世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

平和って?「沖縄と米軍基地」の現在・過去・未来!!

2005年06月16日 | Weblog
6月23日は沖縄戦終結の日とされ”摩文仁の丘”では「平和の礎」を中心に「慰霊の日」が厳かに執り行われる。小泉首相も参加され英霊・御霊に慰霊の誠を捧げる事になっている。戦後60年!国民・県民の日常生活は使い捨ての現在・現状まで向上した。一貫して不変なるものは沖縄に厳然と現存する「米軍基地」である。北部離島の「伊江島補助飛行場」、「嘉手納飛行場」、「普天間飛行場」、北部の「北部訓練場」、「キャンプ・シュワブ」、「キャンプ・ハンセン」等が主な基地として厳存する。・・・
●施設数:37。
●面 積:23.6874ヘクタール(県土の10.4%。全国米軍施設の74.7%)
●軍・家族:50,826人。
1945年の終戦(敗戦)以来、米軍世界戦略の不沈空母としての「キーストーン」(要石)と位置づけられ基地が着々と建設され現在に至っている。その間、50年の朝鮮戦争、65年のベトナム戦争などを経て米軍にとっての重要な拠点として、その機能・役割を果たしてきた。沖縄県民にとっては、理不尽な幾多の筆舌に尽くしがたい辛酸をなめてきた。米兵による暴行事件の数々、事件事故、隣接する民家の爆音騒音公害と数え上げれば限がない。そして現在、米軍世界戦略再編成で揺れている。日米特別行動委員会(SACO)による96年合意の5~7年に普天間飛行場返還の再浮上。・・・国外、国内、県内、嘉手納飛行場統合案と揺れに揺れている現状である。何時まで経ったら「平和で住みよい沖縄」が実現するのか??一日千秋の思いで沖縄県民は待ち望んである。卑近な事例としては中部の屋良小学校が挙げられる。爆音騒害公害で日常の授業まで中断する有様である。防音壁を構築しての異様な授業風景は全国どこを探しても見当たらない。そんな異様異常な状態から一日も早く脱却したいものである。総論賛成、各論反対の国内現状を打破し日本国民として小のアリの痛みを自分の痛みとして認識し同じ痛みを分かち合い共有する連帯意識から大の虫にも立ち向かう事が可能である。小から大へと世界米軍戦略再編にも連帯で対峙し日本としての意志表明を明確にして他国への米軍基地移設の推進も可能で強力なものになる。まずは国内の公平な基地敷設の実現と同時平行しての国外への移設を連帯して推進していくべきである。・・・