秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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寝台列車の廃止

2016-09-02 04:19:48 | 日記
 空港の開港や新幹線の開業により、長距離移動は夜間移動から昼間移動へ大きくシフトしてきた。現在、寝台列車はほとんど運行されてはいないといっていいだろう。間もなく全廃される可能性が低いわけではない。

 航空機の便数増加や新幹線の延伸はヒトの長距離移動を短時間させ、乗り物に乗る時間の短縮に大きく貢献してきた。高速バスの本数増加により、寝台列車は大きく影響を受け、利用者数の低迷につながっている。

 北海道新幹線が開業すると、鉄道施設の関係で、青函トンネルの走行は新幹線に一本化されることとなり、寝台列車などの列車は運行されなくなることとなる。青函トンネルを管理するJR北海道は新幹線の運行を優先させているとみられる。

 かつては東京や上野から関西や九州、東北などへ数多くの寝台列車が運行されていた。しかし高速交通体系の充実により、寝台列車の利用者数は大きく減少し、廃止が相次いだ。

 JR各社は寝台特急を残す方針ではないようである。私企業でJR各社は利潤を追求する会社であるので、やむを得ない面もある。時代の流れといわれれば、それまでであるが、少し寂しく感じるのは自分だけではないであろう。

 現在、航空機や新幹線利用が一般的になり、ぜいたくとまではいえなくなった。このことも寝台列車の利用減につながっている。航空機が庶民が利用するようになると、人の流れは大きく変わったといっていいだろう。

 時代の変化に機敏に対応できるようでないと、生きていくのが難しい時代になったといっていいだろう。