唯一、“鉄”の熱気があふれていたのがオークション会場。
14点の出品があり11時からオークション開始、
最低価格からセリが始まりますが値はどんどん吊り上がります。
一番人気は私の予想通りDD51形のナンバープレート。
これは3枚出品され最低価格は3万円でしたがそんなものお構いなしの落札価格、
どれも30万円以上、最高価格は35万3千円というとんでもない値が付きました。
落札するごとに参加者・見学者から拍手が…。
お支払いはその場で現金払い、いったいいくら軍資金を用意してきたのやら。
鉄道車両のナンバープレートはネットなどでも見かけますが、
「それ、本物なのか?」というブツも見かけます。
ですがここはJR貨物の工場内、出品されるものは間違いなく本物。
そこに価値があり、高い値が付くのでしょう。
それから廃車になるコンテナ車(コキ52263)の解体ショー。
貨車から好きな部品を取り外して持ち帰ることができます(1点1,000円)。
銘板、緊締装置など各自希望する部品を指名、希望者が複数いる場合はじゃんけんで決定、
それを工場の方がバーナーなどで取り外していきました。
コンテナ車の緊締装置なぞ持ち帰ってどうするのだ?
そんな疑問を持ってはいけません。
オークションにしろ解体ショーにしろここで手に入れた者は宝物、なのですから。
“鉄”の世界は奥深いなぁ…。
エピローグに続く。