の先住民族モニュメント


ところで、野本三治さんの隠れファンであるわたしは、この数年で彼のアイヌ解説を10回以上聞きましたが、ユーモアたっぷりの説明に、いつも感心します。チセの天井に吊るしてある鮭の説明の下りで、
野:「これはどこからとってきたと思います?」 客:「海」「川」
野:「いや、市場からです。今、鮭を海や川で勝手に取ったら犯罪になりますからね。」
と言うように。しかも、問題提起も含ませます。
野:「昔は、アイヌは鮭を自由に獲って薫煙して保存しながら冬を越していましたが、和人によって獲ることを禁止され、今に至っています」、と (わたしの記憶で正確ではありません)。
野:「みんな食べたそうだけど、お土産用に売店で販売してますから買っていってね~」とサジェストもお上手。

多国語をよく勉強されています。台湾のブヌン民族の皆さんをお連れした時も、会場には中国、フィリピン、韓国の方たちがいましたが、日本語を含めた五カ国語を見事に使いながら、みんなを笑わせ、コミュニケーションもしっかりと取りながら説明されました。
野:「わたしがここでこの格好でいるのは、勤務時間の午後5時までです。ここに住んでいるのではありませんからね。5時過ぎまでいることもありますが、それを残業といいます」 客「爆笑!!」
今回の映像にもありましたが、説明が終わると、多くの方に囲まれて記念撮影を撮っておられます。

ブヌン民族の皆さんが歌いだし、一緒に踊って「ハイ、ポーズ」 右から5番目が野本さん。左3番目がディヴァンさん。


今回の震災で観光客が激減したと報道がありました。また応援に行きたいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/ivelove/e/9f89ea32dfb5b0d73a2b7b71abbd75f9

今晩から二週間、被災地入りします。被災地の牧師たちは共に生きようと被災者の声を傾聴しています。その牧師をうしろで支える働きを依頼されました。すでに長男が現地入りしましたので状況を聞いています。電気がなく相当寒いとの事でしっかり着込んで下の息子たちと一緒に出かけます。
またしばらく更新がなくなります。


二枚舌 カナダ報告(4)

2011-03-10 14:55:51 | インポート
わたしが在宅している時は近所の子どもたちが必ずと言っていいほど遊びに来ます。
以前に流行った日本の昔話のパロディを得意げに教えて盛り上がっています。
その中の「舌切りスズメ」が、おばあさんに舌を切られてしまった後のこんな落ちがあります。
「舌を切られたスズメはぜんぜん平気な顔をしていました。なぜなら、そのスズメには舌が二枚あったからです」
恐るべし、二枚舌!」と、こどもたち・・・・    わたしも本当にそう思います。


アイヌ政策推進会議のURLに、「トピックス」として、さる2月20日に枝野内閣官房長官が白老のアイヌ民族博物館を視察したことが書かれていました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/pdf/sisatu110220.pdf

その記述や写真によると、鳩山前首相、加藤忠アイヌ協会理事長、佐々木利和さん、高橋北海道知事らが集まって、象徴空間に関して意見交換が行われたようです。
写真など何枚もいらないと思います。むしろ、どのような意見交換がなされたかの記述がほしいですね。

先住民族の10年News第171号で、手島武雅さんが「アイヌ民族の遺骨―消えた『返還』の二文字―」にて、「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」からアイヌ政策推進会議の現在までの報告書や議事概要を丁寧に引用しながら、どのような流れで一連の象徴空間設置の議論が進み、アイヌ民族の遺骨「返還」の二文字がなくなったかの流れを書いておられます。
問題はアイヌ協会以外のアイヌ民族個人や諸団体が主張・要望している「返還」について、国は全く無視をしているという事ばかりではなく、
「『慰霊施設』でさえ、アイヌ民族の権利と国家の責任として同段落に明記されるものではなく、『配慮』によって設置されるものとなっている」(News 7頁)
という鋭い指摘がされています。
“アイヌ民族の権利”と“国家の責任”はどこへ? 
どうして議論から消えていったのでしょう?


大きな組織は自らの犯罪や組織そのものを守るため、小さく弱い人たちの誠実な問いを無視したり二枚舌を使ってごまかしたりします。わたしたちもつい最近、二枚舌を使われました。
しかし、大きな組織もしょせん人がつくるもの。いずれは内外から真実の声によって二枚舌が見抜かれ、変えられていくものです。
近く、その二枚舌の実態をみなさんにお伝えしようと思います。


さて、カナダ研修報告の続き(4回目)です。キリスト教会関係者も読んで下さっているので、先住民族関連の研修以外のことも含みますがお許し下さい。

11月27日(土)は朝早く起きて北のSaskatoonに向かいました。
途中で、ワカニスケイン遺産公園(Wanuskewin Heritage Park)を見学しました。
http://www.wanuskewin.com/
到着して少々休憩し、11時からマイナス10度の寒い外に出て弓矢でバイソンや鹿の絵の描いたボードを射るBison Huntというゲームをしました。わたしは弓を引く指が冷たいし、寒いしで弓矢などどうでもいいと思って、早く部屋に戻りたいと内心思っていました。
しかし、古い方法として、弓ではなく先を削った棒を使って弓を射る方法も教えてくれました(絵でないと説明しにくいです)。それは興味深く、試みたのですが、とても難しかったです。
昼食は先住民族が昔から食していたワイルドライスを使ったサラダ(wild rice salad with bannock)と、バイソンの肉を使ったバーガー(bison burgers)を人生ではじめて食べました。バイソン肉は残念ながらパサパサしてさほど美味しいとは思いませんでした(但し、後日に食べたバイソンシチューは最高でした)。友人のマーグがウサギのシチューを注文したので一切れ頂きました。これも人生の初物。残念ながら独特な味で美味とは思わず。



衣装の中に十字架も付けていたジョン・クロウ。かっこよかったです。


14時にはジョン・クロウ(部族名を忘れてしまった)のトラディショナル・ダンス(Traditional Dance)を鑑賞。2本足の動物と4本足の動物ではどうして2本足の方が早いかという物語を楽しそうに話してくれました。それはカラスとバッファロウの競争でした。スタートの合図で走り出したのはバッファロウのみ。ゴール近くになってカラスはやっと飛び立ちバッファロウの肩に乗った。そして、ゴール直前にバッファロウの肩から羽ばたいて勝つというものでした。2本足の代表がカラスというのが面白い。名前からの想像ですが彼の家の物語なのでしょうか。

15時から、はたまた外に出て、先住民族フィールド・ワーク(Interpretive Walk)。1時間ほど谷を歩きながらバイソンの捕獲方法や薬草を教えてもらいました。鹿を目撃。


ティピーには14本の木を使うという説明がありました。ワカニスケイン公園にて。

ブログの背景を新しくしようと試みていますが、なかなか定まりません。もう少し変えてみます。


オカニス・ウエルネス・センター訪問

2011-03-08 17:25:23 | インポート
この数日、北海道内の諸教会・関係学校、各種センターに北海道のアイヌ語地名ポスターを発送しました。教会所在地がアイヌ語であり、アイヌ民族の住む地であることを覚え、アイヌ民族の権利回復の働きを祈り支えようとの願いを込めて、教会・センターにぜひ掲示して頂ければと願います。

昨日 3月7日(月)午後6:35からNHKで放映されたネットワークニュース北海道 輝け!北から 「母から託された思い アイヌ文化を次世代へ」を撮りました。安東ウメ子さんを母に持つ安東春江さんを取材したもの。久しぶりに娘さんの村上恵さんも観る事ができてうれしかったです。ご活躍を祈ります。


さて、カナダ報告続き(3回目)です。
11月24日をバンクーバで過ごし、翌25日、国内線でリジャイナへ飛び、珍しい豪雪の中、飛行機は遅れて夜中にようやくサスカチュアンのコーリング・レイク・センターに到着。道北センターのウイットマー宣教師夫妻と合流し、それからセンターを中心に一週間をすごしました。

翌日は朝から近隣のいくつかのリザーブを訪問。一緒に案内して下さったのはベティ・ルウ(Betty-Lou)。ベティはリトル・ブラック・ベア(Little Black Bear)、スター・ブランケット(Star Blanket)、オカニス(Okaneese)、ピーピカシス(Peepeekasis)の4つのリザーブを含む地域の教会の牧師さん。

最初にオカニスの先住民族ウエルネス・センター(Wellness Centre Okaneese First Nations)をお訪ねし、Sさんのお話を伺いました。
当センターは2004年に開設。以前はバンドオフィスとして議員が開き、国から資金を受けていましたが、今は独自で行っているとのこと。
四名のスタッフはカウンセリングの学びを行い、地域の相談センターとして、また、様々な研修プログラムを行い、先住民族のライフスキル向上のための活動が行われていました。児童虐待を防止するための親子のコミュニケーションの会、青年の集い、アルコールに気をつけるプログラム、スエットロッジに入って祈るプログラムなど、地域の皆がバランスのとれた健康的な生活を送れるようにサポートしプログラムを組んでいます。若者たちも伝統的儀式に参加することによって、自分が価値ある人間なのだということを感じるのだそうです。
裏にはラジオ局も持っており、にぎやかな会話がラジオから流れていました。クリー語でも放送されるようです。

Sさんは、ご自身も5歳のときに寄宿学校に連れられた経験の持ち主。過去の辛い経験を同胞の共感と生活をより豊かにする力となっているのでしょう。
最初はわたしたちに心を許していないような固い表情でしたが、ディヴァンが台湾の原住民族であることを語り、台湾の現状を伝えた途端に彼女はわたしたちに心を開き、迎え入れてくれました。


ウエルネス・センターの前に建てられていた像


次に訪問したのはピープカシスの幼稚園から高校まである学校を訪問。12歳から18歳までの30名ぐらいの生徒たちと交流しました。 日本から来た珍客を興味をもって受け入れ、耳を傾けてくれました。中でもディヴァンさんの台湾原住民族の話と歌に興味を持ち、わたしもアイヌ民族のことをお話してムックリを披露させて頂きましたが、声をかけたところ、積極的に何名かがやってみたいと寄って来てくれました。


ティーンズの皆さんと


その後、寄宿学校があった場所をまわり、「Treaty 4」 の施設を訪問(後日報告)。
16時にはカトリックが持っている祈りの家(Qu’Appelle House of Prayer Reflection and Debriefing)を訪問。ここには一人で祈りたい人のための空間がいくつもありました。自分を見つめ、誰とも顔をあわさずにゆったりと自分のリズムを回復させて過ごせるようにいたるところに配慮がなされていました。誰かと話したいときは司祭やシスターがおられるのでカウンセリングも受けられるのです。このような施設をわたしも作りたいと思いました。
礼拝堂もガラス張りで外の自然と一体化しています。
いろいろなところに置かれている像や道具、壁に飾られている絵が印象的でした。何よりも最後の晩餐の絵に感動。そこにはこどもも女性も描かれているのです。司祭は「過越しの祭だったのですから、こどもや女性が一緒だったのは当然のことです」と。


作者不明

夜はフォト・カペルでボランティアと家の教会をやっているグループと夕食会。皆で協力しあって街づくりをしていました。

明日は会議で札幌に向います。


カナダ研修報告続き

2011-03-04 19:39:33 | インポート
今日は結局札幌に行けず残念でした。
今後も紋別の情報を送り続けようと思います。

カナダ研修の報告を続けます。
初日に戻って、バンクーバ空港に着陸したところからほうこくします。以前にも書きましたが、空港にはたくさんの先住民族によるモニュメントが飾られていました。
海外からの玄関口である空港にこのように先住民族色を色濃く表現していることは大切だと実感しました。

空港にディヴァン宣教師の甥に当たるイビさんが迎えに来てくれました。空港から車に乗ること40分。彼の住むUniversity of British Columbiaに到着。町そのものが大学のキャンパスとのこと。
その一部である人類学博物館 Museam of Anthropolgy (MOA)を見学。
そうとう大きい博物館でした。時間がなかったのが悔しいくらい。英語力がないのも・・・。
次回には時間に余裕をもってじっくり観に来るようにと言ってもらいました。
下記URLも充実しており、展示品の検索も出来ます。
http://www.moa.ubc.ca/



次に、牧師養成のための神学大学Vancouver School of Theilogy (VST)を訪問。
http://www.vst.edu/main/
ネイティブ・ミニストリース・プログラム(The Native Ministries Programs)と言って、ここは20世紀前半に各教派が協力して設立された、先住民族のための神学教育機関。
先住民族のための学部が設置され、25周年のお祝いが飾られていました。どんな学びが出来るのか後日、詳しくイビから紹介してもらおうと思います(各先住民族の豊かさを神学に活かすことはしていないと言っていましたが、詳細を知りたいですね)。
イビもここで学びながら、教会で奉仕をしています。また、近隣の先住民族とも親交があり、この度のバンクーバオリンピックでは台湾の先住民族として唯一公的に招待されたとのこと。

ここでは、ちょうどVSTの運営委員会が行われており、顔をのぞかせたら、なんと、数週間前に名寄でお会いしたベス・マッキントッシュさんが委員のお一人で来られているではありませんか。
彼女は名寄道北センターのウイットマー宣教師夫妻がカナダへ帰国報告の留守の穴埋めボランティアとして数週間を名寄で働いて下さったのです。
彼女の亡くなられたお連れ合いは宣教師として日本に来られ、出会った在日韓国・朝鮮人の差別を知り、自分も連帯しようと指紋押捺拒否をして裁判を闘った方です。
今度はわたしたちがカナダでお会いできるとは。再会を喜びました。



夕食はご近所のアンドリュー・Sファミリー宅で頂きました。
アンドリューファミリーはミャンマーの先住民族。YouTubeでミャンマーの各先住民族の踊りを見せていただきました。少々辛口のミャンマー料理も美味しく頂きました。

ところで、 昨日の 3月3日(木)午後6:10~7:00で放映されたネットワークニュース北海道・ライブほっかいどう
「アイヌの音楽劇に挑む大学生~旭川市~」を観そこないました。撮っている方おられますか。


モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク集会案内

2011-03-03 14:51:04 | インポート
モペッ・サンクチュアリ・ネットワークの入会のおさそいと、北海道公害審査会への調停申し入れ応援のメールを頂きました。詳細は下記URLへ。
モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク  http://mopetsanctuary.blogspot.com/

 (1)  会員になってください!
 モペッ・サンクチュアリ・ネットワークは、2010 年2月に紋別で開催されたワークショップにおいて提案・共有された「モペッ・サンクチュアリ」というビジョンを実現するため、連携して行動するネットワークです。
 具体的には、紋別在住のアイヌ民族であり漁師である畠山敏さんの思いをもとに、
①「先住民族の権利に関する国際連合宣言」に基づく、アイヌ民族の権利回復とそれに基づいた共生社会の実現
②地域の生態系や生物多様性に配慮した、地域住民の主体性に基づく地域環境の保全と活用
 を進めていくことを目的としています。(以下、略)

 (2) 北海道公害審査会への調停申し入れを応援してください!
 さて、私たちが紋別のモベツ川流域を中心とした「サンクチュアリ」のビジョンを実現していこうとしているまさにそのときに、モベツ川支流の豊丘川水源域に計画されていた産業廃棄物の最終処分場建設が具体化し、2010年 9 月より工事が着工されてしまいました。
 アイヌ民族として「これ以上、モベツ川を汚さないでほしい」と訴え続けてきた畠山敏さんは、北海道公害審査会への調停申し立てを決意しました。
 モペッ・サンクチュアリ・ネットワークでは、この畠山さんの公害審査会への調停申請を全面的に支援し、その経費をサポートしていきたいと思っています。
 つきましては、そのための賛同金を皆様から募りたいと思います。額の多少は問いませんので、趣旨に賛同される方はご寄付いただければ幸いです。(以下、略)


さらに、モペッ・サンクチュアリ・ネットワークからのお知らせ続編です。
「ワイルドサーモンと産廃処分場建設」集会のお知らせ
日 時:2011年3月4日(金)18:30~(開場18:00)
会 場:札幌市民ホール 第2会議室(札幌市中央区北1西1 テレビ塔の北向かい)
参加費:500円
主 催:モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク 問い合わせ:koizumi@sapporoyu.org 
 

世界の先住民族の権利回復の動きは先住民族の皆さんの大変な努力によって進められています。
過去blogにも書いたようにCOP10の成果もその一つです。これらを有効に利用しながらアイヌ民族の権利回復が進んでいくことを望みます。紋別の問題も重要なものと考えます。協力できることをしていきたいと思います。
明日は、午後から留萌にあるカトリック・聖公会との三教会合同世界祈祷日があり、わたしが説教担当のため、抜けられません。早く終わったら札幌に向おうと思います。今回はチリの女性たちが式文を考えました。よき学びとなりました。




さて、昨年の11月24日から12月6日までカナダのバンクーバ、サスカチュアン、マニトバのボセジュールに行ってきました。
前半はサスカチュアンのコーリング・レイク・センターを中心に近隣のリザーブや教会を訪問し、後半はボセジュールのドクター・ジェシー・ソト・リゾース・センターを中心に先住民族の権利回復の学びと教会の働きを学んで来ました。
いずれのセンターもカナダ合同教会のセンターとして豊かな働きをしています。

コーリング・レイク・センターに入って最初に目に入ったのが「An Affirming Ministry of The United Church of Canada」と書いている虹のタペストリーでした(写真)。
これはとても重要な印であると教えられました。カナダ合同教会ではセクシュアルマイノリティーの方々やその家族を歓迎する印としてこれらが用いられて来ました。教会やセンターはセクシュアルマイノリティーを含むあらゆる人々を歓迎するために、長い研修を受け認定されてはじめてこの印を用いることが許されるそうです。認可された教会・センターは教会や社会とセクシュアルマイノリティーの人々や、あらゆる人々との和解を勧める教会を目指します(※センターではAffirming Ministry、教会はAffirming congregationと言う)。このCalling Lakes centreは、だれもが安心して集える場所として位置づけられているのです。(アリソン・C・ハントリー著「カナダ合同教会の挑戦-性の多様性の中で」参照)
センターでは年間を通して教会関係ばかりではなく、あらゆるプログラムが行われていました。
たとえば、母と娘のコミュニケーションを手助けするプログラム、男の料理教室、癒しプログラム、家族関係の回復プログラムなど。お話を伺いながら学ぶことが多かったです。
http://www.callinglakes.ca/