札幌9:47(快速エアポート91号)-小樽10:22、10:53-倶知安12:12、12:35-長万部14:08
実は私、お金を1円も持たないで家を出てきていました。
札幌に戻ってやっと現金を調達、まずは駅の立ちソバで腹ごしらえ。
さぁ、山線に突入だ、まずは小樽まで、そこからはしばらく気動車の旅になります。
山線でワンマン運転される車両は2020年からH100形に置き換えられています。
H100はキハ40の置き換えを目的に新造された新型の電気式気動車で、
エンジンで発電した電力で電動機を回して駆動する方式となっています。
今年からは苫小牧地区や旭川地区にも投入され、各線で活躍しています。
実は私、H100は初乗車であります。
この日はこの後、東室蘭までお供することになります。
2両編成の倶知安行は立ち客を出して出発、余市で大量下車がありその後はのんびりと。
やはり小樽ー余市間は観光客を含めそれなりの需要があります。
倶知安で乗り換え、駅のホームから仰ぎ見る羊蹄山の山頂は残念ながら雲の中。
1両編成の長万部行はこれもまた立ち客が出る盛況ぶり、
蘭越で下車があったものの結局長万部まで立ち客がいることとなりました。
この日、一番混んでいた列車がこれだった。
それはそれ、車窓は山岳地帯を走るだけあって木々の緑も川の流れも美しいのです。
山線の魅力はこの山や川の美しさにあり、それが四季折々乗客を楽しませてくれます。
真冬の山線も清冽で、私は好きです。
長万部に到着、ここで1時間20分程休憩します。
キハ40のまったりした味わいも捨てがたいですけどね。
キハ150やキハ54のふわふわした感じはなく、
キハ151形のような安っぽい感じもありません。
どっしり構えてしっかり進む、という感じです。
キハ40の乗り心地は確かに捨てがたい。
あと何年走るのかわかりませんが、そろそろ心しておかなければ。