世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

国際政治・紛争を理解するための基礎知識(2)

2007年11月14日 | Weblog

●イラン革命・・・「シーア派のイスラム指導者ホメイニ師が起こした革命で

ある。1979年、親米派の国王を倒しイスラム共和制を樹立したのが“イラン

革命”である。その後、ホメイニ師は一生涯、権力を保持した」。

●ジハード・・・「聖戦。イスラム世界防衛のためのイスラム教徒による戦争であ

る。2003年にイラク戦争に対して当時のフセイン大統領が率いるイラク政府

は米国の新十字軍の侵略とみなして聖戦(ジハード)を宣言した」。

●民族紛争・・・「紛争が起きた地域は1945年以降である(第二次世界大以

降)。EU諸国、ロシア、日本、中国、インド、オーストラリア、カナダ、米国、ブラ

ジル・・・。武力による紛争が起きた国は70カ国以上である。現代の火薬庫 中

東と、部族間の紛争が続発しているアフリカ諸国等は、紛争の最前線である。

特に中東は常時、戦禍に見舞われ戦争・紛争の起きる火薬庫である。18歳未

満の子供たちも兵士にされ少年兵として登用されている。イスラム教国に多い

が現実にはロシア、インドの国もその傾向にある。その民族問題の発端

は、・・・中東はじめアフリカ、アジア等の旧共産圏国は列強の帝国主義時代に

民族分布を無視して国境を勝手に引いた事で現在に至っている。90年以降、

民族紛争は増加した(冷戦構造解体後)。・・・

※1)列強・・・「読んで字の如く、力の強い国である。当時の世界を支配してい

た国でイギリス、フランスが代表国であった。19世紀末から始まる帝国主義時

代の命名である」。

※2)核保有国・・・次回

※3)テロ問題・・・次回


国際政治・紛争を理解するための基礎知識(1)

2007年11月13日 | Weblog

キーワードの数々・・・◎国際連合 ◎ポスト冷戦 ◎民族紛争と宗教 ◎

核開発と保有国 ◎テロ問題 ◎超大国米国 ◎台頭する中国 ◎資源王国

ロシアの復活 ◎核開発とイラン・北朝鮮 ◎イラク戦争 ◎北朝鮮と拉致問題 

◎安全保障理事会と常任理事国 ◎日本の常任理事国入り ◎PKO ◎資本

主義と社会主義 ◎悪の枢軸国 ◎伝統主義とローマ法王 ◎イスラム原理

主義 ◎9.11同時テロ ◎中東・パレスチナ問題 ◎移民問題 ◎EU・ユー

ロ ◎二つの中国 ◎東アジア共同体 ◎日本・中国・韓国の領土問題 ◎米

国世界再編問題・・・について総復習をしたい。

●国際連合・・・「1945年に発足。第二次世界大戦の反省を基に世界の平和

を求め連合国を主体に結成された。現在(2006年)は192カ国が加盟。問題

点としてその指導力の低下が問われている。米国、中国、ロシアの大国の覇権

争いが挙げられ確執が問題となっている。

●ポスト冷戦・・・「第二次世界大戦後の世界は資本主義国、米国と社会主義

国、ソ連の二極が対立、長い間、東西の冷戦構造が続いた。その冷戦も198

0年末にソ連が崩壊し終結した。その後の世界は局地的な民族紛争とテロが

頻発し現在に至っている。

●民族紛争と宗教・・・「米国を中心とする資本主義のグローバル化でイスラム

の本来の文化が危機に瀕しているとの危機感からイスラム原理主義が台頭。

その「イスラム原理主義」とは<イスラム教の聖典(コーラン)にある伝統的“イ

スラムの法律”を重視する考え方>をいう。特にイラン革命以後(1979年)の

イスラム圏への米国の介入を敵視する。イラク敗戦後(、91年の湾岸戦争)に

報復意識として広まった。 

※1)コーラン戒律・・・「神の啓示を受けた預言者ムハンマドが610年纏めた

のが“コーラン”である。それには<豚肉を食べてはいけない>、<禁酒>、<

1日5回の礼拝>、<断食>等の戒律が記述されている。

※2)イスラムの2つの宗派 <スンニ派>(85パーセント~90パーセント)、

<シーア派>(少数派)がある。スンニ派は“現状維持派”、シーア派は“過去

の歴史を否定派”である。

※3)イラン革命・・・次回

※4)ジハード・・・次回


孫の運動会に欠席! 胸が痛む!

2007年11月12日 | Weblog

1年に一度の運動会!日頃の練習の成果を家族・親戚に見せる最大のイ

ントである。本人も親兄弟、親戚に見てもらうワクワク・ドキドキの日である。

10前から見に来てよ、との連絡が入った。二つ返事でOKした。ところが運

動会前日に会社から電話が入った。交代要員がいない。仕事を空けると会社

が困りダメージを受ける。是非、出勤してくれ、との人事担当からの連絡であ

る。困った。あれ程、喜び勇んでいた孫にどう説明し返事をしていいか途方にく

れた。しぶしぶ事情を話した。本人は寂しげに電話をきった。数時間後に又、

電話が入った。どうして来れないの、との事。困った・・・。会社の事情をとくとく

と諭す様に言って聞かせた。しぶしぶ納得?したのか電話をきった。・・・よー

し、来年は必ず行くぞ!と自分に言い聞かせた。昨日11日(日)が運動会だっ

た。今日は代日なので、遊園地にでも連れて行こうと思っている。このブログは

今、午前10時に書いている。午後、連れて行く事にした。約束破りの罪滅ぼし

である。どこの祖父母も孫にはメロメロらしい。小生も例に違わずその一人で

ある。孫に済まない気持ちで今、このブログを認めている。・・・


英文の名言・名訳は反復音読して暗誦するに限る!

2007年11月11日 | Weblog

今、凝っているのが音読である。最近、本屋でよく見かけるのが大人用の

音読用図書(教材)である。大脳生理学を援用してのものである。認知症(ボ

ケ)予防に効果があるらしい。日本現代文学、日本古典文学、随筆等・・・、優

れた名文を音読する事によって脳が活性化するという。脳の永続的現状維持

で老化を遅らせボケの予防になる云々とある。・・・私の場合は遅々として進ま

ない記憶のもどかしさに辟易しているが年齢を無視―好奇心旺盛で―して挑

戦してみる事にした。一案を考えついた。英文の名スピーチ・名言を1コマ、1

か月かけて暗誦しよう、と決意した。手始めに、ジョン・F・ケネディの“Inaugural

Address”大統領就任演説「あなたは国家のために何ができるか」にした。・・・

『In the long history of the world, only a few generations have been

granted the role of defending freedom in its hour of maximum danger. I

do not shrink from this responsibility―I welcome it. I do not believe that

any of us would exchange places with any other people or any other

generation. The energy , the faith, the devotion which we bring to this

endeavor will light our country and all who serve it―and the glow from

that fire can truly light the world.

 

And so, my fellow Americans:ask not what your country can do for you

―ask what you can do for your country.

 

My fellow citizens of the world:ask not what America will do for you, but

what together we can do for the freedom of man.

『世界の長い歴史を通じて、自由が最大の危機にさらされた時、自由を守る役

割を与えられた世代はごくわずかに過ぎません。私はこの責任にひるみはしま

せん。むしろそれを歓迎します。われわれの中にその立場をほかの国民なり、

ほかの世代と交換しようとする者がいるなどという事を私は信じません。こうし

た努力に我々が注ぐエネルギー、信念、献身こそが、我が国とそれに仕える

人々を照らし出し、その炎から発せられる輝きこそが真に世界を照らし出すの

です。

 

ゆえに、我が同胞のアメリカ国民よ、国家があなたの為に何をしてくれるかで

はなく、あなたが国家の為に何が出来るかを問おうではありませんか。

 

我が同胞の世界の市民よ、アメリカがあなたの為に何をしてくれるかではなく、

我々が力を合わせて人類の為に何が出来るかを問おうではありませんか。』

 

1か月かけて暗誦出来る様に1日に3回、30日で90回、まあ、100回で暗唱・

暗誦したいと思う。

 


久々の中学同期生 食通の面々 食道楽の集い 賑わう!

2007年11月10日 | Weblog

食いしん坊の面々が集まり遠方まで出かけた。沖縄すば(沖縄ソバ)を食

う為である。発起人は、同期では食いしん坊で通用し一目置かれているY.K君

である。彼のベンツで気心の知れた数名が乗り込んだ。面々はそれなりの一

家言の持ち主で味にはうるさい。味通を自公認している彼が長年かけて物色し

た処らしい。そこへ案内された。西原町の首里よりの山間に在る<沖縄すば通

>の常連が集う処らしい。建物は何の変哲もないが一見、並みの館ではない

事が素人にも分かる。30年前か40年位前のトタン製のカンバンがズラリと横

一面に並んでいる。懐かしい・・・。今では見あたらないキンチョールとか蚊取り

線香の看板が当時を語りかけている様で眩しい。正に中学生の頃の流行の

品々だ。タイムスリップして暫し見惚れた。今風の派手さはないが静寂で荘厳

で辺りは虫の声すら聞こえる。狭いセメントの階段を5,6段上って中へ入っ

た。アンティークの小物が所狭しと溢れている。かつてのジュークボックス、日

活全盛時代の裕次郎、旭の映画ボスター、浅丘ルリ子、高倉 健、芦川いづ

み、吉永小百合、加山雄三のプロマイド・・・挙げたら限がない。旧式蓄音器と

針、昭和20年代から30年代の記憶の逸品、珍品があの頃を想起させる。家

族づれでも十分、楽しめる子ども用の遊具も常備され飽きさせない空間を演出

している。BGMも当時の流行歌が流れ、否が応でも強引にあの頃に戻してくれ

る。孫のある祖父連が童心に還って当時のまんま、はしゃぐ。至福の一時だ。

話題はもっぱら中学生のささやかな事件事故に集中した。大笑いの連続に包

まれた。時たま、同窓生、同期生の故人に話が及ぶと、しんみりと沈黙も続い

た。だが瞬時、話題転換、また明るい話題に移行する。心おきなく語り合い、充

分、満足した。特に中学の同期は思い出が多く深い。その縁は生ある限り続く

ことであろう。友よ!永遠に!同時代に生を受けて、ほんとに良かった。しみじ

みそう思いながら各々家路についた。その隠れ屋、館を後にした。次回の予告

も忘れなかった。次は三枚肉の美味しい処があるらしい。そこへ行く事に決ま

って散会した。

 


与野党 衆院解散総選挙への体制準備始動!

2007年11月09日 | Weblog

与党自民党は参院選で金城湯池の農村部で大敗を喫した。例の農村政

策で4ヘクタール以上を対象とした助成金交付に対するそれ以下の農家の反

乱である。公共工事も10兆円余の削減で建設業者の反感を買い農村全体が

活気を失った。その事態を収束し従前の態様に戻そうと躍起になっている。党

内での農村族議員の動きも目まぐるしくなって来た。その端緒として議員が分

担して農村部を視察し意見聴取に乗り出す事になった。明らかに政策転換とも

受け取られかねない行動であるが次期衆院選への布石である事は間違いな

い。他方、民主党も衆院選に向け300選挙区の内、候補が未定の90選挙区

の人選を急いでいる。来週からその準備に取り掛かる。国会開会中ではある

が並行してその準備にあらわである。自公民にとっては小沢辞任劇で民意が

低下下落し与党が優勢のうちに総選挙を行い政権維持を図りたい考えであ

る。一方、民主党(野党)は小沢辞任劇の失態を回復し参院選の再来を目論

む。吉と出るか凶と出るか、与野党とも一か八かの賭けに出る。民主党にとっ

ては小沢辞任劇のダメージが大きいだけに民意がどちらに傾くか予断を許さな

い。私見だが2大政党制実現への序章としてこの際、民主党に一旦、政権を渡

し政権能力を問い不可との民意が出たらその時には政権を取り戻せばいい。

それ以後は2大政党制へ向けて与野党が互いに政策で競い合い健全な議会

制民主主義を定着していける様にすればよい。国民もそう望んでいるはずだ。

 


メディアの役割と政治への介入そして報道の在り方!

2007年11月08日 | Weblog

メディアの本務(使命)は事件事故、社会事象・世相をありのままに取材し

事実を伝える事に本来的使命があると思う。政治が停滞し機能しなくなると、国

を憂い何らかの示唆を与えて賦活させ様とするのが憂国の士だろう。特に長老

や先達は英知と経験則から突破口を与え本来任務に復帰する事を願い行動を

起こす。しかし、現行・現役(メディア)職務の範疇を逸脱して政治家が担う政界

にまで口ばしをはさむ、となると事の本質を見失う事になりかねない。あり体に

言えば越権行為である。明らかにメディア本来の任務と使命に反する。メディア

の役割を逸脱する。今回の小沢辞任劇がそれを象徴している。事の発端は某

メディアの大御所が仕掛け人だと報道されている。私的会合の慰労会の名目

の会合で政界再編、例の大連立を持ちかけたとされる。社説で政界再編の意

義を掲載し(それが党首会談の伏線となるが)2,3か月後に第一回党首会

談、第二回党首会談が持たれた。以後の経過は周知の通りである。小沢民主

党代表の辞任・続投が連日、報道され、その是非が論じられた。党内外から叱

咤激励と反発、その渦中に小沢氏は呻ぎんした。そして党執行部、最高顧問

の続投の要請を受け代表に復帰した。一方の当事者である福田首相は蚊帳

の外に置かれその責任すら問われない。―仕掛け人の一人なのだが―・・・。

福田首相にはメディアもそれ程、関心を示さない。報道が小沢氏、一方に偏重

した。両党首の連帯責任であるはずなのだがメディアは、それを不問にした。

今回の小沢辞任劇は続投で一先ず収束したがメディアの使命と本来任務、政

治への介入、そして公平な報道の在り方に多くの疑問を投げかけた。・・・

 


続投で安堵 木も観るが森も観る 雨降って地固まる!

2007年11月07日 | Weblog

小事を捨て大局を観る。大同団結で纏まる。小事は木を指し大局は森を

指す。ご案内の通りである。民主党には派閥は無いが9つの政策グループが

ある。40人前後の小沢グループを筆頭に、35人前後の前原グループ・菅グ

ループと、30人前後の鳩山グループ、岡田グループ等々・・・がある。だから大

小の意見の相違は有って当然である。それが民主主義の根幹であり民主政治

である。今回の辞任劇で一部の議員から異論が続出したが、むしろ健全であ

る。そこから英知が生まれる。・・・爾来、鉄壁といわれる小沢、菅、鳩山のトロ

イカ体制が民主党を支えて来た。ところが、あの党首会談から亀裂が生じた。

その中核的一角が崩れ様とした。・・・それを元のさや(鞘)に収め復活させた

のが、やはりトロイカ体制と最高顧問級の方々だった。正に雨降って地固ま

る、である。民主党は、その件を契機に益々、鉄の結束を強めるであろう。・・・

小沢氏は今日の民主党両院議員総会(懇談会でも)で事の成り行きを丁寧に

説明するという。説明責任を国民にも分かりやすく説明する。それで安堵の気

持ちが党全体に流れた。辞任劇は一応、収束した。一部の議員からは責任を

執って辞任すべきだとの声も挙がったが絶対多数で続投を要請し決定し

た。・・・木だけを観て森を観ない近視眼的結論に走る御仁には議員バッチは

相応しくない。国家対国家の相関関係を観る複眼的まなこ(眼)こそ、リーダー

はもとより各議員にも要請される。と言うより議員及びリーダーの資質である。

それを欠落させて党の前途・行く先を考慮しない短兵急な小沢批判は短絡的す

ぎると言っても過言ではない。民主党の前途に思いを致す時、小沢氏の存在

は欠かせない。必要条件であり絶対的条件でもある。慰留、続投を要請した幹

部や最高顧問の決断は慧眼である。今回の件の収拾の仕方は国民の眼から

観ても、一部に反感はあるにせよ、妥当だと思う。トロイカ体制の即決即断にも

敬意を表する。又、2大政党制の実現が視野に入って来た。希望が持てる様に

なった。復活の馬車は今日から走り続け目的達成まで驀進するであろう。国民

はそう期待している。・・・

付記:小沢批判は健全な民主政治の顕現である。むしろ推奨すべきだ。ただ

し、党の前途、永続性、政権奪取、民意等、総合的に喝破する眼力で事の真

相を見極めないと皮相的な対応として収拾し悔いを千歳に残す結果となる。キ

レる、逆切れも一時的なもの、時間をおいて考えると短兵急な結論に恥じ入る

事が多い。その他、多々。・・・

 


小沢氏の存在は世界への日本の存在価値の指標となる!

2007年11月06日 | Weblog

小事に囚われ国内の与野党の軋轢に呻吟する事態は避けたい。風雪、

幾世相、艱難辛苦を体験し身をもって憂国の憂いに想いを致し、身を体して政

局に異変を持ち込む。それも日本国家の世界に対する存在価値、独自性を内

外に誇示する矜持に外ならない。それが小沢氏の国家日本に対する想い入れ

であり氏(男)の矜持と軌を一にする。その理念・心情を側近が、党が、どれ

程、理解し汲み取っているか、そこから小沢続投が、再擁立が、出発する。そ

の小沢氏に対する認識なくしては真の続投擁立は有り得ない。卑近な現出した

事態収拾の論理(離党を容認するか続投を請願するか)での小沢批判は皮相

的な収束に帰結する。事の本質を見誤る結果になる。あり体の一般論に落ち

着き、収束する事態は避けるべきである。・・・政治家はその道のプロである。

精通した真の政治道に基づく解決策を国民に披瀝すべきである。手練手管の

政治手法を獲得し国民を煙に巻く様な皮相的な解決策の態様だけは避けてほ

しい。テレビでの与野党のワイドショウ的論戦には辟易する。ご法度である。事

の本質を洗い出しきれない結論にガッカリする。皮相的な一般論に収束する態

様に不信感が募り増幅する。日本の現状を憂い、真の憂国の士が1億2千万

の国民に対して警告を発してほしい。政治家はもとより、特に識者・学者は象

牙の塔に閉じ籠らず堂々と自説を披瀝し啓蒙してほしい。特に哲学者、宗教

家、社会科学者の出番が要請される。現実の疲弊した日本に、解決策を提示

してほしい。小沢氏の理念・理想の実現に寄与する現実政治に機能する理論

的背景としてバックアップしてほしい。それが強力な小沢氏(民主党)の政策実

現を援護し寄与する事になる。小沢氏独自の政治理念に基づく政策実現に強

力な武器として援護する理論的武装になる。それが識者・学者の役割であり使

命であると思う。小沢氏の続投は日本政界、与野党を問わず真摯な要請であ

ると国民は受け止めている。2大政党制への実現には小沢氏の存在が欠かせ

ない条件となる。早期に民主党代表に復帰し続投する事を国民は切望す

る。・・・

付記:反小沢グループの小沢外しの意見の持ち主は離党すべきである。離党

を促す。国家の非常時に党が纏まらないと政権奪取も夢の又、夢。小沢氏は

民主党の政策・マニフェストを実現し国民の負託に応えるには政権奪取しかな

い、と辞任表明後も言明している。寄り合い所帯で意見の集約が出来難い事を

憂えての一連の発言である。その文言を捉えて小沢云々の非建設的な意見は

国民としては受け入れ難い。件の御仁こそ離党すべきである。党の結束の障

害になるからだ。・・・

 


在野に下る小沢氏不在の政界は大損出!続投を望む!

2007年11月05日 | Weblog

小沢一郎という政治家の資質は希代、稀なカリスマ性にある。男の器量、

その矜持、一貫性、原理原則を貫く器は他の追従を許さない。艱難辛苦、あら

ゆる政争を潜り抜けた日本政界きっての古兵である。資質の筆頭は抜群のリ

ーダーシップにある。並みの政治家では足元にも及ばない。小沢神話を生む

程のカリスマ性は天性のもので、しかも緻密な計画の基に指導性を発揮する。

それが小沢氏の本質であり真髄である。剛腕とか政治のプロとか壊し屋とかは

付随的仮称で本質的なものではない。ワイドショウ的なマスコミの命名である。

真のリーダーは国家の非常事態に際し負の側面を最小限に食い止め国益に

資する事にある。政治の最終目標は一言すれば「国民生活の向上」と「国益」

にある。政策はその実現の為の手段に過ぎない。今回の辞任劇は何を意味す

るか、生活と国益実現の手法の相違に帰結する。政党には政党の綱領があり

その実現の為に政策を立案し他党と論戦を交えて国民の期待に応える。それ

が政治である。内政的にも外交にも、国民生活の向上と国益に、どう利するか

の理念と政策で実現する。国民はどの政党の政策に賛同し共鳴するかを判断

する。民主党が参院戦で過半数を制し第一党に躍進した。それも小沢氏の政

治力量に負うところが大きい。衆院解散、総選挙で与野党逆転を果たし名実と

もに政権を奪取するところまで来た。その非常時に辞任は国民の期待を裏切

る事になる。この際、万難を排し民主党代表に踏みとどまって国民の期待に応

えてほしい。それが当面の民意である。再考を促す。・・・

 


自民が小沢辞任想定内 衆院解散 総選挙で優位に!

2007年11月04日 | Weblog

正に青天の霹靂!誰もがそう思ったに違いない。小沢民主党代表の代表

任で政界が不透明になった。一寸先は闇、を地で行った感じだ。「大連立構

想」を福田首相から持ちかけられるとは誰も予測していなかった。・・・でも穿っ

た見方をすれば、政府・自民党では水面下で着々と、あらゆる事態をシュミレ

ーションし今回の連立構想を持ちかけたに違いない。さもなければ切羽詰った

窮地の策だったかも知れない。しかし、結果的には民主党内部の亀裂を生み、

野党各党から責任論を追及される羽目になった。自民党にとっては、その成り

行きが想定外だったかもしれないが、でも当初の目論み以上の成果を齎した。

それで何時、衆院解散、総選挙をしても自民党が優位になる事を確認する結

果となった。あまつさえ2大政党制も遠のいた。小事に囚われ大を逃がす小沢

批判が今後の政界に投げる事態は野党にとっては致命的でさえある。政権奪

取まで小事に囚われるべきではなかった。今後の小沢氏の去就が注目されて

いるが短兵急な野党と民主党内の小沢批判は得策ではなかった。後代の審判

がそれを証明するであろう。自公民が今後、どう対応してくるか眼が離せな

。・・・

 


「文化の日」に考える!

2007年11月03日 | Weblog

今日、「文化の日」を意義あらしめる為に、文化に纏わる語群を紐解いて

みたい。文化とは、文明とは・・・再度、考えてみたい。参考文献、その他の辞

書・辞典から引用して確認する。・・・

●「文化の日」・・・「国民の祝日の一つ。かつては明治天皇の生誕を祝う<天

長節>、<明治節>であったが昭和23年日本国憲法の交付を記念して「自由

と平和を愛し、文化をすすめる」ための日と定められた。

●「文化功労者」・・・「文化功労者年金法<1951年>に定める文化の向上発

達に関して特に功績顕著な者をいう。毎年文化の日に先立って発表され、定員

はないが10人が例で終身年金350万円が支給される。

●「文化勲章」・・・「科学・芸術などの文化の発達に偉大な功績のあった者に授

ける勲章。金橘(きんきつ)花の章に淡紫色の綬をつける。1937年制定。現

在は原則として文化功労者を対象として選考される。

◆「文化」とは・・・「英・仏語Culture、ドイツ語のCulturaに由来し、元来(栽培・

耕作)の意をもつ。すなわち、動物のそれと区別されるところの、人間に固有な

生活様式の総体をいい、しばしば自然に対比される。ただし、自然から文化の

移行を言語の獲得や近親相姦のタブーの出現に求める有力な見解があるもの

の、文化の起源、内実、文明との相違などについて定説があるわけではない。

◆「文明」とは・・・「英語のcivilization、ドイツ語のZivilisationなどの訳。ラテン

語civis(市民)に由来し、元来市民たる身分の特性や教養を意味したが、しば

しば文化と同義に、動物ないし<未開>とは区別される。洗練された人間生

活・活動の総体をいう語として用いられる。19世紀後半から特にドイツで行わ

れた、文化の精神性、文明の物質性を対比させる捉え方は現代にあってもな

お影響力を失っていないが、もとより文化と文明の内実に優劣があるわけでは

ない。・・・

※生活の節目節目にある祝日・行事等の意義を理解し再確認するのもいい機

会である。・・・

 


祝 中日 日本一!& 中村ノリ 感謝と感激 涙のMVP!

2007年11月02日 | Weblog

中日!日本一!おめでとうございます!とうとう6度目の正直、日本一の

栄冠を獲得したのだ! 落合中日! 来年の連覇も期待する。・・・ところでノリ

だ! 艱難辛苦 幾星霜!人生には山あり谷あり起伏に満ちた行路が常だ。特

殊は、ごく、稀。rareだ!でも中村紀洋 こと「ノリ」は違った。プロ野球界で不動

の地位を築きノリの愛称で親しまれたあのノリが、ある期を境にどん底の谷に

落ちた。その頃は、引退も脳裏にあった。それからが拾ってくれる球界をくまな

く渡り歩いた。メジャーまで足を延ばした。仄かな夢を抱いての渡米だったが意

思半ばにして夢果たせず途方に暮れて帰国した。爾来、茨の道、苦境が待ち

構えていた。球界渡り鳥の異名を背負って球団訪問が始まった。拾ってくれる

球団をくまなく訪れた。でも果たせず絶望の日々が続き一時、陥った。不思議

な縁で中日のテスト生となった。ガムシャラに2軍で練習が始まった。中日球団

に拾われたのだ。落合監督の粋な計らい、ノリの素質と野球に対する真摯な情

熱を見込んでの抱え込みだった。かつて3冠王に2度も輝き野球の神様と尊敬

された落合との出逢いがノリの人生を変えた。落合監督のプロとしての選手を

見抜く確かな眼力と鋭い野球感がノリを獲得する決め手になった。そして、そ

れが図星、的中した。昨日の日本シリーズのあの晴れの大舞台で優勝という

勝利の栄冠に結びついた。ノリの直向きな情熱と練習の成果がMVPという野

球選手 最高の殊勲賞を獲得したのだ。ファンに対する感謝と感激のあの涙の

会見が如実にそれを物語っている。ほんとに、おめでとう! 中村ノリの野球人

生、最高の晴れ舞台での栄冠!どん底から這い上がりプロ根性を遺憾なく発

揮し最高の栄誉に輝いた。艱難辛苦、茨の道もそれで報われたのだ。何より

『やればできる!』、『ネバーギブアップ=Never give up 』を青年の心の中に、

少年・少女の魂の奥底まで刻み込んだ。お手本として示した。悲惨な事件事故

の多い昨今の世相に久々に明るい話題を提供した。心身の健全な育成に欠か

せない国民スポーツ、野球を通してのお手本だ。中村ノリの 直向きな 生きざ

ま から青少年は掛替えのない 人生の在り方 を学んだに違いない。それが中

村紀洋という一野球人の社会に対する最高最大の貢献になったのだ!その功

績は誰よりも大きい。今後も更なる活躍を期待する。・・・


人類の旅~港川人の来た道!

2007年11月01日 | Weblog

私たち人類はどこから来て、どこへゆくのか・・・沖縄県立博物館・美術館

が歴史の王都首里から現代新都心 おもろまち に移転してきた。新装なった白

亜の殿堂が煌びやかに鎮座した。沖縄文化の軌跡が一堂に会し自然と芸術、

歴史と文化の足跡が理解できる構成になっている。化石が語る人類進化の歴

史が、新人の旅が、手に取る様に脳裏に刻まれる態様になっている。700万

年前の人類の始祖が進化を続け直立二足行の猿人→石器と火を使った原人

→旧人→新人・・・と漸次高度に進化してきた人類の足跡が辿れる。原初の人

類がアフリカに誕生し、遂にこの亜熱帯の孤島、琉球・沖縄へと上陸した。そし

て日本列島へ。・・・数奇な運命を辿った私たちの祖先 港川人(1万8000年

前)!そのルーツの進化史が見事に構成され展示されている。新たな感動を

生む。General Exhibition の総合展示場には「シマと自然とくらし」ブースと、 

「ニライカナイの彼方から」の展示部からは<海で結ばれた人々>、<貝塚の

ムラから琉球王国へ>、<王国の繁栄>、<薩摩と琉球支配と王国>、<王

国の衰亡>、<沖縄の近代>、<戦後の沖縄>、<沖縄の今・そして未来へ

>と構成展示されている。部門展示では「自然史」、「考古」、「美術工芸」、「歴

史」、「民族」、「ふれあい体験室」、そして「屋外展示」となっている。配置展示

の方法が斬新で工夫が凝らされている。観る者を圧倒する。  アートミュジア

ム・美術館 に眼を転じると展示の部は「異文化遭遇から同化へ」、「独立と帰

属」、「自画像を求めて」、「複数の沖縄」、「海外と沖縄アーティスト」と構成さ

れ、関連イベント として<国際フォーラム>、<トークリレー(講演会)/ アーテ

ィストトーク/ ギャラリートーク/ ドーセントツアー>、<沖縄ミュージックライブ

>・・・と歴史的変遷を辿りながら自然・美術・工芸の粋を一堂に集めた沖縄文

化の軌跡となっている。沖縄の廃藩置県1872年から現代までの沖縄文化の

総体となっている。かつての琉球の自然と芸術を、沖縄の歴史と文化を、理解

するのに恰好の一体的、博物館・美術館となっている。今日の開館を契機に地

元の方も観光客も沖縄を理解するのに大いに活用してもらいたい。まずは足を

運んでもらいたい。実地見学を薦める。・・・