秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

弘前-鹿角-盛岡のバス運行も…

2016-10-17 04:08:33 | 日記
 現在、弘前-盛岡に高速バスが2時間に1本程度、大館-鹿角-盛岡に高速バスが1時間に1本程度運行されている。

 弘前-盛岡には東北新幹線が新青森まで開業する前まで1時間に1本程度運行されていたが、新青森開業後は現行の2時間に1本程度の運行となっている。弘前周辺へ行き来する人が新青森経由の新幹線利用に切り替えたため、高速バスの運行本数は半減した。

 弘前-盛岡に高速バスが運行されているのであるから、鹿角市中心部にバス停を設け、鹿角で乗り降りできることにしてはどうだろうか。

 JR線だと弘前-大館-鹿角で2時間かかり、高速バスだと1時間30分で結ぶことができる。東北自動車道を利用し、停留所が少ないため、時間を短縮することができる。

 過度のクルマ利用に歯止めをかけ、今後進む高齢化社会に対応しつつ、クルマに頼れない人も快適に行き来し、交流人口の増加を図ることができる。

 現行の弘前-盛岡の高速バス所要時間が30分程度余計にかかっても、鹿角市中心部に停車することで新たな需要を喚起することができる。JR花輪線は単線の電化されていない路線であり、また列車本数も少ない。このことを考えると高速バスの鹿角停車は決して無駄とまではいえない。

 かつての弘前-盛岡の高速バス利用者の多くはJR奥羽線・弘前-新青森の利用にシフトした。新たな経営戦略を展開し、新規需要を掘り起こさないと今後はますます厳しい経営となる可能性が高い。