~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

鉄を打つタイミング

2008年03月26日 22時58分31秒 | 家族・友人等
昨日は、娘の再々診。
頭部CTを撮ったところ、血腫は認められず、無事吸収されたようだということで、晴れて「すべり台事件」卒業となった。
落ちたのが2月14日だったので、1ヶ月半たたずに終了ということで、思ったよりも早かった。・・やれやれ・・・


今日はいつもなら4時から娘のレッスンだったのだが、できれば午前中にと思い先生に連絡してみたところ、「どうぞ」ということで11時半からにしてもらった。
今日はたっぷり朝寝坊をしたうえ、幼稚園もなく、なかなかの集中力。
先生も「午前中だと違いますねえ」と(笑)。

休みに入ってから、練習のほうも少し丁寧に私がみてやっているので、いつもよりはまともだったが、やることは相変わらずだったりする。
『ちらちらこなゆき』という曲を、「この曲は音が小さいほうがいいと思う」とメゾフォルテを無視してピアニッシモもどきで弾く。
先生、「ほんとじゃ、そのほうがきれいかもね」
・・・・よかったです、話のわかる先生で(泣)。

イヤだイヤだと言っていた黒鍵も、なんとかすべらなくなってきたらしく、
「これ発表会で弾いたら、聴いてる人が『おお、ファとドにシャープがついてる!』といってくれるかも」とちょっと得意気な感じも。

ただ、まだどうしても指がしっかり立たないところがあって、特に小指は難しい(当たり前ですが)。
私も注意するし、先生も注意するんだけれど、注意するともれなく肩が上がってしまう。
これって笑えるんですが、うちの子どもだけでなく、習って間もない子どもに「指をもう少し立てられるかな?」というとたいがい肩があがります。
で、肩を触って落としてやると、指も寝てしまう(爆)。

・・・ピアノって難しいんだな、て思う瞬間・・・


こういう段階をクリアしていくのは、チビチビの練習もなのだが、ある程度固めてやっているうちに「おっ!」と超える瞬間があるもので、
それはみんなが経験していることだと思うのだが、娘は先日2日間で数時間プールに浸かりっぱなしだったところ、いきなり浮き輪なしで、プカプカと浮かんでいた・・・いや溺れて浮かび上がったのではなく、「浮ける」ようになっていたということです。

よくピアノなんかは、毎日15分だとか30分だとか区切って練習する(させられる)子どもが多いと思うのだが、練習というのは当たり前だが濃淡があるもので、ある時は漫然とボーっと指だけ動かす練習をしていてもかなわないが(そういう練習も必要だと私は思っている)、気が向いたときは「これがクリアできるまで」と時間無制限で取り組むのが理想だと思うし、そういう瞬間を見極めてなるべく親も邪魔をしてはならないと思っている。


それはたぶん勉強でもなんでも、同じなのだろう。
ただ、「これがクリアできるまで」と時間無制限でやらせると、ゲームはいつまでも終わらないかも・・・・(泣)




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