世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

独法101の200兆円の1割削減は一般企業では常識!

2007年11月26日 | Weblog

霞が関には埋蔵金はもう無い、とNHKのテレビ討論で自民党税制会長は

言い切った。官僚の巧妙な隠し財源を摘出できずに消費税増税を云々するの

は如何なものだろうか。少なくとも国民の眼からはそう見えて納得できない。無

駄の削減と消費税の増税論議は並行して行うべきである、と与党消費税論者

は声高に主張する(778兆円余の債務、国と地方を合わせると1000兆円余

の債務がある。それでは国家財政の破綻だ。だからツケは後代に先送りでき

ない、との主張)。・・・野党は一貫して徹底的無駄の削減が前提であると主張

する。どちらが国民には説得力があると思うか明確であると思う。例えば今回

の防衛省の不祥事に纏わる税金の膨大な無駄使いと損出、それを徹底的に

精査し無駄の削減こそが財政立て直しには必要である。他の省庁も同じ。因み

に行政改革の一環として行われている独立行政法人(101法人)を精査して必

要最小限に整理統合してスリム化し無駄の削減を実現する。各法人の収支項

目も必要最小限に抑え徹底的無駄を省く。―(すると官僚の抵抗、天下り先の

喪失、福祉の減退、職員の意気込み、ヤル気の沈滞等を理由に抵抗する―。

それで既得権益の擁護に必死になる。従来の構図である。之までに双方の論

議の理由は言い尽くされた。蛮勇を奮って断行するか、灰色の妥結をして元の

木阿弥に帰するか、の正念場である。・・・蛇足だが長年の悪しき慣例・慣習は

一朝一夕には改革できない(官僚制度の負の牙城を切り崩す事が如何に困難

かを官邸は熟知しているだけに・・・)・・・。サバイバルに晒された一般企業の常

識的な対応は総予算の1割削減は普通である。仮に独立行政法人(101法

人)への政府支出予算200兆円の1割削減で『20兆円』である。“20兆円”の

無駄が省ける。消費税増税を皆無にする事ができる。そういう努力をしないで

増税(消費税)云々は国民の納得を得られない。“初めに無駄の削減ありき”、

だ。・・・