世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

喝!長年の政官業癒着の露呈が防衛省不祥事に顕現!

2007年11月18日 | Weblog

世界にあまり類例を見ない実質的長期政権の腐敗が露呈したのが今回

の防衛省の不祥事である。何故、かくも自民党一党の長期政権が続いたの

か、野党が頼りなく政権担当能力がないからなのか、民主党をはじめ他の野党

の議員諸侯を見渡しても個々の議員は決して自公民の議員に引けを取らない

能力の持ち主である、と見受けられる。それでは党の綱領に基づく政策が日本

の実情に合わないから選挙民から忌避されているのか、その是非は吟味に値

すると思うが、政策のアピール力にも問題がある様な気がする。卑近な例を日

本農業にとると平坦農村部、山間部、特に限界集落にも、政治の手を差し伸べ

る政策を講じてきたのか。地道に地域に入り込んで訴える手法に工夫を凝らす

政策を執ってきたのか。末端まで浸透する効果的方法を執ってきたのか・・・。

世界の趨勢に逆行するからと足元の小農家を切り捨て大農家を育成する遣り

方が果たして日本の実情・実態に合う方法なのか、一考を要する問題だと思

う。WTOや日豪EPAの交渉を無視する訳ではないが壊滅的打撃を蒙るサトウ

キビ、パイン、乳製品等々・・・関税撤廃品目から除外する交渉を<永続的>に

続けるべきであると思うのだが・・・。最近、自民党の農業政策に変化が生じて

きたが、それは地方の切実な反乱が原因だろう。他方、声高に合唱される<

ばらまき>政策と揶揄されている民主党の戸別所得補償を眼の敵にする風潮

があるが、それは民主党が地方の実情を優先しているからであると思う。自民

党の農業政策は優先順位が逆だから農家の抵抗にあう。思うに、一律に考え

て政策の優劣の是非ではない。選良の集団「党」の使命は国民の為に在る。ど

の政党も<国民の安全・安心、福祉の向上>を考えて政策を立案している。―

内政、外交もそれに収斂する―ならば、理屈はさて置き長期政権の腐敗・綻び

が露呈したのが今回の防衛省の不祥事を齎したのだから、私達は決意した

い、一考したい。その事は多言を要しないであろう。・・・