北九州空港に国際定期便が復活

　北九州市小倉南区にある北九州空港は海上空港であり、九州では唯一２４時間運用が可能である。

　北九州空港では１０月下旬にはプサン（釜山）、１２月中旬にはソウルとの直行便が就航する。これにより、国際定期便の運航が再開されることとなる。

　日本には訪日外国人客が急増している。韓国からも例外ではない。韓国の場合、日本との距離が近く、比較的短時間で行き来できることも影響している。

　福岡空港は現在、過密ダイヤで設定されていて、現在以上の増便は実質的にはできない状態である。国は同空港を混雑空港に指定した。つまり新規路線やチャーター便の就航はできないのである。これが北九州空港にはプラスに働いた。

　北九州空港は今後ますます増加すると予想される訪日外国人客の受け入れに威力を発揮することは確実である。