場所は国道275号線沿い、沼田町字北竜第1に建っています。
札幌から向かうと道路の右側になります。
建てられたのは1894年で、1900年に官設の駅逓となりました。
外観は目立った傷みなどは見当たらず、保存状態は良好のようです。
町のHPでは5月~11月に公開となっていますが管理は付近の方が行っているようで、
見学する場合にはそこに申し出るとのこと。
時間もないことですし、見学は断念。
道指定の文化財となっており、道教委の解説では以下の通りとなっています。
※亜鉛鉄板葺きの切妻屋根で、土壁は白壁仕上げ、2階正面にたてしげ格子の出窓、
1階全面開口部にしとみ戸(格子組の裏に板を張って日光を遮り、風雨を防ぐ戸)
などと書いてありますが、よくわからんな。
とにかく、現存する駅逓のなかでは旧態をよく留めていると評価されています。
私が外観を見て第一印象で思ったことは以下の通り。
“この建物は旅館だな”
駅逓なのでいろいろな役割があったと思いますが、ここは旅館の役割が強い。
本当にそうだったのかは調べていないのでわかりませんが。