大規模林道、という事業があります。
事業の詳細については省きますが、要は新しい道路を作りましょうということです。
北海道ではこの事業は3路線10区間が計画されました。
現在は3路線7区間が未完成となっており、残りの事業費は600億円となっています。
さてこの事業を継続するかどうか、
北海道では必要性や費用対効果など様々な角度から検討を進めています。
10月9日の朝日新聞によるとどうやら事業が継続されるのは静内・三石間だけだそうです。
この区間は必要性や採算性がある、ということですね。
事業費は67億5700万円、うち道と地元負担は13億5千万円。
それで1日平均交通量は2台だそうです。
1日2台の交通量しかない新しい道路が必要とされて建設される。
必要ですか、そういう道路。
費用対効果って何なのでしょう。
それともうひとつ。
今までは“公共事業の無駄”という報道があってもどう無駄か報道されてきませんでした。
“無駄”とさえ言っていれば、
“全くそうだ、けしからん”と自動的に思っていたのですね。
それが今回は、“必要”とされている公共事業の必要度が1日2台と報道された。
これで
“必要なのか、そうかじゃぁどんどん作れ”
となるのかな。
“必要”か“無駄”かだけが報道されても私たちは判断できません。
1日2台だと、少なくても読者それぞれ判断できる材料ができる。
これこそが本来の報道なのだと思う。
これからもこういう変化が続いてくれることを願っています。
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