先日、知人と雑談をしている中で流鉄の話になりました。
流鉄(りゅうてつ)は常磐線という、幹線ながら地味な路線の、
これまた馬橋(松戸市)という各駅停車しか止まらない地味な駅を基点としています。
終点は輪をかけて地味だった流山ですが、最近は子育て世代に人気になりました。
総延長はわずか5.7㎞、どこの系列にも属さない独立系の鉄道会社です。
私は一度だけ乗ったことがあります。
昭和55年1月5日、その時に買った入場券と記念乗車券が手元にある。
当時の社名は“総武流山電鉄”といいましたが、2008年に“流鉄”になりました。
電化30周年記念乗車券を見てみると馬橋ー流山間の運賃は150円。
現在の運賃が200円なので、38年経っても50円しか値上げしていません。
辛抱強い会社だ。
首都圏とはいえかなりローカルな、そして短い路線、車両も2両編成、
最近はつくばエクスプレスに乗客を奪われているという厳しい経営環境。
営業係数は平成26年度で120%ほど(鉄道統計年表)となっています。
何も後ろ盾がない独立系、健気に頑張っているよ。
今度東京に行ったら乗りに行こう。