稚内の地名はアイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ」が語源になっています。
意味は“冷たい水の出る沢(川)”です。
伝聞によると古来稚内は質のいい水が得にくい土地場所だったのですが、
港に流れる川からいい水が得られたことから名がついたとされています。
物語としてはこれで終わりで、その川が実際にどこにあったのかなど詳細は不明です。
少なくても私が調べた限りではここという場所は見当たりません。
地名が付けられたのはアイヌ文化時代のはるか昔なので正確な場所の特定は無理だろうに。
港1丁目に真言寺という寺院があります。
この境内「稚内地名発祥の地」の看板があります。
この寺院の横に流れる川が稚内の語源になった川なのだという。
この川は1年中枯れることなく流れていたのだそうです(FMわっぴ~より)。
事の真偽はともかく、ここが稚内地名の発祥ということで納得しましょう。
稚内は後背地が狭く、大きな川がありません。
小河川がいくつも流れているのですが、枯れ川も多いらしい。
その中で1年を通して枯れることなく流れる川は重宝したのでしょう。
そういう川が何本かあったものと思われます。
それらを総称して「ヤム・ワッカ・ナイ」と呼んでいて、
その中の1本の川がここだったと推測しています。
ネットで地図を見てそう感じました。
あくまでも、推測なので悪しからず。
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