秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

円安の進行で国内回帰

2015-09-19 04:55:29 | 日記
 近年、円安の進行が進んでいる。輸出はしやすく、輸入はしにくい環境にあるといえる。

 製造業では近年の円安を考慮し、海外で生産していた製品を国内で生産するケースが出てきている。自国で消費される製品を自国で生産するというある意味、当然のことである。

 バブル経済以降、日本での高い人件費や円高の影響により、生産拠点を海外へ移すケースが増加した。このことにより、国内は空洞化し、景気低迷に拍車をかけた格好となった。

 自国消費分を国内で生産するということは消費動向や志向を的確に商品に反映されやすくなる。国内唯一の自動二輪車生産拠点であるホンダ熊本製作所では生産強化を打ち出したという。

 円安は日本経済のとっては、かなりの好影響を及ぼす。輸出型企業にとっても、業績を良くすることとなる。ただし、輸入品は価格が上昇することとなり、原材料を輸入に頼る産業ではマイナス面を生じる。